センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

コハクチョウの「ガーコの物語」!

2018-03-05 00:00:30 | 保護
3月1日、市川市国府台の「里見公園」に行き、梅の花や八重桜の花を撮影に伺いました。その後、江戸川の河川敷にカモの撮影に行きましたら、そこには、ハクチョウに餌を上げている釣り人がおられました。
地元の人に何故?此処に野生のハクチョウが居るのか聞いてみましたら、印西市は千葉県内でも有数の「ハクチョウの渡来地」で1千羽近くが渡来します。
そんな中、このコハクチョウは、左足を怪我していたらしく、渡り鳥であるハクチョウは、ケガをしているからと一羽だけが取り残されてしまい。自力で「シベリアに戻れない」と渡れないのです。
一羽だけ取り残されたコハクチョウを印西から地元の人が保護して、江戸川に連れて来たようです。動物園に保護を申し出てもらい、ケガの状態では治療し、保護してから来年の冬にハクチョウが渡来する印西に戻して欲しかったものです。

本日、撮影した「コハクチョウは幼鳥」という若い鳥です。
江戸川に散歩している地元の人たちには馴染みもあり、可愛がられています。但、パンやお菓子などの油で揚げた物や、カロリーの高い物を餌付けすると、内臓脂肪が溜まり、羽が抜けてしまうので、天然のエサ、穀物や藻などを食べるのが本来の食べ物です。
また、千葉の暑い夏を乗り越えられるかも心配です。
一羽だけ取り残された可愛そうなハクチョウですが、ペットではなく、野生の鳥ですから逞しく生き抜いていけると思いますが、今後もガーコと保護した人が名づけた「オスのコハクチョウ」を見守って上げたいと思います。
五感プロデュース研究所、荒木行彦


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