センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

年末年始、食べ過ぎ、飲み過ぎに注意!

2008-12-31 00:04:18 | 感覚
この季節、お付き合いやご家族でおせち料理などを食べる機会が多くなるが、食べ過ぎや飲み過ぎには注意が必要です。
例えば、お餅を食べて、喉に詰まらせる高齢者や幼い子供達などこの時期に多いのです。
また、お酒の読み過ぎから急性アルコール中毒など注意も必要である。
女性の方々は、食べ過ぎ、この時期運動不足から体重が増えるとか、食べ過ぎには注意が必要な時期でもあるのです。
ついつい食べ過ぎ、お酒の飲み過ぎなど毎年後悔する人達は多いと思われるが、実は、これらの行為もヒトの脳のコントロールに変わっているのです。
良い年を迎え、良いことが有るように祈り、美味しい食事とお酒を飲むとヒトの脳は「快感」を覚え、益々食欲、快感を求めてもっと食べたい、飲みたいと望むのです。
これらがヒトの脳の特徴で、食欲などの欲求に繋がるのです。
ヒトの脳は、不味い、不快、楽しくない、辛いが嫌いで、快感、美味しい、楽しいが大好きなのです。
ですから、この時期美味しい料理を目の前にすると食欲が普段より涌いて来るのです。
私達ヒトの味覚は、感情に大きく左右します。例えば、良い景色を見たり、良い音楽を聞いた時の料理が美味しく感じるのです。
高級レストランの料理が美味しいと感じるのは、味覚以外の感覚が敏感に働き「複合感覚」という感覚が働き、出された料理が一層美味しく感じるのです。
雰囲気なども料理を美味しくする演出です。
以前に私共は同じ材料で、同じ料理を作り、コックも同じヒトが作った料理を見た目の良い器と心地よい音楽などヒトの五感を刺激する演出をし、もう一方は全く演出しなかった実験を行なった事がある。
試験者には数名の男女に協力して貰い、全員が演出した方が料理が美味しいと答えたのである。
同じ料理でもこのように雰囲気や感情によって違ってくるのである。
また、体調にも左右されるのがヒトの味覚なのです。
このようにこの時期にどうしても食べ過ぎたり、飲み過ぎるのは、雰囲気と年始という毎年繰り返される。けじめであり、自分の健康や幸福を祈るためにも祝い、食事によって実感するためにも多くの方々がこの時期に食事を食べ過ぎたり、飲み過ぎたりするのである。
決して悪いことではないが、私は少しで良いのでセーブして欲しいと思います。
食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすると仕事始めに体調を崩したり、胃が凭れたりと月初めから体が怠くなることがあります。
ですから、仕事始めに体調を整え、食事やお酒も以前よりやや控えめで食べたり、飲んだりするとその一年はベストな体調を整えることが可能になるのです。
つまり、食べ過ぎたときや飲み過ぎたときには、翌日に上手く調整することも重要なのです。
私も仕事柄ヒトとの付き合いも多く、食べ過ぎたと感じたときには、翌朝の食事を控えめにしたり、食べる量を調整し、カロリーオーバーに成らないように注意している。
ですら、私は20歳代の体重のままである。
確かに筋力や体力は極端落ちてきたが、逆に記憶力は衰えていないのである。
また、疲れ方にも違いが現れるのです。食事を常にお腹いっぱいになるまで食べ続けると体重がオーバーするだけでなく、身体的にも疲れやすく、脳の活性化、働きにも違いが現れることが私共の研究で分かっております。
腹八分の食事は定期的な運動に心がけることで、ハングリー精神を生み出し、やる気と体力の向上に繋がり、尚かつ脳細胞の活性化に繋がるのです。
常に満足な状態は、脳細胞も身体的にも刺激不足になり、身体的にも精神的にもフットワークが悪くなる状態なのです。
詳しくは、私のブログでハングリー精神が脳を活性化するという内容で説明しております。
私のモットーは「体力」「知力」「気力」である。幾つに成っても私はこの三つのモットーをキーワードに来年も頑張って参ります。
本年中は多くの方々に私のブログをご愛読頂き感謝申し上げます。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
皆様にとって良いお年をお迎え下さい。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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深夜勤務や夜勤に朗報!

2008-12-30 00:05:23 | 感覚
新たな研究が夜勤に光を当てる
提供:WebMD
光を浴びることとサングラスの使用が疲労した夜勤者の集中力維持を助けるかもしれない 。
【12月5日】世の夜勤者は意識を明晰にする。
夜勤時の集中力を高め、さらに勤務時間外によりよく眠るための一つの方策を、ある新しい研究が発表した。
ラッシュ大学医療センターの研究者らが夜間勤務に関する実験において、被験者を真夜中に5回、15分間ずつ明るい光にさらさせたところ、即座にではないものの、しばらく後の集中力が高まった。
しかし役立ったのは光だけではない、と研究者の1人であるCharmane Eastman, PhDは言う。
被験者、つまり光に暴露した人は帰宅時に色調の暗いサングラスをかけ、午前8時半に就寝した。
被験者群は1回目と2回目の夜勤後、暗い寝室で午前8時半から午後3時半まで睡眠をとった。3回目以降の夜勤後は午前8時半から午後1時半まで睡眠をとり、2日間の週末休暇には午前3時から正午まで睡眠をとった。
一方、同じ実験の対照群は光に当たらなかった。サングラスは与えられたが薄暗い程度で暗いサングラスではなかった。睡眠は無制限とし、好きなだけ外光に当たった。
合計24名の実験参加者は週休2日で午後11時から午前7時まで勤務についていた。
Eastman博士と同僚のポストドクター、Mark Smith研究員は、実験参加者の体内時計を正常に近づけるためこの研究を実施した。その結果、明るい光、暗いサングラス、強制的な睡眠時間が夜勤者の集中力を高め、不調感を和らげるのに効果的であることを見出した。
Eastman博士は、「仕事場や休憩室に明るい場所を設置する」ことによって実際の夜勤者の気分が良くなり、意識も明晰になる可能性があることが分かった、とWebMDに話す。
「サ ングラスも重要である」とEastman博士は言う。「サングラスは青色光の大半を遮る。この朝の青色光が体内時計を実際の時刻に合わせて調節する働きを 持っている。屋外で青色光をあびると体は朝であると認識する。そのため夜勤者は勤務時間帯へ体内時計を適応させることができない。我々は体内時計に夜を昼 間、昼間を夜だと思わせているのである」。
被験者は、休日には午前3時に寝るよう指示された。これは体内時計を段階的にリセットし、夜に睡眠をとる正常な感覚を取り戻すためである。
夜勤者は、たとえ窓越しに光が入る中でも十分に目を瞑ることができると考えていても、「真っ暗な」部屋で眠るべきである、とEastman博士はWebMDに話す。
この実験中、被験者群の部屋の窓は黒いプラスチック板で覆われた。
これらの措置により「体内時計のリセット」に成功したかどうかを確認するため、被験者の唾液中の化学物質を測定した。
「夜 勤帯に働く人は、電話の線を抜き、家のベルを鳴らさないようドアに張り紙をし、仕事の終りにあまり多くのコーヒーを飲まないことだ」とEastman博士 は言う。「アルコールは一般的に寝付きを良くするが、その効果は徐々に薄れてやがて目が覚める。早過ぎる目覚めは最大の問題である」。
ひとつ重要なのは、夜勤者 (Eastman博士とSmith研究員は、多くの人が「深夜勤」と考える午後11時から午前7時までを夜勤と定義している) は休みの日には遅い時間に起床し、正午前に起きない方がよいということだ、と博士は言う。
実験群の夜勤者は長時間のコンピュータ課題で成績を上げることができたが、対照群はできなかった、と科学者らは結んでいる。
『Sleep』 に発表された同研究は、夜勤者に効果的であった光療法、サングラス、厳密な睡眠スケジュールが「概日周期の緩衝帯(compromise circadian phase position)」を作り出しており、その結果として、休みの日に十分な夜間睡眠をとりながらも夜勤の効率と集中力を向上させることができたのではない か、と述べる。
「この研究で得られた大きな成果は、夜勤時の集中力を高めて昼間の睡眠を長くするため、夜働いて昼間に寝る というスケジュールに体の生理反応を完全に適応させなくてもよい、ということである」とSmith研究員は言う。「その代わり、定期的に光と闇に暴露する ことで部分的な生理的適応を図れば、夜勤の効率を昼間のレベルに十分戻せることが分かった」。
これらの研究は日本でも以前から研究されているし、何より、現在日本において、光(明かり)ビジネスが花盛りであるのです。
大手文具メーカーが社内の照明の変化による人間の視覚の効果、心理的要素などの導入のために、3年後の実用化を目指している企業もある。
また、ダイエットサングラスと称して、ブルー系のサングラスも日本で販売されている。
ブルー系のカラーは、冷たいと感じるカラーであり、料理など不味く見えるので食べたくなくなる心理が働くのである。
例えば、赤色でも血液の赤色はヒトの脳は興奮するし、夕日の赤色は心が和み、心地よいと感じるようにカラーの彩度や明度によってもヒトの心理に働く影響があるのです。
また、ヒトの脳は時差、日が昇る時間に目覚め、日が沈むと眠くなる生き物である。
これらは他の生物界では考えられないのである。外敵が居ない人間が持ち得た能力、これらの時差はヒトの脳の「松果体」という脳部で、光と闇を感じ取り、自律神経に働きかけ、睡魔や目覚めとなるのである。
但し、現代人の多くが深夜まで働き、起きている時間が長引いていると、この松果体の脳の働きが低下し、睡眠不足や脳の疲れ、身体の疲れがとれない「慢性疲労症候群」などにも繋がるのです。
ヒトは夜間に眠り、昼間は起きているという生体リズムがあり、深夜勤務や夜勤によって、私達の脳の働きにも悪影響が出るのです。慢性睡眠不足、不眠症などの疾患で精神的にも、身体的にも不健康になるのです。
私も以前の勤務が週に何度か夜勤があり、激務だった。昼間に極度の睡魔と疲れ、怠さからメニエル病、三半規管の異常から目眩や立ち眩みが起こり、酷い場合は吐き気、頭痛も酷くなるヒトも居られます。
これらから、現在の研究業務に取り組んだのである。
皆様も、夜勤や深夜勤務が続くヒトは、睡眠を上手く取り込み、脳を休め、身体も精神的にも健康に維持することが大切であることを私から提唱致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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インフルエンザ予防には、手荒い、うがい、マスクの着用が大事!

2008-12-29 00:14:34 | 感覚
手洗い、マスクがウイルス性呼吸器感染症の予防効果
手洗い、マスクがウイルス性呼吸器感染症の蔓延防止に有用な可能性
提供:Medscape 手洗い、マスクの着用といった物理的バリアは、長期、日常的に実行すれば、わずかの費用でウイルス性呼吸器感染症を減少させる可能性がある。
手洗い、マスクの着用といった物理的バリアがウイルス性呼吸器感染症の蔓延防止に有効であるというコクランレビューの結果が、『BMJ』11月28日号オンライン版に掲載された。
「最近の臨床試験で、手洗いが発展途上国における肺炎発生率の減少に有効であるということが判明した」と、コクランワクチンフィールド(イタリア、アレッ サンドリア)のTom Jefferson, MDおよび共同研究者らは記している。「個人(および環境)衛生と感染症との関連を示す明らかな証拠もある。我々は、個人衛生、距離の確保、バリアなど、 ウイルス性呼吸器感染症の蔓延を防止または減少させるための公衆衛生対策の有効性に関するエビデンスのシステマティック・レビューを行った」。
研究者らは、無作為化試験、コホート研究、症例対照研究、前後比較試験など、呼吸器ウイルスの感染を予防するための介入に関する報告を対象として、言語を 指定せずに、Cochrane Library、MEDLINE、OLDMEDLINE、EMBASE、CINAHLを検索した。検討対象となった介入は、隔離、検疫、距離の確保、バリ ア、個人防御、衛生などであった。
読み取られた2300のタイトルから、51の研究に関する49の論文を含む、138の全文が取り込まれた。3件の無作為化対照試験および大部分のクラス ター無作為化対照試験は、質が低かった。観察研究の質はさまざまであった。不均一性のため、6件の症例対照研究を除いて、大部分のデータのメタアナリシス は実施できなかった。
研究者らは、最も質の高いクラスター無作為化試験に基づいて、年少児を対象とした衛生処置からなる介入によって、ウイルス性呼吸器感染症の蔓延を防止できる可能性があると結論付けた。 6件の症例対照研究のメタアナリシスの結果によれば、物理的方法は、重症急性呼吸器症候群(SARS)の蔓延防止に極めて有効である。これらの介入は、1 日10回以上の手洗い(オッズ比[OR]、0.45;95%信頼区間[CI]、0.36‐0.57;治療必要数[NNT]、4;95%CI、 3.65‐5.52)、マスクの着用(OR、0.32;95%CI、0.25‐0.40;NNT、6;95%CI、4.54‐8.03)、N95マスク (手術用サージカルマスクと区別してレスピレータマスクと呼ぶ。油分を含まない微粒子を95%カットする効果がある)の着用(OR、 0.09;95%CI、0.03‐0.30;NNT、3;95%CI、2.37‐4.06)、手袋の着用(OR、0.43;95%CI、 0.29‐0.65;NNT、5;95%CI、4.15‐15.41)、ガウンの着用(OR、0.23;95%CI、0.14‐0.37;NNT、 5;95%CI、3.37‐7.12)、手洗い、マスク、手袋、ガウンの併用(OR、0.09;95%CI、0.02‐0.35;NNT、 3;95%CI、2.66‐4.97)であった。
通常の手洗いに抗ウイルス薬や消毒薬を追加することで、呼吸器感染症の蔓延がさらに防止できるかどうかは不明である。通関港でのスクリーニングなどの世界的対策および距離の確保は、適切に評価されず、これらの方法に関して確固たる結論は得られなかった。
「呼吸器ウイルス感染症の蔓延を防止または減少させるための物理的方法を長期間、日常的に実行することは困難かもしれないが、多くの簡単かつ安価な介入が蔓延防止に役立つ可能性がある」と、レビューアーは記している。
問題点として、非盲検化によるバイアス、公衆衛生緊急事態を最小限に抑えるための性急な介入デザイン、非無作為化、不十分な報告、不均一性、介入のコンプライアンス不良など、レビュー研究に固有の問題点が挙げられる。
「簡単な公衆衛生対策は、特に、教育などの体系的プログラムの一部である場合および一緒に行われる場合に、呼吸器ウイルス感染の減少に極めて有効であるように思われる」と、レビューアーは結論付けている。「最も良い組み合わせを評価するために、大規模な実践的試験をさらに行う必要がある。差し当たり、呼吸 器ウイルスの感染を防止するために、頻繁な手洗い(消毒薬を使用または非使用)、バリア(手袋、ガウン、マスク)、 呼吸器感染症の疑いがある患者の隔離を組み合わせて実施するよう勧める」。
このレビューは、コクラン共同計画運営委員(CochraneCollaborationSteering Group)(英国)および各レビューアーの機関から助成を受けた。レビューアーは、資金に関する情報を明らかにしていない。
付随論説において、McGill大学(カナダ、ケベック州モントリオール)のMartin Dawes, MD, FRCGPは、手洗い、ならびに、マスク、手袋、およびガウンの着用は極めて有効であると指摘している。
「政府が発した呼吸器ウイルス蔓延防止対策は、間違ってはいないが、裏付けのないものもある」と、Dawes博士は記している。「Jefferson博士 および共同研究者のレビューによって、介入の有効性およびそれらを裏付けるエビデンスの強さがさらに明白になるであろう。例えば、手洗い、フェイス・マス ク、手袋の治療必要数を医療従事者の注意書に追加することが可能となる。このレビューの知見を確認するため、およびインフルエンザの疑いがある患者の管理 における他の不確実性領域を検討するために、政府は引き続き研究資金を提供すべきである」。 Dawes博士は、資金に関する情報を明らかにしていない。
やはり、風邪予防やウイルス対策には、まめな手荒い、うがい、顔を洗うなど清潔に心がけることが大切である。
また、事前に複合型のワクチンを接種しておくことも重要です。ワクチンを接種しても風邪をひきますが、症状が軽く済むことがあります。
風邪は万病のもとと言われるのは、風邪と安易に考えていると重度の場合は、高齢者、幼い子供達など免疫力の弱い人達では命の危険性もある病気で、多くの人達に感染する可能性が非常に高い病気であることをご理解頂ければ幸いです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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女性の美貌に必要な栄養素(亜鉛、鉄分)

2008-12-27 00:13:11 | 感覚
女性、特に若い女性に多い貧血。その大半は鉄欠乏性貧血で、命にかかわる病気ではありませんが、ひどくなるとめまいや頭痛、倦怠感などの症状があらわれてきます。貧血の治療や予防には、食生活の改善が大切です。
貧血とは、血液中の赤血球や、赤血球に含まれるヘモグロビンという赤い色素が正常値より少なくなる状態(男性1dl中12g以下、女性10g以 下)のことです。へモグロビンは、全身の組織の活動に必要な酸素を運ぶ働きがあるため、不足すると体調にさまざまな悪影響が出てきます。
女性に貧血が多いのは、毎月生理があるため血液が不足しやすいからだといわれています。
軽い貧血の場合は、自覚症状はほとんどありません。しかし、症状が悪化してくると、顔色が青白くなったり、ちょっと運動しただけで息切れしたりするようになります。
また、めまいや頭痛、耳鳴り、疲れやすい、集中力が低下する、夜眠れなくなる、手足が冷える、爪が割れやすい、などの症状もあらわれます。食欲不振、吐き気などがみられることもあります。
貧血には、いくつかの種類がありますが、貧血の約8割はヘモグロビンの材料である鉄分の不足が原因で起こる鉄欠乏性貧血で、特に10代~20代の若い女性に多いといわれています。
ほかに、胃の切除手術後、ビタミンB12が 吸収できなくなることによって起こるビタミンB12欠乏性貧血、赤血球を作る骨髄や赤芽球のトラブルによる再生不良性貧血、がんやリウマチ、心臓や肺など の病気が原因で貧血となる続発性貧血、失血性貧血などがあります。失血性貧血には、ケガなどで大量に出血した際、一時的に貧血になる急性のものと、痔や胃 潰瘍、月経過多などによって、長い間に少しずつ出血することによる慢性のものとがあります。
貧血かどうかは、血液検査で赤血球やヘモグロビンの値をチェックすれば簡単にわかります。他の病気が原因で貧血になっている場合もありますので、「貧血かな」と思ったら、早めに検査し、他に病気があるときは、そちらの治療も平行して行います。
貧血改善の決め手は食生活。血液の材料となるタンパク質のほか、ビタミン、ミネラル、カルシウムなどバランスのとれた食事を1日3食きちんと食べましょう。
貧血の大半を占める鉄欠乏性貧血の場合、鉄分は体内でつくることができないので、レバーやほうれん草、カキなど鉄分を多く含む食品を積極的に食べることが大切です。
また、鉄分が体内で利用されるのを助けるビタミンCを含む食品(オレンジ、レモン、ブロッコリー、さつまいもなど)や、正常な赤血球を造るために必要なビタミンB12を含む食品(レバー、いわし、さんま、さば、あさり、卵黄、チーズなど)も食べるようにしましょう。
鉄欠乏性貧血の場合、薬物療法として鉄剤を服用する場合が多くなります。鉄剤を飲むと、副作用として胃の粘膜が荒れて吐き気や下痢などがおきることがあります。このような場合は、勝手に薬の服用を中止しないで主治医に相談しましょう。
また、鉄剤が体内に吸収されるまで約30分かります。そのため、服用後約1時間は、鉄分の吸収を阻害するタンニンが含まれる緑茶やウーロン茶、コーヒー、紅茶は飲まないようにしましょう。
メルマガ健康Salad(サラダ)より引用、
私が以前から若い女性の方々に鉄分不足から貧血や亜鉛不足から肌荒れ、髪の毛の痛みなど美貌に関する栄養素が欠如していると指摘し、昨年には大手化粧品会社で美貌と栄養素と題して講演をしたが、現代の若い女性は夏場だけでなく、冬場も電車内での貧血で具合が悪くなる方々が実に多いのである。
私も今年は3人の若い女性を看護したのである。丁度乗り合わせた車内で具合が悪くなっただけでこれだけの数字である。
中には、私の後ろで倒れた女性も居たのである。
これらの女性の多くは指先と顔色を見ると鉄分不足、貧血とすぐに判断出来るのである。
私は、すぐにキヨスクなどでゼリー状のビタミン補給やスポーツドリンクで応急処置するが、特に夏場蒸し暑い日が続いたり、ラッシュアワーの車内では貧血気味の女性には辛いのである。
車内でも特に貧血の女性は気をつけなければ成らない場所は、夏場の地下鉄の車内である。
朝のラッシュアワーで汗だくになると危険である。
数年前は、ホームを歩いていた女性が線路に落ちて、電車が来るまでに時間が有ったので、車掌に頼み、電車の進入を止めて、落ちた線路から救出した経験もあります。すぐに救急車を呼んだが、頭部を強打し、意識も薄かった状態だったのです。
貧血を安易に考えていると危険であることをご理解頂きたいと思います。
また、亜鉛不足は肌荒れ、髪の毛、爪などの健康維持に欠かせない微栄養素であり、何より味覚に関わる栄養素なのです。
味蕾細胞は、ヒトでは500個前後が28日前後で一個一個が新陳代謝するのです。この新陳代謝に欠かせない栄養素が亜鉛Znなのである。
この味蕾細胞は喉の奥にも存在し、ビールなどが美味しい「喉越しと感じる」のは、この味蕾のお陰です。
ですから、亜鉛不足になるとビールを飲んでも美味しくなく、不味いと感じるのです。
このように身体の健康、精神的な健康まで関わるのです。
では、何故、女性が鉄不足になり、亜鉛の摂取も必要なのかというと、女性は一ヶ月に一回程度「月経」が有るからです。
最近では、若い女性が無理なダイエットや偏った食事、好き嫌い、見た目の悪い食材を毛嫌いするなどが主な原因で、身体、特に美貌に関する栄養素が欠如している若い女性が多いのです。
鉄分は、レバーや魚貝類に多く含まれます。また、亜鉛はカキ貝などに多く含まれています。
鉄分と亜鉛不足になると、肌荒れは勿論、顔色も悪く疲れやすい体質になります。
指先、爪が白く血行が悪いなどの症状が現れます。
ですから、化粧ののりが悪く、髪の毛が痛みやすいなどの症状になります。
貴方は貧血気味ではありませんか、気をつけて爪の色、白く成っていませんか?
私のように爪の色がピンク色、51歳でありながら、化粧品メーカで肌年齢を測定したら30歳代と評価されました。
私は魚を週に3回以上食べて、野菜も乳製品も食べます。但し、全て少量で食べます。
また、手足、身体も衛生的に綺麗に保つことで、鉄分と亜鉛の摂取で心も身体も美しくなりましょう。
女性の美しさは、見た目の綺麗さ、美しさではなく、心と身体の健康からであると私は定言している。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦




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明かりがヒトを元気づける!

2008-12-26 00:02:24 | 感覚
最近、各地で照明によるイルミネーションが盛んである。
照明の明かりがヒトの視覚に良い刺激になり、脳が落ち着くのである。
特にブルー系のライトはヒトの自律神経に左右し、落ち着かせる効果があるのです。
また、これらに企業が注目し、ビジネスに繋がると構想しているのである。
文具メーカーのコクヨが大学との共同研究でLDEライトを使用し、社内の照明を会議などの時にブルー系やオレンジ系など変化させることで、発想や心理に影響を与えるのである。
これら照明システムを開発し、2年後には実用化したいと意気込んでいる。
私共も施設内の空調システム、照明システム、音響システムなどに拘ることで、社内で働く人達の疲れの低減、ヒューマンエラーの防止、ストレスの改善などに役立つと考えている。
例えば、これら「五感療法」とも言えるが、ヒトの五感刺激によって心地よさを得て、自律神経に良い働きを示し、心拍の低下、血圧低下、リラックス状態の脳波(アルファ波)を得られると思われる。
これらの効果は、病院などで施設に応用することで治療後の回復やリハビリ効果を高めたり、免疫力を高めると考えられるのである。
一般の方々には、ストレスの改善、心地よさを得られ、明かり(照明)や匂い刺激によって、会議中の暗いイメージを脱却し、リラックス状態から新発想などの創造性に繋がればと願っている。
私共は、近年中に東京の臨海地区に高齢者施設、介護施設、大学、病院、生命科学研究所の施設を数年以内に順次設立予定であるが、これらの施設には、世界初のヒトの五感を刺激するシステムの開発、研究に取り組み、導入する予定である。
今後、ヒトの五感を刺激するビジネスはチャンスであり、急成長が見込まれている数少ない業種でもある。
他にも、私共は大手音響メーカーとコラボレーションで、心地よい音楽を流すことでレストランやスーパーなどの顧客のアップや売り上げアップのご提案して行く予定である。
私が以前に大手スーパーの食品売り場で、野菜や果物などの売り場から食欲が沸くイメージの匂いを発生させたら、その売り場の野菜や果物が普段の2倍売れたこともある。
これらの効果は、「複合効果」と言って、例えばレストランで心地よい音楽を聞いて食べる料理と同じ料理なのに音楽を聴かないで食べる料理に違いを感じるのです。
仲の良い友達と食べる料理が美味しく、嫌な上司と食べる料理は幾ら美味しそうに見える料理も不味く感じるのが複合感覚なのです。
これらは脳の刺激、五感の刺激によってヒトの脳が活性化、快感することで活発化するのです。
これらは脳の疲れやストレスを改善させ、生産性や創造性の発想などに繋がるのである。
私共はこれら企業の生産性、創造性の演出効果を高める事が私共のビジネスでもあります。
現在では、野菜や果物造りなどでもLDEライトの波長が短いため、野菜には緑系のライトを浴びさせることで、ビルの地下なども大量の野菜の栽培が可能なのである。現に銀座の地下で緑色ライトを使用し、野菜が路地野菜の数倍の早さで収穫が可能であり、栄養価も1.5倍ほど増加しているのである。
逆に果物に赤色ライトは果物の成長を早め、冬でも南国の果物の収穫が可能であり、ビニールハウスを活用すれば、雪国でも南国の果物の収穫が可能になるのです。
このように光、明かりビジネスはLDEライトの開発によって、従来の蛍光灯からLDE蛍光灯に変わりつつある。消費電力は従来の蛍光灯の3/1で、耐久性は10倍である。
光ビジネスは益々加速的に推進するだろう、また、光に関わらず、嗅覚、聴覚、触覚、味覚に関するシステムの開発など今後ともビジネスチャンスであり、成長が見込まれる産業になると確信している。
私共は、特に私はこれらのノウハウもあり、既に大手企業からの依頼や中には製品の開発、研究の監修などの仕事依頼も増加してきました。
ヒトを元気づけることは、つまり、企業を元気づけることにも繋がるのです。
日本経済は、泥沼に填った状態であり、不景気の泥沼から抜け出すことが今後の重要課題である。
世界初、日本初の開発、技術、創造性が日本経済を救うのである。これらを活かす場所の提供も重要である。
創造性を発揮させる環境造りの提案。私共は今後、創造性を発揮、生み出す環境造りを提案し、ヒトを元気づける空間造り、ヒトの五感を刺激する空間、ビジネスを推進して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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テレビゲームの内容によっては高齢者の脳を活性化させる!

2008-12-25 00:03:06 | 感覚
テレビゲームは高齢者の知力を高める可能性
提供:WebMD
高齢者はストラテジーゲーム「ライズ・オブ・ネイション」で遊ぶことによって記憶力、推理力が向上するとの研究 。
【12月12日】高齢者はストラテジーゲームで遊ぶことによって記憶、推理などの「実行」という知的機能が改善する可能性がある。
新規研究による同知見は『Psychology and Aging』に発表されている。
こ の研究では、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(University of Illinois at Urbana-Champaign)の近隣に住む健康な高齢者(平均年齢69-70歳)39名を対象とした。研究開始時点では、被験者の中にテレビゲーム をする人はいなかった。
まず、被験者に種々の知的機能検査を行った。次いで、被験者を2群に分けた。
次の2カ月間にわたり、1群の被験者はライズ・オブ・ネイション(Rise of Nations)というストラテジーゲームを15セッション行った(各セッションは90分間継続)。比較のため、他群の被験者はテレビゲームを行わなかった。
ラ イズ・オブ・ネイションでは、各プレーヤーはひとつの国を選び、より多くの領土を獲得し、都市を築き、都市の中に「ワンダー」(という特殊建築物)を築 き、インフラを管理し、敵から防御し、外交交渉や諜報活動などを行う。地政学的に策を練り、同時に複数の作業をこなしつつ、狡猾さと虚勢を併せ持つ必要が ある--『マキャベリ』と『ナポレオン』が合わさった内容となっている。
「商人が必要である。自国を守るために軍隊を必要 とし、教育と食物にある程度の資源を費やしていることを確認しなければならない」と研究を行ったChandramallika Basak, PhDはニュースリリースで述べている。「このゲームは資源の管理と運用の計画性を重視している。多くの高齢者は独力で自分の資源を計画および管理してい るので、このことは高齢者にとって重要であると思う。
テレビゲームの効果
この実験の終了時点で、被験者全員に再度、知的機能検査を実施した。
テレビゲームをしなかった人たちに比べて、ライズ・オブ・ネイションを行った人たちでは、作業記憶、短期記憶、推理、タスク切替能力に大きな改善が認められた。
比較群がゲームに参加しないのではなく他種のテレビゲームで遊んだ場合に結果が違ったかどうかわからない、と同研究者らは記している。
同研究者らはライズ・オブ・ネイションの製造元との関係はないと報告している。この研究は米国立老化研究所(National Institute on Aging)の助成金による援助を受けている。
最近日本では、子供から高齢者まで脳トレなるゲーム感覚の脳トレーニングソフトが大人気だったが、私は以前から効果のほどを疑問していた一人である。
簡単な計算は最初、前頭葉などを使って計算するので脳が活性化するようだが、長い時間行なっていると集中力も欠如し、脳が慣れてしまう。よって脳年齢が若返ったと勘違いするのである。
簡単な計算等なら計算用紙などに書き込む方が余程脳を刺激し、活性化させる。
鉛筆などを使って書き込む行為がヒトの脳の前頭葉と頭頂葉を刺激するのである。
今回の記事を私は拝見し、本当の意味での脳トレーニングに繋がると予想されるのです。
色々と思考し、創意工夫、創造性を駆使するゲームがヒトの脳を刺激し、活性化させるのである。
高齢者には、複雑なゲームは難しいと思われるが、好奇心を持ってチャレンジする精神がヒトの脳を刺激し、活性化するのである。
また、視覚優位の感覚に陥らず、ヒトの五感を総動員する感覚こそ、ヒトの脳に刺激を送り、活性化させるのである。
単純なゲームは反射神経などを養うことは可能だが、脳を刺激し、活性化させるまでには行かないのである。
その理由は、多くのゲームが視覚優位であり、指先もあまり使わないことが脳を刺激させないし、偏った刺激なのである。
つまり、五感全部を刺激しないからである。逆にゲーム依存はヒトの脳や感覚に異変が生じるのである。
これらの異変的な感覚が「ゲーム脳」なのである。
私もヒトの脳を刺激するゲームなら歓迎するが、殺戮や暴力的な内容のゲーム感覚は歓迎出来ないのである。
これらから私は「ヘッドゲーム、ブレインゲーム」という、新たな分野の脳トレを推進している。
つまり、内容の濃い、頭(脳)をフルに使う感覚のゲームが必要であり、思考や創意工夫、創造性を動員して考えるゲームが脳を刺激し、活性化させるのである。
日本でも脳トレブームが去り、第二の脳トレとして何処かのゲームメーカーでこのようなヘッドゲーム、ブレインゲームを作成して頂ければ小ヒットぐらいするのではないかと思われる。
高齢者にも出来る脳ゲームの開発にもゲームメーカーは取り組んで欲しいと願っている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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創造性をビジネスに活かす方法!(ビジネス脳)

2008-12-24 00:02:34 | 感覚、五感
茂木健一郎が伝授「ビジネス脳」を活かす方法
アエラ編集部 大重史朗
ビジネスで一番大切な能力
ベストセラー『脳を活かす仕事術』(PHP研究所)の著者でもある脳科学者の茂木健一郎さんに、ビジネスで最も重要な資質を尋ねると、答えは明快だった。
「コミュニケーション能力と創造性ですよ」
コミュニケーション能力を、茂木さんはこう説明する。
「会議で議論していたり、営業でお客さんと交渉をしたりしている際、相手がどう出るかわからない、その空間がどんな状況に発展するか見当がつかないような『予測不可能性』にどれだけ対処できるか。これがコミュニケーション能力の本質です」
感情の幅が広い人ほど、本能をつかさどる大脳辺縁系と呼ばれる部分が発達していて、予測不可能性への適応力が高いという。そしてこの能力こそ、コミュニケーション能力と密接に結びついているのだ。
もう一つのビジネスの重要な資質、創造性とは脳科学的にどういうものだろう。創造性を発揮するためのポイントは、「経験」と「意欲」だと茂木さんは言う。
外部から脳に入力された情報は、前頭葉にある運動野と呼ばれる部分を通って意味づけをされ、「経験」となる。その経験をつかさどるのが側頭葉だ。
一方、意欲をつかさどっているのは前頭葉の最前部にある前頭前野。アイデアを出す必要が出てきたとき、前頭前野が側頭葉に「いいアイデアはないか」と指令 を出し、側頭葉は記憶として積み上げてきた情報をかき集めて、価値判断を行う。リクエストに近い情報が見つかった瞬間が、創造性を発揮してアイデアを生み 出したことになる。
だが、脳が意識できる世界は、氷山の一角だ。茂木さんは言う。
「意識できる世界の水面下に、無意識の世界が広がっています。アイデアを出しやすく、ひらめきやすくするには、無意識世界に常に『働きかけ』をしていることが大事です」
顧客の開拓をしている営業マンなら、会社の方針やノルマに従って動くのではなく、「もっといいやり方はないか」「本当にこの方針でいいのか」と常に疑問を持って試行錯誤する。茂木さんはこうした行動を「無意識を耕す」と表現し、ビジネスで重要な姿勢だと強調する。
私が以前から、ビジネス界に「創造性の重要性を提唱し続けている」。
特に現在のように日本経済が低迷している現状を打破するのには、社員全員の英知の努力と取り組み、創造性の発揮に有るのです。
ヒトの脳の創造性、創造力はヒトの脳の前頭葉の意識なのだが、具体的な鍛錬の仕方や試行錯誤の創造性を鍛錬する五箇条をご紹介します。
創造は非常識、妄想から生まれる。
生みの苦しみ、目的意識、瞑想でも幻想でも良いので思考することが重要である。
創造は非常識、妄想から生まれる。
創造性トレーニングの5箇条、
1,しっかりした目的意識、
目的意識がはっきりしないとただドーパミンが過剰に分泌されただけでは幻想になってしまい、創造性には纏まらない、しっかりした創造性のためには、明確な目的意識が必要だ、そのためには、長年の記憶と学習の訓練(教育)が大切である。
2,何でも考え、試行錯誤する。
妄想でも想像でもよいから、何でも良いから考えることである。そのことは潜在意識に残り、何かの機会(夢)などの機会に思い出して、創造につながる。
生みの苦しみから、創造性は生まれる。
3,常識にとらわれない。
すべての実験や体験を否定して考え「だろう」と思う心が必要である。
おもしろい仮説などを立てて見るのもよい。
4,快適な環境で考える。
創造性には、快感が大切である。達成感などが創造性の素となる。
創造性を生むA10神経は快感神経である。
それが充分に活動するためには、心身のリラックスできる快適空間や環境がなければならない。ストレスが多い不快な環境からは創造は生まれない。
5,五感をフルに活用する。
創造性を発揮させるのには、集中力も必要、そのためには、対象を「好き」になる。後、五感で感じた感覚が必要になる。五感全部で感じた感覚は脳内に情報刺激となって、伝達物質、ドーパミンなどの分泌につながるのである。
まず、気持ち良い鍛錬から創造性は発揮される。
五感は脳に情報を送るアンテナでもあるから、五感を普段から研磨しておく必要がある。視覚以外の感覚で脳に情報を記憶しておくことである。
必要に応じて、この記憶を引き出し「創造性のヒント」に繋がるのである。
創造性は、生物界でも「ヒト」だけが持つ特別な能力です。
特に脳が巨大化した「ヒト」は前頭葉が発達した。約1万年前に現代人とほぼ同じ脳の大きさになった。同時に創造性を発達させ、色々な便利な道具など発明出来たのである。
創造性はヒトの脳の中でも「前頭葉」で生まれる感覚である。つまり、創造性を鍛錬するためにはこの「前頭葉」を鍛錬することにも繋がるのである。
創造性=脳の活性化である。ぜひ、目的意識を持ち、常識にとらわれず、試行錯誤しながら産みの苦しみの中から「妄想」として創造性は誕生するのである。
また、創造性のヒントに自然から学ぶ必要性を私は強く提唱している。
バイオミォテックステクノロジー(生物模倣技術)と題して、生き物達の生態や体の仕組みなどからヒントを得て、製品開発や新企画、商品の開発、新薬の開発、研究などのヒントに繋がるのである。
これらが私が提唱している。ビジネスに創造力を活かすことの重要性である。
五感教育研究所,主席研究員,荒木行彦,


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甘い食べ物にも「依存性」があることが判明!

2008-12-23 00:07:39 | 感覚、五感
甘いものにも依存性のあることが判明
糖 には依存性があるという、長年疑われてきた説が科学的に立証され、スコッツデール(アリゾナ州)で開催された米国神経精神薬理学会(ACNP)年次集会で 発表された。研究を率いた米プリンストン大学(ニュージャージー州)心理学教授のBart Hoebel氏によると、糖の大量摂取が脳内で依存性薬物に極めてよく似た作用をもたらすことが動物モデルにより示され、「糖依存症(sugar addiction)」が後にアルコールなどの薬物依存症の「入り口」となることさえあるという。
今回の研究では、ラットを対象に1日のうち12時間は食餌を与えず、その後の12時間には食餌および糖水(ブドウ糖25%およびショ糖10%、清涼 飲料に近い濃度)を与えることを3~4週間続けた。その結果、糖の大量摂取によって、報酬系に関与する脳部位である側坐核で神経伝達物質ドーパミンが急増す ることが判明。依存性薬物にも脳の同じ部位でドパミンを放出あるいは増加させる作用があることがわかっている。ただし、糖を与えるだけでこの作用が起こる わけではなく、糖をしばらく断った後に大量に与える、ということを交互に繰り返す必要があった。3週間後、ラットには喫煙、飲酒、モルヒネなどを止めた人 とよく似た離脱(禁断)症状がみられた。
次にラットの脳のエンドルフィン(編集部注=脳内の神経伝達物質で幸福感をもたらすといわれる物 質。脳内麻薬とも呼ばれる)を遮断すると、離脱症状、不安、行動減退、ドーパミン値低下などが生じることわかり、ラットの行動と神経化学物質との関連性も裏 付けられた。糖依存の作用は長期間持続し、糖を断つ時間を長くするとさらに多量の糖を摂取するようになり、糖を摂取させないとアルコールの摂取量が増える こともわかった。
研究グループは、このような脳の変化の一部が大食症(過食症)や無食欲症(拒食症)などの摂食障害患者にも起こっていると 推測している。太りやすい食べ物は満腹感を調節する機構を乱し、さらに食べることへと駆り立て、その悪循環が体重増加につながるのだという。この点を裏付 けるためには、さらに研究を重ねる必要があると述べている。
[2008年12月10日/HealthDayNews] 
よく女性は別腹と言われ、食事をした後でもケーキやスイーツなどの甘い物を食べたがるが、これには理由があると私のブログで詳しく説明しているが、女性の脳の特徴でもある。
言語能力と脳のエネルギー消費との関係から、女性は甘い物を好み良く食べるのである。
女性は脳梁という、左右の脳の情報をやり取りしている細胞の数が男性より、1.5倍ほど多いことが分かっている。
つまり、男性と違って女性はお喋りで言語能力に優れている。だから、夢中になってお喋りをしていると脳の栄養素、酸素は勿論、ブドウ糖の減少から脳のエネルギーの消費も激しく、甘い物を摂取することで脳の栄養を補っているのである。
ヒトの脳は、臓器の中でも最も燃費の悪い臓器と言えるのである。
男性で1400g前後、女性1350g前後の重さがあるが、酸素は40%とも必要であり、栄養素も20%必要な臓器なのです。
脳に一番重要な栄養素こそ、ブドウ糖(砂糖)なのである。だから、ケーキやスイーツなどの甘い物を食べだがるのである。
美味しい甘い物を食べると脳は喜び「快感」します。この時のヒトの脳内では快感物質「ドーパミン物質」が分泌され、また食べたいと思考します。
これらドーパミンの異常分泌は、中毒という感覚を招き、もっと食べたい、甘い物を食べ続けたいとヒトの脳は思考します。
これらの状態が「甘い食べ物の依存性」です。甘い食べ物やお菓子を食べ続けますから、肉体的にも精神的にも不健康であり、カロリーオーバーから肥満体型になり、精神状態も不安定になるのです。
これらの症状は中毒的なものですから、甘い物を食べ続けなければ、イライラし興奮状態になります。また、満腹中枢(視床下部)にも影響を与え、吐いても食べ続ける「過食症」に疾患するヒトも多いのです。
ヒトが満腹と感じるのは、胃袋に食べ物が入り、胃袋から「グレリン」という物質が脳の視床下部に伝達され、満腹と感じ、これ以上食べられないと感じるのです。
過食症に疾患するとこの満腹中枢にスイッチが入るのもずれてしまい、気持ちが悪くなるほど食べてしまうのです。
これらを改善するためには、専門病院で強制的な食事制限とカリキュラムによる治療法で改善することしか現在の段階ではないのです。
薬などの開発も待たれますが、これと言った特効薬がないのが現状です。
日本においても、最近若い女性を中心に、子供達などにもこの甘い物依存症が広がっているのです。子供達はお菓子をご飯代わりに食べ続けることで起こります。
では、ゼロカロリーなどの人工的な甘味の食べ物や飲み物を選択すれば良いと考えますが、甘さの質が違い、脳の栄養素の補給にはなりません。
薬臭い甘さと、味覚の刺激不足にもなり、甘さの快感が出来ないのです。
私のブログでもゼロカロリーやカロリーオフの飲み物が、味覚を発達を妨げると私は警鐘を鳴らしているが、これらもゼロカロリーが身体に良い、ダイエットに効果があると勘違いしていることも多々あります。
これらの飲み物や食べ物も依存しては身体的にも精神的にも悪影響が現れるということである。
つまり、偏った食事や栄養素不足など、バランス良く食べて、飲むことが大切なのである。
出来れば、腹八分の食事に心がけることでこれら食事の依存症予防に繋がることを私から提唱致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



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奇跡のシンフォニーを拝見し、感動する!

2008-12-22 00:04:26 | 感覚
以前から話題になっていた映画「奇跡のシンフォニー」をDVDで拝見し、今年の私のNO1映画である。
この映画は決して作り話ではなく、現実的にあり得る現象である。
音楽の持つ計り知れないパワーを感じ、五感、特に聴覚に優れた人達「絶対音感」の素晴らしさを実感出来る数少ない映画である。
ストーリーは、チャーリーとチョコレート工場、ネバーランドで子役として出演している「フレデイ・ハイモア」である。現在子役として最も注目されている一人でもある。
11年と16日、施設で育った孤独な少年、両親に出会えないかも分からないのに、でも彼は信じていた。この世界の何処かでまだ見ぬ両親が待っていることを。
映画では、音楽の天才として表現されてるが、現実的には「絶対音感の持ち主なのである」。
絶対音感とは、例えば野鳥や電車の通る音でも音符が見えたり、浮かんだりする感覚である。
ピアノの音律が音符ですぐに表現でき、音律がハッキリ理解できる人達である。
これらの感覚は幼い頃から音楽に携わり、関わっていると多くの人達に見られる感覚なのだが、この映画では、生まれてすぐに施設に入れられてしまうので、音楽には携わって居ないのだが、両親が音楽に関わっており、優れた才能を発揮している両親の子供なのである。
これらは遺伝子的に受け継ぎ、生まれた子供も音楽の才能に恵まれるのである。
映画では、普通の人には聞えない音楽や音が聞えると信じている主人公は、変人扱いされ、いじめに遭うのだが、自分は信じていたのである。
音楽が未だ見知らぬ両親に合わせてくれることを信じていたのである。
現実的には「共感覚者」と呼ばれ、五感が二つ以上働き、反応する人達を意味します。
例えば、音楽を聴いていると音に色や匂いを感じるヒトも居られます。
ですから、私達には聞えない音楽や音が聞えても不思議ではありません。
現に、バッハやモーツアルトなどは、絶対音感の持ち主であり、共感覚者でも有ったと想像されるのです。
ですから、数々の名曲をこの世に残せたのです。
この奇跡のシンフォニーも現代版バッハ、モーツアルトでもあるのです。
以前に私のブログでも紹介したが、現在もバッハの頭蓋骨が残されており、私達と頭蓋骨の形もハッキリとした違いがあるのです。
それは、左脳の聴覚野のあたりが頭蓋骨が変形するほど大きく盛り上がっているのである。
これらが意味するものは、私達の聴覚と違って、聴覚野の細胞の数が多く、脳の皺も深く、聴覚野の細胞も多いと予想されるのである。
つまり、耳が良かったのである。聴覚に優れ、作曲するときも絶対音感をフルに使い、オーケストラが脳裏に浮かんでいたのである。
私達が音楽に携わっていない人達が作曲できないのは、音楽関係の知識だけでなく、この五感の違いなのである。
音楽を作曲するときに脳裏に指揮者やオーケストラが具体的に見えて、配置や楽曲などのイメージがハッキリ浮かんでいるのである。だから、名曲が作曲できるのである。
この奇跡のシンフォニーでも主人公は絶対音感の持ち主であり、共感覚者でもあるのです。
決して音楽的な教育を受けていないのに、音楽的な才能を示し、天才的な能力で多くの人達に感動を与えるのである。
また、両親も音楽に携わっていることから、遺伝子が音楽によって目覚め、「同調し合うのである」。
親子は音楽によって求め合うのである。
奇跡的に音楽によって偶然に親子が出会うのだが、これらは作り話でもなく、現実的にあり得る出来事でもあるのです。
音楽の持つ神秘的なパワーが特殊な能力を持った親子が遺伝子的に同調し、求め合うことで出会うことが出来たのです。
これらに似た出来事は、音楽に関わらず絵画や芸術、美術で現実的に実例があるのです。
テレビではないが「アンビリバボーな出来事である」。
私達には想像も出来ない不思議な出来事や科学では解明されない出来事などこの世には沢山あります。
これらも私達ヒトの脳が神秘的で小宇宙と言われる由縁なのです。
音楽をこよなく愛する人達にこの奇跡のシンフォニーを是非ご覧頂きたいのです。
稽古や練習だけの技術的な事柄が音楽を上達させるのではありません。この映画を拝見し、音楽的な聴覚感覚が如何に重要なのかご理解頂けるはずである。
つまり、感覚世界を理解して頂ければ音楽などの芸術、美術なでど最大限の能力を発揮できるのだと私は思うのです。
私共は、これらを来年以降、専門知識教室と題して、日本で初めてのプロの為の本格的な音楽教室など実施する予定である。教授人には世界的に著名な音楽家などを招き入れ、一回の講座が10万円以上と高額だが、価値の高い授業を実施する予定である。
勿論、音楽的な技術だけでなく、感覚世界(感性)などについても学んで貰いたいと願っている。
日本で、奇跡のシンフォニーのような子供達が現れることを願うばかりである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦





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音認知の男女の性差!

2008-12-20 01:07:31 | 感覚、五感
以前に私のブログで説明いたしました。日本人と外国人の音に対する認知に違いがあることを解説したが、今回は男女の音の認知の性差について解説致します。
例えば、音響に関しての情報処理に大きく性差があるのです。
男性は、左側(左脳)の前頭葉の下の部分(聴覚野)を頻繁に限定して働かせているのに対して女性は左右を同じように使い、しかも前頭葉下方に限定せず広い範囲を働かせているのです。
これらは男女の脳の相違があるのです。
脳梁(左右の脳をジョイントしている)脳部に男女の性差がハッキリと表れるのです。
男性より、女性の方がこの脳梁の細胞の数が1.5倍ほど多いのです。
普段から男性は左脳優位で活動し、音の認知も左脳の前頭葉下部の聴覚野が働くのですが、女性は左右の脳、前頭葉下部、両側(左右の聴覚野)で認知しているのです。
これから、男性は音響などに対して、マニアックな反応を示し、拘ります。
逆に女性は感覚的に音を認知します。音響などに対して機械的な拘りではなく、音の質や心地よさに拘る傾向があるのです。
また、自然の音に対しても、例えば野鳥の鳴き声、川のせせらぎなど私たちの脳(聴覚)では心地よいと認知します。
これらの状態時では、左脳の前頭葉の下部が働き、感情的に心地よい、気持ちよいと感じます。
欧米人は、野鳥の鳴き声や鳴き虫などの音を右脳の前頭葉下部で認知しますから、心地よく感じず、雑音的な認知をするのです。
最近において、日本でも子供たちや若者たちの中には、野鳥の鳴き声、秋の鳴き虫を「うっといしい」と表現し、言葉に出します。
また、風鈴などの音色もうざいなどと表現力が欠如した言い方で音認知をします。
これらを私は「音認知の欧米化」と称して警鐘を鳴らしております。
以前にも、風鈴の音がうるさいと隣人とトラブルになり、殺人事件まで発生しております。
音認知の欧米化は、日本人古来の聴覚の感覚が欠如したものであり、感性の欠如でもあるのです。
ですから、風鈴の音色をうるさいと感じるのです。このような状態では、ヒトの脳は常にイライラしている状態であり、一度興奮した脳を抑制する働きも欠如するのです。
つまり、興奮抑制物質ギャバやセロトニン物質の分泌も低下します。
理性の働きも低下し、脳の興奮状態が長引くのです。
特に男性に多い傾向として、音に対してイライラしたり、興奮する攻撃性を示すことがあります。
また、幼い子供の頃からテレビやゲーム機などの電子音の洪水の中で育ち、音の認知をします。
これら生活環境が音認知の正常化に繋がらず、自然界の音などの記憶体験が希薄だとヒトの脳の聴覚野には刺激が送られず、偏った音認知をするのです。
このような状態では、音楽関係などで才能を伸ばすことも生かすことも出来ません。
最近、私は音楽的に気になる物があります。それは、コンピュータで作成したデジタルミュージックという分野でギターやドラムなどすべてをコンピュータソフトを使って人気3人女性グループの音楽がこれにあたるのである。
CDもヒットし、音楽的に乗りもよく格好いいとか音楽的に優れていると勘違いしている人達が多いのである。
音楽関係に携わっている人達はすぐに音の違いが分かるはずである。
このように多くの日本人に音音痴、音の認知不足から本音志向の音にうるさい人達が極端に少なくなっているのである。
私は、これら警鐘を鳴らしながら、日本の音響メーカーJVCケンウッド社とコラボレーションで本物の音を聞き分ける能力を養うために、学校や企業でも音に対する脳の認知、反応が与える影響について今後とも私は多くの人達に指導と研修なども行う予定である。
また、レストラン関係、店舗関係、スーパーなどお客が集まる場所で、ヒトの嗅覚や聴覚を刺激することで売り上げアップ、来店客の向上アップなどに繋がることを私共はご提案を申し上げ、音響メーカーとのコラボレーションによって本物の音の提供、ヒトの聴覚の重要性を提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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学校で「癌」教育、

2008-12-19 00:04:42 | 感覚
学校で「がん」教育 予防と早期発見を啓発 失望せず向き合うために 産経新聞
2008年11月19日(水)08:05
日本人の3人に1人の命を奪う、がん。しかし、がんに対する国民の理解は十分ではないとして、厚生労働省は10月、普及啓発懇談会をスタートさせた。懇 談会には教育の専門家も参加、学校でがんを教えることも検討される。座長を務める東京大学医学部付属病院緩和ケア診療部長の中川恵一准教授は、学校での 「がん教育」の重要性を説く。(猪谷千香)
「今、がん患者が増えています。日本人の2人に1人はがんになり、3人に1人が死んでいます。怖いと思うかもしれないけれど、自分の体から出てくる細胞でもあります。では、がんとはどういう病気なのだろう?」
11月初旬、東京の国立市立国立第一中学校で全校生徒530人を前に、中川准教授の授業が始まった。がん細胞がどのようにできるのか、がん患者が増えている原因や、最新の治療方法などを図版を使いながら、やさしく解説していく。
「がんは治らない病気ではなく、6割は完治します。命を落とさないためには、予防と早期発見をしなければなりません」
この授業は、同校が中川准教授に依頼し、特別講演会として開かれた。久家義久校長は「がんになったとしても、失望するのではなく、よりよく生きるためにはどうしたらよいのか。子供たちにしっかり向かい合ってほしいと思い、講演をお願いしました」と話す。
中川准教授は授業の中で、がんについて解説した自著『がんのひみつ』を自費で子供用に再編集したパンフレットを配布。講演会もボランティアで行った。1月に都内の高校でも同様の授業を行い、「依頼があれば、今後も引き受けたい」とする。
今後、子供たちのがん教育をどうすべきか。厚労省は10月、がんに対する正しい理解を促進させるため、識者による「がんに関する普及啓発懇談会」を発足させた。学校でのがん教育実施も視野に、教育の専門家も参加している。
厚労省がん対策推進室によると、これまで小中高校ではがんについて教えられてきたものの、未成年の喫煙との関係が強調されることが多かったという。今後 は、懇談会でさまざまな取り組み事例を参考に、委員からのアイデアを取りまとめ、具体的な啓発活動につなげたいとしている。
中川准教授は「例えば、子宮頸(けい)がんはウイルス感染によって発症する。米国では学校で教えているので9割の人が知っているが、日本ではほとんど知られていません」と、がん教育の必要性を訴える。
日本は「がん大国」といってもよいほど、患者数は多いにもかかわらず、理解は深まっていないという。
「子供たちにとっても、将来はかかわってくる可能性の高い病気。相手(がん)を知らなければ正しく対処できない。若いうちから、どのような病気かを教えることが大事です。先生たちも、がんのことをもっと知ってほしい」 
進む国の対策
現在、国を挙げてのがん対策が進んでいる。平成19年人口動態統計によると、がんで亡くなった人は33万6468人で、全死因の30・4%にあたる。国 民の健康に重大な問題として、同年4月に「がん対策基本法」を施行。がんの予防や早期発見の推進▽専門医の育成や拠点病院の整備▽研究や医薬品、医療機器 の早期承認のための整備-などを基本施策としている。これを受け、厚労省ではがん対策推進のための21年度予算として、20年度よりも26億円増の262 億円を要求している。
私共は、2010年の医学薬科大学の構想をしているが、これらの施設に「生命科学研究所」を設立予定だが、この研究施設で、癌細胞の臭い、体臭の変化を犬が嗅ぎ分ける能力があることが分かり、明海大学歯学部教授、外崎肇一氏が長年犬の嗅覚の研究からヒトの癌細胞の臭い識別に成功している。
これらを臭い探知機、例えば現在開発されているアルコール探知機の精度を上げたような装置によって、癌細胞の発生を見つけ出すことが可能になると考えている。
また、癌細胞が発見されたときに、今度は従来の検査機器を使用するのでなく、ホタルイカなどの発光物質を使用し、小さな癌細胞を発光させ、癌細胞を探し出すという方法である。
これらの目的は、癌の初期発見、初期治療によって現在の癌志死亡者を半減できると私共は考えております。
癌そもそもを治すのでなく、癌細胞の発生を未然に防ぎ予防するという考え方である。
私も武蔵野地区で小学校ではあるが特別講師をしている関係から、環境教育や「食育」、ヒトの健康について等小学校で特別授業を何度か行なったことがあるが、子供達の反応は非常に高いのである。
学校の教科書では学べない、生きた医学を学べるのである。難しいと思われる医学を簡単に子供達でも理解できるように説明すると子供達は関心を持ち、学ぶ姿勢になるのである。
ですから、私共が構想している海外の大学と日本の大学合併「医学薬科大学」が完成したら、私が面倒を見ている小学生に見学に来て頂き、オール英語で行なう授業や医学薬科大学施設内を見学して頂き、何れ当校に入学希望者が増えてくれたらと願っている。
私が構想している学校の施設は、ヒトの五感を刺激する施設に全力で取り組む予定である。
一例として、癒しルームの開設、JVLケンウッド社の協力を得て、本格的な音響室を設けヒトの聴覚刺激をさせ、学食も出来れば一流レストランやホテル関係者の協力を得て、味覚を刺激する。
また、映像なども駆使し、勿論、教室内や癒しルームにアロマオイルなどの発生装置を備え快適空間を目指します。
私共は生徒、教授など関係者を招く(もてなす)感覚でこれらの施設の設計までを私は拘りを持っているのである。
日本初の教育、日本初、世界初の「ヒトの五感を刺激する学校」の設立を目指します。
これらの教育環境が必ずや生徒の学力のアップに繋がり、学校全体のレベルもアップする戸考えている。
また、海外の大学のように入学が簡単で、卒業することが難しい私学大学に成るのではないかと思っている。
私共は今後とも学校関係、ヒトの病気や医学を子供の頃から学ばせたいと考えている。
これらから医療関係者に将来従事してくれる人達が増えてくれたらと願っている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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政府が「地域医療改革に関する推進本部」を設置

2008-12-18 00:06:59 | 感覚
政府が「地域医療改革に関する推進本部」を設置 周産期医療と救急医療の懇談会
舛添厚生労働相は、8日の「周産期医療と救急医療の確保と連携に関する懇談会」(座長・岡井崇昭和大学医学部教授)で、近く、麻生首相を本部長に「地域医療 改革に関する推進本部」を設置することを明らかにした。医師不足や地域医療の問題などの対策を検討する推進本部は、内閣府、厚生労働、文部科学、総務など 府省が連携し、政府として救急搬送システムや周産期医療体制の整備などに取り組む。
検討会では、産科救急患者受け入れ体制の整備や診療報酬上のインセンティブなどを議論した。その中で、委員からは、「産婦人科と他診療科との連携」にインセンティブを求める声や、「報酬だけを上げても人は集まらない。勤務環境の整備が必要」などの意見があった。
(記事提供:医療タイムス)
私共民間企業で、医療改革に近年中に取り組む覚悟をしている。
公立病院などが廃業している現在、この枢位で行くと、公立や県立病院は運営も、医師や看護師の確保も難しく、地域によっては益々廃業、倒産という形で住民が十分な医療を受けられず、特に救急指定病院と言われる病院も実は、名ばかりで救急医の不足から週に何度しか救急患者を受け入れられない現状があるのです。
ですから、私共は海外の大学や海外の病院との提携によって、決して富裕層だけの病院の設立を目指すのではない。
東京都内に海外の大学と日本の大学との提携、連携によって医療系大学から医療スタッフの育成、オール英語で授業を行ない、海外からの留学生には「日本語学科」を採用し、日本での国家試験に合格して貰い、私共が構想している仮称東京救急救命センターで勤務して貰い。
関東エリアを網羅できる体制を整え、特に産婦人科救急に力を注ぎ、医師の確保、看護師の確保は私共民間企業が関東の病院や海外で働く日本人医師などの協力を得て、医療改革に取り組み致します。
また、同施設では生命科学研究所これらが私共のベンチャー的要素の研究所です。
この施設では、世界初のヒトの五感の本格的な研究、癌細胞の臭い(体臭)の変化をキャッチする嗅気システムの開発、研究、発光物質を癌細胞に反応することで、癌細胞の初期発見、初期治療によって癌患者の死者数を半減できると考えている。
癌そもそもを治すのではなく、癌の細胞を微少な内に見つけ出す。治療するという考え方である。
現在の検査さでは限界もあり、微少な癌細胞を見つけ出すことは不可能なのである。
癌細胞の臭い、発光体を使用した癌細胞の発見は既に成功しており、私共は臨床段階を重ね、2013~15年度までは実用化に向けて開発、研究に取り組みたいと考えている。
具体的に協力研究者に声を掛け、共同研究者を世界中から集めることも私共の業務なのです。
また、私共は現在の子供達の体型異変にも警鐘を鳴らしている。栄養過多から日本では肥満体型の子供が全体の40%、やせ気味体型が全体の20%と平均体型の40%を超えているのである。
私の二人の娘が子供の頃20年前は平均体型が60%台であり、肥満と痩せ気味が60%を超えている現在、子供の頃から心筋梗塞など成人病が心配されているのです。
これらは食の欧米化、遊びの変化によって極度の運動不足など色々な環境の変化によって子供達の体型が二極化が進んでいるのです。
現在の日本では子供から高齢者まで不健康な傾向が益々増加傾向であり、医療費の高騰、個人負担が怪訝されるのです。
ですから、私共は会社の利益や個人の私欲に拘らず、予防医学に今後力を入れているのである。
大衆衛生、未病などの考え方から、西洋医学と東洋医学を融合した医療に私共は取り組んで参ります。
その第一弾が海外の大学と日本の大学の提携、連携、漢方などの研究である。
第二弾では、生命科学研究所の設立で、病気の研究、新たな検査機器の開発、研究、本格的なヒトの五感研究、遺伝子研究など取り組む研究は山ほどあります。
これらから、私共は今後10年先まで仕事が詰まっている状態である。不景気と言われる現在、不謹慎感も知れないが私共のような企業は今後成長し、拡大路線に乗って行くことでしよう。
すでに私共には日本の有名企業が二社ほどから支援と協力を得られている。
このように官民問わず協力し合い、資金面、研究面、人材の確保、施設の再生など取り組む課題は山ほど有ります。
今こそ、学閥や派閥と言っている時代ではありません。官民協力し合い、民間の力も借りながら病院や大学などの運営の正常化、安定化を推進して行く必要があるのです。
今後とも私共は社会貢献を旗印に日本の医療改革に取り組んで参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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煉瓦亭からお初を学ぶ!

2008-12-17 00:04:19 | 感覚
銀座にお店を構えている煉瓦亭は、日本初の食べ物を多く生み出しているレストランとして有名である。
コックの皆さんのアイデア、創造性は現在でも衰えることなく「創作料理を生み出している」。
今こそ、日本の企業は煉瓦亭のように創作に励む努力をするべきと私は指摘し、提唱している。
100年も前に煉瓦亭は日本で初めての料理「オムライス」この料理は、コックがあまりの忙しさから、料理をしながら食事が食べられるようにとコックがまかない料理として生み出された物である。
料理人が美味しそうに食べている姿を常連客が見つけて、私も食べてみたいと言いだし、お客に出した事からオムライスが誕生し、100年後の現在も元祖オムライスとして人気も高く、煉瓦亭の顔とも成っている。
また、皆さんがお馴染みの「トンカツ」も煉瓦亭が生み出した初物である。
このように多くの日本初の食べ物を生み出し、決してお店の規模を大きくせず、頑なに伝統料理を守り続けて現在に至っている。堅実的な経営を続けているのである。
この不景気の現在も、煉瓦亭のオムライスを食べたくて全国から訪ねているのである。
多くの雑誌で紹介されることが有っても、大きくテレビCMを流すでもなく、口コミで常連さんを広げているのである。
決して高級店というイメージは無いが、料理は一流なのである。
ここに煉瓦亭が長く多くの人達に愛されているのだと思う。
日本の企業が最近低迷し、派遣社員などの契約社員を簡単に契約破棄している。
製造業では尚更、現状が厳しいものである。輸出産業が低迷し、企業の利益が激減している。
有名企業もこの暮れはボーナスが出ないとか、月給が減らされたとの話題ばかりである。
私共の会社は規模が小さいが、来年以降に社員数も売り上げ、利益も伸びると予想している。
現に、この暮れはマスコミや企業からの依頼が増加して忙しい。
今月は、私は2日しか休みが無い状態である。
これらも私共は「初物」日本で初めて行なう事業や改革に取り組んでいるからと確信している。
つまり、日本初のオール英語で行なう大学や日本初、世界初の施設の構想、研究課題など今後の取り組みが新鮮で独創的であるからだと考えている。
私共の企業の信念は「社会貢献」を目的に取り組んでいる。
また、理念には創造性を旗印に研究や開発、教育、指導など色々な試行錯誤の取り組みが今後、私共が課題として取り組む予定である。
先ほど紹介した銀座煉瓦亭が多くの人達に長くに愛され、親しまれるのは創作性や創造性を積極的に取り組み、オムライス一つを取り上げても、100年前と姿形は一緒でも味の工夫、器の拘りなど熟成に拘り、お客の満足度を上げるのに努力しているのである。
一つの料理が100年以上愛され続けているのは本当に驚きである。
私共は銀座煉瓦亭のオムライスの発想を参考に、今後の取り組みに煉瓦亭の経済学を取り入れたいと考えている。
お店の規模は決して大きくないのだが、多くの人達から愛され続けることは並大抵の事ではない。
信念と理念がしっかりし、伝統を守り続ける努力をしているかと思われる。
今こそ、日本の企業も創意工夫、日本初、世界初の初物を生み出し、この経済不況を脱却し、未来に向けて開発、研究、新企画に取り組み、世界を席巻するような商品、製品など生み出されることを期待したい。
リストラや合理化、開発資金削減では益々、日本の経済の未来は無いと考えている。
今こそ、社員一眼となって創造性を出し合い、独創性や新技術を生み出し「物づくり日本の復活を願うばかりである」。
私はこれら支援のために日本の企業に脳生理学、感覚生理学的見地から「創造性の育成」の指導、「バイオミオテックステクノロジー」(生物模倣技術)の応用から新技術、新企画、新開発、新研究などへの応用のヒントに繋がる指導を行なっている。
私共の所には、数は少ないが徐々に指導の依頼があります。来年以降は大手企業の依頼もあり、私が長期的な監修依頼も既に入っております。
今こそ、日本の企業を元気にするのは社員が一眼となった「英知の結集である」。
役員も平社員も自分が勤務する企業の未来のために英知を出し合い、創造性を駆使してこの局面を乗り越えた企業が数年後には勝ち組になり、日本の企業から世界を席巻する製品や企画、技術が生み出されるのである。
人材を削減し、合理化で数字を維持しても何れは製造や技術に限界を感じ、苦しむだろう?
私は、これら乗り越えるためにも今一度日本の多くの企業の救世主は「創造性、創造力」であると指摘している。
世間をあっと言わせる研究、技術、製品、開発こそ創造性の結集した結果であり、業績なのである。
だから、私共は企業の規模に関わらず、私は創造性をフルに活用し、初物に拘り、日本初、世界初の施設や教育、研究、開発に全力で取り組んで参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦




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誤った健康志向!

2008-12-16 00:03:45 | 感覚
朝バナナ・ダイエット 過剰な健康志向、市場振り回す追跡2008



記事:毎日新聞社 提供:毎日新聞社 【2008年12月7日】
追跡2008:朝バナナ・ダイエット 過剰な健康志向、市場振り回す /愛知
 この秋、バナナが全国の店頭から消えたことをご記憶の方も多いだろう。スーパーの果物コーナーでは、開店と 同時に買い占める客が殺到、昼前には売り切れる店が相次いだ。騒ぎは1カ月で収束したが、納豆やココア、寒天などに減量効果があるとして品薄になったのも つい最近のこと。「日本人は、ダイエットに固執して食べ物をえり好みする傾向が強い」と専門家は言う。これからも身近な食品が突然、食卓から消えないとも 限らない。騒動の背景を追った。【中村かさね】
★発端はネット◇メディアがブーム加速
まず、今回のバナナ騒ぎを振り返ってみよう。
10月初旬の平日、名古屋市名東区の「松坂屋ストア」。午前10時の開店と同時に、並んでいた10人以上の女性客がバナナ売り場へと走り出した。普段は1 房しか買わない女性も、3-4房を買い物カゴへと放り込む。そして、昼までには、売り場からすべてのバナナが消え去り、果物売り場にぽっかりと穴が開いた --こんな光景が9月20日過ぎから1カ月以上も続いたという。同店の林雅道店長は「毎日食べていたというお客様から『買いたいのに買えない。迷惑だ』と いう苦情も相次いだ。納豆ダイエットの時よりすごかった」と話す。
ブームの下地はインターネットにあった。国内最大級のソーシャルネット ワーキングサービス「mixi(ミクシィ)」に、朝食を水とバナナだけにする朝バナナダイエットを語り合うコミュニティが登場したのは、06年7月のこと だ。その後、この方法でのダイエット本が出版されたことから、ミクシィでの参加者も増加。派生したコミュニティは今でも2万5000人が登録しており、朝 バナナの実践と、ダイエットの進行を報告し合っている。朝バナナの関連本4冊は11月上旬までに計90万部を売り上げるベストセラーにもなっている。
そして、9月、テレビが店頭からバナナが消えるほどのブームに押し上げた。
日本テレビの人気情報番組で6-8月に3回、取り上げられたのを機に、ネット外でも認知度がアップ。9月中旬には、TBS系情報番組でタレントの体験談と して「約1カ月半の朝バナナダイエットで7キロの減量に成功した」と紹介された。スーパーに客が殺到、1、2日でたちまちバナナ不足になった。
バナナ輸入量で国内首位のドール(東京都千代田区)は、テレビで朝バナナダイエットが紹介された6月以降、ブームを予想して、輸入量を前年比約3割増やし て対応した。バナナなど農産物は年間生産量が限られているため、日本の輸入量を増やすために、アジア各国から少しずつ融通してもらう必要があったという。 それでも9月の放送直後から10月中旬にかけては、各小売店で売り切れが続出、市場価格も押し上げた。
愛知県知多市のスーパー「タツミ」 では、通常380円で売られていた約15本のバナナが付いた房が一時は700円近くまで上がったという。それでも飛ぶように売れたため、1週間前から予約 を取って対応した。1房に4-5本のバナナが付いた商品は、仕入れることもできなくなった。同店で働く女性(57)は「あれほどあったバナナが、こんなに 売れるなんてねえ」。
バナナがいつも通りに買えるようになったのは10月下旬。ブームは収束したが、値段は一部で高止まりしたままだ。名 古屋市消費流通課によると、同市中央卸売市場における11月下旬のバナナ1キロ当たりの卸売価格は、昨年同期より35円高い174円。9月のテレビ放送後 に一時は200円近くにまで急上昇した。平年なら120-130円台に値が落ちる夏場も、今年はブームのハシリで150円台後半-160円台を推移した。
★さまざまな食品登場
日本では毎年、ダイエット食品ブームが起きていると言っても過言ではない。その歴史は30年以上前にさかのぼる。
古くは、1975年前後に流行した紅茶キノコがある。旧ソ連の家庭で伝統的に飲まれていた飲料だったが、簡単に台所で栽培できることから大ブレーク。効能 として▽血庄が下がった▽胃腸が丈夫になった▽肝機能が元に戻った▽自然にやせた--などがあるともてはやされたが、医学的には根拠がないとされた。
フィリピンのトロピカルフルーツだった「ナタデココ」がダイエット食品としてもてはやされたのは93年。翌94年には岐阜県を震源とする「野菜スープ健康法」がブレークした。
一方、バナナダイエットは85年にもブームになっており、今年で2回目。同様にココア(96年、07年)も2回のブームがあった。また、インターネットで は過去に流行した▽粉ミルク(84年)▽ゆで卵(88年)▽黒酢(00年)などが依然としてダイエット食品として紹介されており、テレビ番組などをきっか けにブームが再燃する可能性がある。
★日本の特殊性指摘
ブームによって消費者が一斉に特定食品を買い集める構造を識者はどう見るか。
◆過剰な食料供給
群馬大の高橋久仁子教授(栄養学)は「特に最近のブームは、過剰な食料供給と健康志向を背景に、消費者がテレビの情報に飛びついている」と見る。
07年に流行した納豆ダイエットでは、メタボリック症候群への関心が高まったことで、中年男性までもがスーパーに走った。
情報番組でバナナを3回も取り上げた日本テレビ総合広報部は毎日新聞の取材に書面で「健康情報については、視聴者の関心も高く、健康維持と予防を目的とし て、テーマを選び制作しています。今回の『バナナダイエット』に関しても、その観点から選んだテーマ」などと回答した。
◆自信のなさ?
また、高橋教授は「欧米では総合的に体にいい健康食品がブームになるのに対し、日本ではダイエット一辺倒なブームが発生しやすい」と特殊性を指摘する。日 本人は欧米人ほど肥満は少ないことは、統計的に裏付けられている。世界保健機構の05年の統計では、日本で肥満とされるBMIが25以上の女性の割合がア メリカ(72・6%)やイギリス(61・9%)では6割を超えているのに比べ、日本(18・1%)は極端に少ない。それでも、ダイエットに対し、特に女性 が強いこだわりをみせているのだ。
宮城大の樋口貞三教授(食品産業政策)は、「美の追究というより、日本女性の自信のなさがブームにつながっているのではないか」と感じている。
◆都合よく解釈
キャベツダイエットを提唱したことがある吉田俊秀・京都市立病院糖尿病代謝内科部長は「情報が独り歩きして、キャベツだけ食べればやせる、と誤解されるの は迷惑」と言う。吉田部長が提唱した正しいキャベツダイエットは、食前にキャベツを6分の1玉食べることで胃に満腹感を与え、全体の食事量を減らす。キャ ベツに飽きたらキュウリやトマトを加える。要は繊維質でビタミンCが体によく満腹感も得られるものをとり、食べ過ぎを防ぐ手法で、そもそもは肥満の人のた めに考えられた。
吉田部長は「ダイエットの方法は、太った原因や、減らす必要がある体重によっても違い、百人百様だ。特定の食品を食べ続けるだけで、やせるはずがない」と話す。
大事なのは「正しい生活と、バランスの取れた食事や適度な運動」と吉田部長は強調する。取材を通じて実感したのは、こんな当たり前のことこそ、健康的なダイエットにつながるということだ。
以前から、海藻、キャベツ、コンニャクダイエットなどと題して、数々の種類の食べ物が紹介されているが、今回はバナナダイエットとしてテレビで紹介され、売り場からバナナがすぐに売れてしまう現象が起こっている。
私は以前から、マスコミ、テレビの力(影響)に怪訝している一人でもある。
偏った食材、食事によってダイエットや健康になるとは私共は考えられないのである。
それよりも、食事の食べ方、偏った食事の方法など改善する方が余程、ダイエット効果が高く、健康的である。
ゆっくり咀嚼して食べ、少し空腹感を感じる程度の食事に見直すだけでも持続すれば、ダイエットにも、身体にも良い影響を与えるのである。
満腹中枢にスイッチが入る前に、沢山の食事をすると余分に食べてしまうのがダイエットなどの障害になるのです。
やはり、満腹中枢にスイッチが入る約20分間ぐらいかけて食事をすることで、いつもの食事量より少なくて済むのである。
テレビなど誤ったダイエット法や健康法などご自分の感覚で判断され、正しい健康法を選ぶことも健康に繋がることを私から提唱致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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東京都脳卒中医療連携協

2008-12-15 06:23:53 | 感覚
可能機関「〇」「X」表示 急患搬送に新システム 東京都脳卒中医療連携協
記事:毎日新聞 提供:毎日新聞社 【2008年12月4日】
都脳卒中医療連携協:急患搬送に新システム 可能機関「〇」「×」表示 /東京
◇初期治療「t-PA」
都脳卒中医療連携協議会(会長・有賀徹昭和大学病院副院長)は2 日、脳卒中(脳梗塞(こうそく)、脳出血、くも膜下出血)の急患を治療できる施設を「都脳卒中急性期医療機関」と位置付け、よりスムーズに搬送できるシス テム導入を決めた。実施目標は来年3月で、計139医療機関が参画する見込み。
脳卒中の初期治療の場合、救急隊員による搬送先の判断基準は高度治療(特に「t-PA」と呼ばれる薬の治療)が可能かどうかではなく、「一刻も早い治療を」と最寄りの脳外科などに搬送されることが多かった。
しかし発症から約3時間以内に「t-PA」による治療を施すと、後遺症が軽減しやすいことなどから、「t-PA」施術可能な医療機関に搬送する必要性が高 まっていた。さらに今回のシステムでは、都内を12に分けた「2次保健医療圏」ごとに、圏内の「脳卒中急性期医療機関」のどこで治療可能かが一目でわかる よう「○」「×」で表示したカレンダーを作成し、救急隊員と共有する。
都福祉保健局は「脳卒中は早期治療が必要。救急隊と治療可能な医療 機関の情報を共有することで、搬送の速度を上げたい」と話している。「t-PA」は血管に詰まった血栓を溶解させる薬。日本脳卒中学会は、投与する病院の ガイドラインとして、学会の研修を受けた医師の有無などを規定している。【江畑佳明】
以前にも私のブログで紹介したが、大阪府や各地で始まっている。救急体制システムの導入、例えば、救急車を依頼するときに救急患者の搬送受け入れ病院を救急隊員が携帯電話で各病院に受け入れ確認をしているのである。
だから、救急医が不在している病院やベッドが満床などの条件によっては受け入れを拒否するというと言葉は悪いが、出来ないのである。
そこで、事前に地域での病院の医師勤務やベッドの確認など救急車内にパソコンを備え付け、救急患者の病例によって受け入れてくれる病院をいち早く探すシステムが各地で導入されているのである。
私共が推進しているのは、救急時に医師が救急車内に同席し、救急患者の治療に現場で対応することが出来ればと願っている。
現状では、救急医の不足から救急車内に乗り込むのは難しくなっているが、海外では救急隊員が医師同様の知識と技術を身につけ対応できるので、日本以上に救急患者の延命率が高いのである。
私共はこの救急患者の「延命率」の向上を目刺し、また、改善にも取り組みたいと考えている。
近年中に東京都内に海外の大学と日本の大学の合併を構想しているが、これらの施設内に附属病院、救急体制の充実した病院も設立予定である。
三大成人病の予防医学に特に研究と治療などに力を注ぎたいと考えている。
癌などの病気も私共は10年後には、半減出来るのではないかと予想している。それというのも、癌細胞の確認に体臭の変化(嗅覚)によって可能になると確信している。
明海大学歯学部、外崎肇一教授の研究がこの癌細胞の臭い研究なのである。
外崎教授の協力を得て、嗅気システムの開発、研究に取り組み、新検査機器の開発も含め、研究をすることで可能に成るのではないかと思っている。
やはり、初期発見、初期治療が重要であり、従来の検査では小さな癌細胞は発見できず、癌細胞の臭い識別によって、第一発見をし、第二検査は、従来の検査機器ではなく、癌細胞に光物質(ホタルイカの発光体)から癌細胞だけが照るものである。
ホタルイカやウミホタルなどの発光体を癌細胞だけに発行させることは成功しており、これら癌細胞の発見、検査などの初期発見を簡単で楽に出来ることは癌患者の数を減らすことにもなり、これらの応用を心筋梗塞や脳卒中など三大成人病に応用出来たらと考えている。
なにより、従来の検査より簡単で負担も少なく、正確に見つけ出せれば検査時間も料金も少なくて済むので大勢の人達が検査を受けられると予想している。
これらの研究課題に取り組み、私共が構想している施設で「生命科学研究所」を設立し、本格的な研究に取り組むことを覚悟している。
優秀な研究員を海外も含め集めることが私共の仕事でもあり、使命でもある。
私共一企業が取り組む研究課題や研究施設の構想には、莫大な資金も人材の確保など抱える問題は山積みである。だから、日本の医療関係者、海外も含め病院関係者、企業の支援、政府間の支援も含め、官民一体となった取り組み研究が必ずや10年後ぐらいには、成人三大病で死亡する患者さんを減らすことは可能だと考えている。
私共がこれから構想している大学や研究施設、病院などを具体的に施設することで日本の医療界に一石を投じ、改革に繋がればと願っている。
私の思いは一つである「すべては患者さんのために、痛みや苦しみからの解放」を目的に今後とも提唱し続け取り組む覚悟を決めている。
また、支援、協力を求め関係者にも今後とも活動して参ります。一部は既に支援と協力者などが得られております。
皆様のご健康を心よりお祈り致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦





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