センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

汗を流す意味!

2011-05-31 00:00:40 | 感覚、五感
人には汗を流す汗腺という所があり、汗腺の数は、生後3歳ぐらいまでに200万~400万個と決まっている。
しかし、加齢と共に数は減って行く、また、生活環境によっても変化するのである。
熱帯性の地域に住んでいる人と、寒冷地域に住んでいる人では汗腺の数も違っているのである。これを「能動汗腺」と呼んでいる。
では、人はなぜ汗を流すのか、それは、体温の調節である。
人の体温は個人差もありますが36.5度前後と決まっている。野外温度が高くなると人は汗が出やすくなる。
汗は血管内からでる水分として汗腺からでるが、この汗(水分)の蒸発(気化熱) によって体温調節しているのである。
これら健康的な汗は水分が多いのでサラサラとしてすぐに蒸発する。だから匂いもあまり感じない。
健康な汗腺はミネラル分を再吸収して血液中に戻すことができるが、弱った汗腺にはそれができない。その結果、ミネラル分を含みベタベタした汗をかくことになるのだ。これら血液内のミネラルなどを排出してしまうので、ミネラル分が失われると、血液がドロドロに成り、体の生理機能、脳がダメージを受けるのである。
血液がドロドロになると十分に脳に酸素が行き届かなくなる。
これらが真夏などに起こると「熱中症」という症状になるのです。
人が汗をかくのは「汗腺」にあります。汗腺には、エポクリン腺とアポクリ腺があり、中でも臭いもとになるのが「エポクリン腺」です。
人の汗には、脂肪酸を含んでおりますので、この脂肪酸が殺菌のエサとなり、細菌が分解し、汗臭い臭いを発生させるのです。
これらの予防のために、最近、デオドラント「制汗剤」には、Agデオドラント、銀含有ゼオライト、銀、亜鉛、アンモニア担持ゼオライト配合銀の殺菌力で汗臭いもとの殺菌をカットするというものです。
他にも、多くのデオドラントも販売されております。但し、これらデオドラントも香水も使用には注意も必要です。
正しく、説明書をよく読んで正しく使用したいものです。安易に臭いからと神経質になり、大量に使用したり、使い方を誤ると、逆効果になることもあります。
勿論、香水も同様に汗臭いから、大量に使用したり、強い香で誤魔化すと、汗臭さと、香水の臭さが混じり、独特の臭いを発生させます。
熱中症などは人の脳の視床下部という脳部が自律神経の働きを促し、調節している。また、小脳などにダメージを受けるとふらつき歩けなくなる。
酷い場合は、軽い身体痙攣、体温調節できず体温が40度を超えると脳が溶け始め、脳死に至るのである。
人の脳は42度などの熱で溶けてしまう特徴があるのだ。
だから、絶えず新鮮な空気と栄養素が必要な燃費の悪い臓器なのである。
人の脳は身体の中でも酸素の40%、栄養素も20%を必要とするのです。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦


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ゲーム依存症(副作用)!

2011-05-30 00:00:40 | 感覚、五感
私は以前から、テレビゲーム、インターネットに填る子供たち、若者たちの感覚異変、脳との関連に対して、警鐘を鳴らしてきた一人です。ゲーム自体を否定しているものではありません。その使い方、使用の仕方に問題があると指摘し、注意を促しているのです。
今回は、感覚と脳の関係ではなく、身体的な影響に対して、5月25日、ロンドンで開催されている欧州リウマチ学会(EULAR2011)で発表されました。
内容は、ゲームのやり過ぎで「手首、指」などの関節を痛め、炎症や関節症などに疾患して病院に通院する子供たちが増加しているというものです。
これらも私は、ゲーム依存症の一つであり、腱鞘炎や関節症などに疾患する場合は、子供たちがゲームをする頻度、プレーする時間に問題があるのです。
ゲーム内容によっては現在のゲームは「バーチャルリアルティー」「3D映像」など。リアルを追求し、また、激しいアクションや暴力的なシーン、殺戮を繰り返すないようなど、子供たちの視覚には「刺激が強すぎる!」と指摘し、私は五感研究の専門家として、警鐘を鳴らしているのです。
バーチャルブレインと名付け、これらリアルなゲーム、インターネットゲームに填る。依存する傾向に危惧しているのです。精神面だけでなく、身体的にも悪影響が出るということです。これらから、私は「ゲーム依存症、副作用」と呼び,警戒もしているのです。
成長段階にある子供たちでは、ゲーム機、携帯電話のメールなども同様に、子供だけでなく、若者にも手首、指の関節に炎症を起こし、関節症に多くの人が成っております。
中には、ゲーム機を取り上げられると興奮し、イライラして暴力的になり、以前、日本でも祖父母を殺害した少年が実在したように、また、ゲームのソフトの内容によっては、快感を覚え、脳内では「アドレナリン物質」という、興奮物質が過剰に分泌され、本来ならばセロトニンなどの抑制物質が働き、理性として働くので、興奮はすぐに抑制されますが、ゲームに興奮を覚えた。子供たちはゲームに填り込み、興奮し、特に6歳未満のお子様は、概念というものが弱いため、これらの情報を脳にすべて送り込み、興奮して、心拍数、血圧上昇、小さな心臓が興奮によって痙攣を起こすのです。そして、心臓発作で死亡するケースは、ゲーム機ではあまり報告がありませんが、昨年の夏に公開された「アバター3D映画」では、中国の幼い子供が興奮し、口から泡を吹き、心臓発作で死亡する事故は、世界中にショッキングな事例として報道されました。少なからず、ゲーム機や携帯電話、パソコンなどでも起きる可能性は否定出来ないということです。ですから、今年の春に販売された任天堂の3DSは6歳未満のお子様には、販売も使用も禁止しております。
このようにゲーム機、携帯電話、パソコンなども正しく使用し、理解して使用すれば、便利で楽しく、役立つ物ですが、逆にやり過ぎたり、使いすぎたり、依存する。中毒になるほど填ってしまうと、依存症や副作用があるとしいうことを皆さんぜひ、ご理解頂き、お子様やご家族の方々を注意頂き、これらの症状が現れていないかご確認して下さい。
今後とも、私は各方面で、これらゲーム機、携帯電話、パソコンの依存症について、研究も、警鐘も鳴らしながら、「現代人の脳が危ない!!」と指摘し、警鐘を鳴らして参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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今年の夏「五感で涼をとる!」

2011-05-28 00:00:40 | 感覚、五感
今年の夏は3月11日の東北大震災後、大津波などの影響から福島原発事故なども発生し、電力不足が怪訝されています。
そして、この夏も猛暑が続くと電力不足が考えられます。そこで節電を日本政府は呼びかけているのです。
今年の夏は、梅雨入りも例年よりも12日以上も早く、長いと予想されます。例年では7月20日前後の梅雨明けが平均日ですが、今年は予想がしにくい年になりそうです。
梅雨が長引き、梅雨が明けた途端に猛暑が予想されます。そうすると、涼しさに体が慣れていたところに、急に暑くなると体温調節がしにくくなります。
とくに幼い子供や高齢者では「熱中症」が心配になります。
熱中症は水分補給をしたからと予防など出来るものではありません。ましてやスポーツドリンクを飲めばよいというものでもありません。
つまり、身体が暑さに耐える。体温調節、汗を発汗させ体温を下げるこれらの働きは、人の脳の「視床下部」という脳部が体温調節などを司っているのです。幼い子供や高齢者では、この脳部のコントロール機能が低下しているので、熱中症に疾患しやすいのです。
ですから、暑さに身体を慣らして行く、暑いからとすぐにエアコンばかり浴びていると、急に野外に出ると体温調節が出来なく成り、急激に汗が出て、急に止まります。幼い子供ならすぐに顔が赤くなり、汗が止まります。これらを我慢すると今度は痙攣を起こし、体温が上昇し、体温が40度以上に上昇すると脳が溶けるのです。そして、脳死状態で死亡してしまうのです。
そこで、これら今年の夏は節電が予想されるため、あまりエアコンなどを使用せず、涼をとる方法として、私が提案している「五感で涼をとる!」この話題は、イオンクレジットカード、会員様の購読、生活情報誌「モム」からの取材で、7月20日発行、8月号で紹介されます。
今回は、一部概要から説明いたします。
私が提案する「五感で涼をとる!」は、気分で涼しさを感じるだけでなく、具体的に体温を下げる方法です。人の体温が0.1~0.5度程度下がると人は涼しい感じることができるのです。
私が子供の頃はエアコンなどもなく、扇風機や団扇で涼んだものです。
縁側に池があり、その周りには藤棚やブドウ棚が日陰になり、井戸水で夏野菜や果物を冷やして食べ、暑い夏を過ごしたものです。
当時も、軒先にはガラス製や青銅製の風鈴がチンチンと音色を出して涼しげでした。また、私の母が花を飾ったり、臭いのあるお香を焚いたりして、虫除けと暑さ対策に良い香りが部屋中に香っておりました。
このように、現在でも、五感を刺激し、五感に訴えることで、体温を下げることは可能なのです。
視覚では、ブルー系のカラーを室内に取り入れたり、ブルーのTシャツなどを着ると「冷色」が涼しく感じます。
エアコンを止め、自然の風を送り込み、同時にアロマオイルなどで、ペパーミントなど香を発生させると、爽やかな香りと同時に虫除けにもなります。
決して、芳香剤など人工的な香り、合成香料で誤魔化さないことです。合成香料の特徴は、香がきつい傾向にあるのと、虫除けにならないので、自然志向の物を使用して下さい。
他にも、音楽や音も大切です。聴覚刺激で涼しさを感じるのは、やはり、風鈴の音色や川のせせらぎなど涼しさをイメージする音楽や音が良いでしょう!
また、食べ物からも体を冷やすことは出来ます。よく、暑い日にそうめんや冷やし中華など、冷たい物を食べますが、これらは一時的に体温が下がりますが、すぐに汗が出て来ます。
そこで、夏野菜、トマト、ナス、キュウリなど生野菜を冷パスタなどと食べると、身体の体温が下がり、持続します。
但し、これら食事の時にビールなどのアルコールの飲料水は逆効果でもありますから、注意が必要です。飲むのでしたら、麦茶なども良いでしょう、それも氷などを入れずにやや冷えた麦茶は、ミネラル分が豊富に含まれているので、理想的です。
それから、以外と効果があるのが、最近、おでこや首の周りに貼り付ける。アイスノン的な商品を触ったり、首の周りに付けて、睡眠することも効果があります。これら創意工夫で涼しさを感じられます。
では、なぜ、人は暑いと体温が上がり「不快」に感じるのか、それは、汗が顔や体から出て、うっとうしい、汗臭いなどと不快に感じるからです。
ですから、エアコンを浴びることが快感だから、すぐにエアコンのスイッチを入れたがるのです。
ですから、不快にならないような工夫が必要なのです。風鈴の音色を聴きながら、心地良い音楽、アロマの良い香り、そして、美味しい食事をゆっくり味わって食べる。そして、汗をかいたらまめに、フェイスタオルで拭く、但し、ごしごしと強くこすらないことです。女性の方なら、良い香りの香水を纏うのもよいでしょう。出勤前なら、デオドラントをスプレーしたり、汗ふきシートなどを持参し、まめに汗を拭き取り、そして、スポーツドリンクなどで水分補給します。自宅に戻ったら、シャワーで身体を荒い流します。この時には、石鹸ではなく、ボディーシャンプーで力を入れずに荒い、そして、その後に肌の手入れとして、ボディローションを塗ると、爽快感と香りのよさで涼しくなります。これらが体温を下げるのです。人の体温調節は、視床下部という脳部位でコントロールしております。
この脳部は自律神経に左右し、交感神経は血圧上昇、心拍の上昇時に働きます。そして、体温が上がるのです。
逆に副交感神経は、血圧低下、心拍数の低下から体温が下がるのです。つまり、リラックス状態を作ることが涼しいと実感するのです。
これら「不快から快適に」気分転換し、五感で涼をとる!という本来の目的です。これらこそ、エコであり、人の感覚、身体にも免疫力も高め、心身共に健康になると言うことを私から提言致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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湘南海岸に盗賊集団現れる!

2011-05-27 00:00:40 | 感覚、五感
現在、湘南の海岸に異常事態が発生している。それは食べ物を食べている最中に、背後から襲いかかり、盗賊して行くのです。特に子供たち女性の人達が狙われやすいのです。少しでも食べ残したり、側に置いていたら、上空から来てサッと持ち帰ってしまうのです。
特に、唐揚げや焼きそばなどの肉類が好物で、この盗賊集団が「トビ」の野鳥です。上空から唐揚げや焼きそばを見つけると、背後から襲いかかり、奪い去って行くのです。
本来、トビは警戒心の強い鳥ですが、湘南に遊びに来た人たちが、ペットのように可愛がり「餌付け」したことで、トビが学習し、人を警戒しなくなったと考えられるのです。
そして、人は危険でないと学習し、理解したので人の食べて居る美味しいご馳走が簡単に盗める、このような盗賊行為になったものです。
ですから、トビは決して正面から襲ってきません。また、人に害を及ぼすことはないのですが、鋭い爪で手に持って居た唐揚げや手羽差しなどを食べて居ると狙われやすいのです。
他に、厄介な盗賊は「カラス、ハシブトガラス」です。浜辺に置いたバックの中身、ファスナーを嘴で開けて、バックの中身から、タオルや化粧品などを引っ張り、食べ物を探すのです。
お菓子やパンなどが入っていれば、それを取り出し、飛び去って行きます。
以前に、カラスの頭脳の論文を書き上げたことがありますが、日本ザルよりも学習能力に優れ、賢かったという論文が科学雑誌にも取り上げられ、話題になりました。どのようにしてカラスの頭脳の良さを調査したかと言うと、カラスの死骸から、頭蓋骨を解剖し、顕微鏡で脳細胞(ニューロン)の密度などを測定し、カラスの個体「ハシブトカラス」に協力してもらい、大学の研究グループと共同で実験を行ったものです。結果、人間の年齢でいうと、6歳~7歳児の学習能力があることが分かったのです。他に、野鳥の中でも鳴き声のコミュニケーション能力に優れ、滑り台で遊ぶなどの遊びもすることが分かっております。
トビもカラスもこれら、私たちが予想する以上に賢いということです。
ですから、今後、梅雨が明け、海のシーズンになり、湘南方面に遊びに行く人は、パラソルや日傘などで隠しながら食事をするか、建物の中で食事をすることをお勧めします。
トビもカラスも悪者ではありません。人間の勝手で、餌付けをして数を集め、そして、人に害を与えるから「悪者」(害鳥)では可哀想というものです。
トビもカラスも必死に生きています。そして、子孫繁栄のために人間以上に強く、逞しく生きに抜いているのです。
ですから、皆様には正しい、知識と理解をして頂き、用心すれば人に害を与えることは決してありません。誤った知識と意識で、人のエゴによって悪者扱いされている生き物たちは決して悪者では無いということをぜひ、ご理解を頂ければ幸いです。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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危険を感じる能力!

2011-05-26 00:00:40 | 感覚、五感
私は仕事柄、危ない現場、仕事、業種などの関係者に指導をすることもある。
以前には、大手タクシー会社の依頼で「思い込み運転の危険」と題して講演したことがある。よく私のことを先生は「危ない現場」で仕事なんかしたことがないのでしょうと、質問されることがある。私は堂々と、ガラス工場でアルバイトを1年近く体験し、自分自身も股を打撲したことがある。
私が最初に、ガラス工場で働きたいと工場長に申し出たら、まず、回答はあなたのような人が働ける場所ではない、無理だと言われ、それにアルバイトでは時給が1千円なのだから、それでも良いのかと言われたのです。
私は、工場関係者の反対を押し切り、訳があり、働きたいと申し出たのです。
そのわけとは、自ら危険な現場で体験し、理解することで「危険回避能力」を養う術を身につけられるし、何より、論文を書き上げたいと申し出たら、逆にガラス工場の関係者から、当社の「安全対策の見直し、対策のためのプログラム」などを作成して欲しいと依頼されました。
午前中はガラス工場で工員さんと働き、午後からはディスクに座り、午前中に感じた危険箇所や人の行動、ローティーションに至るまでチェックし、そのガラス工場の安全対策を見直したのである。
私がその工場で勤めた1年前には、関連の工場でガラスを乗せている荷台からガラスごと台車の下敷きになり、若い工員が死亡した事故、私も勤務中に荷台のガラスが倒れ、巨大なガラス板が太ももを直撃し、打撲した。
一歩間違えば、転倒し、床に後頭部を強打したらひとたまりもない。
いくらヘルメットを被っても防ぎようがないのである。
これら,作業工程の誤り、異変などをいち早く感知し、感じる能力を養うこと、何時もと違った「音、臭い、触った感じなど、五感を総動員して、異変をキャッチ」することの鍛錬をすることを勧めた。
安全マニアルを見直し、新たに、異変や異常に敏感に反応、感じるように心がけるという項目を増やし、その後は、そのガラス工場でも事故件数は減ったということの報告を受けました。
また、以前に美浜原発事故の際に、私が提案した。人の五感で安全確認する。マニアルに頼らず、異常な音、臭い、振動など五感で異常を察知する能力を高めることを指摘し、現在、点検に採用された経緯もあります。
現代人の五感が危ないと、私はマスコミ等でも指摘し、提唱しているように感覚、反応、危険を感じ取る能力など低下し、欠如しております。
以前に都心の遊園地でもコーストーから落下し、男性が死亡した事故もしかり、安全に対する危機管理、意識が低くなってきていると私は指摘し、関係者にも指導しております。
何年も事故がないから「大丈夫だろう」と過信する傾向があります。そこで、「もしかしたら事故が起こるのではないか?」「本当に大丈夫か?」疑ってみることで、安全対策の意識も危険回避能力も高まるのです。
落下事故もアルバイトの教育の問題だと指摘している人は多いが、そうではないのです。つまり、危険回避に対する意識、安全対策に関する取り組みなど、これらは人件費も経費も時間もかかるので,合理化しようとするのです。
つまり、細かなところまで指示も、点検も出来ないという盲点が今回の事故に繋がったのです。
危険や安全に対する「意識レベル」が高ければ、防げたと思われるのです。
今回の遊園地での落下死亡事故こそ、「人的事故」だと思われる。
社員の意識の徹底、マニアルに拘らず、意識と感覚を研ぎ澄まし、視覚確認だけでなく、安全を確認出来るシステムの導入など、例えば、今回の遊園地でのコースーにも、バーを装着しなければ、発進できないとか、確認ランプで安全を確認するなど、これら人の視覚(目)、目視では忙しいときや混雑している時には、非常に危険なことなのです。
ですから、これらを期に、安全対策、危機管理、危険回避能力を会社も社員も学ぶことが重要です。
特に、危険な作業、業種、人の命を扱う人たちなどに応用が出来ます。これら事故の多くは「ヒューマンエラー」によることが多いのです。
魔が差した。まさか起こるとは思わなかった。今まで起きていなかったから、大丈夫だと思ったなど、決まってこれらの理由付けをします。
ですから、危険や安全に対して、神経質になり、自己の五感を敏感に働かし、大丈夫か、もしかしたら「危ないのではないか?」と意識を高めることで、点検も備えも出来るのです。
今後、私はこれら人の五感で危険を感じ、安全対策を意識するということを提唱し、多くの方々に指導もして参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦


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恋する理由!、私の好きなパリジェンヌの生き方!(滝川クリステル)

2011-05-25 00:00:40 | 感覚、五感
ドレス一枚と愛ひとつ、結婚しても、子供がいても、いくつになってもオンナであることを忘れないフランス女性。
お金を使わなくても心は豊か。彼女たちが教えてくれる。シンプルスタイル。
「著者からのメッセージ」!
フランスは恋愛大国と呼ばれています。恋人同士はもちろんですが、たとえ結婚しても、子供が生まれてても、お互いに男女であることを求めて、一生、恋人関係でいつづけようとするのです。
結婚する、しない。子供を持つ、持たない。仕事を続けるか辞めるか。どう生きるかは、すべて自分次第。
日本女性は「見られるための美容」に夢中ですが、フランス女性は男性に「触られるための美容」を意識しています。
自分らしく女らしく自由に生きる、そして年齢とともに魅力が層をなす・・・そんなエレガントな女性にいつかなれるように、日々、努力したいものです。
私は、今年の2月にフランステレビ局、RTL放送の取材から、フランス女性と日本女性の化粧、恋愛の考え方などを「恋愛を科学する!」以前に、日本のテレビ局からの取材で、「恋愛の賞味期限」2年説などを提唱しました。
フランス女性は、「食から綺麗になる、香をまとう!」ファッションも決してブランド物に拘らず、自分のカラー、センスを持っている。バーゲンで安物を購入しても、着こなし、自分のファッションとして生かすのです。
化粧品もファンデーション程度と、日本人の3/1程度しか化粧品にお金をかけていません。素肌の綺麗さを保つために努力し、男性から触ってもらうことに重視するのに対して、日本女性は基礎化粧品にお金をかけ、目元を大きく見せる化粧、食から綺麗になるというよりも見た目の美容に努力するのです。
フランスの女性の多くは「大和撫子」の日本女性に憧れ、綺麗な黒髪、薄化粧で美肌の日本女性に憧れて、現在のフランス女性が存在しているということを知らない日本女性は多いのです。
これらから、私はフランス女性のファッションや化粧、生き方など学ぶ点は多いと指摘し、フランスのテレビ局から取材を受けたのです。
日本女性は、本来、美肌で黒髪、薄化粧でも充分に綺麗な人、スタイルや顔貌の「見た目に拘る女性が実に多いということです」。
ですから、私は日本女性の美、健康美、女性磨きとして、もっと見た目だけでなく、感覚(センス)研き、自分研きをするべきであると指摘しています。
例えば、香水のまとい方も、自分の好む香と、自分のイメージに合わない人が多いのです。これらも専門家のアドバイスを受け、素敵に香水をまとって欲しいのです。
私は男性の立場から、一流モデルなどの人達に以前、女性の美、健康的で、感覚(センス)を向上させることを目的に依頼された経緯もあります。
日本女性のモデルさんは、歩く姿やスタイルなどを気にする人は多いですが、食事、振る舞い、品格、感覚、女性としての魅力の醸し方ではフランスや海外の女性には敵いません。
歩き方が良くても、笑顔作れない、品格がない、振る舞いが下品では、良い恋愛も、幾ら美容に努力しても作られた美です。自然でエレガンスな女性になるためには、年齢ではない、女性として意識し、大和撫子という日本女性の生き方こそ、現在の女性の人達に必要なのではないのでしょうか?
私は、これらから、滝川クリステルさんの書き上げた。この一冊「恋する理由!」定価1.680円をぜひ、読んで頂ければ、何か女性として生き方の方向性が見えてくるような気がすると思います。
私は、男性の友人よりも、女性の友人が多いし、仕事も活動も私の周りには、多くの女性の人たちと接し、関わっております。
ですから、女性の美、魅力、美容も、もっと日本女性は綺麗になれるし、魅力的になれるのです。これらこそ、見た目、視覚に頼らず、フランス女性のように、嗅覚、触覚で恋愛を感じ、愛し合うのです。
そして、五感も鋭く、魅力を醸しだしているのです。日本女性にも、視覚、見た目だけでなく、もっと、味(味覚)、香(嗅覚)、触れあう(触覚)などを意識し、鍛錬すれば間違いなく、日本女性は世界に通用する美のポテンシャルを持って居るのです。幾つになっても、女性を諦めない、捨てない、お金が無くても、「心と感覚は豊か!」である。これらの生き方こそ、日本の未来の女性像なのかも知れません。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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睡眠不足と味覚の関係(肥満)!

2011-05-24 00:00:40 | 感覚、五感
人が睡眠不足になると、まず集中力がなくなり、イライラしたり、食欲が無くなったりもします。また逆に食欲が増すこともあるのです。
睡眠不足はホルモンの分泌バランスが乱れ、空腹感と食欲の亢進につながり、総じて肥満になりやすいといえるのです。
では、ここで睡眠不足と肥満の関係を脳科学的に説明致します。
まず、睡眠時間が減ると食欲抑制物質「レペチン」が減って食欲亢進物質の「グレリン」が胃袋から分泌され,ホルモンが増え、脳の視床下部、生命の維持を司る。脳部、自律神経、体温調節、食欲などの欲求にも司っている脳部位に伝達され、食欲が増すと考えられています。
この食欲抑制ホルモン「レペチン」は脂肪組織で産生される物質です。
このレペチンホルモンの働きにより、人は食欲が抑制され。脳の視床下部の満腹中枢のスイッチが入り、「満腹」だから、食べられないと思考するわけです。反対に胃から産生されるグレリンは視床下部に働きかれ、食欲としてわくのです。
睡眠不足だと、食欲刺激ホルモンが増えて食欲抑制ホルモン「レペチン」が減ると考えられ、空腹感を感じているのです。
例えば、大食いの人たちが総じて体格的に肥満になのに対して、「痩せの大食い」の人たちが居られます。
中でも大食いタレントと言われる人たちは、痩せた体型の人が多いのです。
例えば、大食いタレントの人たちは、一回の食事に1万カロリー以上を食べてしまいます。何と15人前程度を一人で一回の食事で食べるのです。
それでも太らないのは、ある脂肪細胞が関係しているのです。「褐色脂肪細胞」という、この細胞は肩や首の周りにあり、冷たい食事をしていても、汗を流す人がこれら褐色脂肪細胞が活発に働くのです。この細胞は体温を上げる働きがあり、食べた物をすぐにエネルギーに変換して、体温を0.5度近く上昇するので外にエネルギーが消費されてしまうので、太らないということなのです。
逆に太りやすい人は、白質脂肪細胞が働き、褐色脂肪細胞の働きが悪くなるので、エネルギー消費が悪く、体内に蓄積してしまいます。これらは、お腹周りなどに贅肉としてエネルギーを人は蓄えるので贅肉がついてしまうのです。
睡眠不足はこれら、レペチンなどの食欲抑制ホルモンが減少し、逆にグレリンホルモンが増加するので、食欲が増し、同時に褐色脂肪細胞の働きが悪くなり、エネルギー変換が鈍くなり、白質脂肪細胞の働きによって、肥満になりやすいと言えるのです。
例えば、これからダイエットをしようとする人には、睡眠不足にならず、スポーツをする時にも、ご飯を食べてからスポーツをするのでなく、スポーツをしてから終了後に食事をすると、レペチンの働きが活発になり、スポーツ前によりも食べる量が減ることが分かっております。
また、人が腹八分の状態を続けると脳内では「ペプチド」というホルモンが分泌して、疲れにくい体質に変化するのです。ボクサーが減量に取り組むのは、これらの働きを活発にさせ、疲れにくい体質にしているのです。
摂食調節に関わる神経ペプチドです。これらのペプチドは、食欲を促す作用(ニューロペプチドY、オレキシン、グレリンなど)と、食欲を抑制する作用(色素細胞刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン、コレシストキニンなど)があります。
これらから、睡眠不足にならず、定期的な運動に心がけて、暴飲暴食をしない。ストレスをためないなど、規則正しい生活と習慣により、肥満防止に繋がります。現代人は総じて高カロリーで、高塩分などの料理を好み、微栄養素が不足気味です。ですから、子供の頃から肥満体型の人たちが増加傾向にあるということを私から指摘致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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大和国から侍魂を!

2011-05-23 00:00:40 | 支援、援助
今回の宮城県沖、東北関東大震災は、私の自宅千葉でも震度5強の揺れと、震源地に近い宮城県では震度6強という、今までに体験したことのない強い揺れを体験した人は多いと思います。
同時に恐怖を感じたと思います。そして十数分後には15mクラスの大津波が太平洋岸を襲ったのです。
ご存知のように1万人を越す死者と行方不明者が現在も1万人を越す人達が見つかっておりません。
この未曾有の大震災に、真っ先に駆けつけたのが日本の自衛隊隊員でした。救助、救援、そして瓦礫の片付けと、10万人を超える自衛隊員が参加し、日々、東北の復旧、復興に向けて頑張っているのです。
この様子は、海外のマスコミでも取り上げられ、世界中から日本の自衛隊は、素晴らしい、纏まりがあり、使命感が強いなどと絶賛されているのです。
大震災が発生してから、2ヶ月以上が経とうとしている現在、瓦礫の撤去や避難所で避難している人達の支援に追われております。一部の避難の人たちは仮設住宅に移っておりますが、まだまだ数が充分ではありません。
このように多くの自衛隊員はテント生活をしながら、家族のいる人達も家族と別れ、2ヶ月以上、自宅に戻っていない人達が殆どなのです。
中でも、私が心配しているのが若い隊員たちです。幾ら日々の訓練や鍛錬、精神的な訓練をしても実際の体験は今回が初めてという人達が何千人といるのです。瓦礫の中から幸いに救助できた人たちは幸いですが、多くの場合は死体で見つかることがあります。
私も以前にこれら体験がありますが、現場は瓦礫の山と、独特の臭い、音、日数が経つと粉塵が舞い、遠くが見えなくなります。これら苛酷な環境で現在瓦礫などの撤去に励んでいるのです。
何より、若手の隊員は夜になると夢を見て眠れない、うなされる。手足が触れ得て、現場に立てないという人達も居られるのです。
これらは、普段の訓練では出来ない。現場でしか体験出来ないからです。
あまりにショッキングな場面に遭遇するので、若手の経験の少ない、隊員は気の毒なのです。
皆さんは、自衛隊員はこれらが仕事だろう!と言いますが、実に苛酷であり、精神的にも辛い作業が続いているのです。
特に私が危惧しているのは、災害に見舞われた地元の隊員です。中には、自分の家族や友人が見つかっていない。捜索したいのに、出来なく、他の地域に派遣され、瓦礫などの撤去、福島県の原発の処理などにも当たっているのです。それこそ、精神的にぎりぎりのところで戦いながら頑張っているということです。
隊員の中には、涙ぐみながら一生懸命、自分たちがやらなければ、誰がやる。と硬い意思でこれら難題に立ち向かっているのです。
私は、これら日本の自衛隊員を誇りに思い、侍魂を見ました。
そして、大声で「がんばれニッポン! がんばれ自衛隊!」と叫びたいのです。
私は1998年当時の防衛庁長官と知り合いでしたので、富士山麓での自衛隊の訓練の様子を見学に行ったことがあります。
また、自衛隊員に「危険回避能力」の向上で、自己の命を守る術、自己の五感を鍛錬し、迫る危機を回避するという訓練法を指導したことがあります。
それは、若手の隊員がよく訓練中に怪我をしたり、1997年7月に青森県の八甲田山の訓練中に二酸化炭素、火山性ガスの発生に気づかず、3名が死亡する事故が発生しまた。私の地元で良く登山していたので、私はその場所は危険であることを知って居りました。特に夏場の無風状態時は危険だと理解していたのです。ところが、その場所は少し窪んでいるだけでなく、火山性ガスが微量ですが発生し、それによって小動物や植物の腐葉土になり、ガスも発生します。私のように嗅覚に鋭いと、分かりますが、訓練や嗅覚が鈍感だと殆ど分かりません。先頭を行っていた若者3名が死亡する事故になったものです。
これらから、私は五感で危険を感じるだけでなく、「第六感も駆使し感じる!」異常な場所や雰囲気を感じる。察知する能力の向上を自衛隊員だけでなく,危険な業務に従事している人達、職業の方々に指導しているのです。
「現代人の五感が危ない!」と指摘しているのは、これらの理由からです。
今回の東北の災害地で働いている自衛隊員の多くも、今回のこれほどの規模の災害を目の前にし、感じる物は強いと思います。ですから、私は避難している人達だけでなく、自衛隊員の人達の心のケアも大切だと指摘しているのです。これらの作業が落ち着き、自分たちの基地に戻ったときに、トラウマやストレスとなり、急性ストレス障害(Acute Stress Disorder、ASD)とは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と似たような症状を起こすが、主に生死に関わるような要因でトラウマ(心的外傷)を経験した後、これによる神経症の症状が数時間、数日から4週間以内に自然治癒する一過性の障害を指す。これらは米兵でも戦争から帰還した隊員に多いのです。
これらから、私はこれら作業が落ち着き、自衛隊員にお礼として、私が「危険回避能力」を高める、危機管理を向上させることを目的に指導と「五感法と危険回避」と題して、研修や隊員の命を守る術を伝授したいと考えております。勿論、私のボランティアで行います。自衛隊員の関係者や知人がおられ、この文書を読まれた方は、ご連絡下さい。多くの頑張った自衛隊員を今度は私が助けて上げたいのです。そして、大声で「がんばれニッポン! がんばれ自衛隊!」日本は必ず復活する! 東北は元気になる!と叫び、今こそ、大和国から侍魂を!
世界にメッセージしましょう!!
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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私が注目するテレビ番組!

2011-05-21 00:30:30 | 感覚、五感
テレビ朝日、毎週日曜日18:30~放送、15日(日)の放送内容より。
コーラスの秘密~ウィーン少年合唱団を科学する~
500年前に結成されて以来、世界中で絶大な人気を誇る、ウィーン少年合唱団。
聞く人を引き付ける、透き通るようなボーイソプラノ。
20世紀を代表する偉大なる指揮者「トスカニーニ」はその歌を耳にし、つぶやいた。
「まるで天使の歌声だ!」と・・・
天使の歌声と称されるその神秘の響きはいったいどのようにして生まれているのだろうか?少年たちの歌声はなぜ心地よく響くのだろうか?
モーツァルト、ベートーヴェンをはじめ名だたる音楽家たちの活躍の舞台となり、いつも音楽に溢れている街、ウィーン。ウィーン少年合唱団の寄宿舎および練習場は、この街のアウガルテン宮殿にある。
全寮制で、10歳から14歳までのおよそ100名のメンバーが共に学び、共に生活している。
少年たちはいずれもオーディションによって選ばれ、世界中から美しい歌声を持つ少年たちが集まっている。番組では、現地でウィーン少年合唱団に密着取材!寄宿生活やボイストレーニングの方法なども紹介します。
どうして彼らの声は美しく響くのか?今回は、合唱が作り出す声の美しさ、透明感のある歌声の秘密に迫ります!
近未来創造サイエンス、「奇跡の地球物語」、ホームページより引用、
以前に私は、フジテレビ「ニューカマーズ 」(聴くテレビ)2時間スペシャルの総合監修、コメント出演を致しました。
不快音についての説明で、日本人だけが黒板を爪でひっかく音が不快と感じることについて、解説致しました。
また、心地良いと感じる歌声には特徴があった事も解説致しました。
美空ひばりさんのように「人の心に響く歌声」は「倍音」という、特殊な音が有ったのです。
人が言葉を発したり、歌を歌う時には、一つの音ではなく、何種類かの音がハモって聴えるのです。
また、周波数も4000Hz~5000Hz程度のヘルツで聴えます。
会話では1000Hz以下と音で会話しています。ところが、金属の擦れ合う音や生命の危機を感じる音に対して、人の聴覚は敏感に反応します。
例えば、電車のブレーキーの金属同士の擦れるような音は、高周波7000Hz~8000Hzと高い音になります。ですから、普段聴き慣れない音であり、金属の擦れる音を不快と感じます。特に日本人には、特殊な「不安遺伝子」を持っており、総じてプレシャーに弱く、神経質といわれるのは、この不安遺伝子、S遺伝子とも言われている。遺伝子に影響し不安に感じるのです。
ところが、同じ不快と感じる周波数でも、少年の歌声はなぜ「心地良いと感じるのか?」ウイーン少年合唱団の子供の中には、声変わりする前の歌声、特殊な周波数で歌う子供がおられます。
先ほど説明したように、普通の歌声では4000Hz~5000Hz(ヘルツ)に対して、特殊な声の持ち主は、何と6000Hz~7000Hzという高周波の歌声で歌うので「天使の歌声!」と言われるのです。
他にも、少年同士でもそれそれ個性の歌声、倍音を持って居ます。私の勝手ではありますが、天使の歌声倍音を持っており、これら子供の歌声、個性がハーモニーとなり、あの独特の天使の歌声を生み出しているのです。
このように、音を一つとっても、同じ周波数でも、金属の擦れる高い音は不快に感じ、少年の高音域の歌声を心地良い感じるのです。
これら音の違いを脳で感じ、脳で認知しているのです。これら人の聴覚の違いを感じ取る脳部を「ヘルシュ回」と呼びます。ベートーベンなどはこのヘルシュ回が非常に発達し、頭蓋骨に変化が起こるほどです。
今後、この番組からは、人の五感、感覚心理などの話題があれば、問い合わせがあると予想されます。また、このような内容の良い番組には、ぜひ、私も関わって行きたいと思います。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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ネットゲームと人の心理!

2011-05-20 00:00:40 | 感覚、五感
以前から私はネットゲームに填る子供たち、若者たちの感覚、心理について警鐘を鳴らしながら提唱し続けております。
私が人の五感、感覚心理という研究をしようと思った切っ掛けは、20年前頃にテレビゲーム、インベーダーゲームの流行がありました。
これらは、現在のテレビゲームの走りでもありました。
その頃、テレビゲームは、テレビに直接繋げる物でした。現在のようにインターネットには繋がらず、二人でゲームをする物で、ゲーム内容も単純な物でした。
また、私が若き頃には、50円、100円のコインを入れて、テーブル式のゲームでした。喫茶店などに置いてあり、当時、子供たちがこれらのゲームに夢中になり、ゲームをしたくて、小遣いが無くなった中学生が小学生からお金を巻き上げるなどの事件も発生し、社会問題にもなりました。
この頃から「ゲーム依存症」という、言葉も生まれたのです。
また、最近のインターネットで繋がるゲーム、顔の知らない相手とインターネットでリアルな内容のゲームを行います。
特に、私が危惧しているのは、3D映像やリアルな映像のゲームです。また、ゲームの内容にも危惧しております。殺戮を繰り返したり、暴力的なシーンなど、ファィターゲームという、殴る、蹴るなどで相手を倒すゲームです。
これらリアルティーを追求すればするほど、子供たちの脳内では、バーチャルな世界観を理解し、認知します。つまり、洗脳されることにもなるのです。
現実と非現実の世界が区別出来なく成る。これらを私が名付けた「バーチャルブレイン」、非現実脳ということです。
例えば、ゲームの内容を現実の世界で試してみたい、やってみたいと思い込むのです。以前フライトシュミレーションという、ゲームの中でジャンボジェット機を飛ばしているので、実際の飛行機も飛ばせると勘違してしまい。
実際に、ジャンボジェットをハイジャックし、パイロットにゲームで毎日このジャンボ機を飛ばしているので、この本物も飛ばせると思い込み、パイロットを脅し、パイロットが断ると、殺害してしまった事件は、私たちに衝撃を与えたものです。
これら、リアルになれば、なるほど、3D映像など、立体的になると幼い子供たちは、これら映像やゲームや動きに興奮し、脳が快感します。これらが映像などの副作用を起こすのです。
3D映像など、立体的にリアルな映像は、動きが激しいと、乗り物に乗って酔ったように「映像酔い」の現象が起きます。また、幼い子供では、脳が興奮すると、脳内には「アドレナリン物質」が過剰に分泌され、これらは脳内麻薬と言われています。
ですから、心拍数の上昇、血圧の上昇から、顔が赤くなり、口から泡を吹き、痙攣を起こし、そして、心臓発作で死亡するのです。
昨年の夏のアバターという3D映画で、中国で上映されたときに、心臓発作で幼い子供が死亡しました。これらから、中国では上映を中止したことでも話題になりました。
また、日本では、最近、大手ゲームメーカーのゲーム器機で、個人情報が流出し、世界で7700万人分の個人情報がアメリカのハッカーによって、住所、氏名、アドレス、クレジットカーで番号などの個人情報が流出してしまったのです。これらインターネット(ネットゲ)が、人の感覚、脳、心理に決してよい影響を与えないだけでなく、このように個人情報なども危機に曝されているということ、但し、私はこれらインターネットゲームや、ゲームを否定している訳ではありません。
依存してしまう感覚に警鐘を鳴らしているのです。興奮してしまい、ゲームが無ければ、イライラし、興奮し、落ち着かないなどの症状が現れると危険なのです。
ですから、正しく、楽しんでインターネットゲームをする。ゲームの世界だと割り切って遊ぶということを子供の頃から指導する。教育することも重要であると私は指摘しております。
これらから私は「ゲーム教育」も必要であると提唱しているのです。そして、楽しく、遊ぶ、決して依存しないということです。これら正しく理解し、実行すれば「バーチャルブレイン」には陥らないということを私から提唱致します。五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦


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食の安全意識!

2011-05-19 00:00:40 | 感覚、五感
私は現在、地元千葉でボランティアではあるが「食の安全委員会」のメンバー登録をしております。
食と味覚、嗅覚など、食の安全意識を高めることを指導しております。
飲食店、レストラン、ホテル、スーパーの食品売り場など、生ものを扱う、食中毒に関わる食品などの扱い方だけでなく、消費者の方々にも注意を促しております。現在のように賞味期限が表示されていると、見た目で大丈夫だと安心してしまう消費者も多いのが事実です。ですから、以前に産地偽装、賞味期限の偽造が何件か摘発された経緯もあります。
未だに、減らない産地偽装や食中毒、食品表示の曖昧な表示は勿論、法律も曖昧であると私は指摘し、警鐘を鳴らしている一人なのです。
日本独特の表示や世界基準からずれている。我が国の食品表示、曖昧な表示が多いのです。
それだけでなく、法律の曖昧さもあり、世界基準からずれているのです。
例えば、ゼロスロリー、カロリーオフなどの表現、現に100ml、7カロリーと表示され、ペットボトルが500mlだから、合計したら35カロリーが飲料水に含まれているのです。以前に厚生労働省などに問い合わせたら、許容範囲という何とも曖昧な回答でした。
私たち消費者はカロリーゼロだから、カロリーオフだから安心、ダイエットによいと思って、飲み続けているのです。
今回、発生した生肉の販売や飲食店での販売なども強制力もなければ,法律も定められていない。今回、死者が出たので、慌てて改正したほどである。
法律を定め、厳しくしても食中毒は減らないと思われる。取扱者だけでなく、私たち消費者も出来る限り、食べ物に対してもっと神経質になって欲しいと願っております。安心できなければ何も食べられないと言われますが、食べる側も、提供する側ももっと、食材、肉、魚、加工品だけでなく、海外からの輸入食材など、心配される食材は多くあります。
これらかのシーズンは、食中毒が心配になる時季です。
私共は、これら食中毒、O157などの食中毒の元の菌を見つけ出すことが出来ればと考えております。雑菌などはいちいち、一品、一品顕微鏡で検査するわけに行きません。そこで、ナノテクノロジーを駆使し、細菌など臭いをキャッチする。感知するシステム開発、研究に取り組みたいと考えております。
これらは、「嗅覚センサ」の応用で、人の癌細胞の臭いが発生すると犬の嗅覚では分かると言います。これらを応用し,嗅覚センサで、細菌を特定出来ないかと考えております。
他にも、災害時に瓦礫の下から、人を発見する。見つけ出すことも可能です。
爆発物などの発見にも役立つ物です。つまり、目に見えない物を見つけ出す、探し出すシステム、センサの開発です。
日本では、一部の企業や大学などの研究グループが開発、研究をしております。
このようにナノテクノロジーの研究は世界でもトップレベルにあるのです。
これら食の安全をセンサで確認、新鮮度を測定出来る装置は、一部味覚センサとして開発されていますが、これらは一般的では無く、業務用、食品メーカーや企業向けに開発されたものです。
これらは、食の安全よりも、食品の味覚グラフなどの作成や旨味などの測定に役立っております。
食の安全から、細菌の測定や察知するシステム、センサがあれば、私たちは安心して食事が出来るし、飲食店でも安心して提供できるようになります。
これら雑菌やウイルスを感知、探知できるシステム、センサが開発に成功すれば、様々な用途、食品の安全だけでなく、院内感染予防などに役立つ物だと確信しております。
これらを私共はプロデュースし、関係企業や大学の研究グループと共同で開発、研究が出来ればと願っております。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦


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料理に美味しさは必要ない?

2011-05-18 00:00:40 | 感覚、五感
以前に何度かテレビ番組の監修や特番の中で、現在の若者たちの感覚の変化、物場慣れなどを説明したことがある。
例えば、刺激の強い食材が食べられない、刺激の強い飲み物が飲めないなどがそうである。
わさびが鼻にツーン来るから、駄目、梅干しも酸っぱくて食べられない。ビールは苦手で駄目、日本酒は鼻にツーンとするから駄目となるのです。
他にも、見た目の悪い食材は食べられないと毛嫌いするのです。例えば、レーバーやホルモンなどの肉類、他にも姿形の悪い、見た目の悪い魚介類も食べられないのです。
これらは、若者だけの傾向ではなく、小学生の頃から始まっているのです。
朝食を食べず学校に行き、学校給食も食べ方がおかしいのです。「ばっかり食べ」という、最初、ご飯だけを食べ、食べ終わったら、次におかずだけを食べる食べ方です。ですから、酢の物や少し辛い食べ物、苦い食べ物は食べられなくなるのです。
私たちは、これら刺激のある食べ物は、ご飯と一緒に食べます。この食べ方が、刺激のある食材をご飯と一緒に食べることで中和するのです。これを「口内調味」という、唾液によって中和し、美味しさを醸し出しているのです。
このような食べ方を子供の頃から食べて続けていると、大人に成長しても、味覚が発達せず、味覚が鈍感になるのです。それだけでなく、味覚と深い関係にある嗅覚も鈍化します。
ですから、現在の若者たちの多くが、簡単で値段の安い食事や料理を好むです。
例えば、ハンバーガーを私たちは、毎日のように食べれば、3日も食べ続ければ飽きてしまい食べたくなくなりますが、現在の若者たちは週に4回以上ハンバーガーや菓子パンと缶コーヒーの朝食で済ます人が多いのです。
ですから、「好きな時に、好きな物を食べ、好きなだけ食べる」というのが、現在の若者たちの食生活のパターンなのです。
以前、科学バラエティ番組の総合監修をしたときに、「美味しさと味覚の関係!」「脳との関係!」を説明致しました。
例えば、現在の若者たちの多くが、刺激の強い食べ物が食べられない、毛嫌いする傾向から、「料理に美味しさは必要ない!」と考えている人たちが多いのです。これらは,お腹がいっぱいになれば、それで「満足」だとなるのです。
つまり、料理が美味しいからまた、食べたいと脳が「快感」しません。ですから、自分で料理を作っても、雑で到底美味しく食べられるものは出来上がりません。
ですから、脳への栄養素、身体の維持、健康食というように、中国では「医食同源」という考え方があるように、海外では、食から健康になり、イタリアやフランスでは、小学生の頃から、味覚を発達させ、磨くために「食育」を学校の授業の中で実施しているほどです。
一流のシェフから指導を受けますから、料理の美味しさも理解し、味覚も発達します。同時に、嗅覚も発達しますから、五感も脳の活性化し、働きが良くなるので,様々な能力として開花するのです。
日本の現状はどうでしょうか?私は味覚の専門家として、マスコミ等から多く取材も受け、テレビ出演も多く果たしております。
そこで、何時も私の口癖は「現代人の五感が危ない!!」と指摘し、警鐘を鳴らしているのです。
中でも、味覚と嗅覚は危機的な状態にあると言っても過言ではありません。数値的なデータと言いますと、全国の小学生の半数に「味覚障害」の疑いがあります。同様に嗅覚も劣っていますから、ガス漏れなどの異常な臭い、腐敗しているなどの味が分からないのです。
現実に、小学校で講演会した後に、ある母親が私に相談があると控え室に来て、自分の娘が、台所に置き忘れた、腐ったリンゴを食べて、気持ち悪くなったという相談です。味覚障害でしょうかという質問でした。
これらを指導、教育しておかないと間違いなく、味覚障害になります。これらのケースは、未体験が生んだトラブルですが、本来、私たちの五感は、腐敗や毒などに対して、嗅覚も味覚も敏感に反応するのですが、これら「危機回避能力」が特に欠如している人たちが増加してきているのです。
ですから、私は人の五感の重要性を提唱し続けているのです。
今からでも遅くありません。学校での授業でも「食育」の指導、日本板前協会、レストランのシェフたちの協力を得て、子供の頃から、料理を食べる楽しさ、美味しい料理を食べる快感、そして、味覚と嗅覚を鍛える重要性がここにあるのです。
私は、今後、五感研究員として、日本だけでなく、海外でも必要性があれば、指導や教育をしたいと思います。私が出来ることからアクションを起こして参ります。
五感プロデュース、研究員、荒木行彦、

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患者が殴る・壊す・暴れる…院内暴力に苦悩

2011-05-17 00:00:50 | 感覚、五感
2010年11月18日 提供:読売新聞
医師や看護師らが患者などから暴力を振るわれたり、暴言を吐かれたりする院内暴力に、全国の多くの医療機関が苦しんでいる。
広島県福山市内でも10月、酒に酔って救急搬送された男性が、治療にあたった医師を殴るなどして傷害、器物損壊の両容疑で逮捕された。医療機関側には、県警OBを院内暴力の“ガードマン”として置くことを検討する動きも出ている。苦悩する医療現場を取材した。
警察発表や被害に遭った病院などによると、事件が起きた日の午後10時頃、福山地区消防組合の救急隊から病院に「男性がカラオケで飲酒して嘔吐(おうと)した」と急患の受け入れ要請があった。10分ほどして運び込まれた男性は、意識不明で呼び掛けにも応じず、すぐに救急診察室で点滴を始めた。
間もなく目覚めた男性は、付き添いの人が室外で待っていたことに怒り、「今すぐ呼べ」と暴れた。点滴が外れて出血したため、医師が手足を押さえようとしたが、逆にけられたという。その後、トイレから戻ってくる際にも大声を出して壁や備品をけるなどし、医師の顔を殴ってけがをさせ、ガラス棚を割ったという。
同病院では、年100件程度の救急患者を受け入れているが、暴力を振るわれる危険を感じて警察に通報するケースが年4、5件ほどあるという。9月に院内暴力の対応マニュアルを作成したが、今回は被害のひどさに戸惑っている。
ガラス棚に保管していたコルセットなどの医療品は廃棄せざるを得ず、被害額は約50万円に上るというが、院長は「物損は何とかなるとしても、当直の医師や看護師はもちろん、病院全体の士気が下がり、心理的な負担が大きくなるのがつらい」とため息をつく。
市医師会にも、「医師が、患者から『治療で失敗したら責任は取れるのやろな』とすごまれた」「看護師が患者につきまとわれた」などのケースが報告されているという。
福山市では、夜間に、症状が比較的軽い1次救急患者を受け入れる救急支援診療所が、2011年度中に開設される予定で、運営を担う市医師会は、県警OBを警備員として配備することを検討している。診療所に常駐し、市内の医療機関でトラブルが発生すれば、駆け付けて対応することを想定している。
市医師会の児玉雅治副会長は「医療現場では、患者から大声で威嚇されるような事例は多い」と指摘。「病院側が風評被害を気にするのは分かるが、絶対にあってはならないことなので、毅然(きぜん)と対応する必要がある」とし、各医療機関に事例があれば医師会に相談するよう呼び掛けている。(石原敦之)
◆院内暴力=医師や看護師らに対する患者、その家族からの身体的な暴力、暴言、性的な嫌がらせなどをいう。全日本病院協会が2007年度に実施したアンケートでは、回答した1106病院のうち、576病院(52・1%)が、過去1年に職員が院内暴力を経験したとした。奈良県医師会が今年7月に公表した調査結果でも、医師、看護師の約6割が院内暴力の被害を受けた経験があり、病院勤務医の約7割が「被害は増加している」と回答した。
以前にも、患者が医師に、痛み止めの薬を処方しないと断ると猟銃を持ち出し、脅したことがニュースになりましたが、この患者は薬物依存症の患者だったのです。
他にも、医師や看護師を騙して、薬を処方させたり、具合がさほど悪くないのに、仮病などを使う患者さんなども居られます。
一番多いのが、酔っ払いが救急車などで運ばれ、治療するからと注射や点滴をしようとすると、払いのけたり、暴れたりするケースが現在、多発しているのです。
最近は、入院患者でも看護士にセクハラ行為や暴言をはく患者さんが多いといわれています。
確かに態度の悪い医療関係者も居るのは事実ですが、これらは一部の人だけであり、多くの関係者は真剣に一生懸命、患者さんに関わっております。
それでなくても、看護士や医師は人手不足から重労働を担っております。これらに患者さんからの暴力や暴言をはかれては堪らない。ぜひ、病院にガードマンなどを法律的に従事させるとか、警察官などを定期的に巡回させて欲しいと願っております。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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歩く事と人の心理!

2011-05-16 00:00:40 | 感覚、五感
私は人の五感研究から、感覚心理、脳科学などの研究で様々な分野での研究、五感ビジネスを推進しております。
特に、心身共に健康になると題して、提唱しております。
特に歩くこと、それも単に歩くことの大切さだけでなく、姿勢を良くし、活力や美しく歩く、素敵に歩くということを目的に提唱しております。
我々人間は、二本足で長時間立って歩ける雄一の生き物です。それだけに人の心理が歩き方まで影響しているのです。それだけでなく、その国の文化、風習までも反映しているのです。
日本人はプッレシャーに弱く、ストレスにも弱い、遠慮の文化であり、目を反らす文化でもあります。
例えば、外国人の多くは、相手と話すときも目を見つめながら話します。そして、自己主張するのです。逆に日本人は目を反らし、敵対意識がないことを示します。
これらは、日本の間仕切り文化、和室など畳で何畳と仕切り、住まいも居間、寝室と仕切られています。
狭い空間で生活しているため、いくら家族といえども家でも目を見つめ合って会話していると疲れてしまうのです。
これら外国人と日本人の文化の違いも歩き方に現れています。日本人の多くは下向き加減に歩き、都心に通勤している人たちは、総じて歩くスピードも速いのです。
つまり、日本人の多くは猫背になる傾向が強いということです。
逆にアメリカなどでは胸を張って堂々と歩かないと、競争社会のためビジネスに負けてしまうのです。そのため「反り腰」状態になるので、腰痛になる人も多いのです。
ですから、猫背も反り腰の姿勢も良くないということです。
ここで、正しい歩くときの姿勢、理想的な姿勢を紹介します。私は、天井から吊らされたような感じで頭を真っ直ぐにし、そして、腰のあたりから少し押されたように歩きます。この時には意識して、お腹を引っ込めるようにして歩きます。実は、このお腹を引っ込めるという行為は、脇腹に着いた贅肉、つまり筋力の弱さをカバーし、両脇の筋肉を強化して呉れるので、ウエストが細くなる効果があります。
また、歩くときには少し、上向き加減に歩きます。そうすると顔が三角形に見えるので若く見えます。逆に下向き加減に歩くとおでこが見えるので、逆三角形に顔が見えてしまいます。そうしますと、老けて見えるのです。
これらは人の視覚の錯覚現象です。
また、下向き加減に歩いていると「覇気がない、元気がない」と見えてしまいます。ですから、アメリカでは下向き加減に歩いていると、元気がない、仕事でも負け組となってしまうので、アメリカで歩く的には堂々と胸を張って、自己主張しないと仕事の出来ない人と思われてしまうのです。
日本の場合では、逆に目立つため、堂々と胸を張って歩いていると、生意気だ、気取っているとか、あまり良いイメージにはなりません。それは目つきや視線にも関係しているのです。つまり、無表情な感じで、歩いているとそのようにイメージするのです。
ですから、にやける必要はありませんが、軽快に颯爽に微笑みながら歩くと、女性なら「美しく、素敵に歩いている」、男性なら「素敵に格好良い」となるのです。
このように歩く(ウォーク)でも人の心理が強く反映されるのです。
季節的にも気持ち良い季節です。野外でも室内でも、姿勢良く、颯爽と歩くと身体バランスだけでなく、精神的にも活性し、同様に脳も活性化するのです。そして、嬉しいことに実年齢よりも若々しく見えるということを私から提言致します。皆様も、歩くことに意識し、歩く楽しさ、歩く重要性をご理解して頂ければ幸いです。

五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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江戸に学ぶ!

2011-05-14 00:13:49 | 支援、援助
最近、私はTBSドラマ、JIN(仁)という、現在の医師がふとした切っ掛けで江戸時代にタイムスリップするという物語です。
これは原作の人気アニメのJINをドラマ化したものです。
ストリーは、現代からタイムスリップした。医師が江戸時代に現在の医療技術を江戸の時代に伝え、歴史上の有名な武将や人物を助けることで、歴史が変わってしまうのではないかと悩み苦しむ物語です。
江戸の時代は、まさしく私たちが現在でも学ぶべき点は多い。中でも私が注目しているのは「江戸循環型社会」である。当時、現在のようにハイテクな技術、電気も無かった時代に、長屋の構造、家の造り、里山の仕組み、森林管理、肥料、農業など、社会性というシステム、循環型社会の始まりだったのです。
また、芸術、美術にも多くの人達が関わり、江戸庶民も楽しんでいたのです。
現在でも、世界中で人気を呼び、世界中の芸術家にも影響を与えています。
それは「浮世絵」です。絵から始まり、江戸庶民にも広げようと取り組みされたのが「版画」です。色彩豊かでそれは、モノトーンの世界に花が咲いたように、カラー印刷として江戸で生産されて「浮世絵」として、今でいう店頭の高いところに飾られたのです。そして江戸中が色彩豊かな浮世絵に驚愕したのです。
現在のようにカラーテレビなど無い時代に、日本人が初めてカラーテレビを店頭で見たとき以上に、感動し、興奮したと思われます。
当時も歓声があがり、江戸中が響めいたと思われるのです。
このように江戸時代は、合理的で庶民の遊びにも、粋でおしゃれでした。
また、グルメも多く有りました。現在にもある。屋台がそうであるように、江戸中に様々な屋台があったのです。
ウナギ屋、お寿司や、焼き鳥屋など、夏場ならかき氷やまで有ったといいます。
夏場の暑い日は、庭先に「打ち水」をし、ガラス製の風鈴などで音色を楽しみ、縁側で樽に井戸水で冷やした。お蕎麦や果物も冷やして食べて居たと予想されます。
電気がない分、夜になると蝋燭の明かりだけで、書物が読めるように視覚も現代人と違い、目も良く、視力も4.0~5.0近く見えていたと予想されます。
視覚だけでなく、江戸の時代は賞味期限などの食べ物の表示がありませんでした。ですから、新鮮な食べ物かどうかは、食材の香や触覚、味覚で食べられるか判断していたのです。
音も同様に足音で、侍か、庶民がなども判断出来たと予想されます。これらは現代の江戸時代の人の五感の鋭さの違いでもあるのです。
それは、現代人はハイテクな技術や道具の発達により、自己の五感はあまり必要とされません。ましてや危機的な状態に遭遇することは希になっております。ところが、江戸の時代は常に、危機的な状態や危機感を常に感じながら生活していたのです。ですから、自己の五感が敏感でないと「危険回避」能力が低下すると命の危機でもあるのです。
ですから、敏感に反応し、回避することで命を守っていたのです。
これらの生活から、美術、食事なども同様に江戸の時代の生活を見直し、現在に応用すべき考え方、取り組み方が必要ではないかと私は感じております。
昔の人の「文殊の知恵」なのです。
私たちの祖父や祖母が知識、豊かだったように。おばあちゃんの知恵袋というように、昔の人は古来から、様々な形で現代人にも警鐘や警告を発してきました。今回の災害でも江戸時代に発生した。岩手沖大震災時に津波が丘の上まで来て、多くの死者を出したので、地域ではその石碑に「この下に村を作るべからず」などと警鐘を鳴らしていた場所も沢山あるのです。
このように古来、私たちは五感で感じ、五感を総動員して、楽しみ、暮らし、生き抜いて来たのです。
ですから、今こそ、自己の五感を再認識し、鍛錬する重要性と人の五感の重要性を私は、五感研究から提唱しているのです。
今後とも、人の五感の重要性を提唱し、続けて参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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