センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

花粉症がヒトの嗅覚の鈍感化に繋がる!

2009-01-15 00:06:00 | 感覚、五感
鼻や眼の機能と花粉症
鼻の機能は呼吸する空気の加温、加湿、防塵です。花粉が鼻粘膜からはいると表面についた花粉は鼻の粘膜の上皮細胞にある線毛がベルトコンベアのように働 く事により鼻の外に運び出されます。運び出されなかった花粉は鼻の粘膜に付着し、抗原成分を鼻粘膜にしみこませます。鼻の粘膜の中にはアレルギーの細胞で ある肥満細胞があります。スギ花粉症患者さんの場合にはスギ花粉に対するIgE抗体が肥満細胞のまわりに結合しています。このIgE抗体が溶けだしたスギ 花粉の抗原成分を捕らえて結合して肥満細胞が活性化し、反応を生じます。その結果、放出されたヒスタミンが鼻粘膜表面の神経を刺激し、くしゃみを起こし反 射的に鼻汁の分泌を生じさせます。さらにヒスタミンは血管を刺激して鼻づまりの症状を引き起こします。繰り返しスギ花粉との接触が多くなると、花粉症の症 状は強まります。結膜も肥満細胞上のIgE抗体と結膜の表面で溶けだしたスギ抗原成分が結合してヒスタミンが放出されます。ヒスタミンも同じく結膜表面の 神経を介して痒みを生じ、反射性に涙の分泌が増え、神経の過敏によって異物感が強くなります。掻痒感が強い場合にはドライアイという乾く目の病気の合併の 可能性があります。
日本医科大学耳鼻咽喉科 大久保公裕医師、厚生省花粉症ホームページより、文書一部引用。花粉症は、ヒトの免疫反応の誤作動から起こる症状である。杉花粉や檜花粉自体は身体には無害なのだが、免疫能力が過剰反応して、バイ菌やウイルスと勘違いすることから身体から排除しようとする反応が起こり、鼻水、目の痒みから涙目などの症状が現れるのです。
私が花粉症での症状に関して提唱しているのは、鼻水や鼻づまりの症状がヒトの脳の集中力、生産性の低下など、目の痒みなどの症状から「危険回避能力の低下」などが怪訝されるのである。
例えば、ヒトの命に携わっている職業の方々などでは花粉症が重度になると危険回避能力の低下から思わぬヒューマンエラーなどを起こすこともあるのです。
また、私達でも鼻が詰まるとヒトの嗅覚能力も鈍感化してしまい、食事も美味しく感じなくなります。
勿論、匂いも感じられなくなるので集中力や生産性も低下するのでヒューマンエラー、危険回避能力の低下など思わぬ自体を招くこともあるのです。
ですから、これらの症状を鼻炎薬の服用を上手く活用し、改善することが重要になります。
現在は非アスピリン系の鼻炎薬も販売されております。
花粉のシーズンは間もなく始まります。毎年花粉症で悩んでいる方々でも有る年突然のように症状が和らぐことがあります。これらは個人差も有りますが、許容範囲のようなもので、花粉症は何度か繰り返しながら症状が変化します。
私はここ数年は花粉の症状はあまり現れないが、今年は心配である。余程でないと私は鼻炎薬を飲まないが、それは集中することが多いからである。
現在の鼻炎薬は朝と夕方の二回の服用で一日効果がありますのでこれら鼻炎薬を正しく服用して欲しいと思います。
鼻炎薬も薬ですから、コーヒーやお茶で飲んだりしないことです。やはり水で決まった時間を空けて飲むことで効き目や副作用にも関わってきますので注意をして下さい。
厚生省花粉症ホームページの花粉症のセルフケアをご紹介します。
ご自分でできるセルフケアとしては外出時にマスク、めがねをして、原因の花粉を少しでも体の中に入れないようにする努力が必要です。花粉症用のマスクで は花粉が約1/6、花粉症用のめがねでは1/4程度に減少することが分かっています。また花粉情報に注意し、花粉飛散が多いときには無駄な外出は避けるよ うにしてください。家にいる場合でも、花粉飛散の多いときには窓の開け閉めに注意をしましょう。もし、外出する場合にはけばけばした花粉のつきやすいコー トを着ることは避けましょう。外出から帰ってきてもすぐに顔を洗い、うがいをすることをお勧めします。全く症状をなくすことは不可能ですが、少しでも症状 を軽くすることができると考えます。鼻粘膜の状態を良くするように、悪化の因子であるストレス、睡眠不足、喫煙、飲みすぎなどを抑えることが必要です。軽 い運動などは花粉防御をしたうえで推奨されると思われます。セルフケアと医師、薬剤師による治療を含め、花粉症の季節を快適に過ごせるよう努力してみてく ださい。
花粉症によってヒトの嗅覚、味覚などにも異変が起こることをご説明致しましたが、普段何気なく無意識に使用されている五感の一部でも異変が生じると不便だけでなく、精神的にも辛いものです。
このようにヒトの五感は重要な感覚器官です。ヒトの五感は脳に情報を送るアンテナでもあります。ですから、日々五感を鍛錬することでヒトの脳も活性化出来るのです。
これらを来月の12日(木)、場所、千代田区丸の内国際ビルB2、abcクッキングスクール、
時間19:00~20:30まで外資系鼻炎薬会社主催、外資系PR会社総合プロデュース、
監修、五感教育研究所、出演、主席研究員、荒木行彦により開催されます。
内容は「取り戻そう!花粉症で失った感覚とふたりの愛!」と題して疑似実験イベントを行ないます。
当日の開場には、新聞社、雑誌社、テレビ局各社など多くのマスコミ関係者が集合し、これらのイベントを取材予定である。
これらの模様は2月の下旬に新聞や雑誌、テレビで拝見できると思われる。
開場のお近くの方は是非、立ち寄って頂ければ幸いです。
今後とも私共はヒトの五感の重要性、感覚の大切さを今後とも提唱し続けて参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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1 コメント

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ドライアイ (ドライアイ)
2010-02-08 15:41:24
わたしもドライアイにすごく悩んでます。
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