センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

祈ることの意味!

2013-07-31 00:00:40 | 支援、援助
私は今まで、仏教やキリスト教など宗教にはあまり興味も関心もありませんでした。ところが6年前の出来事を切っ掛けや最近の不思議な出来事など、今月の新月のその日に、パソコンのデータが全て消滅、パソコンの故障ではありませんでした。原因は分かりませでした。
その翌週には、会社の車が突然にオーバーヒートして、修理に3日掛かりました。他にも、崩壊するような出来事など、様々な出来事が続き、苦悩しておりました。
知り合いの女性から、今月の新月は破壊の月で、22日から満月は再生の月だと言って救われたのです。
そして、FBで日本では本日、満月を迎えています。インドでは本日より、シヴァ神に捧げられるとりわけ神聖なひと月であるシュラヴァナ月が始まります。
シュラヴァナ月につきましては、地域や慣習によって、満月を始まりとするか、新月と始まりとするかによって、時期が異なります。
22日は満月を迎えようとしています。この満月は、インドでは師に捧げられるとりわけ神聖な時、グル・プールニマーとなります。
この記事を読んで、私も月曜日から毎日、今後、4ヶ月毎日瞑想と祈りを捧げることをしております。
早速、知り合いから、不思議なことが起きたとか、不思議な夢を見たなどのメッセーシが届いております。
先週の火曜日21:05分頃に、雲の谷間からそれは綺麗な満月が顔をだし、私は手を合わせてお祈りました。
私と関わり合いのある方々に、ご健康とご多幸をお祈りしました。
きっと、私のお祈りの4ヶ月間には、きっと不思議なでき事や、私にも再生の幸運が訪れるのではと確信しております。
この歳になり、祈りの大切さ、祈ることで多くの人たちが幸せになれるのだと分かりました。
荒木行彦

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匂いの効果!

2013-07-30 00:00:40 | 感覚、五感
千葉県内にあるスーパーがある試みをして成功した実例をご紹介致します。
野菜の売り場で、陰から人工的にカレーの臭いを発生させ、野菜の売り上げが通常の3倍も伸びたのです。他にも、カレールーなども同様に伸びました。
ヒトの五感の内でも嗅覚は直接脳に伝わる感覚であり、具体的には嗅覚以外の感覚は脳の「大脳新皮質」という脳部位に伝わり、認識されます。
嗅覚に関しては(本能的感覚)と言われ、直接「大脳辺縁系」に伝わるのです。
嗅覚は人間が本来持つ潜在的能力であり、自己防衛的な感覚が働くからです。
特に女性は嗅覚に優れている。それは私達の遙か昔の先祖から代々受け繋がれた遺伝子によって男女の五感の相違があるのです。
それは、遙か昔にサルから枝分かれした人類(ホモサピエンス)は、男性は狩りに出掛け、草原を歩き回った。だから「空間認知」に優れ、遠くを見渡す「視覚」に優れているのです。
また、獲物を鏃で捕らえるため、触覚にも優れているのです。
逆に女性は子供を産み、育てる役割があり、家庭を守らなければ成らなかった。
そのため、隣同士仲良く助け合わなければ生き延びる事が出来なかった。
だからコミュニケーション能力に優れ、言語能力にも優れている。
また、男性が狩りから持ち帰った獲物を女性は調理しなければ成らなかった。
その時代には賞味期限などの考え方はなく、腐敗していないか、食べられるか嗅覚と味覚によって認知していたので女性が男性より、嗅覚と味覚に優れているのです。
ですから、現代人の女性が香水やアロマオイルで癒されたりするのである。
また、女性は甘い物が好きである。これも脳との深い関わりがあるのです。
女性は男性と違って、言語能力に優れている。だから、女性が3人集まると賑やかである。
これは男性と女性のある脳部の違いからである。その脳部とは「脳梁」という、左脳と右脳をジョイントしている脳部が男性より、女性の方が1.5倍ほど細胞の数が多いのです。

私が大手の自動車会社とのトラボレーションでヒトの嗅覚刺激によって、交通事故防止に役立つシステムを開発、提供したことがある。
私も車の運転をするので分かるが、高速道路などで車が空いて長距離を運転しなければ成らないときなど、つい「居眠り運転」をしてしまいます。
私にも経験がありますが、もし数秒でも眼を閉じた場合、100kmのスピードで車を走らせていれば、その距離は何百メートルに達します。
とても危険な状態なのです。居眠り運転は脳の疲れ現象なのですが、脳が酸欠状態によって瞬きの回数が増加し、居眠り状態に入ります。
これらの状態を防止するのがヒトの嗅覚を刺激することで可能になるのです。
例えば、ヒトの心拍数や瞬きの回数を感知するシステムを開発し、ドライバーが居眠り状態とキャッチしたら、匂いの発生装置にスイッチが入り、ペパーミントのような刺激臭を発生させドライバーを目覚めさせるものです。

また、嗅覚は味覚と深い関わりもあるので、料理など美味しく食べられるのも、嗅覚と味覚の相乗効果なのです。
私が以前に一流のシェフが集まる講習会で味覚について講演したときに、料理人は味覚を鍛錬するためには、ヒトの嗅覚を鍛錬することであると提唱致しました。
このようにヒトの嗅覚は本能的な感覚のため、比較的他の感覚より加齢による衰え方が緩やかではありますが、これも個人差があります。
やはり、私のように色々な匂いを嗅ぎ分け、鍛錬すると嗅覚細胞が人一倍増加するのです。
但し、嗅覚が鋭いと普通の人達が感じられないニオイも感じるようになり、私のように辛い場合もあります。
加齢と共に衰える五感は、鍛錬しなければ若年性の頃から衰え始めます。
つまり、脳の認知にも関わる問題なので、普段から五感を総動員し、感じ取り脳に五感刺激を送ることが脳の鍛錬と脳の活性化に繋がるのです。
現在、環境省が日本全国の「香り風景百選」という本を出しております。全国各地の風景と香りに関する場所と風景を紹介しております。
この本を手に持って全国各地に香りを求める旅も楽しいと思います。
例えば、東京を代表する香り風景は、神田の古本屋と木場の木材置き場の香り風景を紹介している。
私は、自然に身を置くことが好きで五感の鍛錬の場所にしている。川のせせらぎや樹木の香り、植物の香り、風が肌を伝わる温度、遠くで囀る野鳥の鳴き声など五感を刺激する五感風景が沢山あるからです。
皆様も、このように自己の五感を総動員する場所と時間を設けて、時に嗅覚を駆使して匂いを感じてみては如何でしょうか、何時もと違った感覚と自己の五感が鋭くなった事をきっと実感出来るはずである。
五感プロデュース研究所、五感音楽企画、荒木行彦


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体重1kgの差!

2013-07-29 00:00:40 | 健康
私は現在も、毎週火曜日と土曜日にママさんバレーボールのコーチをして、かなり激しい運動をしております。
同年代の男性に比べると動ける方だと思います。つまり、身体能力は高いはずです。
これも、中学時代からバレーボールを始め、現在まで行っているからです。
ですから、体重が1kgでも増えると、身体が重く感じます。
例えば、体重が80kgある人が、1kg増えると身体が重く感じることは少ないが、私のように体重が62kg前後の人が、1kg体重が増えると身体が重く、階段を上るもの辛くなるほどです。ましてや以前に私が体重64kgまで体重が増えた時には、スーツのパンツのウエストがぎりぎりでした。そこで、運動と食事を少しずつ減らして、現在は62kgまで落としています。
肥満体系の人は、体重を簡単に1kgなど落とすことは可能ですが、私のように普通体型の人が体重を1kg落とすことは大変なのです。

なぜ、私が体重を1kgの増加を気にするのか、それは歳と共に衰えて行く、筋肉や関節などに負担を与えない事、もちろんトレーニングもしていますので、同年代の男性に比べると、体脂肪率も10%台ではありますが、何よりも、身体のキレが悪くなる。重く感じるから体重の増加を気にしながら、維持して行くことに努めているのです。
今後も、身体が動けるうちはバレーボールのコーチをして、また、ランニングはせずに、速足の散歩を1時間ほどするなど、これら誰でも出来る運動です。
これらはすべて、脳を活性化させるための脳鍛なのです。
手足を動かして、スポーツをすることは、ましてやバレーボールなどスピードと反射神経を必要とするスポーツは動体視力、反射神経など、また、ジャンプなどを繰り返すために、骨や筋肉に負担がかかります。その負担は、3G程度、つまり、私の体重が60kgだから、180kgの重さが、私の脚腰に衝撃となり、お蔭で私の骨密度は130%程度です。100%で50歳代ですから、マイナス30歳となります。人の骨はカルシウムだけを摂取しても、僅かな吸収率しかありません。骨には刺激が必要なのです。階段を下りるとか、脚に衝撃のような刺激でカルシウムは増加されて、密集度を高めるのです。
これらが運動と身体能力は加齢と共に衰えて行くのは当たり前ですが、ただし、私のように鍛錬し、鍛えるとその衰えが緩やかになるのです。
これらこそ、アンチエイジングに繋がるのです。

他に、刺激物、お酒は飲まず、たばこは吸わず、水分補給、毎日、朝にはヨーグルト、夜にはコップ一杯の牛乳を毎日飲み、朝とお昼にはコーヒーを飲んでいます。これらが私の日課であり、他にも毎日の五感と脳を鍛える。
朝、会社に出勤したら必ず体操してから、仕事に掛ります。
午後、15:00には何度か甘いスイーツを食べ、アロマなどの香りを嗅ぎます。
これらすべて、五感と脳に良いことに拘り、身体を鍛え、清潔に保つ、このことは私が高齢者になっても続け、拘り続けて参ります。
そして、ダンディーなおじいちゃんになることが私の目的です。
私も後4年で還暦を迎えますが、きっと60歳には真っ赤なジャージを着て、ママさんたちに、声を出して、集中してなどと叫んでいると思います。
気分だけでなく、身体も脳も若く維持できるように努力しないで怠けていると身体、特に細胞の衰えは防げません。頑張って、鍛え上げ、拘り続ければ皆様より衰えが遥かに緩やかになるという証、実験台が私です。
五感プロデュース研究所、五感音楽企画、荒木行彦、


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今月の月のパワーは凄い!?

2013-07-27 00:00:40 | 人類
今月の満月は破壊と再生の力があると、知り合いの女性から知らされる前日に、突如、何もしていないのに、私のパソコンのデータが消えてしまい、ハードディスクが壊れたかと思い、初期化したら何もないように作動し、バックアップ用にデータ保存してある外付けハードディスクと、2台のパソコンから写真やデータを再入力、二日ほど作業して直りました。
ところが、今度は17日(水)に会社の車が突然にオーバーヒート、原因は後にファンベルトの破損と分かり、修理に月曜日の午前中になりますと連絡があり、それまで、レンタカー、シーマハイブリットを借りたが、日産の最高車種である。
確かにボディサイズも長さが5m15cmもある。但し、エンジンが3.5リッターとやや小ぶりのエンジンを積んでいるので、坂道を上ると4人乗っているとウナルような感じでエンジンが回るからやかましいです。
このように、二週間でパソコンと車と異常が発生し、両方とも破壊という、ましさくお月様の力なのか!?
そうすると、来週からは再生の週となるのだろうか?

このN社自動車のシーマハイブリットの空調システムに私は注目し、クレームをつけたいのである。
以前にも、5年前になるがN自動車の車が空気清浄のモーターに欠陥があり、私はこれを見つけ出し、指摘しても報告がないので、陸運局ではなく、国土運輸省に検査してもらいとN社にクレームをつけて、慌てたようにその車種を新たな名前の新型車に変えて、現在のN自動車の高級車種になっています。
また、メルマガから何度もアクセスして、意見と提案もしました。
N社の新型車のテレビCMには、イチロー選手のコメントで「車の五感!」は私がN社に車の高級感や良さは、体感だから、ドアを閉める音、ウインカー音など、もちろん、車内のアルデヒド低減など、すべて人の五感が満足して、高額なお金を払って購入するのだから、五感が大切だと指摘し、担当者が上司に報告して、私の提供アイデアや指摘の多くは引用と模倣されたような感じです。
一時は、私がメールを送って一カ月もしない内に車にアロマを発生させる。人間工学的に覚醒や安定などから、安全運転が可能と指摘したから、すぐに採用して、現在は「アロマテックドライブ」でオプション販売もしている。
本来なら、多くのアドバイスをしているのだから、模倣した担当者を訴えてもよいのだが、だからかN自動車社内では、社長から役員、社員まで荒木行彦氏は、車にうるさいユーザーで、五感の研究者、顔は見たことがないが、無視すると怖いと思われているようです。

現に、二人乗り用の電気自動車の開発に躊躇していた会社は、私の論文最優秀賞の授与と意見によって、開発に着手して現在は全国の病院や施設で導入されております。また、東北大震災の翌日に電気自動車、物資の手配をお願いした経緯もあります。
このように私はN自動車との関係は、第三者ながら、その存在感と実績は大きいと思われます。
今回のシーマハイブリットに初めて乗り、私にお金があっても正直乗りません。
写真で紹介しますが、空調の設定にアロマの香、森の香り、2種類とあるが、人工香料であり、仄かに香るがすぐに慣れてしまい、効果は期待できない、そのはずです。
車内のアロマは私の提案だから、模倣するから、私が監修して、人の五感を刺激し、五感に訴える車造りをしていたら、こんな中途半端なイメージだけのものは造りません。感覚心理、人間工学、脳科学を駆使して、応用した。
高級車を造りたいですね! 私が監修して、空調、シート、ハンドルの形状、ドアの閉まる音、重量感の演出がないから、安っぽい車に仕上がっています。
中途半端な見た目の高級車は売れない!だから、ドイツなどの外国の高級車は今でも、数パーセントの売り上げを伸ばしているのです。それは、五感を揺さぶるからなんです。
やはり、人の五感を意識し、五感に訴えて、五感が喜ぶ、そんな車に私は乗りたいです。
五感プロデュース研究所、五感音楽企画、荒木行彦、

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今年の夏、

2013-07-26 00:00:40 | 感覚、五感
今年の夏、私は横浜に永久凍土から発掘された美少女マンモスの(YUKA)に逢いに行きます。彼女が私と対面したら、何を語ってくれるのか!?
きっと彼女の思い、親と生き別れになったのか、現代に詠みがった気分などはどうかなど、鳴き声が聴かれるかも知れません。
シベリアの永久凍土から発掘されたマンモスYUKA(ユカ)を世界初公開!その他マンモスに関連した展示も。
2010年、シベリアの永久凍土から絶滅した1体のメスのマンモスが発掘された。豊かな体毛に覆われ、ほぼ完全状態で残る3万9000年前のマンモスYUKA(ユカ)を世界に先駆けて一般公開する。あわせて、マンモスと同時代に生息した「ケサイ」の冷凍標本や、マンモスの骨や皮で作られた当時の家などの珍しい展示も。骨格標本や映像を駆使して、マンモスの発掘現場の様子や同時代に生息した動物の生態などを紹介する。
展覧会公式ホームページ(http://yuka2013.com/)も公開中!
http://info.yomiuri.co.jp/event/2013/03/post-328.php
写真: 今年の夏、私は横浜に永久凍土から発掘された美少女マンモスの(YUKA)に逢いに行きます。彼女が私と対面したら、何を語ってくれるのか!?
きっと彼女の思い、親と生き別れになったのか、現代に詠みがった気分などはどうかなど、鳴き声が聴かれるかも知れません。
シベリアの永久凍土から発掘されたマンモスYUKA(ユカ)を世界初公開!その他マンモスに関連した展示も。
2010年、シベリアの永久凍土から絶滅した1体のメスのマンモスが発掘された。豊かな体毛に覆われ、ほぼ完全状態で残る3万9000年前のマンモスYUKA(ユカ)を世界に先駆けて一般公開する。あわせて、マンモスと同時代に生息した「ケサイ」の冷凍標本や、マンモスの骨や皮で作られた当時の家などの珍しい展示も。骨格標本や映像を駆使して、マンモスの発掘現場の様子や同時代に生息した動物の生態などを紹介する。
展覧会公式ホームページ(http://yuka2013.com/)も公開中!
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自己免疫力を高める!

2013-07-25 00:00:40 | 健康
私が自然治癒力を高めるための試みとして「五感療法」を推進しております。
中でも、食事「味覚」の重要性を提唱しております。
免疫力は加齢と共に衰えて行きますが、個人差もあり、健康な人、そうでない人との免疫力は力然としています。

※免疫力を高めるには!
免疫細胞を高めるためには、運動、栄養、睡眠の3つが重要です。これら3つのバランスをとることで免疫力はアップします。
また、体温の高さにも深い関わり合いがあります。
例えば、低体温症、体温が常に36度以下の人では、免疫力の低下や、脳活動の低下などにもつながります。

※免疫力を高める食事!
栄養のことを考えた食事としては、和食の食事が理想的です。和食はご飯を中心に、野菜、魚、肉類、豆類など様々な自然食品が使用されて、刺身や発酵食品など世界でも稀な食材を使っています。
手間暇をかけて調理し、栄養バランスを考えられた食事です。
日本人は、海外の人たちと違い、体型の割に腸が長いために、穀物類を消化しやすいようになっていますが、最近は、焼肉、牛肉など、脂身の多い、カロリーの高い食材、食事になっています。
最近の研究で、ご繁殖が免疫力、とくにマクロファジーを活発化させる働きがあると、大学の研究グループが発表して話題もなりました。

また、日本人はせっかちな性格か、総じて食事の時間が短いので、早食いで「肥満体型」の人が増加しています。
人の食欲は、脳の視床下部の食欲中枢があり、ここから「グレリンという物質」が放出されているうちは、食欲があり、食べ続けます。
ところが、このグレリンは約20分程度で減少します。そして、胃袋に負担がかかるから「満腹と脳が感じて、もう食べられないとなるのです」。
ですから、ゆっくりと咀嚼して20分時間をかけて、食事をすると美味しく、そして食事量も減らせるので、ダイエット効果もあります。
また、食事の時の咀嚼は「三叉神経」脳神経の一部を刺激し、脳を活性化させることが知られています。
特に、唾液量を増やし、味覚を刺激させて食べ物が美味しいと感じるのです。
他にも、咀嚼すると胃などの負担を低減させる働きがありますので、胃もたれなどが極端に少なくなるのです。

これら和食を中心とした健康食だけでなく、私は「回復食、修復食」という、新たな考え方生みだし。低カロリーで美味しく、低塩分で体温を上げる食事と食べ方の推進で、これらを「五感栄養」と呼んでおります。
私が造った俗語の「センス・メディカル」(五感療法)の味覚篇です。
人の五感を刺激し、脳と五臓六腑の回復力「可塑性」を引き出す方法です。
病は気から気が弱れば「弱気」、気が病んだら「病気」、だから気を元に戻す。可塑性させることで「元気」になるという考え方です。
まさしく、この気が「免疫力」の回復なのです。
これら免疫力は、学習記憶が大切なのです。人の身体にとってウイルスやがん細胞などを識別して、何種類かある。免疫がそれぞれの働き強化できないと、免疫力、病と闘う身体を守る防御が出来ないから、風邪をひきやすく、病気にも疾患しやすい。
また、日本人は子供のころから、少しの風邪、怪我でもすぐに病院に行きなさいと教えられました。
私の母親のように、多少の怪我なら、唾をつけて治しなさいと教えられ、理に適っていました。人の唾は殺菌作用があり、自己の免疫力で治して来ました。ですから、私は今年56歳になりますが、病院に入院したことがありません。歯医者以外は、あまり、病院に通ったことはありません。風邪で病院に行ったのは、人生で一度です。それも軽い肺炎になったので行きました。
酒は飲まず、たばこは吸わず、週に二度のかなり激しい運動、通勤時もエスカレーターは使用せず階段を上る。長いエスカレーターは右を歩いて登るなど、拘っています。
食事も刺身には、醤油をあまりかけない、生の食材の味を味わうようにしています。塩分控えめ、薄味に慣れる。
週に三度は魚を食べる。肉類は豚と鶏肉、野菜、豆など、海藻類などを食べては、腹八分に心がけることで、身体が軽く、疲れにくい体質になります。
朝には、免疫を高めるというヨーグルトを食べています。
そして、私の身体の最大の特徴は、体温が常に高く、時には37度近くになります。内臓温度が高く、褐色脂肪細胞が特に活性化しているので、体温が高いのです。つまり、人の体内には60兆個の細胞があり、細胞の中のミトコンドリアという、核をなしている。細胞核が私は特に活発化しているので、免疫力が普通の人より強く、活発に働きます。時には活発化して特別なチカラになっています。レイキという、人並み外れた脳力も発揮します。
私自身の体験と取り組みをしている「センス・メディカル」という考え方は、副作用がなく、誰でも簡単に、安価で可能です。但し、正しく理解して、実践している指導者が少なく、医師、医療関係者でも半信半疑な人は多いのです。
それは、臨床実験などのデータ不足、音楽療法、食事療法などは知られていますが、効果、効能となると期待薄という状態です。
これらを本格的に、医学と生命科学の見地から、臨床実験、論文などをまとめ、本格的な五感療法、センス・メディカルを味覚→食事、バーブティー、聴覚→音楽療法、音響セラピー、漫談など、嗅覚→アロマオイル、ハーブティーなど、触覚→陶器、手芸、箸の使い方など、視覚→アートセラピー、カラーセラピーなど、これらを総称して五感療法、センス・メディカルと名付けて、総合的に病院内、高齢者施設などで実施します。
痛み、不安、悩みの解決、アルツハイマー病予防、リハビリ等などに応用は可能です。
検査は、心理セラピーのカウンセリングを受けて、医師が病状を検査して、五感療法でその人に合った療法を施します。
心地よく、美味しく、快感になる。とても幸せな気分で笑顔がでる。このような理想的とも思える。療法が日本では少ないのが現状です。
私共は、全国の病院に「センス・メディカル外来」の認可、広がりを望んでおります。
心理療法でもある。このセンス・メディカルこそ、現代社会はストレスに苛まれている人が大勢おられます。
日本人は、総じてストレスに弱い遺伝子を持っています。それは「不安遺伝子」この不安遺伝子には、3型があり、S型→不安に弱い、SS型→やや弱い、L型→強いがあります。日本人のなんと97%の人たちが、SとSS型の遺伝子を持っているから、総じて神経質で、真面目、プレッシャーに弱く、もちろん、不安やストレスには極端に弱い国民性を持っています。
私はここに着目して「センス・メディカル」(五感療法)を考え出したのです。
そして、今後は、病院や医学大学の共同研究などにより、本格的な五感療法が可能になると期待しております。今の時代だから、このセンス・メディカルが必要な気がします。
五感プロデュース研究所、五感音楽企画、荒木行彦

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笑い声が脳をくすぐる

2013-07-24 00:00:40 | 人の脳
笑いの感覚の有無は関係なし ユーモアのセンスは誰の脳にもある。
【12月12日】笑い声があなたを微笑ませたり笑わせたりする可能性があると、英国の研究者らが報告している。
「『笑えば人は共に笑う(laugh and the whole world laughs with you)』という諺は間違いなく本当のようである」と、Sophie Scott, PhDはニュースリリースで述べている。Scott博士はロンドン大学ユニバーシティー・カレッジの認知神経科学研究所の教授である。
Scott博士らは、人間が笑い声を聞くと、微笑や笑いをコントロールする脳領域が活性化する、と述べている。
研究者らは、良好な聴力を有する20名の健康な人々(平均年齢:32歳)にヘッドホンを通して笑い声を聞かせた。
笑い声を聞いている間、被験者は機能的磁気共鳴画像(fMRI)を用いた脳スキャンを受けた。
脳スキャンによって、微笑んだり笑ったりするときに使う顔面筋をコントロールする脳領域の活性を調べた。
簡単に言うと、笑い声が脳を刺激し、笑ったり微笑んだりする準備をさせた。
被験者の脳スキャンは、人々が歓声を上げているテープを聞いたときには同様の活性を示したが、恐怖または嫌悪による叫び声を聞いた後はそうではなかった。

これらの知見から、他者の好ましい感情を脳がどのように反映するかを説明できるだろう。
「我々が通常、笑い声や歓声のような好ましい感情に遭遇するのは、家族とコメディ番組を見ている時や友人とフットボールを見ている時のように、集団の中である」と、Scott博士は述べる。
「脳において自動的に我々に微笑んだり笑ったりする準備をさせるこの反応が、他者の行動を反映する方法となり、我々が社会的に相互に影響し合う手助けをする」と、同博士は述べている。
「そのことが、集団内の個人同士の強い結びつきを築く際に重要な役割を果たす可能性がある」と、Scott博士は付け加えた。
本研究は『Journal of Neuroscience』12月13日号で発表されることになっている。
ヒトの笑いは「快感」と深い関わりがある。不快は逆にストレスになり、脳には嫌な行為で嫌いである。
ヒトの脳の特徴の一つに「快感、楽しい、楽だ」が好きで、「辛い、不快、楽しくない」が
嫌いなのだ。
つまり、快感がヒトの脳を刺激し、活性化させるのだ。以前に私が漫才や落語が脳を活性化させると指摘したが、声に出して笑ったりすることは「幸福感、達成感」など快感に繋がっている。
現に、認知症に疾患すると笑顔が消え、益々、認識障害が現れるのです。
笑いが脳に与える影響は、自律神経の働きを活発にし、「免疫力」病気と闘う細胞を活発らさせる働きを促すのである。
私の仮説では、ヒトの多くの病気の原因も大抵「脳の働きが関わっていると考えている」つまり、ストレスによって、自律神経の働き低下、免疫力の低下に繋がると考えている。
「病は気から」という諺があるように免疫学の重要性をと説いている諺だが、病気と闘う前向きな心が大切であるのだ。
笑いはこれらストレスの緩和、改善の一番の薬でもあるのです。
笑いに関する諺は沢山ある。私の好きな諺は「笑う角に福来たる」である。
現在はストレス社会であり、ストレスから逃げ出すことは無理に近い、だからストレスと上手く付き合う、処理することが重要である。
趣味に夢中になるとか好き事をして過ごす等も良いだろう。
日本人はストレスに弱い民族でもある。また、特殊な遺伝子(ストレス遺伝子)とも言われる遺伝子を持っている。
私が提唱しているのは、「笑顔」、心から笑うことで「嫌なことや不快なこと」などに対して免疫をつけることが大切であると提言している。
子供達にとって「いじめは極度のストレスなのだ」日本人は先ほどからストレスに弱い民族だと提言しているが、脳を鍛錬することでストレスに強く、免疫をつけることが可能になるのだ。
日本の子供達に私は「五感体験の希薄」、「実体験の不足」に警告を発している。
学びも遊びもデジタル化し、脳の認知も視覚優位で画面など平面的な感覚で認知する環境にある。この平面的感覚はバーチャルな世界であり、立体視していない。
だから、心から笑ったり、怒ったり、泣いたりする自己表現なども不足している。
これらは五感情報の偏りにより、脳の思考までも異変が生じている。また、感覚にも異変が起こっている。
日本の学校に「五感教育」「五感の授業」の大切さ、重要性を私は説いている。心から素直に笑わない、笑えない子供達が急増している。
だから、脳の興奮状態が長く続き、理性の働きが鈍いので、すぐに切れやすい、暴力的、落ち着きがない等の行動も脳の正常化、思考の正常化に繋がらないのだ。
やはり、ヒトの脳には「笑いは脳の一番のご褒美なのである」。
私達大人や高齢者の方々も一人きりになったり、一人家に篭もってしまうと笑顔や笑い声が出ない、聞こえなくなるのは脳の極端な衰えに繋がるのです。
現に元気なおばさん達を見習って欲しい。電車の中でも町中でも仲間が集まると大声で笑っている。これこそが元気のもと、脳の元気のもとなのです。
これらの行為が「自己の脳を活性化させているのです」。
五感プロデュース研究所、五感音楽企画、荒木行彦

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笑顔力!

2013-07-23 00:00:40 | 人の脳
笑顔力とは聞きなれない言葉ですが、心理学的には笑顔になると、脳内に快感物質の「ドーパミンが分泌」され、とてもよい気持ちになるのです。
このドーパミンは、脳内麻薬の一種と言われ、病み付きになるのです。
快感が異常に分泌され、この快感を求め続けるのが人の脳なのです。
これらが常習性になると「依存」になり、所謂、中毒がこれに当たります。
その点、笑顔でいることは作り笑いや高笑いなどと違い、心の真から心が穏やかでないと笑顔にはなりません。
例えば、病院で検査を受けて、結果が心配な患者さんが、医師から異常は何もありませんでした。大丈夫ですと言われると、安堵の微笑みが出ます。
ところが、病に掛り通院や入院している人では、心から笑顔になりません。また、不安や悩みが有るときには人は下向き加減になり、元気が出ません。こんな時が実は、気が弱っている「弱気」、気が病んでいると「病気」になります。
これらを気を元に治す「元気」になるという考え方から、笑顔になることを推進しております。

私の新たな研究取り組みに「センス・メディカル」(感覚療法)の考え方を推進しております。五感療法を医学的に本格的に研究、実施する予定です。
五感療法ですから、視覚は芸術品を見たり、よい景色を眺めたり、カラー心理の応用など。
味覚は、食事学、栄養学、栄養バランスなどや食べ方の指導に至るまで「医食同源」の考え方です。
他に、味覚はメディカルハーブティー、漢方的な役割も担っております。
また、患者さんをカウンセリングして、症状に合うようなハーブをブレンドして飲む、既にヨーロッパでは病院内で実施されております。
ハーブティーはブレンドによって、様々彩り、香にも癒される効果があります。
カラーセラピー、飲むカラーセラピーとしても役割を担っております。
他に嗅覚刺激では、アロマオイルを使った。アロマ療法、香を漂わせて、女性の方では、嗅覚が鋭いので効果的です。女性ホルモンバランスを整えるとか、ストレスの改善にも役立ちます。
聴覚では、ピアノの生演奏、クリアクリスタルボウルの生演奏などで、心地よい音、音楽によって、心に響き、癒されることで自律神経に働きかけ、特に「副交感神経」に働きかけることが知られております。
触覚では、陶芸品や手芸をする。指先などを使うことで、脳細胞を刺激し、活性化させます。脳血流が良くなることで、脳梗塞の予防、アルツハイマー病の予防に繋がるものです。
これら総合的な療法を総称して、五感療法、これら心理学と脳科学を組み合わせたのが「センス・メディカル」なのです。
センス・メディカルの主目的は、副作用がなく、安価で簡単に受診ができます。不安がなく、癒しと、心地よさの提供から自己癒治力、自然癒治力を引き出すこと、つまり「自己修復力」、私たちが怪我をすると、免疫によって、傷痕を修復するように、精神的な治療によって、弱った気「弱気」、病んだ気「病気」を修復させて気を元に戻す「元気」になることを目的に考えられたものです。
人間本来備わっている「生き抜く力」を最大限に引き出す医学がセンス・メディカルの考え方なのです。そして、心から笑顔になれる。「笑顔力」を取り戻す。心身共に元気で健康に過ごす方法なども今後、病院、医学大学との共同研究、臨床実験などが出来ないか、私が発案者なので総合監修に関わり、連携して頂ける医療機関なども含め、推進して行きたいと強く願っております。
必ずや日本で定着して、近い将来に病院内に「センス・メディカル外来」が開設されることが私の夢でもあります。
五感プロデュース研究所、五感音楽企画、荒木行彦、



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マクロビ食事!

2013-07-22 18:00:40 | 感覚、五感
千葉駅から徒歩5分の場所にあります。マクロビカフェ、hifumiカフェに伺い、本日オーガニックアイスコーヒーを飲み、私が今後、推進する。センスメディカルへの、味覚、食事、原材料などの協力に代表者の「ムファウメ薫」さんに逢い、話をさせて頂きました。
食、食材に対する拘りの重要性を二人で話、私は病院食は、差別だと、もっと美味しく、健康食ではなく、免疫に効く、修復食としての取り組み方を提案、私の知り合いの五感栄養士の女性が「栄養院」を設立したとの意向に賛同し、原材料など食に拘っている。
ムファウメさんをご紹介して、日本で初めての病院での免疫を高める食事、食べ方指導など、センスメディカルメンバーに参加して欲しいとの意向を伝え、一緒に今後ともやって行きましょうと意気投合致しました。
農業など、根本的に食材に拘り、ハーブティーも水にも拘ることで、より効果的になると確信致しました。
疲れていると、ついつい、足を運んでしまいます。私のオアシスがひふみカフェです。また、色々な繋がりと導きに出会える不思議なお店でもあります。これからもひふみカフェの皆さん宜しくお願いします。
http://www.hifumifoods.com/

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男性にもアロマの活用!

2013-07-20 00:00:40 | 感覚、五感
私がアロマを活用いるようになったのは既に二十数年前ですが、当時は、陶器製に容器に水とアロマを入れて、下からキャンドルで温めるタイプのアロマでした。もちろん、輸入品で高価でした。
当時、私が使用したのは、講演会や仕事用ですから、スギ、ヒノキ、植物など自然の香を用いておりました。個人で使用というよりも、嗅覚の話題に使用しておりました。
現在のように種類も少なく、ましてや男性が使用するなんて、オカマかと思われがちでした。
ですから、アロマ売り場に男性が入るのには抵抗もあり、私が仕事柄と告げる店員さんも安心するような感じでした。
ところが、現在は時代が変われば変わるもので、男性コーナー、男性にお勧めアロマなんてものもあります。
ですから、私がアロマの売り場をうろうろしても怪しまれないので助かります。

そして、今は、私もスポーツ時には、ソックスとシューズの殺菌と悪臭消しにペパーミントを使用し、虫よけと、汗臭さの低減に役立っております。
また、通勤時にはダーク色のガラス瓶に、無水エタノールと精製水を40:60程度入れて、そこに、ラバンディーフランス産のアロマオイルを20滴入れて、ブレンドして、朝にアスコットタイやハンカチにスプレーします。
帰宅時には、疲れやストレス低減のために、ラベンターオイルを使用しております。
また、睡眠前にはもちろん、乾燥アロマの袋入りを枕元に忍ばせ、爽やかな香りと共に入眠にはいります。
朝、目覚めと共に、ホーリーフ(キスノキ)の爽やかな香を嗅いで目覚めます。
このように、私の周囲には心地よい香りと、何種類もの香に満たされています。
ですから、人一倍嗅覚も鋭くなり、体臭や口臭を神経質なぐらいに気をつけておりますので、女性の方々からは好意的に思われ、電車で座って乗ると、隣の女性は直ぐに眠って心地よさそうにすることが多くなりました。

最近は、柔軟剤、芳香剤、シャンプー、リンスなどもアロマの香と持てはやされておりますが、これら多くは人工香料、合成香料と言われる。科学物質をバラの花に香りを似せた偽物の香です。
ですから、最近若い女性がアロマの高級なバラのアロマオイルの香が偽物で、草の匂いがする。臭いなどと表現するように、正しく香、五感を理解しておりません。
これらから、私は「香育」も重要だと考えております。人工香料の特徴は、香を長時間持たせるために、香がきついのが特徴です。
ですから、洋服などの繊維の中に臭い物質が入り混み、長い時間香るのです。
つまり、漢字で書くと分かります。人工香料の香は「香」です。天然アロマの香りは「匂」なんです。
臭いと臭い(くさい)と同じように、本来の自然(天然)の香が心地よく、アロマオイルがメディカルにも使用すれるように、ストレス、リフレッシュ効果が高いのです。
人工的な香では、本来は脳の血流や、アルファ波のリフレッシュ効果が期待できないのです。
子供たちや若い人たちには、人工的な香で、一時的にこのようにリフレッシュされているようです。
もちろん、男性でも香でリフレッシュできます。但し、本物志向の香りを楽しみ、感じることです。安価で香のきつい人工香料ではなく、自然志向の副作用のない香りを楽しむことがより効果的です。
私のように、人工香料、合成香料の香を長時間嗅いでいると、アレルギー反応が出ます。現に、これら柔軟剤や芳香剤の売り場に行くと、まず、鼻水が出て、それを我慢すると、今度は目がチカチカして、気持ち悪くなり、吐き気がしてきます。嗅覚の敏感な私には耐えられない香なのです。このような強い香を皆様は心地よい、癒される香だと五感の敏感な若いうちから、使用していては、嗅覚細胞は、25日前後の新陳代謝を繰り返します。ところが、人工、合成香料の化学物質の一部が、嗅覚細胞を傷つけることもあることを皆さん知らないんです。
ですから、今後は子供たちや若い人たちに、嗅覚の大切さ、天然アロマの香が本物の自然の香り、野外で自然の香りを楽しむ、時には臭い臭いも感じて、嗅ぎ分ける重要性提唱し「香育」の推進をして参ります。
五感プロデュース研究所、五感音楽企画、荒木行彦、


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シェアリングネーチャー(五感を使った環境教育)!

2013-07-19 00:00:40 | 感覚、五感
以前に日本の総合的な学習の時間(そうごうてきながくしゅうのじかん)は、児童、生徒が自発的に横断的・総合的な課題学習を行う時間である。学習指導要領が適用される学校のすべて(小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校)で2000年(平成12年)から段階的に始められた。総合学習(そうごうがくしゅう)ともいわれる。なお、総合的な学習の時間とは、教育課程においての時間種別を表す用語であり、各学校における総合的な学習の時間の名称は、各学校が独自に定めることになっているがありましたが、現在は学力が低下したと、これら週に二時間の「総合的学習」の授業はなくなりました。
2000年当時に私はボランティアで、武蔵野市周辺の小学校で「五感を使った環境教育」の実施を小学校の子供たちと先生に指導致しました。

まずは、小学校周辺の環境、自然を知る、理解すると題して、自然観察から初めて、子供たちにはスケッチやメモを取らせました。
また、サウンドスケープ、普段では気が付かない音などを耳を澄まして聴き入ることで、様々な音が聴こえてきます。
野鳥の鳴き声、車の音、人の話し声、風の音も気が付きます。
これらを総合的に、身近な環境、自然を理解するものです。校庭の樹木の下、足元には、様々な生き物がいます。子供たちが初めて見る生き物、顕微鏡でみないと分からない、微生物など、中でもブロック塀の苔の中にいる「クマムシ」の生態を説明して、熱湯や凍らせても生きていることに驚き、私たちの身近にこんな凄い奴がいるんだと驚きます。
また、図書館などで50年前の学校の写真などを見て、その当時の生き物や環境はどうだったかなどを予想させ、今後、未来はどうなるだろうかと自主的に創造させます。

最近は、デジカメやパソコンなどで撮影したり、調べたりと簡単にできてしまいます。これらの授業では環境教育も、五感教育の実施にはなりません。つまり、自己の五感を駆使して、自己の五感で感じて、観察して洞察することが大切なのです。
これらの考え方から「日本シェアリングネーチャー協会」が誕生したのです。
まさしく、私が提唱し、警鐘も鳴らしている「五感教育」の実施している協会でもあります。
今後、私の役割は、これらシェアリングネーチャー協会に協力して、指導者の育成や、五感を駆使して、活用する環境教育、五感教育を日本で本格的に推進して参ります。
私どもは、すでに二十数年前から「五感教育」の重要性、必要性を提唱し続けて参りました。
テレビ番組などで「現代人の五感が危ない」と指摘し、監修、出演し、ラジオ、雑誌などの取材から、「今こそ、五感教育」と提唱しております。
最近において、私どもの活動、研究が注目され各界から依頼や取材も多くなりました。
今後とも、五感教育のパイオニア、第一人者の責任感も感じております。
単なる、五感ブームで終わらせず、正しく、五感教育を指導できるように、五感だけを駆使しても、効果はありません。
哲学と感覚心理などをきちんと理解して、五感教育が指導できる人たちを育成することが、私の今後の使命だと感じております。

私は現在、本牧でかいじゅうの森ようちえんの理事、井之頭小学校の特別講師、探鳥会講師、神奈川県などの高校の特別顧問など、依頼がある学校で五感教育の実施、指導もしております。
これらの経験と実績があります。そして、シェアリングネーチャー協会との協力によって、五感を駆使した環境教育の実施、我々大人でも「自然から学び、応用」する考え方、これらを「バイオミミクリーテクノロジー」(生物模倣技術)と呼び、自然、生物たちの機能、生態などを観察し、洞察することで創造性能力を高める、ヒントにつながるなどの指導もしております。
ですから「自然は教科書以上のことを教えて呉れるのです」。
これらの応用は学校教育、ビジネス、センスメディカル(感覚治療)など医学での応用など、私たちの生活にも応用できるものです。
五感と脳を活性化、感覚異変を正常化させるなど、様々な取り組み、研究に今後とも取り組んで参ります。
五感プロデュース研究所、五感音楽企画、荒木行彦、

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香と音、音楽の関係!

2013-07-18 00:00:40 | 感覚、五感
人の五感の中でも、嗅覚は他の感覚と違い、脳にダイレクトに伝わる本能的感覚です。
最近は、人工香料、合成香料の香に満たされている生活環境にあります。香る柔軟剤、芳香剤など、アロマ○○と名付けられた商品、製品で溢れています。
これらは、香のきつい人工香料です。安価で化学物質を化合させた香です。
つまり、バラの香に似せた偽物の香です。私はこれらをデジタル刺激と呼び、嗅覚だけでなく、聴覚も同様にデジタル刺激が全盛です。
ですから、自然的な刺激、本物志向にならず、音、音楽も「いい音」に拘りません。嗅覚、香も同様に、天然の植物油「アロマオイル」を草の匂いとか、臭いと表現するように、人工香料の香を幼いころから嗅いでいると、自然の香、本物の香が心地よくなく、不快な香になるのです。
これらこそ、体験記憶不足、嗅ぎ分け能力の低下です。同様のことは、音、音楽でも言えます。

デジタルの音、音楽が心地よく、アナログの自然の音、音楽がやかましいと認識します。
これらは、脳刺激が偏っているからです。これらの弊害は、嗅覚の衰えは、危険な臭いに鈍感になり、ガス漏れなどを分からずに、倒れてから危ないと認識します。
人工香料の香ばかり、心地よいと嗅いでいるとこのような弊害、私は「感覚異変」と名付け、警鐘を鳴らしております。
やはり、臭い臭いも嗅ぎ、心地よい香と嗅ぎ比べることで、嗅覚が刺激され、正常化されます。
人の嗅覚細胞は、25日前後で新陳代謝を繰り返します。食事からの栄養素も必要ですが、この新陳代謝を高めるのには、臭い臭いも、心地よい香りも、様々な香を嗅ぐ、意識して鍛錬することです。
人工香料は、きつい香にすることで、長い時間香らせるという工夫がされております。人の嗅覚は香の認識も、1分もしない内に香が慣れてしまい、香が分からくなります。
ですから、香水のようにアルコール分や、香の濃度によって香る時間が違ってくるのです。
私は、これら「香育」「音育」と題して、総称して「五感教育」を推進し、子供から大人まで、指導も、警鐘を鳴らしながら、五感の重要性を提唱し続けて早、二十数年になります。

「現代人の五感が危ない」と指摘し、マスコミ等に出演し、危険性、感覚異変の弊害など、実例を述べて提唱しております。
嗅覚や聴覚の衰えは、年齢に関係なく、偏った刺激、使われ方、鍛錬の仕方などで、加齢と共に衰える五感器官が意識して、鍛錬すれば緩やかになることが私どもの研究で解明しております。
ところが、子供のころから偏った刺激は、脳に送る情報も少なく、刺激が弱いので、識別能力、認識力などの様々な「脳力」に現れます。
ここに、嗅覚や聴覚など、視覚以外の感覚を磨き、嗅ぎ分ける。聴き分けるなどの識別する能力を養うことで、脳が活性化し、正常化するのです。

※天然、植物油(アロマオイル)の香は、自然の高品質な香で、副作用も少なく、人工香料を長い時間嗅いでいると、私のように嗅覚の敏感な人には、鼻水、目がチカチカするなどのアレルギー反応が出ることがあります。
特に、女性の方は、男性と違い、嗅覚が鋭い人が多いのです。これらは男女の五感の差異です。
男性は、視覚と触覚に優れ、女性は嗅覚と味覚に優れています。
ですから、女性がアロマや香水に拘り、嵌るのです。
アロマオイルの香は、嗅覚刺激から脳にダイレクトに伝わり、大脳辺緑系に伝わり、そして、心地よい香りが「視床下部」に伝わり、自律神経に働きかけ、特に、副交感神経の働きを活発化させ、心拍数、血圧の低下につながり、そして、脳内に「アルファ波」という、心地よい状態になり、リラックスできます。
これらが、女性ホルモンバラスを整え、肌荒れ、生理不順などの低減につながります。これらの考え方は、漢方的効果に似ておいます。メディカルアロマとも呼ばれています。
私どもは、これらアロマオイルの香と、生演奏、グランドピアノの音色と合わせて、音楽療法と嗅覚療法の取り組みで「五感療法」の研究、実践に取り組み、推進しております。
今年の秋以降に具体的に病院などの施設で、推進して参ります。


五感プロデュース研究所、五感音楽企画、荒木行彦


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<赤ちゃん>生後7~8カ月で金色好きに 中央大が研究

2013-07-17 00:00:40 | 人の脳
毎日新聞 6月27日(木)10時44分配信
人は、いつごろから金色を好むようになるのだろうか。生後7~8カ月になると金色を認識し、好んで選ぶことを明らかにしたと、中央大学の研究チームが26日付の米オンライン科学誌「プロスワン」に発表した。
研究チームは、生後5~6カ月の赤ちゃん12人と生後7~8カ月の赤ちゃん12人で検証。コンピューターグラフィックス(CG)で、赤ちゃんが見たことのないような物体を作り、金色、金色から光沢を取った黄色、光沢を付けた緑色、緑色の4色に塗り分けた。そして、黄色と緑色、金色と光沢を付けた緑色では、それぞれどちらを好むかを調べるため、画面に計30秒間、左右に異なる色の物体を映し出し、見ている時間を比較した。

その結果、7~8カ月の赤ちゃんに金色と光沢を付けた緑色を見せた場合にだけ好みの違いが表れた。それぞれ見ていた時間の割合の平均は、金色が55%、光沢のある緑色は45%だった。その他に違いは見られなかった。
赤ちゃんが金色を好む理由については、研究者の中に「太陽光や照明の光と、色が似ているから安心するのでは」との見方があるという。赤ちゃんは生後4カ月を超えるとほとんどの色の区別ができるようになることが、これまでの研究で分かっている。【藤野基文】

これらの研究内容は、脳科学的に説明すると、人がこの世に誕生した赤ちゃんの脳は、9か月ぐらいまでに「脳神経細胞」が急に増えるのです。そして、ニューロンネットワークを増やして、1歳を過ぎたころから大人のニューロンネットワークに近くなって3歳ぐらいまでに、大人とほぼ同じぐらいのニューロンネットワークを作り出すのです。
そして、20歳を過ぎたころから、毎日10万という数の脳細胞が死滅して行きますが、逆に加齢と共に増加する脳細胞もあります。それが「グリア細胞」です。死滅した脳細胞の片づけをしたり、脳細胞に栄養を送りったりします。
これらから、生後7~8カ月の赤ちゃんが金色に関心を持つのは、視覚の遺伝子の働き、人の視覚の遺伝子は10種類ぐらいあります。
特に赤ちゃんの脳には「概念」が存在しません。ですから、五感の情報がすべてが脳に刺激としてインプットされてゆくのです。
中でも、キラキラする色などに好奇心ともに、意識が強く働くからだと予想されます。
そして、大人になると概念も強くなり、それに欲求などなど、体験豊富ですから、金色を見ると興奮して、お金をイメージするように欲が出るのです。
同じ、金色でも、赤ちゃんと我々大人では、価値観も、体験記憶も違います。
実に面白いです。
五感プロデュース研究所、五感音楽企画、荒木行彦、

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“嫌いなニオイ”でストレス解消? ニオイにまつわる7つの豆知識

2013-07-16 00:00:40 | 感覚、五感
アロマやフレグランスに、無臭消臭への意識の高さ…何かと“ニオイ”に敏感な私たち。今回は最新のニオイ研究からわかった、興味深いニオイの話を大公開。
▲嫌われる不快なニオイに、実は驚くべき作用がある?
ブーツが活躍するこれからの季節は、ムレによるニオイが気になる…という人も多いのでは。特に不快なニオイに対して、敏感な現代人だが、驚くことに“嫌いなニオイ”でストレスが軽減されるという研究結果がある。
また、臭いとわかっていてもついかいでしまったり、一般的には不快とされるニオイが好きな“ニオイフェチ”の人々もいるなど、ニオイの感じ方は様々。なぜこんなことが起こるのだろう。

五感の中でも、「嗅覚」は最も研究が遅れているといわれているが、その中でも最新の研究結果を踏まえ、嫌いなニオイの作用、フェロモンとニオイの関係など、気になる“ニオイ”の新事実を専門家にうかがった。

・ ストレス解消に、“嫌いなニオイ”が有効!?
・ 結婚相手選びは、“ニオイ”が決め手?
・ 男性が“フローラル系”にひかれる理由
・ ストレスが溜まると、体臭がキツくなる!
・ 臭いものをついかいでしまう心理を分析
豆知識(1)
ストレス解消には、“嫌いなニオイ”をアロマなど、“よい香り”にリラックス効果があることは知られているが、意外にも“嫌いなニオイ”のほうが、より長くリラックス効果が得られることが、今回お話をうかがった外崎先生のグループの研究でわかった。その結果が、よい香り 嫌いなニオイ
よい香り 嫌いなニオイ
・かいでいる最中はストレスが軽減するが、かぐのをやめると数分後には元のストレスレベルに戻る
・長くかいでいると、慣れて効果がなくなる ・かぐのをやめると、その後15~20分程度かけてじわじわとストレスが軽減される
・長くかぐことはできない

▲アロマなども、種類を換えながら楽しむことが、より長くリラックスできるコツ。
例えば、玄関を開けたときに感じたニオイも、家の中にいると気にならなくなるようにニオイは慣れやすいもの。リラックスできる“よい香り”も、ずっとかいでいると慣れて効果が薄れてしまう。

つまり、慣れる前に「よい香り、嫌いなニオイを交互にかぐ」のが、リラックス効果をより長く持続させるのに有効な方法といえる。

ニオイの好みは人それぞれなので、自分の好き、嫌いを見極めよう。
豆知識(2)
結婚相手は、“ニオイ”で決まる!?


▲タイプでもないのに、ひかれてしまう…のは、本能的に“ニオイ”につられているのかも!
人生のパートナーとなれば、よく考えて決めるはず。ところが既婚のカップルを調べると、相性うんぬんはさておき、免疫や抵抗力が強い子孫を残すために「遺伝子の型が自分と最も離れたタイプ」を選んでいるケースが多いのだそう。

さらに、「遺伝子の型が最も離れたタイプ」は、なんと“ニオイ”でかぎ分けられるという。
実際に、未婚の女性に様々なタイプの男性が着たシャツをかいでもらい、「好きなニオイ」を選んでもらったところ、自分に最も遠い遺伝子の男性のニオイを「好き」としたとの結果が!

つまり、私たちは本能的に、より優秀な子孫を残せる相手を“ニオイ”でかぎ分けているのだ。何となく気になる人がいるとしたら、無意識のうちにその人の“ニオイ”にひかれているのかも?

豆知識(3)
男性は、花の香りにひかれる!?


▲男性がフローラル系の香りを好むのも、本能によるもの?
生殖行動がらみでは、「人の精子は、花の香りに強く反応する」との興味深い研究結果も。

これは、ドイツの研究グループが発表したもの。驚くことに、精子にもニオイを感じるセンサーのようなものがあるのだとか。そこで約100種類のニオイを用意しどれに反応するか調べたところ、「花の香り」がする方向へ泳いだそう。

男性が好きな異性の香りといえば、シャンプーや石けんの香りが鉄板。つまりフローラル系が好きなのは、本能によるものなのかも!

豆知識(4)
その人のニオイ=フェロモン?
▲ちなみに、性的なニオイは、わきやビキニラインからするのだとか。
その人独特のニオイ=俗に言う「フェロモン」のこと?
現時点では、「人はフェロモンをかぎ分けられる器官が退化し、機能していない」が定説ではあるが、機能しているという説もありいまだ結論は出ていない。

それでも、結婚相手の選択がニオイにありそうだということを考えれば、「その人のニオイ=フェロモン」の可能性は、大いにアリ。
ちょっと話はそれるが、「殺気を感じる」の“殺気”は相手から分泌されたアドレナリンのニオイという説も。

豆知識(5)
ストレスが溜まると、体臭がキツくなる!


▲ストレスが溜まると、体臭まで強くなってしまう!
ストレスで体内の酸化物質が増加すると、体内の物質や分泌物、皮脂などがさらに酸化される。これがニオイの元になるのだ。

ちなみに女性の場合は、生理前に体臭が強くなる傾向も。これは、ホルモンによるニオイ。また、理由ははっきりわかっていないが、女性の約80%が、生理前や生理中はニオイに敏感になるとのデータも。嗅覚とホルモンバランスもまた、密接な関係にあるようだ。

豆知識(6)
成人の半数が、“ムレた靴下のニオイ”が好き!?
▲ムレた靴下や、ブーツを脱いだときの気になるニオイ(酪酸)は、香水にも必ず微量含まれているのだそう!
ところで、 “ムレた靴下のニオイ”というと、いかにも嫌がられそうなイメージだが、外崎先生の研究グループの実験によると、成人の半数近くが「好き」、あるいは「嫌いではない」と答えているのだとか!

このように、ニオイの感じ方は千差万別。ニオイの嗜好性は、その人の生活環境やニオイの経験によって異なってくるのだ。そう考えると、特定のニオイを好む“ニオイフェチ”の人々も、その人の内に潜む「ニオイにまつわる昔の記憶」がどこかに関係しているのかもしれない。

豆知識(7)
臭いものをついかいでしまう心理とは?


▲「臭そう」と思いつつも、ついかいでしまう…ということはない?
フェチというほどではないが、自分の靴下のムレた匂いなど「臭いとわかっているのに、ついかいでしまう」ことはない?実は、これにもれっきとしたワケが!

それが、「ニオイの強さや種類を、自分の記憶と比べて確認したい」というもの。犬でいうマーキングのように、自分自身を確認しておきたいという、動物の本能の名残ではないかとされている。

また、2ページでも紹介した「嫌いなニオイから解放されたときのリラックス感」を味わいたいために、無意識のうちに行っているとも考えられるかも。
なかなか奥が深いニオイの世界。無臭・消臭が好まれる昨今、あえて様々なもののニオイをかいで、嗅覚を鍛えてみては?

監修
外崎肇一(とのさき・けいいち)
理学博士。嗅覚研究所代表。元岐阜大学大学院教授。嗅覚と味覚の生理学的研究を専門とし、テレビ番組などへの出演も多数。著書に『がんは「におい」でわかる!』(光文社)など。


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眠りと五感の関係!

2013-07-15 00:00:40 | 人の脳
近頃の睡眠事情は、決して良いと言えない。
何と、10人に8人が眠りに就くまでに30分以上を費やすというデータがある。
そのほんとんどの人は眠りが浅いと実感しているようです。
そのため、枕を替えたり、安眠グッズを購入したりと苦労しているようです。
現在では、デパートの寝具売り場などに睡眠グッズや睡眠に関する色々な物を並べて販売している、睡眠に関するコーナが出来ているほどある。
人は生涯の3/1は睡眠状態と考えると睡眠の重要性が理解できる。
多くのヒトが、睡眠は身体を休めるため眠ると考えがちですが、実は「脳」を休めるために大切なのが「睡眠」なのです。
睡眠時のヒトの脳は全く休眠状態ではなく、意外と活発的に働いています。
ヒトが眠たいと感じる感覚は、脳の視床下部という場所が関わっており、昼間の日を浴びるなどによってメラトニンという脳内物質の分泌で眠気が現れます。
朝、太陽の日の明かりで目覚め、そして、夜、太陽が沈んで暗くなれば眠くなるこの従来の生活パタンが崩れてきています。
  
昼間でも建物の中に居て、太陽の日を浴びること無く生活しています、夜になれば中々眠れず深夜まで起きている生活、このような生活環境では「体内時計」という脳の働きによるシステムが狂ってしまいます。
特に成長段階にある幼児や子供達には、眠りはとても重要なものです。諺にもあるように「よく眠る」子供は大きく育つということです。
ところが最近の子供達を見ていると中には夜の12時頃にコンビニなど連れてきている若い親達を見かけます。
子供の頃から深夜まで起きている生活を続けていると身長や脳などに少なからず影響を与えます。とくに身長に関しては、夜遅くまで起きていた子供達の成長が遅いことがデータなどでハッキリしています、子供の頃からの睡眠不足は、ホルモンのバランスなどを乱し、成長や精神に悪影響を与えます、とくに乳児などは昼間眠気が襲ってくるのでぐずる時間も長くなります。
我々大人でも睡眠は重要なものです。最近、睡眠障害なる言葉をよく耳にしますが、特に30代から40代の働き盛りにこの睡眠障害で多くの人達が悩んでいるようです。

ストレスから来る精神的なものや呼吸器系の障害「無呼吸症候群」という気管が狭くて起きる現象ですが、睡眠中に自分のイビキや無呼吸、無呼吸とは、30秒以上酸素を呼吸しない状態をいいますが、睡眠中に何度もこの状態を繰り返すとヒトの脳では、脳の酸欠状態になり兼ねません。脳は人間の臓器の中でも40%もの新鮮な空気が必要な臓器なのです。ですから、4分以上脳に酸素が送られなければ、脳は死滅してしまい脳死状態になるのです。
酸素が行き届かない脳内では、脳細胞が急激に死滅して行きます。
ですから、酸素不足の脳では、立ち眩みやめまい、息苦しさなどの原因にもなります。
このように眠りは個人差も大きく、8時間以上眠っても朝目覚めが悪いとか、昼間眠いなどもあります。私のように平均睡眠時間も5時間でも朝すっきり目覚める人もおります。このように睡眠は、質の問題でもあります、やはり昼間の活動に深く関係しております。ビルや室内に多くの時間居たり、仕事が忙しく昼食を急いで摂ったり、お酒の量が多かったりすると質の良い睡眠を得ることは出来ません。
睡眠は、五感と深い関わりあります。
先ほどの体内時計と関係しています。体内時計はヒトの脳「松果体」という場所に関わっています、海外などで時差ぼけを感じるのはこの場所に関係しています。
ヒトは視覚によって昼間の明るさと、夜になると暗いと感じます。
昼間太陽の日を浴びることで脳内には、メラトニンという睡眠物質とも呼べる物質が分泌され、そして夜に眠気がでるのです。
眠れない人の脳では、興奮状態の脳内物質「ノルアドレナリン」という物質が働くのでイライラしたりして眠れない結果となります。
やはり、リラックス状態の脳「βエンドルフェン」などの物質が分泌されることが大切なのです。そのために、眠れなければ、読書をするとか音楽を聴くとか、アロマテラピーなども効果があります。やはり、五感を刺激するような方法がよいでしょう。
決して脳を興奮させるようにしないことです。リラックス状態「α波」という脳波まどろみの状態を造ることです。
例えば、牛乳を飲むことや軽い飲酒は効果があります、但し深酒はすぐに眠れても朝の目覚めが悪くなります。

休日には、森林などの散歩は効果大であります、それは、五感を刺激する要素が沢山あるからです。会社などで仕事をしているときは、五感でも視覚が優先になり、特に左脳を優先してしまいますから、疲れた状態になります。
日本人の多くの人達は通勤電車で居眠りをしている人を見掛けますが、海外ではこのような通勤風景はあまり見掛けない、私も何各国も出かけ電車に乗って見たが、日本人のようにイビキまでかいて朝から電車の中で居眠りをしている人は少ない。
本や新聞などを見ている風景は日本人と変わらないが、何より日本人は吊革につかまりながらフラフラして居眠りしている人を多く見掛ける。週末にもなると多くなるような気がする。実は吊革に掴まってまで居眠りしているのは危険な状態だとも言える
本人達は気がついていないのである。
体の疲れというより、かなり「脳」が疲れているといっても過言ではない。

それは、左脳を毎日使ってストレスや精神の不安定などの現れでもある。
これらを防ぐのには、まず脳を休めることと、質のよい睡眠を得ることが大切です。
仕事で嫌なことがあったからと暴飲暴食をするのでなく、また、仕事が忙しいからと毎日深夜の帰宅では、身体がギップアップする前に脳がダメージを起こして体調不良を起こすのです。
まずは、五感からの刺激を得ることが重要である。
そして、十分な休養と適度な運動など脳に快感や癒しを得ることが質の良い眠りを誘うのである。
自己の脳がリラックスと感じるものが重要である、眠る前に読書でも音楽でもよい五感からの刺激(よい刺激)を得ることが大切であります。
やはり、睡眠は寝貯めができないので普段からの睡眠が重要である。
普段寝不足だからといって、週末に眠りをカバーするのも不可能に近い。
それより、軽い運動や五感からの刺激を多く得ることである、週末には遅く起きるのでなく、公園野外に出て天気がよければ日光浴をし、少し汗ばむ程度歩くことなどが夜の快適な睡眠を得ることにもなります。
五感プロデュース研究所、荒木行彦

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