センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

携帯音楽プレイヤーを心臓ペースメーカーに近づけないで!

2008-11-30 23:05:24 | 感覚
MP3ヘッドホンと心臓ペースメーカーを近づけてはならない。
提供:WebMD
【ニューオリンズ 11月10日】もしあなたが心臓ペースメーカーや植込み型除細動器(ICD)を装着しているのなら、MP3ヘッドホンを耳からはずして胸の前にぶらさげるのはやめるよう、医師らが勧告している。
心臓ペースメーカー等の医療機器から約2.5cm(1インチ)以内にヘッドホンを近づけると、誤作動が起こる可能性があることを医師らが確認した。
この研究結果は2008年の米国心臓協会(AHA)学術集会で発表された。
FDAは今年の初め、MP3プレイヤーや同様のデジタル音楽プレイヤー(iPodなど)と植込み型心臓医療機器が相互影響する可能性は低いと発表した。
「しかし、我々は音楽プレイヤー本体ではなくヘッドホンが植込み型心臓医療機器に悪影響を及ぼすかどうかを調べたいと考えた」とベス・イスラエル医療センター(ボストン)の医療機器安全性研究所所長William H. Maisel, MDは述べている。
というのも、事実上すべてのスピーカーには磁石が使用されている。「磁石が振動を起こして音が作られるのである」とMaisel博士はWebMDに述べている。「ポータブル式ヘッドホンは非常に小さいため、強い磁石が必要である」
磁石と心臓医療機器
通常は医師が磁石を使用して、心臓ペースメーカー(不規則な心拍リズムを治療する)が正常に動作していることを確認する。磁石を近づけると、心臓ペースメーカーは既定のレートでペーシングする、とMaisel博士は説明している。
「しかし、ヘッドホン内部の強い磁石が近づくと、心臓ペースメーカー装着者は一時的に動悸を感じる可能性がある」
ICD(危険なほど速い心拍リズムを治療する)は低エネルギーまたは高エネルギーのシグナルを心臓に送り、異常に速くなった心拍リズムを止める。ICDが強い磁場に曝された場合、異常な心拍リズムの検出を一時的に停止するおそれがある。
研究者らは新規の研究において、ICDおよび心臓ペースメーカー装着者60名を対象に、8種類のモデルのMP3プレイヤーヘッドホン(耳かけ式とイヤホン式)とiPodをテストした。
「この研究では、医療機器が位置する胸部に直接ヘッドホンを置き、相互影響を示すエビデンスの有無をモニタリングした」Maisel博士は述べている。
心臓ペースメーカー装着者の15%とICD装着者の30%で医療機器への悪影響が検出された。耳かけ式ヘッドホンはイヤホン式モデルよりも医療機器に悪影響を及ぼしやすかった。
AHA のスポークスマンであるVirginia Commonwealth Medical University(リッチモンド)のKenneth A. Ellenbogen, MDは、心機能の妨害は一時的にすぎない点を強調している。ヘッドホンを遠くに離せば、医療機器の機能は正常に回復する。
「それに、ヘッドホンがこれらの医療機器から約2.5cm(1インチ)以内にあるという状況は、そう多くないだろう」とEllenbogen博士はWebMDに述べている。
Maisel博士もこの点に同意している。「あなたが装着している植込み型医療機器からヘッドホンを3cm(1.2インチ)以上離すようにしてください。つまり、シャツの胸ポケットにヘッドホンを入れたり、胸の前にぶらさげたりしないでください」
「また、ちょうど植込み型医療機器のある胸の上に、あなたの家族がヘッドホンを付けたまま頭をのせるようなことがないよう、注意してください」とMaisel博士は付け加えている。
私の自宅に同居している義母も心臓ペースメーカーを装着しているが、最近、バッテリーの寿命から4年ぶりに取りだし、新タイプの高性能の小型のペースメーカーに交換させた。
特に、携帯音楽プレイヤーなど首からぶら下げて、胸に近づけるとペースメーカーが誤作動を起こす可能性もあるのです。
以前に、携帯ゲーム機も同様に携帯電話よりも危険性は高いと指摘したが、現在の携帯ゲーム機は通信機能も充実しており、携帯電話以上に電波や電磁波などの影響が大きいと考えられる。
これらから、心臓ペースメーカーを装着している人達は、現在の通信機器類やデジタル製品などによっては高性能だけに取り扱いには注意も必要である。
今後とも私共は、ハイテクな道具が人体に与える影響など提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦



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11月28日金曜日(金曜プレステージ人体再生SP4)

2008-11-29 00:00:13 | 感覚
フジテレビ金曜日プレステージ19:57~21:49の番組だが、私は毎回参考にしながら拝見している。
其れというのも、私共の近年中に海外の大学と日本の大学の合併を構想しており、これらの施設に「生命科学研究所」を設立し、私は人体再研究に取り組みたいと願っている。
研究費も莫大になるが何より、世界から優秀な研究者を集めるのも私共の業務である。
番組の中では、視覚障害者に特殊なサングラスを掛けさせ、脳内にチップを埋め込み、電気信号によって視神経の細胞に刺激を送り、脳の脳頭部(視覚野)で像を得られるというシステムである。
番組では、大掛かり後頭部の手術を行なっていたが、これらの方法は少し遅れているのである。
私共が注目しているのは、NASAの研究グループが開発している「ブレインインターフェース」は画期的な研究である。
写真をご参照頂ければお分かりだと思うが、小型のチップを頭部に取り付け、脳の視神経まで配線で結ぶので、頭部には小さな穴を開けるだけで済むので負担も少ないのである。
特殊なサングラスには超小型のカメラが取り付けられており、目の代わりをするのである。
人の視神経は左右対称の(アシンメトリー)asymmetryに成っており、視交差という場所でクロスしているのである。
だから、左目から入った光情報は視交差でクロスされ、右側の視覚野で像として認知される。
逆に右目からの光情報はクロスして左側の視覚野で認知されるのである。
私がママさんバレーのコーチをしていて、落ちていたボールを拾おうとして後頭部の丁度右の耳から5cmぐらいの所に選手がアタックしたボールが当たってしまったのである。
その日は、目眩と左目の血管が切れて目が充血してしまった。全治1週間も掛かってしまったのである。
このように人の視覚や五感は全て脳の各分野でコントロールし、認識しているのである。
ですから、ヒトは目で物を見ているのでなく、脳で見ているのです。
現在は、NASAのブレインインターフェースの研究も進んでおり、物や形の全体像など白黒ではあるが確認できる。但し、画素数が100ビットと小さいため、視野が狭く、画像も鮮明ではないので、今後数年間で1000ビット程度まで画素数がアップすれば、視覚障害者がこの特殊なサングラスを使用すると杖が無くても一人で歩けるようになるのです。
番組で紹介されている。視覚装置は私共が今後取り組むシステムや装置からは可成り遅れているし、何より、フジテレビの取材不足を感じてしまうのである。
世間にはもっと先端技術を駆使した視覚システムや人体再生の研究、開発に日進月歩で研究が進んでいるのである。
人工義足や義手も近い将来には、ロボットなど機械的な物でなく、幹細胞やマトリックス細胞などの応用によって、トカゲの尻尾のように自分の腕や脚が再生するという夢のような話も近未来には研究が進み、実現する可能性もあるのです。
そうすれば、自分の失った腕を元通りに再生し、これこそが人体再生である。
これらは遺伝子のコピーではないので、コピー人間には繋がらないのである。
現在、アメリカの研究施設ピッツバーグ大学、再生医療センター「スティーブ・バディラック博士」らが発見し、実用化も来年以降に出来るという夢のような話である。 豚の胃袋から細胞外マトリックスの再生に成功し、合成まで研究も進み、動物実験で成功している。
臨床実験ということで人差し指を3cm程度を切断してしまった男性にこの細胞外マトリックス粉状の物)で3ヶ月程度で細胞外マトリックスの粉を着けただけで指先が爪も復活し再生した実例を朝日テレビ、ジキルとハイドで紹介している。
これら実用化はアメリカでは来年から2010年内には実用化するというものである。
また、日本でも理化学研究所が世界でも画期的な研究と解明に取り組み、脳細胞の再生に成功したという、私共も思わず歓声を上げて喜んだのである。
マウスなどの動物実験ではあるが、近年中には臨床段階で成功すると脳細胞の再生は到底無理で難しいと言われているからである。
これら脳細胞が再生が可能になれば、脳卒中の後遺症から腕や脚が不自由に成った人達や高次脳障害、アルツハイマー病、筋萎縮障害など難病の解明や応用が可能になれば、簡単なリハビリなどで運動性の脳細胞を再生させ、動かなくなった指や手が動くことも可能になるのではないかと考えております。
これらの研究が5年後には可成りな精度で研究も進み、取り組みによって可能になれば、多くの後遺症で悩む患者さん達の励みになるのではないかと確信している。
医師だけが、患者の悩みや治療が出来るのではない、これら医療の研究者も医師同様に患者さん達の悩みや人体再生の改善などが出来るのである。
私共は、今後とも生命科学研究所で優秀な研究者、協力者、支援企業も含め、再生ビジネスというと言葉は悪いが、人体再生の研究に取り組みたいと構想しております。
これらは近い将来10兆円規模のビジネスになり、世界をマーケットにした取り組みになるはずである。
現に、これらの研究支援に日本の大手企業が支援融資などしているのである。
儲け主義ではないが、人体再生の研究には莫大な資金と規模、研究員の確保など抱える問題もクリアーしなければ成らないのです。
ですから、アメリカのよう政府支援として何兆円規模の支援をしているのである。
日本では、これらの予算が政府から少額ではあるが支援されているが、一部の研究施設だけである。
だから、私共のような民間企業がこれら人体再生の研究に取り組むとなるとビジネスとして取り組まなければ成らないのです。
ですから、日本や海外の大手企業などからの支援融資を受けなければ成らないのです。
医療ビジネスは私共は日本では始まったばかりであると指摘し、今後の日本の経済の成長にも関わる分野だと確信している。世界がマーケットであり、60億人もの人間が存在するマーケットは他に類を見ないのである。
医療をビジネスと考えるのは不謹慎と考える人は多いと思うが、そうしなければ日本の公立病院のように累積赤字から、廃業や倒産が未だに歯止めが出来ず、未だに増加傾向である。
私共も民間で私学大学や病院の設立を構想しているが、今後、これら民間企業が運営する病院や大学は2010年以降急激に増加するだろう!
これらから医療ビジネスは花盛りである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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助っ人なのに「日本の壁」

2008-11-28 00:00:13 | 感覚
今年8月にインドネシアから205人の看護師、介護福祉士候補が来日。外国人労働者の活用が進まない日本で、医療や介護の分野が初めて開放された。7月に発効した両国の経済連携協定(EPA)で、2年間に1000人のインドネシア人看護師、介護福祉士を受け入れるのだ。やって来たのは20~30代前半で、 女性が6割強を占める。
介護福祉士候補は3年以上働きながら学び、4年目以降に日本の介護福祉士の国家試験を受ける。合格すれば、望むだけ日本に滞在し、就労する資格を得られる。だが不合格なら、帰国となる。受験機会は1回だけだ。
看護師候補の場合、3年間の実習中、年1度の国家試験に3回挑戦できる。全敗すれば帰国を強いられる。
「インドネシア語か英語ならパスできると思う。不安は日本語を習得できるかどうか、です」
スマトラ島メダン出身の男性看護師ラフマット・アンディ・シレガルさん(27)は、そう話す。海外技術者研修協会の東京研修センターで、ゼロから日本語の勉強を始めた。
厚生労働省によると、今年実施された看護師国家試験は約5万人が受験し、合格率は90.3%。一方、介護福祉士国家試験の合格率は51.3%。受験者は14万人を上回った。
両試験の難易度を、どのように見るべきか----。 アエラより引用
私共は以前にフィリピン看護師派遣を日本に自由貿易の見地から求めた事があるが、日本側とフィリピン側と合意しながら途中で看護師国家試験などの問題から中止になった経緯がある。
ましてや日本国内での試験を日本語や漢字で行なうのは、私はいじめに匹敵すると提言している。
千葉県内にもフィリピン人看護師が病院に勤務しているが、10年以上の日本語と漢字の勉強して日本の看護師国家試験に合格したのである。
日本語だけなら、専門的用語で3年間程度あれば会話程度は可能になる。
但し、看護師国家試験を従来の日本人と同様に試験を行なうのには、ハンディキャブが大き過ぎるのである。
だから、私共は看護師国家試験も医師国家試験も一部英語などで受験させて欲しいと願っている。
私共は海外の大学と日本の大学を合併させる構想があり、当初、介護師、看護師など医療スタッフを育成するために高度医療などを学んで貰う予定である。
但し、授業はオール英語で行なうため、留学生には「日本語学科」を採用し、日本での国家試験に合格させるために日本語で医療を学んで貰う予定である。
その後、医学薬科大学、医師や薬剤師などの学科を随時開設致します。
勿論、外国人の医師には日本語で授業を行ない、日本での国家試験に合格して貰うことを目的とします。
また、当校の卒業生が自国に戻り、医師として活躍することも期待している。
日本人でも同様に世界に目を向けて、世界で活躍出来るようにオール英語の授業に拘ったのである。
それでなくても、日本人の英語力は最近東南アジア諸国でも下から2番目という英語力と評価されたように、英語が苦手である。
何を隠そう、私も英語力の不足から病院での勤務医を諦めた一人である。
日本では、教授クラスになるためには、アメリカなどの海外に2年~3年の武者修行に出た医師が腕を磨き、准教授から教授に格上げになるのである。
私共の思いは、日本国内に居て、海外の医療レベルを学び、体験できる施設の構想を考えているのです。
従来の医学部では学べない「哲学」や「大衆衛生学」など多義に渡る医療を学んで貰う予定である。
勿論、附属病院はチーム医療を目刺し、チーム一眼となって一人の患者にベストな治療を行なうことを目指します。
また、手術などにもチームカンファレンスを導入し、例えば脳卒中の患者に対して、心理学者、脳神経内科、チーフ看護師、検査技師、専門医とチームを組み、その人へのベストな治療方法を見いだすという形を取りたいと考えている。
これらの施設は当初東京都内で行ない、随時、当校の卒業生を私のふるさとの病院などにも依頼があれば派遣したいと考えております。
勿論、日本の国家試験に合格した外国人の派遣も可能である。
そうしなければ、折角日本で国家試験に合格しても、自国に戻ってしまったり、受け入れる病院が少ないと日本での医療スタッフ不足の解決には繋がらないのである。
現に日本では、国家試験に合格しても看護師や介護師が激務に耐えられず、3年以内に退職する人達が急増しているのである。
やはり、待遇や勤務環境など改善して行く必要性も強く感じております。
私共が構想する施設では、保育や女性の職場環境を重要視し、看護師も出来れば夜勤勤務専任の看護師を雇い、充実した医療を受けられるように取り組んで参ります。
これらを実施することで、私共が良い見本となり、全国的に広がればと願っている。
そうしなければ益々日本の医療施設では、医師も看護師、介護師も人手不足で激務が益々加速的に進み、従事するスタッフが退職するケースも増えると予想されるのである。
今後とも私共は日本での外国人医療スタッフの育成に取り組んで参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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魚は糖尿病患者の腎疾患に有効な可能性!

2008-11-27 00:00:09 | 感覚
提供:WebMD 魚を食べると腎疾患の蛋白指標が低下する可能性があることが研究から示されている
【11月4日】魚を週に2サービング以上食べると腎疾患も併せ持つ糖尿病患者に保護作用があるとみられることが、英国の成人22,000名以上の長期的研究で示されている。
この研究は米国腎財団(National Kidney Foundation)の公報『American Journal of Kidney Diseases』に発表されたもので、魚の摂取が糖尿病患者における尿中蛋白質の異常濃度を低下させることを示している。
腎が損傷を受けると、尿中に異常な量の蛋白質が認められるようになる。これは腎疾患の重要な指標である。これまでの諸研究において、魚および魚油の摂取には、尿中蛋白質の減少、耐糖能の上昇、血中脂質の減少、血圧の低下という、いずれも糖尿病患者に有益な作用が認められている。
糖尿病は推定2,360万人の米国人が罹患しており、末期腎疾患の主要な原因となっている。この疾患は治療法がないものの、バランスの取れた食事を摂るとともに、定期的な運動ならびに過体重や肥満の人は減量を行う生活習慣を身に付けることは合併症の進行を遅らせるのに有効である。
この英国の研究は、食事と癌の関係を研究した10カ国共同のEuropean Prospective Investigation of Cancer(EPIC)の一環として行われたものである。1993-1997年に実施された同EPIC-Norfolk Studyは、主として中年以上の白人男女22,384名を対象としており、そのうち517名は糖尿病患者であった。
尿検査および食事・生活習慣質問票から、魚を週に平均1サービング未満しか摂取しない糖尿病患者は定期的に魚を食べる糖尿病患者に比べて、マクロアルブミン尿(蛋白質濃度が異常に高い尿)を有する可能性が4倍であるとの知見が得られた。
この研究において、糖尿病のない人たちでは、魚の摂取によって尿中蛋白質濃度に差が認められなかった。
「尿中蛋白質は腎疾患の最も初期の徴候のひとつである」と共同研究者である研究者であるAddenbrooke's病院医学研究評議会疫学部門(Medical Research Council Epidemiology Unit)(英国、ケンブリッジ)のAmanda Adler, MD, PhDは述べている。
この研究では、糖尿病のある被験者の平均年齢は64歳、糖尿病のない被験者の平均年齢は58.8歳であった。被験者は全例とも、健康診断を受け、食事日記をつけるとともに、食事頻度質問票に記入をした。研究の開始時と終了時に、被験者の尿を採取して蛋白質濃度を測定した。
魚の消費量とは、魚の揚げ物、脂肪の多い魚、白身魚、フィッシュ・フィンガー(細長く切った魚のフライ)の週平均摂取量と定義した。この研究では、飲酒や喫煙といった生活習慣因子、家族の病歴、社会経済的状況、民族について検討したが、これらの因子はマクロアルブミン尿のリスクに有意な影響を及ぼさないことが認められた。
どの種類の魚に腎の保護作用があるか?
腎を保護するのは魚油か魚に含まれる蛋白質の種類かは明らかではないとAdler博士は述べている。しかも、同研究では、揚げた魚と揚げていない魚、暖流魚 (warm-water fish)と寒流魚(cold-water fish)(サバ、サケなど)の区別をしていない。この研究は、魚摂取量を増加すると糖尿病患者の腎機能に保護的作用が認められることを示しているにすぎない。
「この研究では、あらゆる種類の(魚の)調製品を対象とした。しかし、脂肪の多い魚や魚の揚げ物(フィッシュ・アン ド・チップスなど)に関してリスクの差は認められなかった。魚の種類間の差を認めるには、もっと大規模な研究を行う必要があった可能性がある」と Adler博士は述べている。
米国腎財団(National Kidney Foundation)の広報担当を務める腎専門医Leslie Spry, MD(ネブラスカ州、リンカーン)は、通常は患者に魚の摂取量を増やすようには言わないが、中性脂肪(血中脂肪)をコントロールするために魚油のサプリメ ントを推奨している、と述べている。
「これは、食事の勧告につながった初めての研究である」とSpry博士は述べ、魚や魚油の摂取量と尿中蛋白質濃度の低下との関係の解明を試みる広範な糖尿病患者の研究が見たいものだ、と付け加えた。
「次に行われるべき研究は、(糖尿病患者の)集団を取り上げ、患者を魚の多量摂取群と魚の少量摂取群に無作為に割り付け、その両群を比較することである」と Spry博士は述べている。「私は、(被験者が)昔ながらのあらゆる種類の魚料理を食べることができるという、彼らの選択方法にやや強い印象を受けた。この研究は、それをしても良いことを示唆している。私は自分の患者に、ファーストフード店へ行って魚のスティックを食べるように言わないが、この研究ではそれを了承しているように思われる」。
私のブログでも何度も魚料理の栄養価が健康に良いことを紹介してきたが、特に脳細胞の維持や脂肪の燃焼などに魚の栄養素の一つ「中和脂肪酸」がヒトの健康維持に欠かせない重要な栄養素の一つなのです。
私は、一週間に3度は魚中心の和食に心がけ、腹八分の食事に拘っている。
これらはブログでも紹介している。長寿遺伝子のスイッチをONにする方法であり、決してダイエットではない。適度な運動と腹八分の食事に拘ることで、脳が活性化し、コントロールする。
つまり、脳と内臓は繋がっており、身体の健康も脳がコントロールしているのである。
食欲の赴くままに、好きな時に、好きなだけ食べていては、過食になり、カロリーオーバーになります。特に肉類中心の食事は、脂肪が体内に溜りやすく、循環器系にも悪影響を与えるのです、
今からでも遅くありません。魚が嫌いだからと食べないあなた、週に最低でも1日か2日は魚を食べましょう。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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無菌、無臭の環境が人体に異変を起こしている。

2008-11-26 00:00:11 | 感覚、五感
現代社会は、急激な生活環境の変化で、人体の免疫力や感覚までも異変が生じている。
急激な生活環境変化に人体の免疫や感覚が追いつかない状態なのである。
現在の生活を見ても、無菌、無臭の傾向が強く、これらに関する商品や製品も多く販売され、売れている。
臭い匂いを毛嫌いし、いい匂いで誤魔化したり、清潔社会にも成っている。
私が子供の頃、40年前頃には、家畜の糞の匂いや嫌な匂いを感じられた。
また、多くの子供達の体内に寄生虫も存在していたのである。
だから免疫力も高く、風邪も引かない、勿論花粉症などの症状に悩むことは有りませんでした。
花粉症が日本で初確認されたのは、昭和39年、丁度東京オリンピックの時代です。当時は結膜炎とか鼻風邪などの症状に似ているのでこれらの症状だと考えられていたのである。
丁度日本は経済も急成長時代に入り、私達の生活環境も大きく変化しました。
また、平成の時代に入り、生活環境が劇的に変化し、急激に環境が変化してきました。
これらから、不潔や臭い匂いを極度に嫌い、毛嫌いするようになりました。
ですから、益々人体の免疫力が低下し始め、花粉症のシーズンでは日本で3800万人以上という花粉症に悩んでいる人達が居られます。
これら花粉症は、人体の免疫反応が過敏に反応にし、「アレルギー反応」を起こすので、目の痒みや鼻水が出るのです。
花粉自体は人体に無害であるのだが、免疫反応が異物と判断し、アレルギー反応を起こすので花粉症独特の症状が現れるのです。
これらも清潔社会の副産物と思われるのです。
「日本では花粉症患者が3800万人にも膨れ上がった。急増の原因は花粉、ダニの増加や大気汚染にあると考えられてきたが、意外な原因があることが分かってきている。南ドイツで農家と農家ではない家のほこりを集め「エンドトキシン」と呼ばれる細菌成分の量を調べたところ、それが多い農家の子供ほど花粉症やぜんそくを発症していなかったことが判明。エンドトキシンは乳幼児期に触れることが少ないと免疫システムが成熟できず、アレルギー体質になるという。農家のエンドトキシンの最大の発生源は家畜の糞。糞に触れることのない清潔な社会が、アレルギーを生んだともいえる」。NHKスペシャルより引用。
また、臭い匂いを嫌う傾向は、汗くさい匂い、勿論糞臭い匂いなど極端に毛嫌いします。
女性の方に多いのだが、たばこ臭いなども嫌な匂いです。
ですから、室内ではスプレー式の匂い消しや雑菌駆除の製品が良く売れているのです。
特に私が危惧しているのは、ヒトの五感刺激不足からの感覚異変である。
現に全国の小学生の半数は味覚障害の疑いがあり、朝日テレビの調査では小学生の半数が予備軍も含め「味覚障害」であるという報告があります。
味覚障害の怖いところは、脳の活性化、脳刺激に影響が出るのです。
毎日の食事が美味しいと感じると脳内では快感物質(ドーパミン物質)が分泌されます。ところが、味覚障害では食事が美味しくなく感じるとこのドーパミンが分泌されず、快感も出来ません。
つまり、食事をしても美味しくなく、楽しくないのです。
ですから、好きな物しか食べられず身体に悪影響を及ぼし、味覚に限らず嗅覚、他の感覚にも異変が起こるのです。
これらは脳の成長段階にある子供達では尚更です。
ですから、脳の正常化を保つためにも五感刺激がとても重要なのです。
現代社会は、便利過ぎた生活環境、好きな時に好きな物を好きなだけ食べられる日本では、益々味覚障害に疾患する人達が急増しております。
実は、ヒトの味覚、料理など美味しいと感じるのはヒトの嗅覚刺激が80%も関わっているのです。
鼻炎やアレルギーなどの症状が現れたときに料理が美味しくないと感じるのは、この嗅覚刺激が関わっているからです。
現在のように無臭傾向を好むと、ヒトの嗅覚刺激は希薄になり、脳も活性化しません。
ヒトの五感の中でも嗅覚は「本能的感覚」と言われ、直接脳に伝わるのです。
嗅覚細胞から取り込まれた匂い物質は脳の「大脳辺緑系」に直接伝わることで、危険予知が可能になるのです。
例えば、最近では都市ガスの漏れた匂いを嗅ぎ分ける能力が低下しているので音を出して警告しているのです。
天然ガス自体は無臭であるため、敢えてタマネギの腐ったような匂いを付けているのです。
私が警鐘を鳴らしながらヒトの五感の重要性を提唱しているのには、この「危険回避能力」や「集中力」の低下など、能力の低下を危惧しているのです。
つまり、自己の五感を鍛錬し、意識して改善することは脳の活性化と五感の正常化を保つためにも必要なのです。
ですから、臭い匂いも嫌な匂い、気持ち悪い感覚も嫌がらず自己の感覚で感じることである。
これらの体験や経験が必ず貴方の五感を敏感にさせ、脳を刺激し、感覚も鋭くなり、記憶力や集中力など向上するはずである。
また、ヒトへの思いやりや優しさまでに繋がることを私から提唱させて頂きます。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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51歳の誕生日を迎え覚悟したこと!

2008-11-25 00:00:05 | 感覚
私ごとではあるが、11月23日日曜日(勤労感謝の日)を迎え、51歳になりました。
私が子供の頃は、母親がジュースとショートケーキ、イチゴのショートケーキで誕生日を祝ってくれた。
貧乏な家庭なので豪華な誕生日はして貰えなかったが、これが逆にとても幸せを感じたのである。
プレゼントもなければ、言葉も少ないがなにより母親の愛情を背中で感じ取れるのである。
その母親も十数年前にクモ膜出血で倒れ、延命はしたが、後遺症も重く、現在は前頭葉の萎縮から重度の認知症に疾患し、半植物状態である。
ふくよかな母の面影もなく、私や私の子供の顔も確認できない状態である。
命があるだけでも良かったが、脳卒中や心筋梗塞などの病気で多くの方々が亡くなられ、現在も多くの方々が病気で悩んでいる。
私は、23日に51歳の誕生日を迎えるにあたり、来年以降、日本の教育改革、医療改革に取り組むことを覚悟致しました。
海外の大学と日本の大学の合併も決定し、2010年以降の開校を目刺し、日本初の大学を設立致します。これから文科省などの認可を得て、登録致します。
オール英語で授業を行ない、留学生を多く迎え入れ、海外の生徒には日本語学科を設け、日本での国家試験に合格して貰い、日本での医療スタッフとして働いて貰う構想もあります。
私のふるさとや地域で医師、看護師が不足している場所に派遣できればと願っている。
また、誘致する海外の大学の協力を得て、私の地元千葉で幼稚園、小学生の「インターナショナルスクール構想」もあります。
将来的には、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学までを日本初の私共が構想している大学の系列にしたいと考えている。
これら施設には、附属病院、チームカンファレンスを目刺し、オーダーメード医療などアメリカスタイルの病院の設立を目指します。
救急救命センターの役割を担い、出来れば産科救急に取り組み、これらの施設を東京都内に設立する予定です。
学校内には「生命科学研究所」を設立し、世界で初めてのヒトの五感の本格的な研究に取り組み致します。各感覚、視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚をそれぞれ担当の研究者が専門に研究致します。
これらは我が社の2009年度の五感教育研究所の新体制、新組織において「基礎研究」部で行なう予定である。
他にも、専門知識教室を実施する予定である。これらは最高級の講座を目刺し、教師陣を世界中から招き入れ、プロのための講座を予定している。
絵画、版画、陶芸、手芸、音楽、料理などカリスマと言われる教師陣を海外から招き入れ、1回の講座料が10万円以上と高額になる予定ですが、それ以上の価値の高い講座にする予定です。
例えば、音楽の教室では講師に「ステービーワンダー氏」を招き入れ、プロのための音楽教室を実施するなどの構想を考えております。
具体的に外資系のPR会社との共同取り組みによって可能になると考えております。
また、医療、社会、福祉教室でも海外で活躍する名医の指導を日本国内で受けられる授業や教室を設ける予定である。
事業部としてこれらを取り組んで参ります。
これらの目的は、海外に出掛けなくても日本国内でレベルの高い授業を受けられたら、多く方々に役立つのではないかと構想したのです。
なぜ、講座料金が高くなるかというと、私欲や会社の営利目的ではなく、海外からのタレントや著名な教師陣を招き入れるとギャランティーが非常に高くなるからである。
招き入れるタレントや講師によっては赤字になることも考えられるのである。
これらは来年以降、新大学が完成する前にでも場所を借りてでも行ないたいと考えている。
勿論、私共が構想している2010年開校の大学の講堂や特別教室で行なって参ります。
自然体験教室では、「五感療法」自然観察、野外体験など体験型教育の実施である。
出版部では、私共の代表者がすでに出版している「レア・メタルの科学」や基礎研究で嗅覚研究の日本の第一人者、大学の教授を招いて出版予定である。
このように五感に関する話題や希少価値のある素材、健康に関する話題などの出版物を随時発行致します。
他にも、五感研究から企業とのコラボレーション、CMの監修、新開発の取り組みヒントの指導なども私共の取り組みです。
これらは「部門別研究」企業への五感教育、青少年への五感教育、医療福祉への五感教育、老人、定年退職者への五感教育などである。
これらは研究部で行ないます。
このように私共は来年以降具体的に活動し、社会貢献を目的に日本の教育改革、医療改革に取り組んで参ります。
私は、51歳の誕生日をこれらの取り組みをする覚悟を決め、残りの人生を掛けて取り組んで行くことで、多くの方々に健康と安心を一つでも与えられたらと思っております。そして、多くの方々から感謝の言葉を大切にし、励みに頑張って行く覚悟をしております。
我が社の社訓は、
まだ眠っている あなたの五感
 みつめてみよう 自然のふしぎ 
  むしの声、花の香り 空の雲
   めざめさせよう 心の目
    もっと出せるよ 創造力 これらを多くの方々にご指導と提供することで私も幸せを感じ、皆様にも幸せに成られたらそれだけで良いのです。
私共は、皆様の幸せを私共の幸せと感じている集団です。
今後とも、私共の考え方に賛同して頂ける方々や企業に協力を求めて参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、
 
 


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解明(花粉症)!

2008-11-24 00:18:45 | 感覚
11月23日NHKスペシャル21:00~21:50放送、「病気の起源」より。
NHKスペシャル◇アレルギーをめぐる世界の動向を伝える第6集。人間の体を外敵から守るはずの免疫システムが引き起こすアレルギーの実態を探る。20世 紀後半からアレルギーは先進国で激増し、日本では花粉症患者が3800万人にも膨れ上がった。急増の原因は花粉、ダニの増加や大気汚染にあると考えられて きたが、意外な原因があることが分かってきている。南ドイツで農家と農家ではない家のほこりを集め「エンドトキシン」と呼ばれる細菌成分の量を調べたところ、それが多い農家の子供ほど花粉症やぜんそくを発症していなかったことが判明。エンドトキシンは乳幼児期に触れることが少ないと免疫システムが成熟できず、アレルギー体質になるという。農家のエンドトキシンの最大の発生源は家畜の糞。糞に触れることのない清潔な社会が、アレルギーを生んだともいえる。
以前にも私のブログで紹介したが、花粉症は人体の免疫細胞の誤作動と言える行為で起こる症状、免疫反応(アレルギー体質)である。
日本で最初に花粉症と診断されたのは、昭和39年頃、丁度東京オリンピックの年である。当時は花粉症という病名もなく、結膜炎や鼻風邪などと誤解されたのである。
私は子供の頃、杉花粉や檜花粉など飛散量は現在によりも遙かに多かった気がする。但し、花粉アレルギーなどに疾患した体験は無いのである。
私も花粉症に悩まされているが、40歳を過ぎた頃から症状が出始めたのである。
丁度10年前頃から世間では、清潔、衛生、無臭などの傾向が持てはやされ、清潔に関する商品や製品も開発され、販売もされている。
現在では、無菌などに関する商品は他種類に渡る物が販売されている。
つまり、日本中が清潔、無菌、無臭などの傾向が強く、清潔な社会を求め続けているのである。
これら清潔な社会、無味無臭の社会を好むとヒトの脳は、免疫力の学習能力が低下し、免疫力も低下するのです。
ですから、花粉症などのアレルギー反応が敏感に反応し、花粉症の症状に苦しむのである。
杉花粉などは人体への影響は無害であるのだが、ヒトの免疫がバイ菌やウイルスと勘違いし、誤作動を起こすのでアレルギー反応を起こすことで、人体から排除しようとします。
そこで、鼻水、涙目、目の痒みなどの症状が現れるのです。
アレルギー反応がなぜ起きるのか簡単に説明すると、異物が身体に進入すると免疫細胞のIgE抗体が活発に働き、マスト細胞に取り付き、そこに花粉が取り付くと過剰にアレルギー反応が働き、花粉を体内から排除しようとするので、涙目、目の痒み、鼻水に悩まされるのです。
これらは清潔社会が生み出した副作用と言っても過言ではないのです。
ですから、衛生的な環境の悪い地区では花粉症などの症状は出ないと言われているのです。
勿論、風邪ウイルスに対しても免疫力が高まっていますから、風邪を引かないのです。
これらは病気やアレルギーに限らず、私達の五感にも異変が生じているのです。
臭い匂いやわさびのようなヒトの嗅覚に刺激の強い食材や薬味などを嫌い、食べず嫌いします。
また、柔らかな食材、好みの食べ物など味覚の好き嫌い、また、臭い匂いやヒトの嗅覚に刺激の強い物を嫌がり毛嫌いします。
これらの感覚は、ヒトの脳内でのドーパミン物質、ヒトの快感に関わる物質が異常に分泌されると、減少したときに異変が起こり、食事なら快感物質(ドーパミン物質)の分泌を求めて、食べ続けるのです。
つまり、過食になり肥満になるのです。
早食いになり、味覚も嗅覚も発達せず、鍛錬されません。
よって子供の頃から免疫力も低下し、味覚や嗅覚などの感覚も刺激不足で鍛錬されないとヒトの脳が活性化せず、脳内では抑制(理性)の働きも低下するので、切れやすく、興奮した脳が抑制さらず、異常言動や思考性にも異常性がみられるのです。
ですから、私は臭い匂いも感じ、不味い食材も食べてみて、体験し、不清潔な環境でも対応出来る免疫力を高め、「五感、感覚」の体験、鍛錬をすることで脳の正常化、活性化につながるのです。
花粉症の話から脱線しましたが、免疫の反応も、病気の疾患も実は、「内臓と脳は繋がっている」。
つまり、ヒトの脳は身体をコントロールし、維持しているのです。
現在の子供達や若者達を観察していると「心技一体」脳と内臓が繋がっていないように思えるのである。
脳で思考(考えていること)と行動が伴っていない、理性の働きも悪く、思ったことを口に出すので「思いやりもない」、興奮した脳で行動を起こすので「暴力的」になるのです。
これらから、私は身体の健康も脳の健康も鍛錬する重要性を提唱している。
五感を総動員して体験し、脳を活性化し、正常化することで「心技一体」に繋がり、感覚も身体、脳も健康に繋がるのである。
今後とも私共は花粉症がもたらす、五感(感覚)の異変、感覚に与える影響など集中力の低下や味覚、嗅覚の鈍感に繋がり、これらの感覚異変が花粉症によって引き起こされる現状などの紹介、改善策を提言して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦



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夜景や桜の花を観て食べる料理は何故美味しい?

2008-11-21 06:23:44 | 感覚
私達ヒトの味覚は嗅覚刺激によって80%程度は美味しそうな匂い刺激によって「旨い、美味しい」と感じるのです。
また、見た目も重要なのである。彩りがある料理は美味しく見えるし、現にニンジンのオレンジ色は美味しそうな色だし、緑色の野菜も美味しそうである。
これらはヒトのカラー心理学で、ブルーのカラーの野菜や食べ物がないのは、寒色、冷たく涼しいなどをイメージするが、実は食べ物をブルー一色にすると幾ら高級料理でも不味そうに見えるのである。
現在、巷で流行っている「ダイエットメガネ」はこのブルーに見えるメガネで、料理をこのブルーのサングラスを掛けて見ると、寒色なので、料理が冷たく不味く見えるので「食欲が低下」するというヒトのカラー心理学を活用したものである。
同様に高級レストランで食べる料理は美味しく、同じ食材を使い、同じ料理人が作っても一般家庭で食べる味は違ってくるのである。
高級レストランは、昼間でも薄暗く、器にも拘り、料理の彩り、BGMが流れ、その場の雰囲気作りがなされている。
ヒトの五感を刺激する演出がされているのである。
これらの雰囲気やイメージがこのレストランの料理は美味しいと脳が記憶し、病み付きになります。
この病み付き感覚が「常連」に繋がるのです。
また、見た目や感情によっても同じ料理でも美味しいとか、不味いと感じるのです。
例えば、幾ら高級料理店で料理を食べても、嫌な人と食べる料理が不味いように、人の感情によっても人の味覚は変化するのである。
夜景など、景色の良い場所でそれも、仲の良い友達や恋人同士では、食べる料理も数段に美味しく感じる。
これは、人の脳の感覚、楽しい、快感に繋がり、脳内でドーパミン物質が分泌されることで、自律神経などに影響を与え、リラックスな状態になります。
また、人の視覚は普段見慣れない景色などを見ると「感動」「快感」になり、刺激されます。
これらの感覚が人の味覚、嗅覚を刺激し、敏感に反応するように働くので、夜景や景色を見ながら食べる料理が美味しいと感じるのです。
これらは味覚だけでなく、五感が総動員されている状態なのです。
人の脳は美味しい、快感、楽しいが大好きで、不味い、辛い、楽しくない、不快が大嫌いなのです。
ですから、心地よい刺激や体験を好むので、夜景や良い景色を見て食べる料理が美味しいと感じるのです。
同様に季節の良いときに野外で食べるバーベキューなど美味しく感じるのもこの感覚からです。
また、桜の花の下で食べるお弁当が美味しいのは、日本人と外国人で感じる味覚、感覚は全く違うのである。
日本人にとって桜の花は特別な花であり、桜の花の彩り、花の匂いなどの刺激によって、脳が刺激され、癒されます。
この心地よさが味覚を刺激し、お弁当など冷えても美味しいと感じるのです。
このように人の味覚は時には、敏感に感じ、時には鈍感に感じるのです。
人の味覚は匂い刺激の80%が嗅覚刺激によって関わっており、食事が美味しい、不味いと感じるのです。
但し、最近は小学生の半数が味覚障害の疑いがあり、予備軍も含めると50%以上を超えているデータもあります。
人の味覚は「味蕾」という細胞は500個前後があり、一個、一個の細胞の寿命があり、10日前後死滅し、全体では28日前後で新陳代謝されるので、味覚が維持できるのです。
但し、これら新陳代謝の栄養素が「亜鉛」である。亜鉛は魚貝類に多く含まれ、味蕾細胞の栄養素は勿論、髪の毛、肌の潤いなどにも関わっている美の栄養素と言われているのです。
これら亜鉛が現代人は極度の偏食や好き嫌いから摂取不足に成っており、小学生などの子供の頃から味覚音痴に成っている現状があります。
私は、女性の美しさを保つには、味覚や五感を健康に保つことが重要であると指摘しております。
規則正しい、生活習慣と規則正しい食事で味覚障害の防止、感覚異変の予防が可能になるのです。
私のブログでも紹介している。ヒトの脳と肥満の関係は、ヒトの味覚に関わっている。
脳の「大脳基底核」に電気信号、ニューロンネットワークを伝達し、ドーパミン物質が放出され、レセプターというニューロンに伝わり、食の快感、美味しかったなどの快感に繋がります。
そして、満腹になると胃袋からは「グレリンという物質が脳の視床下部(満腹中枢)に伝わり、満腹と自覚」します。
ところが、肥満の傾向の人達は、このグレリンの物質の放出も遅くなるのでその間、食べ続けることになるのです。これが早食いという行為です。
この快感が病み付き状態になると今度は、ドーパミン物質が減少し、食欲が益々快感を求めるため、食べ続けるようになるので肥満になるのです。
このように人の味覚は健康状態や感情の状態によって大きく変化する感覚です。
美味しく料理を食べることは、身体の健康維持、感覚維持に繋がるのである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦



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小学生、中学生の遊びが危ない!

2008-11-20 00:05:34 | 感覚
最近も砂遊びから死亡するケースもテレビニュースに流れたが、これら子供達の遊びの事故はほんの一例であり、今後とも増加傾向である。
以前にも私共は警鐘を鳴らしながら数年前から子供達の遊びの変化、危険性を提唱してきました。
子供達の危険な遊びは、私達が子供の頃40年前にもありましたが、「手加減」や「加減」などを知っていた、理解しておりました。
現在の小学生、中学生との違いはこの「加減」を理解していない子供達が多いので、死亡に繋がるケースが増えているのです。
例えば、鬼ごっこは小学生や中学生なら昔からありました。
但し、最近は鬼ごっこしながら一人の生徒に何人かで押さえつけ、重なり合うように抑えてしまうので圧死する危険性もあるのです。
また、報告の中には、学校の2階から校庭などに飛び降りる「度胸試し」と称して、校舎の2階から飛び降り、脚の骨折した生徒など多数居られます。
もし、頭から落下したら死亡することもあるのです。
中には、カッターナイフで手首を切る「リストカッター」を面白がり、悪ふざけで実行するケースもあるのです。
他に、校庭や野外では砂遊び「砂風呂」と称して、首まで砂に埋もれてしまい、ふざけて顔に砂を掛けたら、砂が口に入ってしまい、死亡したケースなどがあります。
数年前には、体操用のマットを巻かれ中学生が圧死した事件も記憶に新しいところである。
このように子供達の遊びの危険性は非常に高くなっております。
私達は感覚の異変だと考えており、好奇心の旺盛な時期に子供達は色々な遊びを創意工夫して創り出します。
遊びの創意工夫は良いことなのですが、実体験や危険性の理解が希薄なため、危ないという自覚「危険回避能力が欠如」しているのです。
人が危険と感じる能力は幼い頃から転び、小さな怪我などして自ら体験し、学ぶものです。
ところがこれら体験が希薄になると人の脳では記憶されて居らず、危ないと自覚、認知できないので思わぬ行動を起こしたり、大怪我、状態が悪いと死亡するケースも高くなります。
家庭内ではゲームに熱中し、学校内では悪ふざけの遊びを続けていると何時かは大怪我などに繋がる危険性があるのです。
ですから、私共は五感研究から、五感体験の重要性を提唱し続けているのです。
五感教育が日本の学校教育に必要であり、急務と考えているのです。
決して、私共の営利的な目的や私欲でこれら五感教育を提唱しているのではありません。
現に、学校教育では私共の会社はすぐに倒産してしまいます。
学校関係では限られた予算で私学は別としても、五感教育などに取り組む時間も予算もありません。
実例は少ないですが、一部の小学校や中学校では「人の味覚」や「五感」の特別授業を実施している学校もあります。
これらの学校では少なからず実績を上げており、怪我をする生徒が減少したとの報告もあります。生き物達の命の尊さ、人の命も生き物達の命も一つであることを理解させることです。井の頭小学校ではこれの活動などの実績が実を結び、2005年には科学文部大臣賞を授与しているが、これらも「五感教育」なのです。
やはり、野外に出て、野鳥の鳴き声に耳を傾ける(耳すまし)、野鳥の居場所を視覚に頼り、集中力で探し出します。
双眼鏡などで覗き込み、姿に感動します。そして、自分で探したことに快感するのです。
成長段階において、子供達が遊ぶことは自然な事であり、重要な課題です。
ところが、その遊び方が重要なのです。加減を知らず、理解できず危険な遊びを簡単に実行すると危険性は2倍になります。
私達が子供の頃は、危険な遊びをしていても、加減や危険性があることを理解しながら「予想が出来ました」。現在の子供達の遊び方の危険な所は、加減が理解できない。危険の予想ができないところにあるのです。
ですから、私共が推進する五感教育は、この加減と危険予知を理解させるのが目的でもあります。
また、現在の暗記記憶型の教育「知識」から「知恵」の教育への変革も必要である。
現在の子供達は、私達の子供の頃と違って非常に知恵も高く、物知りです。
但し、理解能力が私達の子供達と違って劣っております。
つまり「知恵」が欠如しているのです。雑学に優れ、自分で考え出す能力、理解する能力が欠如しているので、学力も遊び方に異変が起こっているのです。
機会が有れば、マスコミ等での取材があれば提唱して参ります。
現在のように、コンピュータを活用すれば、何時でも好きなときに知りたい情報が簡単に手に入り、知ることが出来ます。
勿論、テレビでもクイズ形式で知識を高める番組は多いが、これらは視覚的な情報であり、知識には成りますが、知恵には繋がらないのです。
つまり、自己の五感を総動員して理解することが重要なのです。
自分の考えで行動し、遊びも危険性を理解しながら加減を理解して遊べば、大怪我や死亡するケースを削減することは可能なのです。
これらから、小学校や中学校の先生達は、休み時間も教室を回ったり、監視しなければならない、業務も増えてきて益々教師は忙しい思いをします。
ですから、文科省の関係者はこれらをご理解頂き、予防策や取り組みに真剣に取り組んで欲しいと強く願っている。私共は何時でも協力致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、
コメント (1)
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インフルエンザの情報をグーグルで検索

2008-11-19 00:02:35 | 感覚
インフル流行情報を提供 グーグル、検索ベースに
記事:共同通信社 提供:共同通信社 【2008年11月12日】
【ニューヨーク11日共同】米インターネット検索大手グーグルは11日、ネット検索のデータをベースに、全米50州でインフルエンザの流行がどの程度広がっているのかを推計、表示するサービスを始めた。
流行の傾向を早期に提示し、医療関係者や個人により効果的な対策を促す狙い。日本など海外でのサービス提供も検討したいとしている。
ネット検索で使われるインフルエンザ関連のキーワードと、米疾病対策センター(CDC)による実際の感染データの関連について調べたところ、キーワードの分析結果から地域ごとの感染者数をほぼ推定することが可能になったという。
当局の従来の調査だと公表まで1-2週間かかっていたが、グーグルはより迅速に調査結果を提供できるとしている。
日本において、私達がインフルエンザ情報を知るのには、テレビニュースなどの報道が主な情報源だが、インターネットサイトでいち早くインフルエンザの流行やインフルエンザの型など知ることが出来れば、事前準備も出来る。
予防接種なども素早く出来るのである。
最近も茨城県などで白鳥などの渡り鳥に対して、餌付けを禁止したり、入場者には消毒を義務づけるなど厳戒態勢と思われるほど注意を促している。
以前には、トリインフルエンザは、渡り鳥、鴨や白鳥などから留鳥、雀や鳩に感染し、そして、家畜の鶏や豚などに感染、それから人に感染するパタンだったのが、直接渡り鳥から人に感染する新型トリインフルエンザにと変化したことが世界的に驚異となり、感染予防が重大課題と成っているのである。
私も、野鳥観察からこの時期、渡り鳥に異常が見つかったとか、死亡したなどの報告の連携をとり、県の保健課と環境課などとの連携もしている。
これらから、インターネットで世界中とグーグルサイトなどと連携し、トリインフルエンザ情報を発信し、インフルエンザ注意報を発信できれば、被害は最小限に抑えられる可能性もあるのです。
日本にトリインフルエンザが侵入し、感染が拡大してから「注意報」を発しても遅いのである。ましてや新型トリインフルエンザの型など分からないと、新薬などの開発にも時間が掛かり、現にあのタミフルが万能型と言われながら、4割程度のインフルエンザウイルスの型にしか合わないことが知られているのだ。
もし、残りの6割の新型トリインフルエンザが日本に感染拡大したら、被害も拡大し、高齢者、子供達にと免疫の弱い人達に感染すると本当に驚異となり、パニック状態に成りかねないのである。
これらから、製薬会社も政府も今年から来年にかけてトリインフルエンザの予防策と取り組みが必要であり、来年1月に公開になる「感染列島」も大袈裟な映画でなくなる可能性もあることを私から指摘致します。
まずは、早い対応のためにもグーグルなどのサイトで世界からトリインフルエンザの情報を得て、国境を超えた取り組みも必要であり、これからのシーズン、渡り鳥がピークになります。
これらから、新型トリインフルエンザの感染進入の可能性も非常に高くなるのです。
今後、トリインフルエンザの話題が毎日のようにテレビニュースで報道されると思うが、皆様は冷静に判断され、近くでトリインフルエンザが確認されても慌てず、医療機関に相談され、心配な場合は事前に予防接種など予約しておく必要があります。
今年は、予防接種も例年より予約数も多いと聞いております。
まずは、風邪をひいていなくてもこれからは外出時は立体式のマスクの着用、帰宅したらすぐに手首まで綺麗にまめな手荒いとうがいをすることが簡単な予防策である。
この簡単な予防が重要であり、出来る限り大勢が集まる場所は避けるなどの工夫も必要になります。
それから、身体的な疲れ、寝不足などの体調も整えておく必要もあります。
ビタミンCを摂取したり、野菜や果物などを食べるなども重要になります。
身体の免疫力の向上とトリインフルエンザの発症の情報など素早い対応と準備で有る程度未然に防げると思います。
安易に考えず、何もせず予防もしないといざ、新型トリインフルエンザに疾患したら症状も重くなり、重篤になる可能性もあることを私から指摘致します。
よく馬鹿は風邪を引かないなどと言いますが、私は馬鹿でも風邪は引かない方が良いのである。風邪を甘く見てはいけないと言うことである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦



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肥満と脳の関係!

2008-11-18 00:06:01 | 感覚
現在世界で肥満体型と言われている人は20億人も居られるというデータもあります。
肥満は食欲と脳の関係も深く関わっており、私達の脳の欲求からつい食べ過ぎ、飲み過ぎカロリーオーバーなどの傾向から肥満体型になりやすくなります。
これらを専門的には(高度肥満)と呼びますが、日本でも年々増加傾向にあります。
これらは食の変化、食の欧米化など、また、運動不足などの原因も考えられています。
また、食欲と脳の関係もあり、ヒトの食欲はまず、ヒトの嗅覚刺激から始まります。
空腹時なら尚更、嗅覚は敏感に反応し、レストランなどの前を通ると好みの食べ物の匂いを特に敏感に反応するのです。
ヒトの嗅覚は、五感の中でも脳に直接伝わる感覚です。ヒトの脳「大脳辺緑系」に直接伝わり、次に「大脳基底核」に電気信号、ニューロンネットワークを伝達し、ドーパミン物質が放出され、レセプターというニューロンに伝わり、食の快感、美味しかったなどの快感に繋がります。
そして、満腹になると胃袋からは「グレリンという物質が脳の視床下部(満腹中枢)に伝わり、満腹と自覚」します。
ところが、肥満の傾向の人達は、このグレリンの物質の放出も遅くなるのでその間、食べ続けることになるのです。これが早食いという行為です。
この快感が病み付き状態になると今度は、ドーパミン物質が減少し、食欲が益々快感を求めるため、食べ続けるようになるので肥満になるのです。
では、テレビなどに出演している大食いの人達は何故、肥満なヒトが少ないのかというと、私達の体質と全く違った体質なのです。
胃袋も私達の15倍ほど大きくなります。胃袋自体は筋肉と繊毛で出来ていますので、膀胱の近くまで垂れ下がり、伸びるのです。
また、大食いの人達と肥満体型の人達では、「褐色脂肪細胞」というこの細胞が食事をすると活発に働くヒトとそうでないヒトとの差なのです。
褐色脂肪細胞は自律神経を活発にさせ、食事をすると体温が0.5度~1度近くも体温が上がるヒトが居られます。中には、冷たいお蕎麦を食べていても額に汗を流す人達がこれらの細胞が活発な人達なのです。
一旦、肥満になると脂肪の燃焼や体質改善は難しく、運動などで体重を落とすことは大変な事になります。
やはり、食事の改善から初めて、運動と取り入れて行きながら、実は脳の欲求を司っている。視床下部を正常に戻す必要があるのです。
つまり、食欲を徐々に落として行く方法でダイエットして行くと健康的に痩せられるのです。
ヒトの食欲は、生きて行くための食事が基本ですが、原点を忘れて、楽しみ、快楽、本能の赴くままに食べ続けていては、肥満への近道になります。
私のように20歳の時の体重を維持していると体も軽く、駅の階段も歩くのも楽である。
また、食事制限もなく適度な運動で済むのである。
但し、皆さんが考えがちな糖尿病と肥満はあまり関係がないのである。
現に日本での糖尿病患者の70%は肥満体型外の人達である。
肥満体型の人達ではコレステロールや中性脂肪、体脂肪率などオーバー気味になると血管年齢が実年齢より10歳以上高いと危険因子は高くなります。つまり、循環器系の病気が心配になるのです。
高血圧症と繋がると、心筋梗塞、脳卒中などのリスクも高くなるのです。
私の母親は十数年前、クモ膜出血で倒れて、延命したが、重度の後遺症から現在は前頭葉の極端な萎縮になり、半植物状態の重度の認知症、全く思考性の無い状態です。やはり、肥満体型であった。
これらから推測すると私も同様に遺伝性の肥満から、もし食欲の赴くままに食べ続け、お酒も飲み続けると私も肥満になり、母親の同年齢時と同様に脳卒中に疾患しているだろう!
私は、これらをしっかり理解し、改善しているので脳との関連から私の脳内では、食欲の快感が正常なのである。
食欲に異常があると、過食症、摂食障害など両極極端な症状になります。
これらは実は、遺伝子の変異や脳の大脳基底核などの異変から起こるものであるという研究もあります。
今後とも私共はヒトの食欲、味覚と脳の関係など提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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手が温かい人は心も温かい?

2008-11-17 06:56:52 | 感覚
提供:WebMD
温かいものを持つと大らかな気分になり人を好意的にみるようになる、と研究者ら
【10月23日】多分、「手が冷たい人は心が温かい」という表現はご存じだろう。今や科学技術のおかげで、それが反対であることを証明できる。
コ ロラド大学 (ボールダー) 准教授のLawrence Williams, PhDとエール大学心理学教授のJohn A. Bargh, PhDは、温度が感情に与える影響を評価するため、大学生で2つの研究を実施した。その結果、温かいものを持つと実際に他者を好意的に見るようになり、大らかな気分になるらしいことを発見した。
一つ目の研究の対象者は平均18.5歳の大学生41人であった。試験官は、試 験が行われる建物のロビーで各参加者に会った。試験官は、上りのエレベーター内でクリップボードに情報を書き込む間コーヒーカップを持っていてほしい、と さりげなく参加者に頼んだ。参加者はそのコーヒーが実験の一部だとは知らなかった。参加者の半数は温かいコーヒーカップを持たされ、半数はアイスコーヒー のカップを持たされた。
試験室では、参加者の知らない人についてまとまった情報を言葉で(知的、手際が良い、まじめ、 現実的、注意深いなど)聞かせた。次に、参加者はその人の性格を質問紙で評価した。温かいコーヒーを持った人は、アイスコーヒーを持った人より、その架空 人物を温かい人だと評価する傾向にあった。
「我々がある人が温かい人か冷たい人かを質問する場合、どちらにしてもその 人の体温は37度である」と論文の共著者であるBargh氏はニュース発表で言う。「このような表現には、温かい、冷たいということが何を意味するのかについての原始的経験が暗に生かされている」。
2つ目の実験では、参加者53人に温かいまたは冷たい治療用パッドを持たせた。参加者はこの製品を評価することが自分らの役目だと思っていた。「テスト」終了後、報酬を参加者自身がもらうか友人にあげるかを選ばせたところ、温 かいパッドを持っていた人は友人に報酬をあげる方を選ぶ傾向にあった。
「体温は我々が他者をどう見るかだけではなく、我々自身の行動にも影響を与えるようだ」とBargh博士は言う。「体が温かければ他人が温かく見えるだけでなく、自分も寛大で信頼できる温かい人になる」。
研究の主著者であるWilliams博士は、ニュース発表で「例えば大きな会議で手を伸ばして他の人に触れたり、手をつないだりするといった経験が重要な影響を与える。しかし、我々はそれに気付いていない」と述べた。
今回は、人の触覚に関する話題である。特にこれからのシーズン寒くなると良く人肌が恋しいと表現されることがあるが、温もりや暖かな飲み物などはこれからのシーズン、心が癒されるものである。
好みの暖かな飲み物を飲むと人の脳では、ギャバなどの抑制物質が分泌されて、ホットする感覚に成るのである。
良く皆さんが、冬場などホットココアや紅茶など好みの飲み物を飲んだ後にホットする気分に成ったことは無いだろうか、脳などが疲れたときには余計に感じるのである。
これらに似たケースが、柔らかな物に触れたりする触覚で心地良いと感じることが出来るのです。
例えば、最近の洗剤のテレビCMなどでタオルを洗って仕上がりが柔らかいなどと表現しているように、人の触覚は冷たい物より暖かな物、堅い物よりは、柔らかな物が人の感覚に好まれるのである。
私も良く、これからのシーズン、マフラーやアスコットタイ、スカーフなども好んで着用するが、カシミヤ、シルクなど肌触りの良い素材を私は選んでいる。
触っても心地よいし、身につけても暖かで心地良いのである。
だから、下着にも私は拘り、コットン100%で無ければ、肌触りも良くないし、化繊などが混じっていると肌が痒くなることもあるのです。
先ほどの記事では手が冷たい人心が温かいと言われておりますが、実は科学的根拠や医学的根拠に掛けるものである。
手が冷たいのは、血行の悪さや低体温症などの疑いもあり、特に女性は冷え性気味の方々が多いのである。
だから、手が冷たい人は心も冷たいとは限らないのである。心は脳の思考性の問題であり、言動によっても勘違いされる人も多いように、人の心の温かさは、理解しにくいのが現状である。
最近、言葉足らずから、言葉で人の心傷つけたり、触れ合いか不足から勘違いなどされるケースも多々ある。
やはり、優しい言葉と態度は、人の心を温かくさせてくれる。だから、私は出来る限り大勢の人達に優しく語りかけ、困っていれば手を差し伸べ、助けて上げるようにしている。これらが人への思いやりであり、優しさに繋がるのです。
皆様も、これからのシーズン、友人や知人達に優しい言葉と思いやりの態度で接すれば、いつもより温かい人と思われるはずである。
冷たい人とイメージされるよりは、温かい人とイメージされる方が得ではないかと思う。 五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



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勝負脳とは!

2008-11-15 00:04:11 | 感覚
勝負脳とは、脳神経外科を専門とする日本大学大学院の林成之教授が命名したものです。一言でいうと、「勝負に勝つために戦略を練る知能」ということで、言葉を話す・数を計算する・空間を 認知する知能などとともに人間の脳に本来そなわっている知能の1つだということです。北島選手は、オリンピック前に、林教授から、勝つための脳の使い方の レクチャーを受けていました。超ポジティブな北島選手は、林教授の教えをしっかり取り入れて、さらにメンタルを強化したようなのです。
脳の働きを知って勝負に勝つ!
林教授は、北島選手をはじめ日本競泳チームのメンバーへ、次のような必勝理論を伝授していました。
■勝負脳を発揮するには
・ライバルに勝とうとするのではなく、自己記録の更新にこだわる
・常に、自己ベストの3割増の力を出そうとする
・疲れた、大変だというような否定的な言葉を使わない
・調子のいい時は休まず、アグレッシブにやり続ける
・最後まで「勝った」と思わない
・プールと自分が一体化するイメージを持ち、自分の世界を作る など
北島選手が特に意識したのは、「ネガティブなことを考えた瞬間に、脳と体のスイッチが切れて、最高のパフォーマンスがでないということから、否定的な言葉を 使わないようにすること」「ライバルに勝つのではなく、過去の最高の自分を超えることを目標にする」、この2つだったそうです。
金メダル を取るためには、ライバルに勝つ必要があります。しかし、ライバルに勝とうとするのではなく、「過去最高の自分の記録を超える」ことを目指して泳ぐ。これ は、100Mの決勝戦でみせてくれた、あの泳ぎそのものではないでしょうか。ストローク数を押さえて、彼の強さの特徴を最大に生かしたレース展開。完璧な 泳ぎと評されました。
勝負脳を鍛えるには?
林教授の著書「〈勝負脳〉を鍛える」 に、北島選手たちが受けたレクチャーの内容(脳の働きや勝負脳の鍛え方)が紹介されています。脳科学の発達で、人間の性格や行動、心までが科学的に解明されてくると、林教授が言うように、脳の働き・仕組みを知ることで、自分の弱点を克服できる、ということはとても説得力があります。
勝負脳 の鍛え方の中で、私がマーカーしたくなったのは、脳の習性をもとにした「サイコサイバネティックス理論の応用」という部分です。人間は必ず目的を達成する 習性を持っているので、それを理解し、次の3つを守ることができれば、非常に困難だと思われることでも、(時間はかかるかもしれないが)必ず達成できる、 林教授はそう力強く断言しています。
■目的ではなく目標に集中せよ
ただ「ガ ンバリます!」ではダメ。何を達成しようと頑張るのかを、はっきりさせること。特に、目的と目標を区別して考えること。優れた勝負脳の持ち主は、決して 「目的=勝負の結果」にはしない。勝つためにはどのようなゲームプランを立て、何を目標に戦いを進めていくか、そのプロセスに気持ちを集中させることが、 結果として目的達成につながる。
■目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する
自 分の弱点を認めること。うまく行かない理由を分析して、何が自分に欠けているのかをあらゆる角度から検証し、批判を受け入れて、それを解決する具体策を立 てることが目標達成の条件になる。できるだけ高いレベルのコーチや一流選手の視点から評価を受けると、上達も早くなる上に、到達できるレベルも高くなって いく。
■目標を達成するまで、その実行を中止しない
人間は、目的や目標が達 成できないと、色々な理由をつけて方向転換しようとする。これは、人間が持つ(自分の脳を守ろうとする)自己保存の本能に従った考え。これを一度体験して 癖になってしまうと、何をやってもいつも目的が達成できない脳になってしまう。そういう仕組みが人間の脳にはある。
これまで、精神論や「~すべき」と語られてきたことが、脳の機能に従ったものなのだと分かると、腑に落ちてとてもスッキリします。そして、勝負脳は、スポーツ選手だけの話ではなく、仕事や日々の日常において生かされるものです。
脳の疲労は大敵!

脳は、ストレスが加わると、疲労がなかなかとれない臓器だということです。そのため、勝負脳を鍛える上で注意したいことが、脳を疲れさせないこと。ストレス を色々抱えている、解決しない悩み事がある、いつも悪い方向へ考える、上手くいかないので焦っている、というようなとき、能は疲労状態。否定的な言葉が頭 に浮かんだりするのは、脳が疲労しているときの症状なんだそうです。そのため、普段から脳にストレスがかからないような生活を心がけることが大切。脳の疲 労をすばやく取り除くには、気のおけない友達や家族と「楽しい会話」をすることが一番。そこで、愚痴をこぼしてはいけないようです。
また、耳の痛い話があります。仕事でやり残したり、問題を先送りしたりする人は、常に脳にストレスを抱えた状態になるので、ここ一番で力を発揮できないということです。一日の仕事をテキパキと片付け、目標を達成する行動パターンをつくり鍛えることが大切とのこと。
林教授が言われることは、どれも当たり前のことなのですが、それが脳の働きに沿って解説されるため、すぐに「心掛けなければ!」とモチベーションが上がって いくので不思議です。何事も、最後はメンタルの力が結果を左右します。勝負脳は、負けそうになる気持ちを鍛える知識として役立つものだと思いました。
ホームページより、引用。
以前に私が紹介した、ヒトの脳の潜在的能力を引き出す方法でスポーツや競技などで勝利するための方法論、取り組みの一例として「勝負脳」は今後のスポーツ界では重要な課題でもある。
これらをすでに個人で取り組んでいるのがマリナーズのイチロー選手である。
イチロー選手は、これら「勝負脳」と「感覚脳」を組み合わせた。努力の天才なのである。
私は、これら勝負脳や自己の脳の潜在的能力を今度のロンドンオリンピックに日本の団体競技の選手達に応用出来ればと願っている。
特にチームプレーでは個人技と違って、連携や一人一人の能力の結集が必要なのである。私は、これらから「勝負脳」と「五感」を組み合わせた取り組みを皆様にご紹介したいと考えている。
勿論、スポーツ界に限らず、ビジネスにも応用出来るものである。
今後とも、私共はオリンピック選手、バレーボールの選手達への支援、企業人への支援、応援も含め、これら「勝負脳、闘う脳」を今後とも提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦



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花粉症の改善が3ヶ月で可能に!

2008-11-14 00:00:13 | 感覚
花粉症、3か月で改善…スイスの研究チーム開発
記事:読売新聞 提供:読売新聞 【2008年11月11日】
【ワシントン=増満浩志】花粉症などのアレルギー患者に原因物質を繰り返し注射する「減感作療法」を、3か月で済ませることに、チューリヒ大学病院(スイス)などの研究チームが成功した。
皮下でなく、そけい部のリンパ節に注射する方法で、副作用も従来の方法より少ないという。米科学アカデミー紀要電子版に10日、発表された。
減感作療法は通常、原因物質のエキスを少量ずつ、約3年かけて注射する。研究チームは、皮下注射したエキスが体内の免疫システムをつかさどるリンパ節へは一部しか達しないことに注目。58人の花粉症患者に対し、リンパ節へ直接、1か月おきに計3回だけ注射する新手法を試してみた。
開始から4か月後に検査したところ、アレルギー症状が劇的に緩和され、治療前に比べ平均10倍の花粉量がないと鼻炎が起きなくなっていた。効果は開始から3年後も持続していた。
従来の減感作療法を行った別の54人では、じんましんなどの軽い副作用が18件、入院の必要なぜんそくの副作用が2件起きた。新手法では、軽い副作用が6件起きただけだった。
以前に、私のブログでも紹介したが、花粉症の辛いところは、鼻炎、鼻水が止まらない、目の痒みなど厄介なものであり、ヒトの脳の集中力や五感に異変が生じるのである。
鼻水や鼻づまりは、ヒトの味覚にも影響が出て、食べた料理が美味しくなく感じたり、不味いと感じるのである。
これらは、ヒトの味覚は80%が匂い(嗅覚)の刺激があって、料理が美味しいと感じるのである。
現に、鼻をつまんで、目隠ししてリンゴジュースとオレンジジュースを飲むと微かに違いを感じるだけである。
最近、効果的な鼻炎薬も販売されているので、多くの花粉症で悩んでいる人達は、これら鼻炎薬を服用しながら花粉症に耐えているのである。
チューリヒ大学病院(スイス)などの研究チームが成功した。
そけい部のリンパ腺に注射する方法は、免疫細胞、病原体と戦う免疫力、 免疫細胞の主体は白血球で、マクロファージ、リンパ球、顆粒球、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)から構成されています。その中でリンパ球細胞は、免疫機能の中心的役割を果たしています。そのリンパ球細胞を中心に、ガン細胞やウィルス感染細胞に対して働くのである。中でも、リンパ球は細菌やウィルスに対する免疫の学習する細胞であり、この花粉症などのアレルギー患者に原因物質を繰り返し注射する「減感作療法」を、3か月で済ませることで学習させる効果があるのです。
この方法は以前医療関係者から回虫など体内に棲ませるという発想があったが、これらからヒントになったものである。
日本人はきれい好きで清潔な民族なので、現代人はサナダムシや回虫など勿論、体内に居るはずがないが、50歳代以降の人達が子供の頃には、体内にはサナダムシなど体内に居たのである。
小学生の時代に便検査など頻繁に行なわれたのは、これら回虫検査が目的だったのである。
私が小学生時代、便が出なく、飼っていた犬の便を持っていたら回虫だらけで、ヒトの便でないことがすぐにばれて先生に怒られた思いである。
私達が子供頃は杉花粉や檜花粉は飛散していたのだが、アレルギーになり、花粉症に疾患する人達も少なかったのである。
これらも現代人はきれい好きで、清潔な人達が多くなったからだと考えている。
逆にいうと細菌やウィルスなどに対して免疫が弱くなったとも言えるのである。
だから、花粉症、杉花粉や檜花粉は本来、無害であり、バイ菌でもなければ、ウィルスでもないのだが、免疫が過剰反応して体内から排除しようとするのである。
つまり、免疫力が菌やウィルスと勘違いして、体内から排除しようとする働きから起こるものである。
ところが、これら何年か繰り返すと免疫力が学習して、体内に入っても無害であると学習すると、過剰反応も消え、花粉症(アレルギー反応)が突如治ることもあるのです。
これらは個人差もあります。
これから年明け、1月、2月のピークには大勢の人達が花粉症で悩み、立体式マスクをして歩く人達が多くなると予想される。来年の花粉は、今年の猛暑から花粉の飛散量はやや多いから多いと予想されているのです。
すでに、私は軽い花粉症が10月にありました。ブタクサ、黄色い花をつける。「セイタカアワダチソウ」という雑草の花粉が飛散し、鼻がむず痒かったのである。
皆様も、これから花粉症の備えのために良い鼻炎薬を選びたい物である。
上手く鼻炎薬を服用しながら、花粉症に備えて欲しいと思います。
酷い場合には専門医に相談され、治療を受診することをお薦めします。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦




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スロートレーニングの勧め

2008-11-13 00:00:16 | 感覚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スロートレーニングは筋肉トレーニング方法の一種。「スロトレ」とも呼ばれる。ゆっくりとした動作で筋肉に負荷をかける。例えば5kgのダンベルを2秒で上げ、10秒かけながらゆっくり下ろすなどの動作になる。
速い動作で重いものを持ち上げようとすると、全身の反動を使ってしまうことが多い。スロートレーニングでは鍛錬しようとする部位にじっくりと集中して負荷をかけ、その部位により確実に効かせようとする。
スロートレーニングは最初に遅筋を動員し、次いで中間筋、そして速筋のパワーを引き出す動作になっている。つまりこの動作によりすべての筋肉をバランスよく鍛えることができる。素早い動作のウエイトでは速筋のみが鍛えられるが他の筋肉の鍛錬が十分になされないため動作が逆に鈍くなることがある。
スロートレーニングの動作は、一回当たりは時間をかけながら行うが、素早い動作でのウエイトほどの回数をこなす必要はなく、結果的には短時間でのトレーニングですむ。また、遅筋の鍛錬は基礎代謝率を上げ、体脂肪率の燃焼に非常に効果的であるため、引き締まった身体を造るのに適している。
私が推進するスロートレーニングは高齢者でもできる筋肉トレーニングである。
脳科学の見地から、脳の錯覚現象を引き出す方法である。きついトレーニングをしたように脳が感じて反応することで、筋肉の鍛錬や脂肪の燃焼に関わっているのです。
例えば、私達が普通に筋肉トレーニングすると可成りな時間を行なわないと効果がないが、長時間運動するとヒトの筋肉は疲労し、使われた筋肉に乳酸が溜まります。
このときにヒトの脳は脳下垂体という場所から「成長ホルモン」を分泌します。
この成長ホルモンこそ、筋肉の維持、鍛錬に重要な物質なのです。
成長ホルモンは身長など伸ばすためのホルモンと思われておりますが、筋肉鍛錬や脂肪の燃焼などにも関わっているのです。
この成長ホルモンの分泌を上手く分泌させるのがこの「スロートレーニング」なのです。
ゆっくりした動作で腕立てや腹筋を行なうと10回程度でも普通に行なう30回分に匹敵するので筋肉に乳酸が溜まり、それを補うために脳下垂体から成長ホルモンが分泌されるので効率よく、筋肉の鍛錬と同時に体脂肪率の低減に繋がり、体重の減少にもなるのです。
ここで高齢者の方でも自宅で簡単に行える。スロートレーニングをご紹介致します。
まず、両足で立ち、その場でゆっくり1~6まで数えながらスクワットを行ないます。
両足が床に平行になる程度曲げます。最初からなかなか曲がらない方はできる限りで結構です。これを10回行ないます。
次に、床に仰向けになり、両膝を曲げ、両足に手を当てて、腹筋を行ないます。
これも1 2 3と声に出しながらゆっくり行ないます。両手は股から膝にかけて登るように動かすと腹筋が行えます。これも10回行ないます。
次に、両膝を着き腕立て状態になります。顔の少し前にタオルなどを置いてゆっくり腕立てをします。できる限り深く行なうことで。これも10回行ないます。
少しでも筋肉に怠さなど感じれば効果はあります。
慣れてきて、毎日できるように成ったら、これを2セット20回ずつ行ないます。
時間があれば、今度椅子に座り、両足首先を上下に上げ下げします。これらは普通のスピードで結構です。
このトレーニングは走行時の転倒防止に繋がります。高齢者になるとつま先が上がらないので少しの段差でも躓きます。
これらのスロートレーニングは高齢者だけでなく、プロのスポーツ選手にも応用でき効率よく筋肉とトレーニングができます。同様に音楽などを聴きながら行なうとイメージトレーニングと組み合わせることで、脳下垂体も刺激され、成長ホルモンの分泌を促し、筋肉の鍛錬に繋がり、運動能力も向上するのです。これらに勝負脳を組み合わせることで理想的なトレーニングが可能になります。
今後とも私共は健康や筋肉の維持、脳の活性化に繋がる事例を紹介して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦



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