センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

散歩で太陽光を浴びる必要性!

2007-02-27 00:01:40 | 感覚
ビタミンD摂取と日光浴で乳がん、結腸がんの危険性が大幅減=米研究
2007年2月7日(水)16:48
【ワシントン6日】米国の医学ネットサイトは、ビタミンDのサプリメントを摂取し、毎日適量の日光を浴びてビタミンDの体内濃度を上げると、乳がんになる危険性を約50%、結腸がんのそれを3分の2減らせるとの研究結果を掲載した。
ビタミンDは脂溶性で、日光を浴びることで体内で合成される。1760人を対象とした乳がんに関する研究では、血中のビタミンDのレベルが最低のグループが乳がんになる最高の率を示し、乳がんになる率はビタミンDのレベルが高いほど減少するという明確な相関関係が見られた。
研究者によると、1日当たり2000国際単位(IU)のビタミンD3を摂取し、1日に10-15分間日光に当たれば、乳がんになる危険性を50%減らせるという。
また、1448人を対象とした結腸がんに関する研究でも同様の結果が得られ、1日当たり2000IUのビタミンD3と10-15分の日光浴で、結腸がんになる危険性が3分の2減らせる可能性があることが判明した。〔AFP=時事〕
アメリカ医療最前ニュースより引用、
私が推薦している日光浴はズバリ「散歩」です。出来れば、30分程度の散歩、約2.5kmの散歩が脳を刺激し、活性化させる。以前にアメリカの研究施設が認知症予防に散歩が効果があると提唱していた。1マイルの散歩(1.6km)の距離を歩くように推進しておりました。
私は、出来れば2マイル約3.2kmの散歩が脳の活性化や内臓の活性化に効果的であると提唱している。
それは、歩く時間にも関係している。3.2kmだと早足で歩いても30分以上かかるからである。丁度冬場は日光浴に適しているからである。
日光浴(太陽光)を浴びることで、ビタミンDの摂取と早朝の散歩などは脳の「体内時計」の調整(メラトニン)という、物質が松果体という脳部から分泌され、このメラトニンによって、朝だから目覚めなさいと脳が指令を送る。また、夜になると眠気が現れるのですぐに眠れるようになるのです。
不眠症や自律神経失調症に疾患している人達では、体内時計の調整のために日光浴が大切なのである。
私も経験有るが、夜勤など続くと昼間と夜間が逆転してしまう。
だから私は常に時差ぼけ状態が続いたことがある。顔色も悪くなり、頭痛や食欲不振など、まず脳の低下を強く感じた。やはり、人間は夜眠り、朝に目覚め、太陽光によって脳が目覚めるのである。
夜勤勤務などを長年続けていると脳は適応し、普通に生活できるが、基本的には人間という生き物は「夜行性」ではないので、メラトニン物質の不足、及び松果体の脳部の低下によって、自律神経に影響し、真夏の昼間に野外に出ればすぐに熱中症などで気分が悪くなったり、風邪を引きやすい、熟睡できないなどの症状が現れます。
ヒトの体温調節などは「視床下部」という脳幹部の脳部が関わっているが、これらの脳部を鍛錬することが重要なのです。
視床下部の鍛錬には、暑いときも、寒いときも野外に出て、肌で気温を感じることである。つまり、散歩こそが理にかなった運動であり、脳の活性化に繋がるのである。
私は時間がある限り、歩くようにしている。現在のように近くでも車で行き、2階でもエレベータを使う方々が多いようですが、これでは運動不足と足腰のバランス(三半規管)が鍛錬されないので脳も活性化されないし、内臓も脳と繋がっているので若くして老化現象を起こしている人達が沢山居られます。
私のように毎日のように8km近くも歩いていると体も軽く、身体バランスも良い。
これらが脳の活性化に繋がっていると自負している。
まずは、健康体の維持のため、脳の活性化のために歩きましょう。最低でも1マイル1.6km以上は歩くようにしましょう。生活習慣とストレスの抑制、食事内容などを見直し、定期的な散歩を1年ほど続けると体感的に「改善」が見られ、薬の服用の数も減少するし、私のように薬いらずのようになれば病院に行かなくても済むのです。
健康体ということは「医療費」が掛からない、家族に不安を与えない、何より、私のように実年齢より若く見られる。健康体であれば、積極的になれるし、やりたいことが沢山できる。私は健康体であることが「一番の幸せ」と考えている。
皆様は如何でしょうか?
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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AEDの普及を目指して!

2007-02-26 00:01:45 | 感覚
AED(自動体外式除細動器)(じどうたいがいしきじょさいどうき、Automated External Defibrillator,AED)心臓の突然の停止(心室細動)の際に電気ショックを与え(電気的除細動)、心臓の働きを戻すことを試みる医療機器。日本で現在承認されている製品は薬事法上の、類別・機械器具12、一般的名称・半自動除細動器あるいは非医療従事者向け自動除細動器に該当する。海外の一部製品にあるような、完全に自動化された除細動器ではない。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より引用』
私が以前中央線の三鷹駅で高齢者の方が階段から横転して、顔を怪我された時に応急処置をしたことがあるが、幸い大けがには至らずその男性は意識もあり、救急車を依頼した。救急車が到着するまで駅員に救急用具を依頼したが、古い物ばかりで殆ど役に立たない物ばかりであった。
同時に、もし心肺停止の乗客が居られたら、AEDの設置の有無を訪ねた。
三鷹駅などの大勢集まる駅でも1年前には設置していなかったのである。
私はすぐに、JR本社の知り合いにメールをして主要の駅に(AED)の設置を義務づけて貰うように依頼した。本年からは主要の駅は勿論、全国の駅に広まりつつある。
それから、駅員の一人一人に「上級救急救命」資格を取得するようにも指導した。時間は掛かるが、これら私の願いが確実に広まったことは嬉しい限りである。同時に、各駅で救急道具、救急箱の点検も行って貰った。
現在は、小学校などの学校には殆ど設置されるようになり、区役所、市役所などの役所関係、スポーツ施設、空港、飛行機内など人が多く集まる場所には設置されるようになった。ここまで来るのに関係者は10年以上も前から日本の厚生労働省などに申し出て居たのだ。アメリカでは、一般家庭でも設置しているところが沢山ある。
ドイツなどはアウトバーンなどの高速道路にも設置して万が一の場合に備えている。
私も心臓マッサージをしたことがあるが、それは大変である。15回のマッサージと1回の呼吸といわれているが、最近は心臓マッサージの回数を増やすようにと指導している。
救命手順は下記の手順で、
救命手順(AEDがある場合)
1)人が倒れた
2)救急車を呼び、AEDを用意する。他にも人がいる場合、手伝ってもらうのが望ましい(大声を出し、可能な限り人を呼ぶ)。ある程度の人数が揃ったら、救命・記録・連絡・外回り等、役回りを決める。
3)呼吸を10秒以内で確認(日常的に蘇生に携わる人は脈も確認)
4)呼吸がなければ人工呼吸を2回
5)胸骨圧迫心臓マッサージと人工呼吸を30:2で行う
6)AEDが届いたら電源を入れ、電極パッドを体に貼り付け
(AEDは意識がなく呼吸のない人のみに用いる 除細動の適応でなければ充電しない。心室細動・心室頻拍の場合のみ、機器が自動で充電)
1)充電が完了したら安全を確認して除細動
2)機器の音声案内に従い心肺蘇生法を続行
3)パッドは救急隊が到着するまで外してはいけない。電源を切ってもいけない
(注)正常な人にAEDの電極を付け、スイッチを入れてもとくに問題はない(その場合はAEDが判定しショック印加はされない)。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より引用、
幾らAEDが有っても、心肺蘇生法が大切なのである。例えば、心肺停止が4分以上になってから心肺蘇生法を行って、すぐにAEDで心拍を回復しても、脳死状態が考えられるからである。
人の脳は酸素が4分以上行き届かないと脳細胞が死滅し、発熱で体温がもし42度以上に上がったら、脳みそが溶け出すように崩れ死亡してしまうのである。
人の脳は40%もの酸素と20%もの栄養素を必要とする臓器なのです。
とくに新鮮な酸素は脳にとって最も大切なエネルギーなのです。
だから、気道を確保し、酸素を送るのです。同時に心拍の停止を確認し、心肺蘇生法を実施することで素早い対応が人の命を救うことになるのです。
心肺蘇生法後にAEDを使用すれば延命率も格段に違ってきます。また、救急車が到着するまでの約15分間で多くの命が救えるのです。
心停止後、1分除細動が遅れるごとに7%~10%救命率が減少すると言われる。脳障害を起こさずに救命するためには、心室細動に対して心停止後5分以内にAEDによる早期除細動を行うことが必要である。もし、AEDが身近にない場合には、AEDが到着するまで心肺蘇生法を行うことにより、除細動が8分以内であれば救命率50%を期待することができる。
AEDが認識する心室細動の波形は、心室細動発症から4分以内に見られる波形であるので脳虚血状態が4分以内あれば、除細動により心拍が再開し、それにより血液循環が再開されれば、致命的な脳障害が防げることを意味する。
心停止後すぐさま心肺蘇生法を行って、脳と心臓にわずかでも血液を循環させておけば、脳細胞の障害を遅らすことができ。AEDが除細動を認識した場合には、心停止後の経過時間にかかわらず、除細動が可能であるばかりでなく、脳循環は維持されている証でもあり、脳蘇生も期待できる。
健康スポーツ関連施設連絡会協議会ホームページより引用文、
このように心拍停止から5分以内で心肺蘇生法の場合は50%の確率で助かるが、AEDを使用した場合は8分以内で50%の確率で救命出来る。但し、脳に障害が残ることもあります。
ですから、AEDを使用した場合でも、5分以内であれば可成り高い確率で救命できるのです。
だから各地の施設、人の集まる場所、特に今後、私は高齢者施設などに義務づける活動をして参ります。また、これらの設置のための予算も県議会や政府機関に求めて参ります。
医師や看護師でなくても人の命は救えるのです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、







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内蔵と脳は繋がっている!

2007-02-24 00:13:47 | 感覚
人の脳は身体の運動性、思考、判断、記憶、生命維持などに関わっている。
特に、脳幹という脳部は、呼吸や心拍の安定などに関わっており、生命維持システムの脳部でもある。
人の脳は大脳皮質で覆われているが、この大脳皮質が脳死し、脳幹部だけが活動している状態が「植物人間」ということになるのです。
また、人の脳は食欲や内臓の痛み「内部感覚」という、胃に湯和漢を感じたり、胸焼けなども「触覚」の一部としている。痛覚の感覚なのだが、これらの内部感覚も脳が感じ、判断しているのである。
人は加齢と共に脳も衰え、内臓の働きも低下します。
私が提唱しているのは、脳の衰えが内臓の衰えに関係しているということである。それは、視床下部という、人の体温調整や食欲、性欲などの欲求に関わっており、この脳部が加齢と共に衰えることで、内臓感覚、内臓の働き、自律神経の働きも低下するのです。
人はなぜ、老いるのか説明しますと、人は酸素を吸って生きています。酸素を吸っているときに酸素のカスが生じるのです。このカスのことを「活性酸素」といいますが、この活性酸素が人の60兆個の細胞を傷つけ、死滅させます。
この細胞の死を専門用語で「アポトーシス」と言いますが、細胞の自殺とも言われ、このアポトーシスによって、皺が出来たり、筋肉の低下などに関係しているのです。脳細胞の死滅もこのアポトーシスにも関係していますが、一度死滅した細胞は甦りませんが、脳細胞だけは別です。人の脳細胞は20歳を過ぎた頃から毎日10万以上の数で細胞(ニューロン)が死滅して行きますが、鍛錬や好奇心を持って取り組んで行けば脳細胞が再生することが最近の研究で解明された。この働きを「可塑性」という脳力があり、この再生能力を、慶應義塾大学医学部、神経生物学者、岡野栄之博士が、脳を再生させる遺伝子を1996年に発見した。
この遺伝子は「12番染色体」に存在し、(ムサシ遺伝子)と名付けた。
この遺伝子の働きで「幹細胞」が活性化し、新たなニューロンネットワークを造るのである。
他に、筋肉は加齢と共に衰えるが、鍛錬の仕方によっては鍛えられる組織でもある。だから、脳の活性化に運動が必要と多くの科学者が提唱しているのである。私も強く提言している。
運動は内臓の働きを促進し、脳を活性化します。この脳の活性化と内臓の働きが結びつくことで「健康体」と実感するのです。
やはり、暴飲暴食、タバコの吸いすぎ、ストレス、運動不足は身体だけでなく、脳の低下にも繋がり、よって内臓の働きも低下するのです。
便秘がちになると肌荒れ、腸のゴロゴロ感など湯和漢を感じ、常に腸の中に不廃物が溜まると、オナラが臭い、便が黒っぽいなど益々辛くなります。
私のように腹八分の食事と、タバコは吸わない、お酒も飲まない、定期的な運動、ストレスは溜めない、乳製品を毎日摂取していれば、腸内バランスはとても良く、人間ドックで綺麗な内臓と高い評価を得ることが出来るのです。
乳製品は腸内バランスを保だけでなく、脳細胞(ニューロン) 間の伝達をスムーズにする働きがあるのです。これは、乳製品のカルシウムが脳細胞の伝達を潤滑にしてくれるのです。肉食から魚食に変えるだけでも脳細胞の再生、内臓のバランスを整えてくれる働きをします。 
私は、週に2回は朝食に鰯の缶詰を1缶食べて、週に3回は夕飯に魚を食べています。肉は、豚と鶏肉、牛肉は年に数回程度です。
但し、乳製品、牛乳、チーズ、ヨーグルトはほぼ毎日摂取しております。
運動も毎日のように往復8kmを歩いている。社内や出先などではエレベータを使用せず、6階程度なら階段を使用している。足腰のバランス、脳の活性化、腸年齢を若くする条件は整っている。だから脳も内臓も若々しく維持できている。
大手の化粧品会社で講演会をしたときに、肌年齢と脳関係について話したことがあるが、実年齢よりも肌を若く保には、まず寝不足やストレス、便秘を防ぐことである。
参考に私は今年50歳になりますが、30歳前半という肌年齢の結果が出た。やはり、運動に心がけ、毎日の乳製品の摂取、睡眠と清潔に気を付け、ストレスの抑制、
魚主体の食事内容、腹八分の効果だと確信している。私には拘りがあり、腹八分の食事に心がけている。これは脳の活性化、身体の疲れ予防、内臓の活性化にも繋がるものです。 
人が腹八分では、もう少し食べたいという感覚で食事を止めることは慣れないと辛いものである。私はすでに何年も前から実施しているので、慣れたが最初は辛かった。
人が腹八分でいると脳内に「ペプチド」という物質が分泌され、身体の疲れなど抑制してくれる。また、やる気の基でもある。
丁度、ボクサーが試合前に殆ど食事しないことはこの脳内物質「ペプチド」に関係している。つまり「ハングリー精神」が生まれ、10ランド以上を戦える身体と精神力を養うことが出来るのです。
常に人が満腹状態と感じると脳の働きも低下する。つまり、眠気や体のだるさなど体が疲れ易くなるのだ。よって「やる気」も低下するのである。
また、内臓の働きも低下し、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスも乱れ、便秘がちになったり、胃痛や下痢などが長引いたりもするのです。
特に暴飲暴食には注意が必要である。肉食を好み、毎日のように焼き肉を食べ、お酒を飲み過ぎては、内臓の働きが追いつかず、成人病や内臓疾患など内臓に負担を与えてしまうのである。だから、生活習慣、食事内容を見直し、毎日乳製品を摂取し、定期的な運動に心がけ、何時までも健康な内臓を保つことは、脳の健康を保つことでも有るのです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、







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肉食から魚食の食事改善!

2007-02-22 00:06:32 | 感覚
オメガ3脂肪酸にアルツハイマー病の初期進行を遅らせる可能性
Last Updated: 2006-10-10 16:00:23 -0400 (ロイターヘルス) 発
ニューヨーク(ロイターヘルス)-スウェーデンで実施された試験の結果、オメガ3脂肪酸を6ヵ月間補給したところ、軽度~中等度のアルツハイマー病患者にほとんど有用性がなかった。しかし、この試験の結果の事後解析によると、非常に軽症で早期のアルツハイマー病患者に対しては、オメガ3脂肪酸に認知機能の保護作用が示唆されている。
Archives of Neurology 10月号に発表された論文で、Jan Palmblad博士らは、疫学データから、魚の脂に多く含まれるオメガ3脂肪酸の多い食事がアルツハイマー病のリスクを抑制することが示されていること、動物実験の結果、魚油に含まれる主要な2種類のオメガ3脂肪酸のイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)が認知機能を保護することが示されたことを指摘。
アルツハイマー病と診断された患者に対するDHAとEPAの効果を評価するために、カロリンスカ大学病院(ストックホルム・Huddinge)のPalmblad博士らは、専門医の記憶クリニックから、軽度~中等度のアルツハイマー病患者を被験者として得た。2000~2004年のベースライン時における被験者のミニメンタルステート検査(MMSE)スコアは、15~30の間であった。
12ヵ月間の試験を完了した患者は、1日4回のDHA 430mgプラスEPA 150mg投与群(n=89)またはプラセボ群(n=85)に無作為に割り付けられ、6ヵ月間の二重盲検期に入った。さらにその後の6ヵ月間は、両群ともDHAとEPAの補給剤を投与された。 MMSEスコアおよびADAS-COG(アルツハイマー病認知機能検査)の結果、6ヵ月目と12ヵ月目の時点で両群に有意差はなかった。
しかし、Palmblad博士の研究グループが、ベースライン時にアルツハイマー病が非常に軽度であった患者32名(MMSEスコア>27点)について事後解析したところ、最初にプラセボを投与された患者では6ヵ月目の時点でMMSEスコアが大幅に下がったのに対して、 DHAとEPAを投与された患者のスコアに変化はなかった(p=0.02)。MMSEスコアの低下率は6ヵ月目で有意差がみられたが(p=0.01)、12ヵ月目では有意差がなかった。
この疫学研究による結果について、Palmblad博士らは「オメガ3脂肪酸はアルツハイマー病の初期予防に一定の役割を果たすという考えを裏付けるものである。ただし、神経病理学的関与が進行して、抗炎症療法では十分に軽減できないほど症状が顕著になった段階では効果がない」としている。
ロイター中枢神経ニュースより引用、
以前、私のブログでも紹介したが、サバ、サケ、イワシといった脂肪分の多い魚に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などのオメガ-3脂肪酸は、胎児や乳幼児、小児での神経系の発達を助け、成人ではコレステロール値を下げ、心疾患を予防する働きがある。
また、脳細胞(ニューロン)の再生にも関わっている原料でもある。
人の脳細胞は必要の無い情報や重要でないと判断された情報は脳にインプットされず、脳細胞が淘汰され、死滅して行くのである。
20歳を過ぎた頃から毎日10万という数の脳細胞が死滅して行くが、一生の間では数%の減少なので脳が極端に萎縮したりすることはないが、加齢と共に記憶力が低下したと実感するはずである。但し、人の脳は高齢者でも記憶力はあまり低下しないことが最近の脳研究で解明されている。
記憶力が低下したと感じるのは、例えば、人の名前がすぐに思い出せない(記憶の引き出し)能力が低下するので、記憶力が低下したと感じるのです。
人の脳細胞は情報(インプット記憶)を送らないとニューロンが痩せて剥がれ落ちるように死滅し行く。
人の脳細胞は一本の髄鞘から何本かの樹状突起があり、その間をシナプスで結ばれているのである。
情報のやり取りが無いと脳細胞(ニューロン)はまず、髄鞘が痩せて剥がれ落ちる。
丁度、電線にカバーが付いている状態だと、電気の流れも良くなるが、カバーが剥きだしになるとショートして電流の流れが悪くなる。
人の脳内でもこのような状態が起こっているのです。
髄鞘が痩せて剥がれ落ちるとシナプス間の情報のやり取りが出来なくなり、記憶を引き出す能力や反射神経の低下、視力低下、難聴などに繋がるのです。
これらを未然に防ぐには、脳の活性化のための原料(食事)などが重要になる。
肉食から魚食に変えるだけでも、脳細胞の栄養素として大切なのです。また、乳製品はニューロン間を円滑にする働きを「カルシウム」が補っている。
また、ストレスは脳細胞の死滅を加速させる。適度な運動に心がけ、好奇心を持って色々なことにチャレンジしてみることである。快感を感じ、心地よいと感じる感覚が脳細胞の死滅を緩やかにし、脳疾患予防などに繋がるのです。
現在のようにストレス社会では脳が真っ先にダメージを受け、脳障害を生じる可能性が高くなる環境にあります。65歳以下の「若年性アルツハイマー」もここ数年急増している。遺伝的要因、ストレス、食事内容、タバコの吸い過ぎ、お酒の飲み過ぎなど脳にダメージを与えるだけでなく、身体とくに「内臓」に負担を与え、病気に疾患しやすくなっている。
特に男性は運動が重要な課題である。女性以上に男性は身体を動かす必要性があるのです。すぐ近くのコンビニ行くにも、車で出かけ、殆ど歩かない状態では、足腰の筋肉だけでなく、身体バランス(三半規管)までもが低下している。
この状態が脳の活性化にブレーキーをかけている状態なのです。
ですから、運動は脳だけでなく、身体(内臓)に刺激を与え、自律神経の働きを促進する。この働きが免疫力を高め、癌、脳卒中、心筋梗塞などの成人病予防にも繋がるのです。また、肉食より魚食を多く食べることで、身体と脳をリフレッシュさせてくれるのです。
運動と食事内容は「生活習慣」を見直し、ストレスを溜めない、笑いなどの快感は健康脳、健康体に繋がることを私から提唱致します。
私のように週に3度は魚を食べ、腹八分の食事内容、週に2度のハードな運動と毎日のように8km近く歩き、会社でも駅でも階段を利用し、タバコは吸わない、お酒も飲まない生活を続けていると実年齢より10歳以上若く見られています。つまり、それだけで脳が若いと自負しております。
皆様も、実年齢より若く見られるか、年上に見られるかは、顔や雰囲気ではなく、その人の元気度のようなバロメーターでもあるのです。
脳が若い方は、元気でもあるという証でもあるのです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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未病という考え方!

2007-02-21 00:01:32 | 感覚
「未病」という言葉は日本ではまだ聞き慣れない言葉かもしれません。
この言葉は2000年前の後漢の時代に、中国最古の医学書とされる「黄帝内経」 にはじめて見られます。
このなかで、「未病」とは「病気に向かう状態」を指し、この未病の時期を捉えて治すことの出来る人が医療者として最高人(聖人)であるとかかれています。
最近では予防医学への関心がたかまり、辞書にも「未病」という言葉が普通に掲載されるようになりました。
「 病気ではないが、健康でもない状態」。
自覚症状はないが検査結果に以上がある場合と、自覚症状はあるが検査結果に異常がない場合に大別される。骨粗鬆症、肥満など。
日本未病システム学会では、「自覚症状はないが検査では異常がある状態」と「自覚症状はあるが検査では異常がない状態」を合わせて「未病」としています。
そして「病気」とは交叉部位である「自覚症状もあるが検査でも異常がある状態」としています。
■「未病期」は自覚症状のあるなしで「西洋型未病」と「東洋型未病」に分けることができます。
これまで看護は主に西洋型医療の一貫として、まさしく病気の中心者(患者)と接してきましたが、自覚症状のない西洋型未病期に属する人は多く、いわゆる病気予備軍イコー ル未病期でもあるわけです。 
日本未病システム学会ホームページより引用、
未病を簡単に説明すると病気などに疾患する前の症状、例えば、内臓に湯和漢を感じたり、いつもと体調が違うなど普段と違った身体の異常シグナルを感じることで大きな病気の疾患を未然に防ぐことを目的にしているのです。
やはり、普段から定期的な健康診断が重要な要素になります。身体に少しでも異常を感じたら病院に行き、検査や治療して貰うことで、大きな病気を防ぐことができるのです。
但し、日本の医療は、病気になったらすぐに病院に通うことが当たり前のように考えられている。
中国やアメリカなどの海外では、医療費の高騰などで検査や少しの怪我でも病院に行かず、自分で薬などで治してしまうという傾向がある。
ですから、アメリカでは「大衆衛生」という未病に似た考え方があり、公衆衛生の実践活動は大きく分けて2つの主題があります。一つは疾病予防、もう一つは健康増進です。
これらの学問などが市民に行き渡り、中国では未病的学問から東洋医学としての漢方薬が生まれたのである。
また、中国には医食同源という、薬膳料理があり、健康的な食事をすることで医者いらずという意味の医食同源という諺が生まれたのである。
今後、日本でも医療負担が増える傾向にあり、益々未病という考え方は重要な課題である。私共は今後、未病や大衆衛生を広めるため、群馬県内での施設で医学薬科大学を構想しているが、この施設ではこの「未病学」「大衆衛生学」、
漢方の研究など、疾病予防、健康増進を推進して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



    

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脳細胞は再生する!

2007-02-20 00:01:34 | 感覚、五感
人の脳細胞は20歳を過ぎた頃から、毎日10万という数の脳細胞が死滅するのです。但し、人の脳細胞は140億以上あるので、一生の内では数%程度の減少である。
この数%の脳細胞の死滅が人の名前が思い出せない、記憶力が低下したと実感するのです。
人は加齢と共に脳細胞は死滅し、記憶力も低下すると思っているが、実は記憶力は低下しないことが最近の研究で分かっている。
私達は勘違いしているのである、それは、記憶力が低下したのでなく、記憶を引き出す能力(思い出す)能力が低下しているのである。
これは、脳細胞(ニューロンネットワーク)の伝達能力が低下しているからである。
人(大人)には概念という感覚が存在し、自分には必要のない情報や記憶は脳にインプットしなくてもよいと判断する。この判断が脳細胞を淘汰するのである。
活用されない(刺激)されないニューロンは、死滅して行くのである。
脳細胞は感覚によって活性化し、成長するのである。
例えば、私達が毎日食べている食事内容を一々覚えたりしない。テレビコマーシャルでおとといの食事内容覚えていますかという、コメントがあるが、殆どの人は覚えていないのが普通である。
これは、注視してこれは必要だから覚えなさいと脳に指令を送らないと記憶していないのである。つまり、覚える必要性とあまり重要でないことを選択肢しているのである。
毎日、自宅の鍵を掛けたかなど記憶していないのは「無意識」に行っているからである。鍵を掛ける行為などの記憶は「小脳」が関わっているからである。
これらの事柄が思い出せないから記憶力が低下した、これは大変だと思わないことである。
確かに、その日の朝のおかずなどの食事内容を覚えていない(記憶)していないことは誰でもあるが、食事したかどうか分からないようでは記憶障害が疑われる。
これら記憶や脳を活性化させるためには、どのように脳を訓練したらよいのか説明致します。
まず、記憶したことを思い出すとき、人の名前がすんなり出でこないなどで、すぐに「諦めず」人の名前を思い出すまで頑張ってみることである。
次に、自己の五感を総動員して活用することである。人の五感は(視覚)から80%もの外的情報を脳に送っているのである。つまり、視覚的記憶が多いのである。
これらの記憶は「短期記憶」という、すぐに忘れてしまう記憶なのである。
だから、触覚、嗅覚、味覚、聴覚などの感覚を駆使することで「長期記憶」に繋がるのである。
先ほどに述べた人の脳細胞の特徴に20歳を過ぎた頃から毎日10万という数の脳細胞が死滅すると提言しましたが、鍛錬の仕方によっては脳細胞の死滅を緩やかにしてくれる、また、脳細胞を再生する働きを私達の脳には備わっているのである。この脳力を「可塑性」という再生能力が働くのである。
この再生能力を、慶應義塾大学医学部、神経生物学者、岡野栄之博士が、脳を再生させる遺伝子を1996年に発見した。
この遺伝子は「12番染色体」に存在し、(ムサシ遺伝子)と名付けた。
この遺伝子の働きで「幹細胞」が活性化し、新たなニューロンネットワークを造るのである。
但し、ニューロン(神経細胞)の新生しやすい環境としにくい環境がある。
ストレスはニューロン(神経細胞)新生によくないことが分かっている。
過去の心地よい記憶などが重要なのである。
私が提唱しているのは、このムサシ遺伝子を活性化させるため「感覚世界」の訓練法を開発した。
まず、瞑想状態の姿勢になり、心を落ち着かせ、右手でも、左手でも良いので、ゆっくりと上げたり、下げたりする。このときに心の中で実況する。今、右手がゆっくり挙がっていますとか、下がっていますなどと心で実況するのです。
このときには、前頭葉を抑制し、右脳の感覚野を活性化させることが目的です。
この訓練法を「ヴィパッサナー瞑想」という。
また、野外で、森林などの中に身を置いて瞑想します。後ろから野鳥の声が聞こえる。南方から風が吹いている。樹木や花の匂いがすると五感で感じることです。これらを20分程度行いますと、身体が少し温かくなったと感じると効果があります。心地よい環境を作ることが重要なのです。(五感瞑想)
ストレスから解放させ、子供頃、生き物に接したときの心地よさの記憶などを詠みが得させることである。
これら野外で体験出来ない場合は、パソコンなどを利用し、自然の写真や生き物の写真などをスライドショー式に好みの音楽を入れて「バーチャル体験」することでも効果は得られる。ここでも心を落ち着かせ、瞑想状態になることが重要である。普段あまり使用されていない「右脳」の活性化がこのムサシ遺伝子を活性化させるのである。
つまり、ストレスを抑制し、心地よい感覚を鍛錬することが目的なのである。
是非、皆様も実施して頂ければ何か心地よい感覚を感じるはずである。
ストレスは脳だけでなく、精神や身体にまで悪影響を与えるのである。
だから、ストレスを上手く処理し、心地よい、快感(笑い)などの環境を造り出すことも脳細胞の再生には重要な課題である。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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「脳を若く保つ方法」(2006年5月/アメリカ)

2007-02-15 01:13:51 | 感覚
(ハーバード大学医学部発行「ハーバード男の健康(Harvard Men's Health Watch)」 2006年5月号「Keeping your brain young 」より)
1. 知的刺激を得よう!
脳を活発にすると神経細胞の間の新しい繋がりを増やし、新たに神経細胞を作るのを助けるかも知れません。このために、読む、描く、学ぶ、新しい趣味を持ってみましょう。
2. 身体を動かそう
運動は思考に関係する脳の部分に血液を送る血管の数を増やし、新しい神経細胞の発達を促します。毎日1マイル(1.6キロメートル)を歩くと認知機能の低下の危険性を13%減らすという研究報告があります。
3. 食べ物を良くしよう
カロリーを減らすと知的低下の危険性を減らすことにつながります。葉酸、ビタミンB6,B12のビタミンB群を摂るようにしよう。これらのビタミンは血液中のホモシスチンを下げるのを助けます。高ホモシスチンは認知症の危険性を高めます。
4. 血圧を良くしよう
中年期の高血圧は認知機能の低下の危険性を高めます。
5. コレステロールを良くしよう
LDL(悪玉コレステロール)が高いと認知症の危険性を高めます。HDL(善玉コレステロール)が低くても同じです。
6. タバコをやめよう。
ある研究によると喫煙は認知症の危険性を2倍にします。
7. アルコールに依存しない
多量の飲酒は認知症の大きい危険因子のひとつです。もし飲むのなら、1日2杯までにしましょう。
8. 頭の怪我をしない
人生早期の中程度から重度の頭部外傷は認知障害の危険性を高めます。
9. 社会的繋がりを作ろう!
ある研究によると、頻繁な社会的な交流は認知症の危険性を42%減らします。
アメリカ健康最前線ニュースより引用、
脳を若く保つ秘訣は、私は「好奇心であると提唱している」。前向きな生き方や考え方こそ、脳を若く保つ秘訣である。
また、ヒトの脳の特徴に快感、楽しい、楽だが好きで、逆に辛い、不快、楽しくないが嫌いなのです。
ですから、嫌々行うことは脳には決してよい刺激を与えません。快感を感じるような事柄が脳のご褒美のようなもので、脳は活性化されるのです。
だから、笑いは脳をくすぐるのであり、快感が脳を活性化させるのである。
脳を若く保には、刺激だけでは足りず、原料となる物も必要です。脳に良い原料とは葉酸、ビタミンB6,B12のビタミンB群を摂ることである。
肉類より魚類の方が脳細胞の栄養素になるのである。サバ、サケ、イワシといった脂肪分の多い魚に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などのオメガ-3脂肪酸は脳細胞の再生に欠かせない栄養素である。
同時にカルシウムを摂取するとニューロンなどのネットワークの伝達を円滑してくれる働きをするのである。だからコップ一杯の牛乳が脳細胞を円滑にしてくれるのである。
特に、鰯の缶詰は、DHAやEPAがナマの鰯の1.7倍ほどの栄養素が含まれているのである。私は、一週間に必ず2缶ほど食べている。
だから実年齢より若い脳で居られるのである。
鰯の缶詰は栄養価だけでなく、価格的にも貢献している食材である。
缶詰一缶、98円などスーパーで買いだめ出来る食材でもある。
鰯の缶詰をご飯の上にかけ、その上に生卵をかけて私の朝食の出来上がりである。夜は必ず寝る前にコップ一杯の牛乳を飲み、朝はヨーグルトを食べている。おやつにはチーズとバナナなど脳の栄養素に欠かせない原料を摂取している。
また、私は多くの人達とよく会話をする。この会話こそ、脳の若さを保つに必要な事柄である。特に前頭葉を鍛錬し、脳の疲れをコントロールしている「前頭眼窩野」を鍛錬してくれるのです。
ヒトとの会話もなく、コミュニケーションが無いと、この前頭眼窩野は刺激されず、衰えます。この衰えが脳の疲れ方に左右するのです。
ですから、男性や女性でも高齢者になって一人暮らしは老いが早いのです。また、外部との接触がないと脳は益々衰え、脳細胞の死滅が加速するのです。
好奇心を持って幾つになっても前向きに思考し、人と関わり合い、ボランティア活動でも人が集まる場所に出向き、触れ合い、会話をする。
同時に適度な運動と原料に注意しながら脳を鍛錬することである。
野外では、自己の五感を総動員して刺激を脳に送ることである。
その刺激こそ、脳細胞の死滅を緩やかにしてくれるのである。
人の脳には「可塑性」という死滅した脳細胞を詠みが得させる脳力が備わっている。この脳力こそ、人の脳の特徴でもあるのです。
自分には無理だと諦めず、否定せず、脳に刺激を送ることである。
好奇心を持って、前向きに趣味でも良いし、読書でも、ゲーム機を使った計算でもやらないよりはやった方が少しは効果がある。
何より、チャレンジする心構えが重要なのである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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ビル・ゲイツのインド訪問

2007-02-14 00:17:27 | 感覚
昨年12月15日、マイクロソフトのビル・ゲイツ夫妻がインドにやってきた。 ふたりの実質、4日間の滞在をメディアは連日にぎやかに報道した。そればかりか、ビデオ撮りした市民との対話番組が、離印した一週間後に放映される。訪問地のチェンナイやバンガロールは、お祭り騒ぎだった。
数年ぶりにインドを訪問したビル・ゲイツへの期待は大きかった。
バンガロールの関係者には、前回この欄で述べた危機を救う救世主に見えただろう。チェンナイは、あらたな経済の扉を開く使徒とも見たであろう。
しかしゲイツが、妻とともにまず提案したのは、南インドへの福祉ファンドだった。数百万ドル単位が、エイズ、HIVとこども医療のために寄金された。彼は記者のインタビューに答えて「国連の対策は充分とはいえない。それを望むべきでない。日本が援助、支援をしている。が、地域性が違っている」といっている。
この発言から、ゲイツが南インドをターゲットにしているのはあきらかだ。やはり、彼の事業目的と外れるところで、慈善行為をおこなうことなどはない。
このパフォーマンシブな背後に、17億ドルと伝えられるインドへの投資が隠されている。あざやかな手並みだ。
あざやかさには、もうひとつ注目すべきことがあった。 バンガロールでの歓迎式典は、えっ、とおもうほど盛大で、現州政府首相から前中央政府首相、地元選出国会議員、地方政治家が全員集合だった。しかしゲイツはそこで、バンガロールの現状と未来についてまったく触れなかった。新聞もゲイツの態度を、控えめで消極的だったと書いた。
東京財団インド最前線ニュースより抜粋、引用、
私共は2000年にタイ王国エイズ研究所の設立時、ビル・ゲイツ財団の100億円の支援によって、タイ王国に2003年に「エイズ研究所」がオープンした。
企画したのは当社の社長山口英一であり、ビル・ゲイツの奥さん、ビル・ゲイツ財団が賛同し、資金面で私共をサポートしてくれたのだ。
2007年にはタイ王国エイズ研究所は、100%の私有でビル・ゲイツ財団に運営を託すことに決定した。
新薬の開発も出来上がり、エイズ撲滅に一歩近づいたものである。
ビル・ゲイツ氏は数年前から、マイクロソフト社から経営を退き、大株主として携わるが、経営は他の人に任せると昨年の夏に発表し、世間をあっと言わせた。実は、ビル・ゲイツ氏はタイエイズ研究所の支援をした頃から、マイクロソフト、コンピュータの時代は終わったと語っており、少なからず私達は衝撃を受けた。この時点では世間では知られて居らず、数人しか知らない事実だったのである。
今後、ビル・ゲイツ氏はエイズ支援、難病の研究支援など「バイオ」に力と資金を注ぎ、社会貢献すると覚悟を語っていた。
すでに奥さんの方は、数年前以上から西アフリカや東南アジアでエイズ、難病などの支援に乗り出し、昨年から本格的にビル・ゲイツ氏が手伝う形で支援しているのである。
私共の山口代表とビル・ゲイツ氏は奥さん(メリンダ・ゲイツ)との関係から知り合いであり、今後のバイオ研究所にも支援をして頂く関係になっている。
群馬県内での医療産業都市計画でも、難病の研究、生命科学研究所の設立時に、研究員の派遣、支援、融資なども含め総合的に支援をして頂くことを願っている。
ビル・ゲイツ財団はHIV(エイズ)に関する取り組みは並々ならぬ支援と融資を行っている。それも無償の支援なのである。
インドにエイズ対策として数百万ドルの寄付がされたように、ビル・ゲイツ財団には、ビル・ゲイツの個人財産以外にも、アメリカの大手企業から多額の寄付支援や無償融資が行われているのである。
ただのベンチャー企業の成功者ではないのだ、どこかのIT社長のようにお金がすべてだと語っていた社長とは大違いである。
一度、ビル・ゲイツ氏に会えば、その人柄の良さと、優しさを感じ取ることが出来る。日本の起業家の社長さんも是非、成功したら社会貢献のために多くのお金を使って欲しいものである。
もし、私共がお金儲け出来るのであれば、ビル・ゲイツ財団と一緒に取り組み、エイズ研究や新薬開発、難病の施設、ウイルス対策、研究所などの施設などに支援したいと考えている。
現在インドはIT関連や工業の技術に力を入れており、インド工業大学は現在、世界でもトップレベルの授業内容で、小学校からオール英語で授業を行っている。だから、IIT工業大学の卒業生はエリートとして世界中に就職している。また、地元インドでは、インフォーシス社という、工学技術やIT、金融まで多義に渡る業種で優秀な人材をIITから集め、アメリカやヨーロッパ各地から500を超える大手企業との提携や連携をしている企業である。
マイクロソフト社も取引があり、今回、発売されたWindowsVistaの一部は、このインフォーシス社が手がけたものである。
他に、ヨーロッパに配備されている大型エアバスの旅客機のデザインや設計も手がけている。このように今やインドの頭脳といわれる優秀な人材が集まり、ネットワークで世界中と結ばれているのである。このまま成長し続け、優秀な若者が増えれば、20年後には日本経済でさえ追い越すであろう!
私共はこれらを鑑み、日本の教育改革に取り組み、群馬県で、日本初のオール英語で授業を行う大学を構想している。世界中で活躍できる人材の育成である。生徒は全員寮生活をして貰い。一日10時間は勉強が必要となるだろう。
ただ勉強をさせるだけが目的ではない。哲学や心理学、大衆衛生、漢方学など医療界の真のエリートの育成を目指し、当校を卒業した生徒はどの医療施設、例え海外でも活躍できる人材になるであろう。
従来のようなテスト方式を無くし、問題解決、創造性を重んじた教育の実施である。国家試験に合格するだけが目的ではありません。
有りとあらゆる基礎を学び、医療研究では世界中の頭脳が群馬県に結集するものだと確信している。
つまり、インドの工業大学やアメリカのハーバード大学のように、世界中のエリート、世界で通用する人材を育成することが目的である。
私共が構想しているのは、医学薬科大学という形で世界最高水準の大学を目指しているものである。
少人数の大学でもレベルが高い、決してお金だけでなく、教育水準や授業内容が充実していれば、大学の経営は出来ると私共は考えている。
日本の何処の大学より遙かに高水準になると確信している。
そうでなければ、日本の教育改革に繋がらないのである。
教師陣もアメリカなどで活躍している医師、教師陣、ビル・ゲイツ氏などの著名な人達の講義を受講出来るようにしたいと考えている。
だから英語に拘り、オール英語の授業を行うものである。
インドの工学大学に劣らず、負けない大学を構築したいと考えている。
また、ビル・ゲイツ財団から研究支援など受けられるように頑張りたい。
私共の今後の活動にご注目下さい。完成した頃には、日本の教育水準は今よりは少し向上すると考えている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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脳機能障害の認定拡大へ 自賠責保険で国交省

2007-02-10 00:02:14 | 感覚
記事:共同通信社、提供:共同通信社【2007年2月9日】
国土交通省は8日、自動車損害賠償責任(自賠責)保険の補償対象で、交通事故による高次脳機能障害を認定する際の調査項目を4月から増やし、症状を詳細に調べることを決めた。同障害は外見からは分かりにくく、「見過ごされやすい障害」とされ、調査を充実させることで認定の拡大につながることが期待される。
高次脳機能障害は、脳に損傷を受けたことが原因で記憶や行動に障害が出る。性格が変化することもあり、日常生活や仕事に支障をきたす。
保険金の請求を受けて、金融庁の外郭団体である損害保険料率算出機構が、医師や家族が提出する調査票を基に認定する。現行では、家族用の調査票の場合「家族の顔と名前が分かりますか」など日常生活に関連した53の質問項目に「分かる」「分かるときがある」など3段階で答える。
今回、質問項目や選択肢を増やす予定で、詳細は今後詰める。成長過程にある子どもの場合、障害の影響を見極めるのがより難しいため、専用の調査票を作成、通学する学校にも記入を求める。
同省によると、2005年度の認定実績は2754人。機能障害は程度により1-9級に認定され、支払われる保険金の上限が異なる。
共同通信医療ニュースより、引用、
以前に高次脳機能障害の自賠責保険の認定について、説明したことがあるが、認定がされなかったので、その治療費に1回30万円近い治療費が掛かったのだが、4月以降は自賠責保険が一部保険の補償対象となったのだ、私達が政府機関に申し出で居た、日本医師会もそうだが、やっとガイドラインも決まり、2005年度の認定実績は2754名で、決して多い数値ではない、現在何万人と高次脳障害で悩まされたり、10万人を超える人達が高額な治療を受けているのである。
今回の認定拡大によって、2007年度の認定実績も1万人近い人達で認定されると予想される。
今回は緊急メールとして、以前に高次脳障害で悩まされている方々に捧げたいと思います。
良い結果が出て私達は安心致しました。但し、確立した治療方法や医療関係者の理解も決して良い環境ではないことは確かである。
もう少し時間が必要かと思われる。
高次脳障害の70%を超える人達は、交通事故の後遺症、鞭打ち症として診断されたり、誤った診断から病気としての認定がされなかった現状が多々あったのだ。これで少しではあるが改善され、医療関係者でも認知されつつある。
何より、自賠責保険の認定拡大は喜ばしい限りである。
私のブログの読者の方にも旦那さんが高次脳障害で治療を受けている方が居られますが、これで少しは悩みや金銭的に改善され、重荷も軽くなったと思われる。4月以降からの実績に期待したいと思う。
今後もこれらの認定されない、保険対象外の病気(難病)など日本には1000を超える病名があり、病気として認定されているのはそのうち約1割の100程度であり、中でも保険が対象となり、認定されている難病は21程度と実績は低いものである。日本では、日本医師会の治療のガイドラインが確立されていないと病気と認定されなく、難しい点が多々あるのだ。これらの課題や研究、認定の拡大など今後の抱える問題は山積みである。
これらの難病で認定されず、高額な医療費、病気で悩まされている方々は推定300万人を超えているのである。
化学物質過敏症なども100万人を超える患者さんが居り、病気としての認定もされていないので、医療関係者の理解や認知度も低く、病院をたらい回しにされるのである。
これらはほんの一例であり、多くの患者さん達が未だに悩まされている。
今後、日本の医療改革はこれらの問題、医療関係者の認知、理解も含め、保険制度の問題など医療改革を推進する重要性は限りなくある。
私達はこれらの問題の一つでも解決できればと願っている。
私達の思いが医療界の関係者を動かすことが出来れば幸いである。
五感教育研究所、主席研究所、荒木行彦、


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言葉と数を数える意識は別々!

2007-02-09 07:32:31 | 感覚
言葉と数は別々に認識 脳の領域特定、京都大
記事:共同通信社提供:共同通信社、【2007年1月4日】
右利きの人は脳の左半球の前頭葉で数を認識しており、言葉をつかさどる言語中枢とは別の領域が担当しているとの研究結果を京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)の正高信男(まさたか・のぶお)教授(認知科学)らがまとめ、米科学誌に3日発表した。
正高教授らは日本人が日常使う算用数字(アラビア数字)ではなく、なじみの薄いローマ数字で実験した。
23?25歳の大学院生14人に、通常は文字の列としか思えないローマ数字を提示。「CMXCIX」だと999を表す。
次にローマ数字の計算の法則を説明、50問を計算してもらった。「C」「M」などはこの場合、文字ではなく数字であることを明確に認識するよう実験を工夫した。
脳の血流を機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で調べると、理解が進むにつれて広範囲で血流が飛躍的に増えた。正答率が8割を超えた段階で左のこめかみ付近の内側に当たる部分だけが増え、ここが数を認識するのに重要な部位と判明した。
正高教授は「ヒトが言葉を使いだしたのは約10万年前で、それ以前から数を数えていた。歴史が古く、言語中枢と認識する場所が異なるようだ」と話した。
左利きの人は、認識する領域が人によって異なるため、研究対象にはしていない。
【編注】米科学誌はブレーンアンドランゲージ
共同通信社ニュースより、引用、
ヒトが言葉を話すのには左脳の「言語中枢」ブローカー言語野といわれる脳部が活発に活動している。他に、計算など行うときには左脳の前頭野が司っている。
ヒトの大脳半球、左脳は言語、計算、読み書き、理論、分析などに関わっている。
右脳は、空間認知、芸術や美術、五感(感覚)の理解、直感力などに関わっている。
また、ヒトの脳は頭頂葉の体性感覚野という脳部で触覚的感覚や運動性能力に関係している脳部でもある。
これら脳と神経系は脳から中枢神経から、末梢神経を介して筋肉を動かし、動作や行動が起こせるのである。
ところが、脳卒中や脳梗塞などの障害によって、脳の細胞の一部が壊死すると運動性能力や言語などに障害が生じることがある。これが後遺症である。
脳卒中や脳梗塞に疾患した場合は、治療するまでの時間が重要なのである。
脳卒中など発症してから4時間以内に病院で治療が出来れば延命率は向上するのである。これは脳細胞の壊死に深く関わっているからである。
脳細胞は4分以上酸素が行き届かないと栄養素や酸素が送られず壊死するのである。壊死した脳細胞は二度と再生出来ないで、死滅してしまうのである。
但し、ヒトの脳には「可塑性」という脳細胞が甦り、壊死した脳細胞の代償することが研究で分かっている。この代償こそ、リハビリの重要性である。
特に、幼い子供達ではこの可塑性や脳細胞の代償能力は優れている。現に大脳半球(右脳)の全体を摘出した8歳の少女が左半身麻痺、左目視野損失などの後遺症は残ったが、20歳を過ぎた頃には車の運転が可能になるまでに回復したケースがある。これこそが、ヒトの脳が持つ、神秘なのである。
ヒトの脳の研究は未だに未知数であり、小宇宙といわれる由縁である。
ヒトの脳は、認識、意識、記憶、心、喜怒哀楽(感情)、内臓の調整、運動性の調整、免疫力、遺伝子の調整など様々なコントロールを行っている。人がヒトらしい生き方、生物界でも巨大な脳を持ったホモサピエンスは長い距離を二本足で歩ける雄一の生き物である。
現に、手や指先の微妙な動き、握ったり、モノを触ったりして感じることが出来るのは巨大な脳を持った私達人間だけである。ヒトの脳は両手が使えることで発達したのだ。だから手は「外に飛び出した脳、第二の脳と言われる由縁である」。
これからの脳研究によって、未だに解明されていない「心と脳」や脳関係の病気、難病との関係などの原因究明、新薬開発、難病の解明などに繋がるものだと確信している。
私共は、群馬県内に「生命科学研究所」を施設し、脳研究を本格的に行いたいと思っている。世界中から優秀な科学者、医療関係者、研究者などを集め、ヒトの脳の解明に繋がればと考えている。
ヒトの脳の研究は私達、ヒトの生命の研究でもあるのです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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脳卒中リハビリ、「やる気」次第?

2007-02-08 08:27:38 | 感覚
006年11月11日(土)17:41
脳卒中後のリハビリで、患者の「やる気」が回復具合にどう影響するのかを調べる日米欧の共同研究が、今冬からスタートする。脳卒中は後遺症でうつ病になる患者も多く、うつになると回復も悪いことが知られているが、意欲との関連はよくわかっていない。研究では、リハビリ後に励ましの言葉などをかけ続けた患者と、何もしなかった患者とで半年後の回復ぶりを比較する。
国際神経リハビリテーション学会連合に参加する日本、米国、英国など25地域のリハビリ病院などが参加、全世界で750人程度の症例を集める。日本からは、森之宮病院(大阪市)などが参加する。2年後をめどに結果をまとめる。
脳梗塞(こうそく)や脳出血で倒れた35歳以上の患者で、まひなどの後遺症があり、歩行訓練をしている人が対象。2グループに分け、どちらにも通常のリハビリを受けた後、10メートルの距離を歩いてもらう。一方の集団には毎回タイムを知らせ、「よくがんばりましたね」などと励ましの言葉をかける。もう一方には、何もしない。こうした取り組みを約半年続けた後、15メートルの歩行速度と3分間の歩行距離を比較する。
研究に参加する森之宮病院の宮井一郎院長代理は「ただ漫然とリハビリを続けるより、やる気を持った方に成果が出ると証明できれば、患者の意識も変わってくるはず。リハビリの現場も変わってくる」と話す。
朝日新聞医療ニュースより引用、
現在、私は地元の高齢者施設で、初老の男性のリハビリを兼ねた散歩などの手伝い(ボランティア)を行っている。その男性は2年前に脳梗塞で倒れ、左半身が少し不自由になっている。杖があればゆっくりではあるが歩ける程度の障害が残っている。
私が手伝いをするようになって2週間以上になるが、当初は左足がうまく上がらなかったが現在は少しであるが、上がるようになった。
また、本人が「やる気」と歩けることの楽しさを感じているようである。
やはり、楽しいと言うことが大切なのである。
歩かないときには、室内で軟式のテニスボールを左手で握って、握力をつけるように指導している。
また、その施設には、左半身の麻痺状態が極めて著しく後遺症が現れている入居者も居られます。その人には、鏡を使った「指運動」を勧めた。動く右手を鏡に映し、動かなくなった左手をスタッフに小指、人差し指など声をかけながら触って刺激する方法である。
これを開発したのは「ラマ・チャンドラ」博士、その人であり、麻痺状態や片腕を無くした人達の痛みの低減などに役立っている。
この方法は、脳の錯覚を利用した方法である。これらを長期間かけて訓練することで可成りな改善が期待できる。
この方法を現在、高齢者施設の左手麻痺状態の入居者に実施している。同時にテニスボールを握る運動と短い時間の歩行訓練を取り入れることで、後は本人が歩きたいと思う強い意識(やる気)があれば、改善は期待できるものである。
人の運動性は脳からの指令を「中枢神経」を介して、「末梢神経」に伝わり、筋肉を動かし、歩いたり、手を動かしたり出来るのである。
その伝達速度は400kmと新幹線より速いものである。
但し、脳卒中などで脳細胞の一部が壊死するとこの運動性の指令が出来なくなるので麻痺状態になるのです。
人の神経系は左右交差しており、左脳の運動野の一部が壊死すると右手、右足が麻痺を起こす。逆に右脳の運動野の一部が壊死すると、左手、左足が麻痺するのである。
ですが、人には努力次第で、「代替え」死滅した脳細胞の代わりに活動する脳細胞の神経回路が出来上がることが最近の研究で解明されている。
これがリハビリの重要な点であり、訓練が大切な理由である。
筋肉はとくに高齢者になっても鍛錬すれば鍛えられる組織である。特に脳梗塞などで麻痺した神経系の回復には、この運動性鍛錬が重要な課題である。つまり、リハビリ次第で可成り改善するということである。
私のお袋は、クモ膜出血で倒れてからのリハビリを怠ったため、後遺症が強く表れ、現在は前頭葉の萎縮状態から子供や孫の顔も理解できない極度の認知症に疾患している。
20年後には300万人を超える人達が「脳卒中」などで後遺症やリハビリが必要とされると予想されている。
決して他人事ではなく、身近な人達にも起こりえるものなのです。
全国で40%もの数値で高血圧症と認められているが、不摂生な生活を続けていると、脳梗塞や脳卒中など循環器系の病気に疾患しやすくなる危険性も高くなるのです。
塩分や油っぽい食事、タバコの吸い過ぎ、ストレスを溜めないなど予防に心がけ、血液をサラサラにするような食事に心がけることで未然に防げるものです。
また、脳卒中以外にも運動性麻痺は起こります。高次脳障害という、交通事故、スポーツ時の事故などで運動性麻痺が起こることも現在では急増している。
これらもリハビリが重要であり、本人の「やる気」が改善の早道である。人はベッドなどで一ヶ月ほど寝たきり状態になると、健康体の人でも普通に歩けて、運動出来るまでには半年以上の時間を有するのです。衰えた足腰(筋肉)を元に戻すということは如何に大変な事であることが理解できると思います。
人は歩くことで脳が刺激され、筋肉の鍛錬、健康体の維持、健康脳の維持が可能なのです。
「ヒトは二本足で歩く生き物であり、そのように適応しているのである」。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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