オオタカ(蒼鷹、大鷹、Accipiter gentilis)は、タカ目タカ科に属する鳥類で中型の種である。名前は大きさからではなく、羽の色が、青味がかった灰色をした鷹を意味する「蒼鷹(アオタカ)」に由来する。
日本における鷹類の代表的な種である。古今、タカといえば、オオタカを指すことが多い。
形態
雄の全長約50cm、雌の全長約60cm、翼開長約100-130cm。大きさとしては同じタカ科であるトビよりも一回り小さく、カラスと同程度であるが、尾羽は長いのが特徴。小さめの体は森の中で木々や茂みの間を飛行する際に有利であるほか、長い尾羽は空中でのブレーキや方向転換に役立つと考えられている。
幼鳥の体毛は褐色をしているが、成鳥になると頭から尾羽にかけた上面が灰色になる。灰色の体毛は光の当たり方によっては青っぽくも見えるため「蒼鷹(あおたか)」と呼ばれるようになり、これが名前の由来となった。
日本の亜種は白い眉斑と黒い眼帯が特徴である。北海道ではユーラシア大陸の亜種が往来するので別種とされていたが、現在は本州の亜種と同じものとして扱われている。
本日、撮影したオオタカは、井之頭公園の森林で、今年の9月に営巣していたオオタカの雛が三羽生まれましたが、一羽は巣から転落したのか行方不明、カラスの餌食になったとの情報もありました。
私が9月に訪れて、撮影した時には、最初に生まれた雛が羽ばたきの練習中で、数十センチ飛び上がっただけで、大勢のカメラマンたちから歓声が上がりました。雛の撮影したオオタカの雛が、三ヶ月が経って「若鳥」になり、井之頭公園の森林を「狩場」として縄張りを持ったようです。
井之頭公園のサンクチャリーの水飲み場に来る野鳥を待っていたら、オオタカの鳴き声、それも成長ではないと直ぐに分かり、森林を探して表側に出て、探しましたが、奥の木に止まっていると分かり、裏に回ったら、大きな木に止まって捕食していました。
撮影しながら、オナガの羽が視えたので、オナガを狩って捕食していました。
何と、20m以内と近いところでも、逃げることもなく、幸いカメラマンも私一人でしたので、驚かせないように「大きくなったね!」また、逢えたねと念を送ったら、こちらを見ていました。
そして、40分近くも一緒に捕食しているところを100枚以上撮影したのは初めてのことです。
時々、私の方を見ながら、上空のハシブトカラスを警戒、カラスはオオタカが食べ残した餌を狙って上空を飛んでいるものです。
私には、全く警戒することなく、まるで、私に若鳥になったよ!元気に育ったよと言われたように、立派になったオオタカに、来年は、メスを連れて来てねと告げてその場を立ち去りました。