センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

渡良瀬遊水地のコウノトリ!

2023-03-24 00:00:30 | 野鳥

国の特別天然記念物であるコウノトリは、体長約1.1メートル、体重4.5から5.5キログラム、両翼を広げると2メートルにもなる大型の鳥で、水田や湿地、河川などを好む水辺の鳥です。かつては日本中に広く生息・繁殖していましたが、明治期以降の乱獲や農薬の影響などにより餌となるドジョウなどが激減したことや、巣作りを行うための大きな樹木が少なくなったことなどから個体数が徐々に減少し、昭和46(1971)年に野生下では姿を消してしまいました。国際的にみてもコウノトリは希少な鳥で、IUCN(国際自然保護連合)によって絶滅危惧種に指定されています。野生のコウノトリは現在、ロシアのアムール川中流域や中国の黒龍江省などに2,500から4,000羽が生息するのみとなっています。

個体数が減少したコウノトリですが、昭和40(1965)年からはコウノトリの日本最後の生息地となった兵庫県豊岡市において人工飼育が開始されます。平成元年には、ロシアから寄贈されたコウノトリのつがいが飼育下繁殖に成功し、それ以来毎年、増殖に成功し、現在は約100羽のコウノトリが施設内で飼育されています。平成17(2005)年からはコウノトリ野生復帰に向けて放鳥が開始されました。平成19(2007)には日本国内の野外では43年ぶりにヒナが巣立ちし、以後毎年野外で繁殖してます。近年は野外で巣立った個体が日本各地へと長距離移動し、国内の各地でコウノトリを見かける機会が増えてきています。

ここ渡良瀬遊水地では、抱卵中のコウノトリが「営巣塔」の上で抱卵しています。今月の25日頃にヒナが生まれそうです。

三年連続での繁殖となり、3羽ほど孵っているそうです。

渡良瀬遊水地では、11羽程度までに増えたそうです。6羽ほどのコウノトリを確認しました。

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