センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

ジョウビタキの民話!

2022-11-16 00:00:30 | 野鳥

ジョウビタキ、全長15cm、オスは頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色、メスは体が灰色味のある茶色、翼に白斑があります。

日本では冬鳥で、積雪のない地方で越冬し、平地から低地の農耕地、住宅地、公園、河原などに生息します。但し、北海道では一例ですが繁殖したことがある他、本州中部の高原地帯では繁殖するものも出て来ます。

名前のジョウは「尉」で銀髪のこと。ヒタキは「火焚」で、火打ち石を叩く音に似た鳴き声から「ジョウビタキ」と呼ばれるようになりました。

翼にある白い斑点を着物の紋に見立て、モンツキドリという地方があり、時々ぴょこんとお辞儀をして尾を振るわせる、可愛い冬鳥です。

紋付き袴でぴょこんとお辞儀、冬の風物詩になっています。

その動作から、こんな民話があります。

昔、スズメとモンツキドリは姉妹でした。母親が重い病気になった時、スズメはお歯黒を塗っていましたが、直ぐに止めて駆けつけたので死に目に逢うことが出来ましたが、ところがモンツキドリは、化粧をしたりモンツキを着たりと時間をかけたので、死に目に間に合いませんでした。

怒った父親はモンツキドリに「もう、こんりんざい食べ物をやらない」と言いました。だから今でもモンツキドリ~ジョウビタキは、お辞儀をしているのです。

一方、スズメの口元が黒いのは、途中で塗るのを止めたお歯黒のあとだと言われています。・・・西瀬戸内地方にある民話から。

 

ジョウビタキは、今年の秋は、昨年よりも初確認が早く、10月末頃から確認され、撮影した人も多くおられます。私は11月3日に初確認し、撮影もしました。

確かにジョウビタキは、挨拶のようにお辞儀をします。中でも、三年前に、八景島の野島公園で、伊藤博文氏の別邸の中には、小さな梅の木があり、綺麗に梅の花が咲いていたのでカメラを向けて撮影しようとした瞬間に、カメラのレンズに鳥が飛び込んできて、梅の木に止まりました。私の方をちらりと見て、お辞儀していました。ジョウビタキだと直ぐに分かり、シャッターを切りました。

ジョウビタキのメスでした。とても可愛い顔と仕草でした。後に、写真を見て驚いたのは、ジョウビタキの羽根には、白い斑点があります。

パソコンの画面で視たら、何と「ハートの形」でした。以前にも、一度、千葉の植物園で遭遇したことがありましたが、ここ十数年でジョウビタキの写真は数百枚以上になりますが、白い斑点がハートの形は、メスの二羽だけです。

それは、私にお辞儀しながら、愛を届けてくれたように思えました。

梅の花にジョウビタキのメス、それも羽根の白い斑点がハートの形は絵になります。

とても可愛いメスを見ていたら、最愛の人が乗移って私の目の前に飛んできたのではと勘違いするほどでした。

こうして、私とジョウビタキのメスには「スピリチャルな関係」があります。現に、ジョウビタキの白い斑点がハートの形の羽根は二枚撮影出来ましたが、二羽ともメスでした。

偶々の偶然とは思えません。羽根の白い斑点がハートの形のジョウビタキのメスは、二羽とも花を撮影したら、目の前に現れて、鳴いて知らせるように、それも「私のことを写してと現れてくれた気がします」。

今年から来春の頃まで、ジョウビタキは確認できると思いますので、今年は白い斑点がハートのジョウビタキに逢えるのではと思っています。出逢えることはとても幸運なことなのです。

私がジョウビタキの写真は、10年前頃から数百枚にも及びますが、白い斑点がハートの形のジョウビタキには二度しか出逢えていません。ましてや他の人には気づかない、知らない人が殆どだと思います。それだけに、出逢えた人はとてもハッピーな気分になれると思います。センスプロデュース研究所、葛西行彦

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