同じソースかつ丼でも

2023-04-07 00:00:24 | あじ
佐倉市の歴史民俗博物館は市街地から少し外れた佐倉城址にあるので、食事するには、付属のレストランに行くのが便利だ。

便利の対価は割高というのが普通だが、さすがに国立博物館なので醜悪な価格ではない。もっとも博物館は観光地ではないので、再来者に期待することが多い。観光地でも再来客は重要だが、実際には観光客価格があることが多い。善良な客は、二度と行くものかと思っても、口にはしない。次の犠牲者がいないと立つ瀬がない。



それで、このメニューだが単なるソースかつではなく、ベースに敷かれたコメが違う。色がついているが赤飯ではない。赤米だ。古代には白米がなかった。もっともコシヒカリのようなブランド米が一般化したのは昭和50年頃。赤米だからってすごく味が違うわけではない。

キャベツの切り方やトンカツの揚げ方が工場製品でないのが良い。

ただ、主旨は違うのだが、「民俗」を掲げるなら、味噌ソースカツにしてほしかった。