香取神社へ

2023-04-04 00:00:30 | たび
東千葉のたびも予定の3日のうち先の2日が雨ということで、予定変更することに。雨でもなんとかという先として神社めぐりにする。前々から知っていたもののということで『東国三社参り』することにする。三社というのは東から言うと鹿島神宮、息栖神社、香取神宮ということになる。この中で鹿島神宮と香取神宮は巨大神社であるのに対し、息栖神社というのは市街地であれば大き目の神社であるが、二社とはけた違いに小さい。

さらに、鹿島神宮と香取神宮は古事記と日本書紀ではまったく扱いが異なり古事記では鹿島が主で香取が従、日本書紀ではその逆となっている。異なる理由はわからないし、どちらも十分古いということがわかる。そもそも神話的な世界というのは2~3世紀のことと思われるが、その頃の人々の祈りの形態もよくわからない。「何かに祈る」ということはあっただろうがそもそも日本は平和ではなかったのだろう。



さて、香取神宮だがおぼろげの記憶では小学校か中学校の頃の修学旅行の時以来と思う。僅か10年前であればいいがその何倍も前でほぼ記憶がない。そもそも当時は乗り物酔いが激しく観光バスが苦手だった。道も多くは砂利道だっただろう。



本来の参道は利根川に面していて鳥居を船でくぐっていたそうだ。現在も川岸に鳥居はあるが現在の駐車場からの参道を通ることにする。これだけの立派な森があると、ちっぽけな心の人間は圧倒される。空気が綺麗だが、マスクをしていない人はいないので、残念だ。特に、若い人がマスクをはずさないと年寄は遠慮しないといけない。



特に本殿がよろしい。風格がある。



要石は本殿から近い場所にあり、地上に見えるのは漬物石のような大きさ。石の本体は深いところにあるとすると氷山の一角のような形状なのだろうか。

そして、全国に400もの香取神社があるそうで、その中心地だ。全国香取神社会議とか毎年あるのだろうか。席の序列とか大変そうだ。