最近のゴルフ練習場

2018-09-13 00:00:12 | スポーツ
ゴルフ練習場のことを「打ちっ放し」と今でもいう人がいるのだが、今でも多摩川の河原とかはそうなのだろうが、人口集積地では「ゴルフクリニック」的になっている。

自宅から車で20分以内に3か所あるのだが、

1ヶ所は、旧来方式で1かご500円で50個とかそういうので、ボールも自動ティーアップではないので、1球ずつ腰を曲げて手でボールを置く。長さは200ヤード程度。まあ古典的練習場でよかったのだが、十年前に台風でネットを支える鉄柱ごと折れてしまい全滅した。が、元よりローコストローリターン経営だったので、昔の姿にすぐに戻った。

2ヶ所目は、距離は240ヤードで3階建ての大型施設。駐車場も地下にあり、ボールは自動的にティーアップされる。料金コースは様々で、一向に覚えられないが、一球いくらというコースだと、平日、休日、午前 午後 夜間とさまざまな時間帯別に一階、二階、三階と一球当たり単価が異なる。いずれにしても現金チャージ式のカードの残高がザルのように減っていく。

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そして、今回行ったのは3ヶ所目だが、本年3月7日『富士登山(ただし川和富士)』の中で、遠くの場所から見ると、古墳に見える丘を削って作ったように見える、と書いた物件である。最も近い場所にあるのだが、最大の問題は、突き当りのネットまでの距離が120ヤードと短いこと。問題は、そこから先、右に曲がるのか左に曲がるのか、あるいは距離はどれくらいなのかだ。

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もっとも、少しゴルフをした人なら、打ったボールがどういう運命になるのかは地面に落ちる前に想像がつくわけだ。練習場なのだから、ミスショットしたからといって、ボールを探したり、そこから第二打目を打つわけではない。ところが、なんとなくボールが落下して止まるまで見届けたいわけだ。

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そして、最近、久しぶりに行ったところ、さまざまな新設備が登場していた。その一つがヘッドスピード及び推定飛距離表示。試しに一回打ってみると、39.4mと209ヤードと表示される。まだ体が堅い第一球なのでこの数字はうそっぽい。ゴルフ肘(テニス肘)のため、速く振れないのだ。自分のフォームのビデオが見られる打席もある。

ところで、ゴルフの近未来的人気はゴルフ練習場に行けばわかるはずなのだが、休日にもかかわらず混雑していなかった。未来は暗いのだろうか。一方、後ろの打席では、小学校低学年の女子を父親と思われる男性が色々と指導していた。小学生までゴルフをするのがブームとすると明るい話だが、どうみても将来、女子プロゴルファーとなって、毎年1億円を稼いで、親にも年金の足りない分、年1千万円を送ってもらおうという魂胆なのだろう。あるいは、親ではなく暴力コーチ?