コナ・コーヒーのロバの店

2018-09-28 00:00:36 | あじ
世界三大コーヒーというと、キリマンジェロ、ブルーマウンテン、そしてコナというようだ。アジア代表としてトラジャも入れてあげたいところだ。

そして、このうち、コナ・コーヒーだがハワイ島の産である。確かハワイの王様が客船により英国訪問した折、文明化していないハワイから細菌だらけのロンドンに行ったため、病気になり、抵抗力もなく亡くなってしまうという事件があった。ハワイまでご遺体を運ぶ途中に船がブラジルに寄港した際、コーヒーの苗木をブラジルからオアフ島へ持ち帰った。(現在のブラジルは特にアマゾンの貴重な生物のDNAを他国に利用されないよう、動植物の輸出は特に。厳しい。)

ところが、持ち帰った苗木はオアフ島の気候には合わず、枯れ木になりそうだったところ、誰かがハワイ島に移植したところ、土と光が良かったらしく酸味の強い切れがあると同時に香りのある特産品となった。愛媛ミカンと同じように太陽からの直接光だけではなく、海に面した丘のような斜面地にコーヒーは植えられ、海面からの日光の照り返しもあって、生育が良好だった。一方、火山灰で急傾斜地なので、収穫は手作業となり、豆の単価は高い。

cof0


自宅近くには知っている限りでは、コナ・コーヒーの店は3店ある。ただし、1店はハワイ料理店、1店はスウィート店なので、コーヒー中心の店は、ショッピングモール内にある『Bad Ass』という店。バッドアス。アス(Ass)には主に二つの意味がある。「尻」と「ロバ」。このうち、「ロバ」の方らしい。コーヒー畑で一生懸命働いていた(いや、働かされていた)そうだ。それなのにBadまで付けられた。

cof1


で、ここでは主に3種類のコーヒーがある。
 コナ・コーヒー(コナ・コーヒー100%)
 コナ・ブレンド・コーヒー(コナ・コーヒーブレンド率10%)
 フレーバー・コーヒー

そして、100%の方は490円で、10%は250円。

もちろん100%の方を飲んだのだが、画像では味や風味が伝わらなくて、残念だ。


また、ハワイのスイートの一つとして有名な『マサラダ』という揚げパンだが、数日前の宴会で1Kg太ってしまったので、自粛。アサイーボウルだったら自粛困難だったろう。