大空ミュージアム&エアポートヒストリーミュージアム

2014-12-28 00:00:57 | 美術館・博物館・工芸品
mus新千歳空港には二つの博物館がある。大空ミュージアムとエアポートヒストリーミュージアム。といってもこの二つは並んでいるので、別のミュージアムであるという感覚は、外部からはうかがえない。何か理由があるのだろう。歴史編と現代編ということだろうか。

歴史編の方からいうと、千歳に初めて飛んできたのは1926年10月。ずいぶん古い。北海第一号という航空機で、小樽新聞社のもの。2号機は翌年で、1927年6月。今度は北斗5号といって北海タイムス社。どちらも新聞社である。北斗1号ではなく5号ということは、複数機を北海タイムスは所有していたのだろうか。

今では、飛行機を自社で所有しているのは、朝日、読売、毎日、中日といった超大手新聞社に限られている。

そして、正式に千歳空港が竣工したのは1934年10月。これも相当早い。広い北海道で、ここが選ばれたのは、小樽、札幌、苫小牧、函館といった都市の中心に作ろうと思ったような気がする。

その後、陸軍や海軍も千歳空港を使用することになり、大空港になっていったようだ。


そして現代編。キッズコーナー。フライトシミュレーター(マレーシア航空の機長は自宅で使っていた)。航空機の模型の展示やちびっこ制服体験コーナー。

タイヤコーナーで確認したのだが、同一航空機なら飛行機の前輪と後輪は同じメーカーのものになっている(当たり前か)。

そして、紙飛行機の話があって、すぐれた紙飛行機は10秒以上飛ぶことができると書かれていた。


自宅に帰って作ってみたのだが、室内実験では何の問題もなく安定して飛べるのだが、なにしろ1LDKなので10秒というわけにはいかない。

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マンションの窓から飛ばせば、飛行時間を計測できそうだが、早い話がゴミと化す。つまり窓からゴミを投げ捨てる、ということになる。

ゴミにならないように色々と考えた結果、紙飛行機を拾って有効に使えるようにすればいいわけだ。

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さっそく、再利用可能な和紙をつかって折ってみる。室内での飛行テストでは、何回投げても、キリモミ状態で即落下してしまう。