日本人監督が現れないのは

2014-12-17 00:00:42 | スポーツ
男子サッカー日本代表監督のアギーレ氏が八百長容疑で告訴されたようだ。2010-2011のスペインリーグで監督の率いるチーム(サラゴサ)がリーグ陥落危機に際し、相手チームを買収した時に八百長が行われたとされる容疑だ。

なぜ、勝った方のチームに疑いがかけられるのかというのは、買収資金のルートが複雑だったことによる。まずチームのオーナーが相手方の選手に金を渡すために、一旦、味方の選手にボーナスを振り込んだそうだ。普通は、ボーナスは口約束で、勝ったら渡すのだから、事前に渡すのは少し妙だ。そして、振り込んだボーナスはすぐに回収されて、今度は相手側の選手に渡されたそうだ。

つまりトンネルというか、マネーロンダリングというか。オーナーが直接八百長資金を振り込んだのではなく、カムフラージュしたらしい。

本当にそうならば、各個人の銀行口座を調べれば簡単な話なのだろうが、果たして個人に振り込んだおカネを、勝手に回収することなんか本人の了解なしにできるのだろうか。

わたしなら、振り込まれたおカネは返さないだろう。一人1000万円ぐらいらしい。

あるいは、連絡が選手一人ひとりにあって、カネを返してくれということになったのだろうか。その時に「これは、八百長資金」とオーナーから言われたのだろうか。あるいは単に「他人の分を間違えて振り込んだので返してくれ」と言われたのだろうか。

試合は、一つ一つのプレーに対しては八百長らしくないものの、点数の流れから言うと、らしいようにも思える。実際、負けようと思っても相手がシュートを打たないのに自分でオウンゴールするわけにはいかないので、先にリードされれば、その後本気プレーになっても、八百長とは感じられないわけだ。

しかし、そういうことが自然に行われるような環境がすでにあり、もともと八百長が頻繁に行われているのだろうか。

ところで、後任選びが始まっているようだが、やはり外国人を探しているようだ。今季三冠のガンバ長谷川健太監督など実力がありそうなのだが、なぜか話題に出ない。

おそらく、Wカップ出場経験がないと、本田とか有力選手のチーム内暴走を止められないのかもしれない。ちなみに長谷川監督はドーハ悲劇組だ。

思い切って、ロボットを監督にしてみたらどうだろうか。もっとも監督がボールを蹴る必要はないのだから、人間型ロボットである必要もなく、単なるデータ分析用のコンピューターと対戦型ソフトであればいいのかもしれない。