ピシッピシッマウス

2014-12-20 00:00:02 | しょうぎ
少し前に、新しい免状を申請していて、届いていたのだが、その時は忙しくて、箱の中の免状の書名が、三人の永世名人(羽生名人、森内竜王、谷川会長)であることを確認しただけだった。永世名人が揃う期間と言うのは惑星直列みたいなもので、次に何百年後になるのかわからないなあと思っていたのだが、やはり短かったようだ。


そして、付録品があって、その小箱をあらためると、マウスパッドとマウスが入っていた。漆塗りだそうだ。赤外線方式のようだ。

mouse


実は、パソコンを4台常用していて、そのうち2台はこの赤外線型で、1台(携帯用)はブルートゥース(普通は画面タッチなのだが)。1台は有線マウスなので、ちょうどいいと思ったわけだ。

それで、準備を始めたのだが、しばらくして、パソコン本体のUSBポートにとりつけるべきレシーバーが見当たらないことに気付く。いままで使っていたものは、マウスの裏側に差し込まれていたりして、一瞬にして準備が終わるのだが、捜索を開始しなければならず、再び免状の入っていた箱など大捜索。1時間ほどで諦めかけて、ネット上で、レシーバーがなくなった場合の対処法を調べた結果、

レシーバーとマウスはセットなので、レシーバーをなくすと、マウスはゴミとなる、ということがわかる。

ということで、ゴミ箱に漆塗りを放り込もうと決断したのだが、その前に、情報をよく読んでいるとレシーバーが電池ボックスの中にあることもあることがわかる。そして、実際、そうだったのだ。本当にわかりにくい場所に仕込んであった。

で、電池をセットして、起動させると、どうも動きが不安定なわけだ。レシーバーとマウスの向きが違うからなのだろうかと、机の上を整理していたら、今まで使っていた別の古い無線マウスが床に落下し、一発で壊れてしまった。一減一増。新旧交代選挙区みたいだ。

どうしても動きが安定しないのだが、思い出したのが電池切れ直前の挙動不安定状態。もらったばかりだから新品と思ってしまったのだが、作られたのはかなり前なのかもしれない。電池が自然放電してしまってパワー切れなのかもしれないと思い、電池を変えると正常作動を始める。

ところで、このマウスだが、クリック音が大きく、乾燥音を出す。ナイキのゴルフドライバーみたいだ。音質を喩えると、まさに将棋の駒を打つ時の音とそっくりだ。ピシッ。

将棋ソフトと対戦してみたのだが、一手指すたびに、ソフトで設定されている駒音とマウスの音が時間差で響くことになる。ピシッ、ピシッという感じだ。思わず「待った」をしてしまったような錯覚に陥る。


さて、12月6日出題作の解答。

a12


1220k


まで15手詰。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

1220m


わかった、と思われた方は、コメント欄に最終手と総手数を記していただければ、正誤判断。