プルコギパワー

2011-03-11 00:00:12 | あじ
ゴルフ場の経営というのも薄氷ものだと思う。

景気に対する感度は高いし、これからのゴルフ人口を支える若年人口は減少の一途だし、とはいえ石川遼のようなスーパースターが現れて、突然市場が活性化したりするものの、彼が不調になったりすると頼るべき柱もなくなる。

反発係数とかスピン量とかの、度重なるクラブの規制強化は、クラブメーカーと一部の金持ちアマチュアを喜ばせるだけで、一般のゴルファーにとってはいい迷惑だ。飛ばないドライバーやスピンのかからないウェッジに大金を使う気になるだろうか。

ということからかどうかわからないが、収入の一路として、素晴らしい料理を提供するカントリークラブも登場する。

とはいっても、極言すれば「お昼ご飯」である。それ以上でも以下でもない。普段、サンドイッチとか牛丼とか数百円の軽食を摂っているだけなのに、なんで2000円以上の豪華昼食を食べなければならないのか、という話になるのだが、実は、選択肢もあまりない。

サンドイッチだって、野菜ミックスサンド280円というのがあるわけなく、房総豚トンカツサンド、1480円というのが最低価格だったりする。

purukogi

実際、それでも多すぎるのだが、結局、見栄とかあって、「プルコギランチセット」とか注文してしまう。レストランの店員からは、本日のランチ「回鍋肉」をしつこく勧められたので、それより高いものを注文してしまう。どちらも超ハイカロリーである。

ところで、プルコギって日本流にいえば「スキヤキ」ということだろうか。韓国風牛肉野菜炒めというのかな。実際、肉ばかりで野菜が少ない。さらに辛い。さらに付け合わせがキムチである。そんなもの食べて、どうするつもりなのだろう。

しかし、

午後のハーフになって、なぜか同じボールが飛ぶようになる。ただし、右や左に。パー5のロングで2オン成功(というか、突き抜けてグリーンエッジで止まる)。エッジからの5メートルのイーグルパットは、入らず。それでもイージーバーディで、ちょっと儲ける。

イーグルパットが入らなかったのは、お昼のプルコギがパエリア鍋で出てきたからに違いないだろう。