テンテン(イルカ)、出産に失敗

2011-03-08 00:00:31 | 美術館・博物館・工芸品
いおワールドかごしま水族館のイルカ、テンテンの出産予定日は2月上旬だったのだが、2月27日、結局、出産に失敗。

イルカ(テンテン)の出産について

平成23年2月27日の15時5分かごしま水族館のイルカプールでハンドウイルカのテンテンが赤ちゃんを出産しましたが、残念ながら死産でした。
 母親イルカは現在、プール内で泳いでおりますが、今後、健康状態を見守ってまいります。なお、赤ちゃんイルカの死亡原因については、後日、詳細に調べる予定です。
 皆さまから母仔イルカに対するたくさんの応援メッセージをいただきましたが、皆さまのご期待に応えることができず、大変申し訳なく思っております。    
これまでの応援とご協力に感謝します。有難うございました。         
◇赤ちゃんイルカのデータ

性別:オス  推定体長:125cm  推定体重:25kg
◇出産の経過

平成23年2月27日    
8時37分 破水    
14時31分 赤ちゃんの尾ビレが出はじめる
15時 5分 出産    
15時 6分 死産であることを確認
 

1月下旬に水族館に行った時に、出産、子育て用の特設プール内で、一頭で泳いでいた。



いや、まったく奇妙なことに、背中を下にして背泳ぎ型のまま、高速でプール内で旋回を続けていて、イルカの生態などまったく知らない私でも、テンテンが何かの危機的なサインを発信しているように思えた。



おそらく、産まれたての赤ちゃんイルカに呼吸させるために、お腹に乗せて海面で呼吸させるための模擬動作なのか、あるいは逆子状態を直すために懸命になっているのかなとか、それにしても、通常の楽しく泳ぐというのとは違って、鬼気迫るといった感じだった。もしかしたら出産とは関係なく、霧島火山の噴火の予兆を感じていたのかもしれない。


水族館には、現在6頭のイルカがいて、20歳のオスが1頭で残り5頭がメスとのこと。ちょっと気の利いたことくらいは、書けるが、むなしいだけなのでやめる。