生活物資の不足とか

2011-03-17 00:00:39 | 市民A
生活物資が不足している上、計画停電。近くのローソンにパンと電池を買いにいくと、品切れどころか営業中止だった。近くのスーパーも営業していないし、計画停電の計画があるから、とのことだ。



どういう不平等かわからないが、グループ5ばかりが計画停電の対象になる。そのため、地域内の店舗が、当日の朝に閉店を決めてしまう。だから、実際に予定時間に停電しなくても、閉店のままになってしまう。

ということで、パンも買えず、電池も買えないし、ガソリンも残り少ない。

では、なぜ、そういうものがなくなってしまうかというと、最初の理由として、「買い集め」する人がいるからだ。数日前から、どういう人が買い集めているかを慎重に観察していると、主に二つの種類の人である。まず、老人。ようするに待つ時間が苦にならないからだ。
そして、団塊世代。会社の近くのガソリンスタンドに列をなす人たちを注意深く観察すると、ほとんどが団塊世代である。こどもの頃の苦労を思い出すだけでもこんなの苦にしないのだろう。

そして、次の理由だが、「国民が政府発表を信じていない」ということなのだろう。

たとえば、「国内には食料は十分にある」、とも聞こえてきたが、よく考えると食料自給率は40%しかないのだから、十分にある、と言うわけじゃないだろう。もともと、余分なんかないはずだ。

自分が仕事をしている関係でも、政府発表は、かなり好い加減だ、むしろ「デマ」の範疇に入るだろう。だから、専門外の分野の話でも、「これもデマ」だろう、と思ってしまうのだ。


ところで、総理は東電に行って、「撤退するなら100%東電はつぶれる」と言ったそうだが、撤退しようがしまいが、つぶれた方がいいのかもしれない。何らかの事故の終結をつけたあと、そういう責任論の話になるのだろうが、もともと、東電って利益率が非常に低いし、既に行った過剰投資のためクビが回らないということなのだろう。今後、脱原発方向の政策に転換した時に、足手まといになることが予想できるからだ。


それと、物資を被災に移送と言われるけれど、仙台の沖合にはコンテナが海面ギリギリに沈んでいて、船上からはほとんど見えないそうだ。簡単にいえば、タイタニック号の氷山のようなものだろう。