閣内で、遠吠えか

2011-03-30 00:00:52 | 市民A
ガソリン税問題。

与謝野担当相:ガソリン税軽減見直し必要と発言 税収減で

与謝野馨経済財政担当相は25日の閣議後会見で、ガソリン価格が3カ月連続で1リットル当たり160円を上回った場合、ガソリン税の上乗せ課税を一時的に停止する制度について、「価格は政府が決めるわけではなく、(軽減されれば)国の税収がまた落ち込んでしまう。やめるべきだ」と述べ、見直しが必要と指摘した。

 同制度はガソリンの全国平均小売価格が3カ月連続で1リットル当たり160円を超えた場合、ガソリン税(1リットル53.8円)のうち上乗せ分(25.1円)の課税を停止し、消費者の負担を軽減する仕組み。原油価格の高騰などを背景にガソリンの全国平均小売価格は150円を超える水準まで上昇しており、同制度が初めて発動される可能性が取りざたされていた


この制度は2010年度予算に当時の民主党幹事長の小沢一郎氏の押し込みで成立。元々、変なルールだと思っていた。現在のガソリンの高値は、基本的にはリビア情勢による供給不安を背景にしたものだが、若干の要素としては震災による需給バランスの変化によるものと考えられる。だから、それなりの何らかの理由がある値上げなのである。

それなのに、160円を超えたら、すぐに25円を引くという乱暴な方法をとろうというわけ。中国でも政府が介入するのは卸売価格であり、小売価格はフリーだ。本当にガソリンが電力のように大幅に不足しているならともかく、市場原理に任せるのが賢明だ。それに、財源は2兆円が必要といわれている。



そして、都心のように高価格エリアでは、ついに160円を突破したもよう。

ただ、問題は、これを言い出したのが与謝野担当大臣であること。彼は民主党員じゃないのに、・・