今のところ故障なし

2011-03-16 00:00:01 | 市民A
地震の大揺れが始まって、実は、気になったのが、拙宅の太陽光発電のパネル。

取り付けたばかりで、まだ代金も支払ってない。「保険は効かないだろうか」と思ったり、「たぶん地上に落下して粉々に割れたのだろう」とか。ちょっと悲しくなる。

しかし、テレビで津波を見ていると、クルマが次々に流されている。新車が流されたようなものだ、と思えばいいのだろうと、そのうち諦めの気分になる。実際、屋根の上に自動車が乗ったままの建物もあるようだ。

その日(というか次の日)は深夜に帰宅したので、何もわからなかったのだが、明るくなってから屋根を確認すると、何事もなかったように、黒く輝くパネルが存在していた。

panel福島の大型原発の方は、人間のコントロールを超えてしまったようだが、そもそもコントロールできないような装置に頼るようじゃまずいんじゃないだろうか。


その後も太陽光パネルは発電を続けていて、14日には14.6KWHを発電している。ただし、残念ながら、現在の電力ピーク時間の午後6時頃には発電量はほぼゼロなので、当面の効果は、火力発電所で燃やす燃料の温存分ということになるのだろう。最も役に立つのは、夏の昼間のエアコン需要時間ということなのだろう。

ということで、昼間に計画停電されると、拙宅の発電量もゼロになるシステムなので、全体電力需給にマイナス方向に働くことになるのだが、おかまいなしに停電にされるわけだ。

電気といえば、乾電池が店頭から消えている。拙宅の使用済み核燃料ではなく使用済み電池も、まとめて捨てようとゴミ袋に貯めていたのだが、わずかに電気が残っているはずだ。輪ゴムで束ねて1本100円で売ろうかと思ったが、痛い目になりそうなのでやめる。

「天罰と思う」と思わず本音を語ったある知事が非難を受け、発言撤回したが、「岩手県出身代議士の怨み」ではないかと思ったりしている。