海猫の繁殖地へ

2010-11-29 00:00:15 | 市民A
ウミネコの繁殖地が八戸にあった。ウミネコはロシア・日本・朝鮮半島・中国東部に生息。有史以来複雑な政治的関係国の上を自由自在に飛び回っている。ただ、八戸の繁殖地へは、北海道と九州の間を往復しているウミネコが立ち寄るようだ。



陸地に近い場所で繁殖するわけではなく、だいたいが沖の無人島のような場所で繁殖するようだが陸上から観察できる場所として貴重だそうだ。

鳴き声が美しいというか、心に響くような声である。猫に似た鳴き声ということでウミネコと呼ばれるようだが、やはりウミネコと猫とでは異質な感じがする。ウミネコの声には情緒がある。



特に珍しい鳥ではないので、あまり研究もされていないようだが、成長になって繁殖能力を持つまでに3年かかるらしいが、それでは1歳、2歳の幼鳥はどこに行っているのだろう。飛び続けているのだろうか。よくわからない。

珍しく、一生ペアを変えないと言われるが、言うのは簡単だが、それを証明するのはかなり難しいはず。事実、70%ぐらいがそうであって、例外もあるようだ。だいたい、ずっと八戸にとどまって渡りをしなくなるウミネコもいるそうだ。寿命を悟るのだろうか。



繁殖は4-5月ということで、秋にはカラスしかいない。嘴が太いハシブトカラスである。