開戦必至!?!?!?

2009-05-27 00:00:46 | 市民A
北朝鮮状況は、一段の緊迫を高めている。

その前に、韓国の前大統領の自殺というエポックがある。

一見、無関係に見える「賄賂事件捜査による自殺」と「核実験+短距離ミサイル発射」に関係はあるのだろうか。

時系列でいうと、

5月23日 午前05時21分 韓国前大統領、PCに遺書を保存。
5月23日 早朝 韓国前大統領、崖から飛び降り。

5月25日 午前06時 北朝鮮より弔電が届く。
5月25日 午前09時54分 地下核実験実施、その後短距離ミサイル発射。

仮に、この脈絡の一番上に、

「前大統領、北朝鮮の核実験強行情報を事前に知る」という一行を置けば、繋がるのではないだろうか。

あるいは、「核実験」よりも、もっと重大な事態、つまり、「開戦決定」を知ったとすれば、彼の在任中の多くの対北政策が、まったくの水泡と化しだ、あるいは宥和政策そのものが開戦まで引き起こした、と考えたのではないだろうか。つまり政策失敗の責任。あるいは、それ以上重い責任。


では、北朝鮮の国内問題を考えれば

1. 後継問題が片付いていない。まだ、三男(正雲氏)の線ではまとめ切れない。強行すれば多くの幹部や、場合によっては長男や次男まで、海外逃亡し、内部情報が暴露される危険があるのかもしれない。そうなれば、国内を統一しておくためには、戦争というような極限状況が必要になっている。

2. 父親は、「祖国統一」という偉業があるが、本人には、歴史に残る偉業がない。1991年に国連に加盟して、一応国家としては認められたが、韓国にノーベル平和賞を持っていかれ、さらに国連の事務総長の椅子には韓国人が座っている。

「核クラブ」の会員席は、是が非でも手に入れたいはず(二代目が、「大国」に育てたと言いたいつもり)。


このため、次の厳しい国連制裁に対して、取る手は明白である。

「国連脱退」。実際、今や加盟していないに等しいわけだし。

そして、開戦準備である。

巷間伝わるようにミサイル数百発を保持し、核弾頭5個程度を持っているとすれば、開戦の第一撃は核攻撃と考えるしかない。つまり通常攻撃から開始すれば、ただちに米韓空軍によって制空権を抑えられ、重要拠点が爆撃、破壊されるからだ。

核攻撃の目標地点が、都市なのか、基地なのか不明だが、ミサイルの精度から考えれば、ピンポイントを狙う基地攻撃は困難で、精度を求められない大都市攻撃を実行するのではないだろうか。あえて、場所は予想しないが。日韓、あるいは中も。

残念ながら、核兵器を搭載したミサイルと搭載していないミサイルを見極めるのは困難であるため、同時にすべてが発射された場合は、迎撃モレの可能性は、非常に高い。

では、国連制裁を恐れず、国連脱退を覚悟した瀬戸際北朝鮮の暴走をストップする方法はないか、と言えば、ある国がある条約を破棄する以外にはないのではないだろうか。

「中朝友好協力相互援助条約」

1961年7月11日に、金日成と周恩来が署名している。

条約の中で、北朝鮮が攻撃された場合の中国の“自動参戦”が規定されている。

有効期間は、特に記されていず、「両国が失効に合意した場合」ということになっている。

つまり、中国が「条約をやめたい」といっても、北朝鮮が、これに応じなければ、条約は続くことになる。

ほぼ同じ文面の「ソ朝友好協力相互援助条約」(中朝条約に5日さかのぼる1961年7月6日付)の方は、10年契約+5年ずつの自動更新だったが、1996年に秘密裏に解約され、自動参戦条項のない普通の善隣条約が結びなおされている。

中朝条約は、解約困難な契約書みたいなものだ。実際には、法的には解約できなくても、「自動参戦はしない」、「解約を希望する」と表明すれば、ほぼ同等の抑止効果があると考えられる。

中朝条約は日米安保とほぼ同じ効力と考えられるが、この条約がなくなれば、北を守る者はいなくなる。さらに中国軍が国境近くに移動を始めれば、ゲームは終了するのかもしれない。

日米安保では、日本が駐留米軍費用を負担していて、仮に日米安保が失効し、米軍が日本から撤退してしまえば、浮いた費用で軍備増強することになるのだろうが、中国のご威光にタダ乗りしている北朝鮮には、その余裕はないだろう。


問題は、飛んでくる核爆弾だが、・・・

やはり、単発なら迎撃、一斉発射の兆候であれば、先制ということになるのだろう。長崎型程度の規模らしいので、丘や谷などが複雑に入り組んだ地形(例えば横浜とか)の都市の方が生存率が高いかもしれないし、都内の新しい地下鉄、つまり大江戸線のように非常に深い場所を走る路線もいいかもしれない。ただし、閉所恐怖症の方には向かないだろう。

また、いずれにしても大気は大量の放射能で汚染されるので、生きていても無傷というわけにはいかない。大気中の放射能に対しては、既存のマスクの効能は、ナッシングだろうが、放射能汚染された灰を肺まで吸い込まないという効果だけは、あるのだろうか??その場合は、ウイルス用ではなく、花粉用でも十分だろうか。

「放射能までシャットアウト」というマスクがあれば、一枚一万円でも、飛ぶように売れることは、間違いないだろう。