千代大海流は続くのだろうか

2009-05-19 00:00:39 | スポーツ
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taikaiこれは、大関在位最長記録を62場所に延長中の千代大海の先場所までの大関としての勝越し負越し結果である。連続××が4回あるが、ケガによる公傷による陥落猶予である。今場所13度目のカド番大関の(五月場所)9日目までの成績は5勝4敗。かなり限界的になってきているように思えないでもない。

最近の6場所では、4度勝ち越しているが、(5勝、9勝、9勝、8勝、8勝、2勝)合計41勝(49敗)。横綱審議会でも、この33歳の千代大海と36歳で53場所と第二位の記録更新中の魁皇の成績がいたく気に入らないようで、新たに降格ルールを強化しようという動きもあるようだ。

まあ、現在のルールを前提に調整しているのだろうから、いまさらのルール変更は、33歳や36歳の体には、酷かな?

少し前から、千代大海の成績が気になっているのは、やがて(あるいは、まもなく)来る「辞め方」。

もっとも、これから4連敗すると大関陥落。(次の場所で10勝すれば、大関に戻れるのだが、たぶん、それにチャレンジはないだろう。確信はないが。)負け越しが決定した段階で引退するだろうが、何とか勝ち越しの8勝に到達すると、次の63場所目に突入し、負け越しても64場所目がある。

多くの関取は、負けて引退ということになるのだが、彼の場合は、勝ち越しても引退ということになるような予感がある。年齢的には、現役大関には、36歳の魁皇がいて、こちらも53場所と歴代2位の在位記録である。ただし、10勝以上したのは2年前のことである。

千代大海の師匠の千代の富士(九重親方)は36歳を目前に引退したが、横綱59場所と大関3場所を足せば62場所。千代大海の今場所が大関62場所。ちょうど節目のような気もする。

もっとも千代大海も魁皇も、年6場所制度が今の体力に相応しくない重荷になっていて、このような大関死守型になっているのだが、同じく現状死守をはかっている総理大臣の椅子とは違うのだから、大関の椅子を二人で一つにして、年3場所ずつ交互に出場すれば、もっといい成績をおさめるのではないだろうか。(もちろん給料は半分になるが)


ところで、親方の千代の富士の元後援会の人から聞いた話しだが、千代の富士はゴルフが異常に巧かったそうだ。ハンディ片手以下だったそうだ。人生初ラウンドで86。練習の虫だったそうだ。

千代大海もゴルフが大好きで、昨年はゴルフ場でティーショットを打った時に、力が入りすぎて、カーボンシャフトを折ってしまったそうだ。


今場所前のモンゴルフが話題になっていたが、朝青龍にとっての最大の問題は、元々少ない稽古時間が、さらにゴルフの練習時間で削られることではないだろうか。