いつもは、土曜日を将棋テーマにしているのだが、今週末は1日ずらせて日曜日に。
理由は、前日(5月2日)に、ある将棋関係のパーティがあり、まったくの端役で出演したこと。
メーンイベントは、某A棋士の某永世タイトル取得と某B棋士の昇級と某C棋士の勝率一位と某Dさんの女流棋士資格獲得の記念パーティ。某S先生の主催というわけである。
さらに、某C棋士が詰将棋解答選手権の5回優勝により詰将棋八段の授与式が行われることになっていた。(私は四段です)
そして、イーブニングパーティは、まもなく行われる将棋連盟の理事選挙を控え、大票田と見込んで、売り込みや切り崩しのロビー活動になるのではないかという噂もチラホラ。
某E観戦記者のこととか休場宣言した某F女流のことも気がかりである。
(といっても、会費制の私的パーティなので、生のマグロよりも生臭いことは書きませんから、念のため。)
さらに、パーティに先立ち、昼過ぎからは前座のアトラクションがあって、LPSAから大挙応援団が来て指導対局会があるのだが、その会場の一部を使って『詰将棋コーナー』が開設され、棋界でもっとも無口ではないかと推定されている某C棋士と私が担当することになっていた。
しかし、アトラクションの大盤の前で、「詰むや詰まざるや」とかを解説するのも苦しいし、考え付いたのが「詰将棋ミニ解答選手権」。拙作を希望者に解いてもらって、大盤で解説しながら、トーク。もちろん、解説よりも、トークの中でC棋士の口を開き、個人的秘密に迫るという作戦。合わせて、C棋士は、「どういう順番で読んでいるのか」というのも専門的謎なのだが、たぶん解明できないだろう。
といっても、事前に知りえた噂や情報はあまりない。
1.当日、和服で登場するという噂。
2.本当は竜王より強く、「竜王位」を狙っているという説。
3.ゲームセンターで太鼓を叩くのが好きという噂(妻の一言ブログ)。
4.色紙を書くのが得意ではないという事実。(なぜ?)
まったく、体系的になっていない情報なので、各一言で終わりそうな予感。
そして、一般用5題(5手から9手)と、チャレンジ用5題(9手から15手)の問題用紙を作って、会場の東京都内の会場(ホテル)に向かう。まずは、なんとか新型インフルエンザの大流行直前に開会できたことに感謝しよう。
実際には、時間に追われて、解説会でのトークでは詰将棋以外のことをC棋士から聞くことはできなかったのだが、一般に言われるほど無口なのではなく、「仕事熱心」ということだと思う。時間のあいているときに、私とE観戦記者がC棋士に目隠し詰将棋を(詰将棋パラダイス誌から)出題するという超人的余興をやってみたのだが、なんなく解いてしまうのであった。
さらに、パーティの席で、渡辺弥生さんだが、「このうえなくうれしい」という表情。最近、世間で見ないような喜び方で、そこまで喜べば、見ているこちらも嬉しくなるものである。
ということで、ここから先は、また来週末のブログということに(急に病院に隔離されたら別)。
さて、4月18日出題作の解答。ちょっと長い。
▲3八飛 △4九玉 ▲6七角 △5八歩(途中図1) ▲同角 △5九玉 ▲1八角 △6八玉 ▲6九角 △7九玉 ▲7八角 △8八玉 ▲8九角 △9七玉 ▲9八歩 △9六玉 ▲6三角成(途中図2) △同金 ▲8八桂 △9五玉 ▲1五飛まで21手詰。
一見して、玉と角のダンスが予想されるのだが、2九の角が踊ると3七にダンスホールの非常出口がある。
パートナー交換で7八の角が登場するのだが、嫌な中合選択がある。一番安い歩が正解である。
そして。9筋まで追いかけると、出口があって、さあ・・
という時に、1筋に眠っていた飛車と角を一気に投入。国家崩壊の瀬戸際でノドンとテポドンを一気に発射するようなものだろうか。9筋の玉を1筋の飛車で詰めようという、欲張りである。(なお、▲6三角不成と横着すると詰まない。)
今週の問題。
本来なら、ミニ解答選手権で使用した問題を出せばいいのだが、まだ、解答未整理のため、整理してから出題予定。(一部は本ブログで過去に出題した問題、あるいは改造作も含まれるので)
今週の問題は、筋が見えれば、簡単かな。ヒントは、「双玉の意味は?」。
わかった、と思われた方は、コメント欄に、最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。
理由は、前日(5月2日)に、ある将棋関係のパーティがあり、まったくの端役で出演したこと。
メーンイベントは、某A棋士の某永世タイトル取得と某B棋士の昇級と某C棋士の勝率一位と某Dさんの女流棋士資格獲得の記念パーティ。某S先生の主催というわけである。
さらに、某C棋士が詰将棋解答選手権の5回優勝により詰将棋八段の授与式が行われることになっていた。(私は四段です)
そして、イーブニングパーティは、まもなく行われる将棋連盟の理事選挙を控え、大票田と見込んで、売り込みや切り崩しのロビー活動になるのではないかという噂もチラホラ。
某E観戦記者のこととか休場宣言した某F女流のことも気がかりである。
(といっても、会費制の私的パーティなので、生のマグロよりも生臭いことは書きませんから、念のため。)
さらに、パーティに先立ち、昼過ぎからは前座のアトラクションがあって、LPSAから大挙応援団が来て指導対局会があるのだが、その会場の一部を使って『詰将棋コーナー』が開設され、棋界でもっとも無口ではないかと推定されている某C棋士と私が担当することになっていた。
しかし、アトラクションの大盤の前で、「詰むや詰まざるや」とかを解説するのも苦しいし、考え付いたのが「詰将棋ミニ解答選手権」。拙作を希望者に解いてもらって、大盤で解説しながら、トーク。もちろん、解説よりも、トークの中でC棋士の口を開き、個人的秘密に迫るという作戦。合わせて、C棋士は、「どういう順番で読んでいるのか」というのも専門的謎なのだが、たぶん解明できないだろう。
といっても、事前に知りえた噂や情報はあまりない。
1.当日、和服で登場するという噂。
2.本当は竜王より強く、「竜王位」を狙っているという説。
3.ゲームセンターで太鼓を叩くのが好きという噂(妻の一言ブログ)。
4.色紙を書くのが得意ではないという事実。(なぜ?)
まったく、体系的になっていない情報なので、各一言で終わりそうな予感。
そして、一般用5題(5手から9手)と、チャレンジ用5題(9手から15手)の問題用紙を作って、会場の東京都内の会場(ホテル)に向かう。まずは、なんとか新型インフルエンザの大流行直前に開会できたことに感謝しよう。
実際には、時間に追われて、解説会でのトークでは詰将棋以外のことをC棋士から聞くことはできなかったのだが、一般に言われるほど無口なのではなく、「仕事熱心」ということだと思う。時間のあいているときに、私とE観戦記者がC棋士に目隠し詰将棋を(詰将棋パラダイス誌から)出題するという超人的余興をやってみたのだが、なんなく解いてしまうのであった。
さらに、パーティの席で、渡辺弥生さんだが、「このうえなくうれしい」という表情。最近、世間で見ないような喜び方で、そこまで喜べば、見ているこちらも嬉しくなるものである。
ということで、ここから先は、また来週末のブログということに(急に病院に隔離されたら別)。
さて、4月18日出題作の解答。ちょっと長い。
▲3八飛 △4九玉 ▲6七角 △5八歩(途中図1) ▲同角 △5九玉 ▲1八角 △6八玉 ▲6九角 △7九玉 ▲7八角 △8八玉 ▲8九角 △9七玉 ▲9八歩 △9六玉 ▲6三角成(途中図2) △同金 ▲8八桂 △9五玉 ▲1五飛まで21手詰。
一見して、玉と角のダンスが予想されるのだが、2九の角が踊ると3七にダンスホールの非常出口がある。
パートナー交換で7八の角が登場するのだが、嫌な中合選択がある。一番安い歩が正解である。
そして。9筋まで追いかけると、出口があって、さあ・・
という時に、1筋に眠っていた飛車と角を一気に投入。国家崩壊の瀬戸際でノドンとテポドンを一気に発射するようなものだろうか。9筋の玉を1筋の飛車で詰めようという、欲張りである。(なお、▲6三角不成と横着すると詰まない。)
今週の問題。
本来なら、ミニ解答選手権で使用した問題を出せばいいのだが、まだ、解答未整理のため、整理してから出題予定。(一部は本ブログで過去に出題した問題、あるいは改造作も含まれるので)
今週の問題は、筋が見えれば、簡単かな。ヒントは、「双玉の意味は?」。
わかった、と思われた方は、コメント欄に、最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。