アレグリアって何語?

2004-11-10 21:57:11 | 市民A
7415d9b6.jpg週末に、東京代々木で行われている「アレグリア2」に行ってきた。古いことばで言えばサーカスだが、そのことばでは、古すぎると思うのだが、パンフレットには、自ら「スーパーサーカス」と書いてある。まあ、楽天の野球チームも「楽天野球団」というくらいだから・・

シルク・ドゥ・ソレイユというのがサーカス団の名前だが、ライオンや手品師は出てこない。純粋にアクティブ・アクション中心で、演目の合間にちょっとピエロ(クラウン)が出てくる。10月の終わりから約10ヶ月をかけ、東京、福岡、名古屋、大阪と巡業するわけで、すでに感動した人もいるだろうが、未感動の人もいるので詳しく書くのは憚られる。で、詳細は語らない。

が、すべての演目で感動するというのはちょっと難しい。一緒に何人かで見に行ったのだが、後で聞くと、感動した演目について、人によりずいぶん違いがあることがわかる。私の好みはスーパーパワー・トラック(トランポリン)とスラック・ワイヤー(ロープ渡り)だが、好みは分かれるところだ。一つ一つのショーはだいぶ趣が違うので、好き嫌いがわかれるのだろうが、早い話、2時間半のうち1分でも大感激すればそれでいいのじゃないかなって思う。すべてをガツガツ楽しむという貧乏性の人は、行かないほうがいい。サーカスは頽廃の美学だ。日本公演は全340ステージだそうだが、日本人も豊かだ。もう欧州の文化的一流国にかなり近い。

そして、シルク・ドゥ・ソレイユはインターナショナルだ。多国籍の人種が集まっている。アジア系も多い。フランス語の歌が登場したり、イメージは古代ローマだったりするので、てっきりフランスかイタリアかと思っていたのだが休憩時間に確認したところ、カナダであることがわかった。ケベックだ。

それで、アレグリアっていうのはスペイン語で「歓喜」ということばだそうである。以前スペインに行くときに覚えたスペイン語が5つあるので、6つ目のスペイン語である。
ちなみにその5つとは、ウーノ(一つ)、ドス(二つ)、アミーゴ(ともだち)、アディオス(サヨナラ)、バル(飲み屋)だ。

ついでの話だが、原宿駅前の「コクド」本社には数名の新聞記者がいたが、堤氏をまちぶせする位なら、もっと記事を書くほうに傾注したらいいのにと思う。

もう一つ。竹下通りもずっと行っていなかったけれど、足早に通り過ぎてみて、がっかりしてしまった。

しかし、ショーを思い返すと、無性にフェリーニの映画を見たくなった。