言葉の救はれ・時代と文學

言葉は道具であるなら、もつとそれを使ひこなせるやうに、こちらを磨く必要がある。日常生活の言葉遣ひを吟味し、言葉に学ばう。

ミスタードーナッツの一号店は箕面店

2010年08月27日 22時28分54秒 | 日記・エッセイ・コラム

 どうでもよいことを書く。今朝、新聞を読んでゐたら、ミスタードーナッツの一号店は大阪府の箕面店であると書いてあつた。驚きである。それはもちろん今私が住んでゐる市だからである。確かにダスキンの大きなお店はあるが、その社長がアメリカに行つてミスタードーナッツのフランチャイズのことを知り導入したのが、まさか当地であるとは。驚いた。

 ミスタードーナッツには思ひ出がある。私が中学生の頃、当時住んでゐた静岡のある地方都市の駅前にもミスタードーナッツのお店が出来た。もう三十年以上前である。それを日曜日にわざわざ電車で出掛け買つて来た。家族の分を買つて帰り食べたのだ。これがじつに美味しかつた。エンゼルクリームと棒状のドーナッツ。穴の空いたいはゆるドーナッツ状でないドーナッツを初めて食べたのもそのときである。まさかドーナッツだけのお店ができるなんて信じられなかつた。あの半透明の紙で包み、砂糖がつかないやうにして食べるスタイルも、不思議な満足感があつて懐かしい。でも、今はもう食べない。正直言つて美味しいと思はなくなつてしまつたのだ。スターバックスのハニーシュガードーナッツの方が断然おいしいと思ふ。それも半分でいい。我が家はダスキンのモップと換気扇のカバーを利用してゐるから、ミスタードーナッツの割引券をいただくが、買ふことはない。こちらの味覚が変はつてしまつたのであらうか。あの懐かしい美味しい味を味はへないのはほんたうに残念なのだ。もし味が落ちてゐるのなら、復活させてほしいものだ。

 ところで、今夏久しぶりに韓国に行つたが、今は日本から撤退したダンキンドーナッツがあつたので食した。夜の十一時ごろに買つたのを翌朝に食べたのだが、悲しくなるほど美味しくなかつた。概して韓国のパンは美味しくないが、その予想は的中した。韓国は肉と野菜が美味しい。それで満足だ。ついでに、日本車の多さに驚いた。相変はらずクラクションを鳴らしながら猛烈なスピードで市中を走る車の風景が見られた。しかし、車の質は数段よくなり、地下鉄はきれいになり、ソウル駅の見違へるほどの豪華さに驚いた。

  友人との夕食を青瓦台近くのレストランで楽しんだが、わづか一時間半で味はへる隣国の情緒を十二分に楽しんで帰つてきた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする