ICT工夫
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【2012-04-27 追記】 とりあえず山梨県内の報道記事から確認しました・・・
◇ 読売新聞山梨版で2012年4月27日記事、民主県連、判決に安堵 小沢元代表無罪 野党、「説明責任」追及 からは、次のコメントをマークしておきます。
公明党山梨県本部の安本美紀代表は「国民の思いはすっきりしないのではないか。小沢氏は元秘書の監督責任を負うべきだ」と述べた。
批判の論点を「元秘書の監督責任」とはっきり語られたものと思います。「元秘書」は有罪であるという前提でしょうから、東京地裁判決の「推認」にも正当性を認められておられると思えます。「推認」 については既に多くのネット記事で語られていますので、私がいまさら言うべきことはありません。

◇ 朝日新聞山梨版の4月27日記事では、小沢氏無罪判決受け県政界 が読売新聞と同様な内容を伝えていました。その中からマークしたのは次のコメントです・・・
共産党山梨県委員会の千葉信男委員長は「まだ原資4億円の出どころについて、小沢氏には道義的、政治的な説明責任は残る。今後、国会の場で明らかにされるべきだ」と話した。
陸山会事件をフォローしていた方々は分かっている事ですが、これは政治資金規正法違反が問われた問題です。
特捜検察は原資4億円の出どころに「汚れた金」が含まれているはずだとの前提から、この政治資金規正法違反を「疑獄事件」に発展させられると考えていた。ネット情報によれば政治資金報告の記入ミスについては、通常は修正ですませるものであり、また、総務省では当該報告書についてはミスが無いとしているという情報もありました。
しかし、疑獄事件にするためにこそ、秘書を逮捕・拘留して取り調べ、水谷建設などの捜査も行なわれ、検索リークに基づいてロビーで金を秘書と受渡しした場面の映像を作成・放映したテレビもありました。
原資4億円(これは金額の問題ではないはずなので、40万円でも400万円でも同じです)、これがイカガワシイ金だとする理由がどこかにあるなら、それを知りたいと思っています。その理由を国民がなるほどと思えるなら、小沢さんにもう一度語っていただく。答えはこれまで何度も語られた内容と変らないと思います。
「小沢一郎の政治と金」については、平野貞夫さんのネット記事で日本の政治史をも踏まえて書かれていたのを私は読みました。その一つ一つについて、ここがイカガワシイ!という反論をまずなさることも大切な情報発信です。日本の政界でそれが出来るのは日本共産党だけらしいことはネット記事から存じています。

もっとも大切なことは、「原資4億円」どころか、「税金の使い道**千億円のイカガワシサ」を徹底的に改革することではないかと私は思っています。それを成し遂げて「国民の生活が第一」の国政・社会にしたいと活動する人を、政界から排除したかった人々の存在、そこに目を向けるべきだと私は考えながら陸山会・小沢一郎事件をフォローしてきました。
もしも、小沢一郎さんが金に汚い人で自分の権力欲と蓄財のために日本の政治をかき回して来た人なのだとすれば、金丸氏-輿石氏と繋がる小沢さんの原資4億円の中には、きっと山梨から漏れたお金も混じっているのでしょうね。そういう明らかな歴史の一幕がどこかに書かれているなら、読んでおきたいと思っています。【以上 2012-04-27 追記】


小沢一郎さんの一審無罪判決がよほど骨身に応えているのか、マスコミと一蓮托生の人々が十年一日のごとく「政治と金」、「道義的、政治的責任」と語る時に、その具体的な事実と論理的な道筋を示して教えてくれている記事を探したい。
特捜検察が綿密な捜査をしても起訴できなかった事案について、特捜も探せなかった、小沢一郎さんが隠し通している犯罪的事実を知っている人がおられるなら、それを開示することが国民の為だと思うので、今度こそきっと良い記事が見つかると思う。

私がこれまでここに書いた記事は以下のようなものだが、今回の判決について論じている記事を調べて読んでいる時間は無い、リンク集においたサイトくらいは巡回する予定。



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