NHK山梨のニュース 04月10日 19時41分で、「小中学校でパソコン39台紛失」 を読みました。
報じられた甲府市立の小中学校11校(校名不祥)では児童・生徒の学習に使っているというのは名目に過ぎなかった、整備したパソコンが学習に活用されていたなら、欠品は即座に気が付くはずです。それが昨年2月に発覚してから市内全校調査して、1年かかって全体の盗難状況が分かったというNHKのニュース記事が、正確な内容を伝えているなら、これらのノートパソコンは実際には使われていなかった事を示しています。
もし授業が行なわれていたなら、生徒数に見合った台数が足りないことで、生徒は計画された人数より多い人数で1台のパソコンを使うことになるでしょう、それは授業の崩壊に等しいはずです。仮に野球の授業でグローブが学校の備品として準備されているとしたら、その数が足りなければ野球ができません。それと同じことです。教育の現場が崩壊している絶望感を感じない方がおかしい。
3.11以来の、特に原発震災が引き起こした給食への不安などが、甲府市から情報発信もなく、それに対する市民の反応がネット情報としても見えてこない状況が続いたことを訝しく思っていました。
だからこのニュースで甲府市ICT教育の実態が分かり、そういうことだったのかと絶望感を感じるしかありませんでした。
以下、NHK記事から引用・・・
甲府市立の小中学校11校でパソコンあわせて39台が紛失していたことがわかり、市の教育委員会は盗まれた可能性が高いとみて警察と対応を話し合っています。 甲府市教育委員会によりますと紛失したのは甲府市立小学校6校と中学校5校のあわせて11校で、児童・生徒の学習に使っているノート型のパソコン39台です。 去年2月、小学校の1校で3台が紛失していることがわかり、すべての小中学校を調べた結果、ことし3月にかけてほかにも36台の紛失が確認されたということです。被害総額は156万円相当で、教育委員会は、盗まれた可能性が高いとみて警察と対応を話し合っています。 教育委員会では学校に対し、パソコンの番号を帳簿に書いて管理するよう指示していますが、紛失が確認された学校では、いずれも帳簿を作成していなかったということです。 甲府市教育委員会の長谷川義高教育長は「このような事態になり、誠に遺憾です。再発防止に向けて各学校に対し、管理体制の強化を指導・徹底していきたい」と話していました。
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