ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




Tokushima20120405 2012年4月6日、国(環境省)から3月16日に山梨県庁を経由して県内自治体にお達しがあった震災瓦礫広域処理に関する回答日です。

地元紙の見出しにこんなタイトルが見えることを期待したいと思いますが、これは「徳島新聞」の2012年4月5日記事、「県、受け入れ困難と回答 がれき広域処理で環境省に」の画像です。「放射性物質から徳島を守ろう!」からいただきました(部分引用)。
ちなみに、このブロガーさんは、東京新聞「特報」でバグフィルターの安全性についての特集記事(2012年01月23日)を紹介されています。

徳島新聞の記事で私が重要な記述だと思ったのは以下の部分です。(強調・下線は編者)
『徳島県は4日、県内24市町村と処理施設を持つ一部事務組合・広域連合4団体に対する意向調査の結果を受け、がれきの受け入れは難しいとの内容の文書を環境省に郵送した。  文書では、意向調査の結果をまとめ「住民の放射能に対する不安や安全性についての問題などから受け入れを前向きに検討する市町村などはなかった」と指摘。3月27日に県庁で開いた意見交換会で、環境省が市町村の疑問に対し明確に説明しなかったとして「十分な情報開示と説明責任を果たすように」との要望を付記した。』

この問題に対する徳島県の立脚点は、震災瓦礫処理に関心があるネティズンには大変有名になっています。
それは、トップページ > ようこそ知事室へ > とくしま 目安箱 > 提言と回答、からです。
◇ 2012-03-15 タイトル:放射線が怖い? いいえ本当に怖いのは無知から来る恐怖 に対する【環境整備課からの回答】
◇ 2012-03-29 タイトル:東日本大震災のがれき問題「賛成でも反対でもなく、日本の倫理感から考えると、あたりまえのことだと思います。」 に対する【環境整備課からの回答】

もちろん、山梨県庁も、市町村やごみ処理組合関係者の方々も、各議会議員諸氏も、バグフィルター問題を含めて、これらの記事はお読みになりながら検討を続けられたと思います。
2012-03-29分の回答に書かれている、(なお、徳島県においては、放射性物質により汚染された震災がれきは、国の責任で、国において処理すべきであると政策提言しております。)について確認してみたのですが、
平成24年度政府予算に対する「徳島発の政策提言」(2011年6月1日)の「03」-h23teigen-03.pdf、「14」ではないかと思います。より最新のものがあるかどうかは、県庁並びに県内各自治体におかれまして、徳島県にしかるべくお問合せください。

災害廃棄物処理のための広域的支援体制の推進について
Tokushima_teigen_h23

サイトから見ている限り、国のツカイッパシリ仕事しか出来ない山梨県庁なら、税金の無駄遣い、仕分け対象として検討したいと思う 3.11以来「今日この頃」ですが、いかがなものでしょうか。
検索 震災がれき 広域処理 回答日、なにごとも他都市にならう皆様に。言うまでもなく、検索結果から「ニュース」に絞り込むと「読みたく無いブログ記事」は排除できます。


これまでの報道記事によると、山梨県内から搬出している焼却灰の受入先として長野県、茨城県、群馬県、奈良県などが見えていましたが、具体的な自治体、施設名は私はわかりません。
これら各県が環境省の問合せに対しては、どのように回答したかを確認しておくことは必要でしょう。
しかし、各県震災瓦礫の受入れに対する姿勢と、山梨県で処理された震災瓦礫の焼却灰を受入れるかどうかの判断とが、どのような関係で決まるのかは、私には未だわかりません。
がれき広域処理 長野県「現時点で受け入れ難しい」環境相に回答提出(産経新聞 2012.4.6 19:59) 『(長野)県は低濃度汚染廃棄物に対する責任や安全性の根拠について国の説明がなされていないと判断した。』 また、『町村会側からも「受け入れて焼却処理しても埋め立て処分は県外にお願いしている」(伊藤喜平下條村長)と苦しい事情を明かす声も。』にはちょっと驚きました。長野でも県内処分ができない地域もあるのです。
長野県プレス発表資料 4月6日(金) 16:07 災害廃棄物の広域処理に関する国からの要請に回答しましたにリンクされています。
群馬県公式ページ 災害廃棄物の広域処理への協力について



コメント ( 4 ) | Trackback ( )