第7回 播磨の綿まつり 2016・11・3(祝・火)
志方は江戸時代からの綿の産地です。この地での2回目の「播磨の綿まつり」は、たくさんの方に参加していただき大盛会でした。前日の雨が高御位山から空に昇っていくと、後に素晴らしいお天気が広がりました。改めてふるさとの山に見とれました。綿を摘んで頬にあてて喜ぶ子どもたちは、糸車、綿繰り器と、古い道具にも目を見張りました。そんな子どもたちの表情に接すると、3月に耕し、5月に種をまくことから始まる栽培作業の苦労が報われます。(綿まつりを開く田圃は、稲岡鉄工さんにお借りしています)今年の綿まつりは例年通り11月3日(祝・木)です。
■「稲岡工業株式会社文書」保存会が発足して1年半がすぎました。文書の整理作業は、倒産した稲岡工業株式会社(以下稲岡)の後に入られた稲岡鉄工株式会社さんのご厚意で事務所棟の二階をお借りすることができ、月二回、第1と第3の日曜日午前9時~12時まで行っております。
稲岡に遺された、加古川市史の目録にある地域の歴史的文化史料は、段ボール箱約200箱に収められていますが、損傷が激しく、封筒の中の史料を目録と照合させながら新しい封筒と交換をする作業をおこなっています。整理作業は順調に進み、12頁の表にあるように、8割弱整理できました。これからは、新しい目録作りが保存会によって始まります。どれほどの年月がかかるか予想がつきません。ご都合の良い第1・第3の日曜日に参加、ご協力下さる方をお待ちしています。
■1口1000円以上のご寄付をお寄せいただけましたら幸いです。ご寄付いただいた方には、来年3月発行の冊子「わたの里通信誌」3を送らせていただきます。(no3203)