ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

文字表現って難しいねえ

2006-08-23 06:08:19 | 脳みその日常
文字によって何かを伝えること。これには限界がある。単純なデータなどを羅列する程度のことなら簡単だ。しかし抽象的な事柄や微妙なニュアンスを伝えるとなると、そうはいかない。いくら考えても伝えたい形容詞が思い浮かばなかったり、文章そのものがダメダメだったりする。

これが仕事ならば呻吟しつつも頑張ろうと思う。だがプライベートで書く文章の場合、いくらこちらが気を遣って書いても、相手はこちらの思うように受け取らないこともある。誤解というほどではないが、異なる解釈をされるケースがあるのである。

そうした場合、こちらの意見を相手に正しく伝えるのは本当に骨が折れる。相手が目の前にいれば表情やジェスチュアでフォローすることも可能だろう。でも文字でしか伝えられない時は「追伸」なり、改めて説明するしかない。それほどまでに文字で伝えられる情報というのは限られるのである。

たとえば、ワシがここでグダグダと駄文を書くのも、できるだけ誤解されないようにするためだ。文字面ではシニカルに見えることもあるだろう。だからといって相手が心底憎くて書いているのではない。本当にその相手が嫌いだったらこんなところでネタにすることはまずない。限りなくスルーである。

あるネタをここで書くのは人物や事柄に対して少なからず愛情をもっているからだ。シニカルな表現だったり、手厳しい内容だったりするのはそれなりの意図があってのこと。賢明なる読み手ならおわかりだろうが、取り上げる内容がいかにキョーレツなものであっても、ワシの文章は対象を攻撃するだけで終わることはない。何らかの形で常にどこかでフォローするようにしている。

それでも真意が伝わらないことはある。もう、そうなるとお手上げというほかはない。こちらには全く悪意はないのに「コイツはひどいことを書きやがる」と勝手に解釈されてしまうのだから。まあ、いちいち反論したり釈明するのも面倒くさいから相手にしないけれど。もちろん、明らかにこちらが間違っていることがわかった時には素直に謝るし、訂正もするけどね。

あ、別に最近トラブルがあったというわけじゃないよ。フト思っただけのこと。誤解のないように。
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