ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

築造の目的は?…本山池

2024-03-21 06:55:17 | 岡山(ダム/堰堤)

どーも、ワシです。今回は岡山県久米郡美咲町定宗(くめぐん みさきちょう さだむね)にある吉井川水系本山川(ほんざんかわ)に築造された本山池を訪れます。ダム名は本山川に築造されたことによるのか、もしくはこの上流にある岩間山本山寺に由来するのかは不明。アクセスは県道52号沿いにある「本山寺」の表示に従って坂道を進み、道路の左側に最初に現われるガードレールが目印です。

なぜそれが目印なのかというと、本山池は道からは見えないから。で、ガードレールの端の小道を下っていくと目的地が見えてくるんです。

左岸の、いわゆるダム横に来ました。うわっ、決壊してる!…いえいえ、そうじゃありません。そういう構造らしい。

いわゆるダム上へ行くには川の中にある飛び石を渡ります。たまたまこの時は水量が少なかったので行けました。そして、中央付近から見た上流側の景色はこんな感じ。写真は逆光のため暗く見えますが、実際にはもっと明るいです。

池の下と遠景はこんな感じ。


対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。

右岸から傾斜の様子をご覧ください。

じゃあってんで、左岸からも撮ってみます。


左岸側にある流水路。石が緩やかな傾斜で敷き詰められて並んでいます。これも越流式といえるんでしょうかねえ。


さて、本山池には公式サイトはなく、諸元は不明。ダム便覧によれば、高さが20.4m、長さが72.0mのアースダムで1920年に着工し、1939年に竣工したとあります。(参考

でも、気になるのは何を目的とした池なんでしょうね。農業用にしてはほったらかし状態のようだし…。
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