ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

だましのオービス

2005-02-03 18:18:45 | ドライブ関連
たぶん、もう出頭要請は来ないと思うので書く。昨年8月のある日、深夜の小淵沢をクルマで走っていた時のこと。それまではずっと山道のようなところを走っていたが、あまり遊んでいると夜が明けそうになったのでR20に入る。時間が時間だったから道路はガラガラ。で、いつものようにカッ飛ぶ。しばらく上り方向に走っていると、速度警告板なるものが登場。

「おや、前からこんなものあったか?」

ご存知のように速度警告板には制限速度をオーバーして走っていると「●●キロ オーバー」のような表示が電光掲示で出てくる。もちろん警告版はワシにも親切に教えてくれた。

「45キロ オーバー」うははは、やっぱりな…

そこの制限速度は50km/hだから、計算しなくてもその時ワシは95km/hで走っていたことになる。そこまではまだよかった。問題はその警告板を過ぎた直後に憎きオービスがあったこと。

オービスというのは速度超過したクルマを感知すると、そのクルマがそこを通過する瞬間に強烈な光を放ち違反車両を撮影する機械である。そう、まさにコイツが次の瞬間にパシャ!っと光りやがったのである。違反したクセに文句を抜かすなと言うかもしれない。いや、確かにそう。文句を言える立場にはない。しかしだねえ、通常の場合、警告板を通過した直後にオービスは設置されないだろ。それじゃあ警告してる意味がないし。

ワシの場合、警告板にスピード超過が出たら、すぐに減速することにしている。何も「よし、もっとスピードを出してやれ」なんて夢にも思わない。そんなマゾ的な趣味はない。ただ、いくら95km/hで走っていたとしてもオービスが感知する前に許容速度までは落とせる。それは経験から言える。しかし、その時はそんな時間はなかった。いきなりスポットライトだもんな(苦笑)

とにかく光ってしまったことは事実。いまさら、どーにもならない。免停の通知が来る覚悟をしなければならん。腹をくくった。そうして3ヶ月が過ぎた。なぜ3ヶ月かというと、恐怖の通知が来るまでに3ヶ月かかることもあるという話を聞いたことがあるから。やんちゃな他の友人の話を聞いても、やはり3ヶ月以内に「おたより」が届いたそうな。ところが、ワシのところにはまったく「おたより」が届かなかった。さきほども郵便受けの中をくまなく探したが、ない。

うすうす知っていたが、3ヶ月を過ぎても「おたより」が届かない場合、あのオービスのスポットライトは「だまし」であるという。つまり威嚇の意味を込めて光ることもあるのだ。もちろん、すべてのオービスがそうというわけではない。きっちりと「いい仕事をする」オービスもある。

知り合いの同業者は滋賀県の国道で「いい仕事をされた」そうな。彼の場合、昨年の7月に光らせ不安におののいていると、9月にはうやうやしく「おたより」が届いたという。もちろんその時、彼が感涙にむせたことは言うまでもない。(笑)ま、それもこれも運なのかもしれないのぉ。

そんなことを書いていたら、遠出したくなってきた。気分転換にどこかへ出掛けてみようかな。
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