ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

いい加減だな、まったく…

2004-08-27 04:59:42 | 脳みその日常
国民栄誉賞が見送りになるという。
ワシには関係ないので、どーでもいいことなのだが、政府の対応があまりにも杜撰だ。
賞を贈らない理由として、ヤミ献金をもらっといて平気な顔をしとる、いかにも間抜けそうな官房長官の説明によれば、

「確たる基準がなく、その時々の判断だ。ホームラン記録の王貞治氏は授与されたが、野球で大変な実績を残した長嶋茂雄氏には贈られていない」(参考記事)

と抜かす始末。
おい、その時々の判断って何だよ。
まさか気分で、贈る贈らないを決めてるのか?
そういういい加減な決め方をしているから、いつまで経っても日本はマトモな法治国家になれないんだよ。
受賞対象者をきっちりと決めればいいだけの話だろ。
笑わせるぜ、まったく…

たとえば、世界的な記録を打ち立てた人や金メダルを獲得した人、それにノーベル賞受賞者に贈るって決めればいいんじゃねーの?
国民栄誉賞ってさ、他国に誇れる何かを達成した人に贈られるものじゃないのかね。
アホ官房長官は「王貞治氏は授与されたが、野球で大変な実績を残した長嶋茂雄氏には贈られていない」と説明した。
バカタレめ、そんなの当然だろ。
王貞治氏は、世界に誇れるホームラン王(当時)だぞ。
長嶋氏には申し訳ないが、彼が世界レベルで何か記録を作ったのかね。
作っとらんだろが。
長嶋氏が評価されるのは、「ミスター」として国民的に親しまれるキャラクターだからに過ぎない。
だいたいだな、世界レベルのワンちゃんと情緒論からくるミスターを同列に考えることが間違ってやしないか?
もちろん、ワシだって「ミスター」の功績は評価しているさ。

でもさ、国民栄誉賞っていうのは、前述のように他国の人をも納得させられる何かがなくちゃならないだろ。
他国の人たちを納得させることができるのは、やっぱり世界基準となる数値や記録なんじゃないかな。
情緒論から生まれた大衆のスターってのは、悲しいかな、所詮「内輪の中でのヒーロー」でしかない。

逆の立場になって考えてみたほうがわかりやすいかもしれない。
つまり、他国でその功績は世界レベルではないが、ヒーロー扱いされている人をどれだけ思い浮かべられるだろう。
たぶん、ほとんど思い浮かばないと思うよ。
つまりは、そーゆーことなのさ。
だから、前述の通り、国民栄誉賞の基準なんてのは、簡単に設定できるはず。
基準さえ設定してしまえば、あとはそれを満たしている人物に賞を贈ればいいだけの話。
な、簡単なことだろ?
それをいつまでも、あーだこーだ決めかねているのは、結局のところ法の中に情緒論的な発想を持ち込むからなのさ。
いやー、いかにも「演歌の国」だねえ…(蔑)
悲しいのは、この国を動かしている連中が未だに「お涙ちょうだい」的な発想から脱していないこと。
(;´д`)トホホ

オマケの画像は、西新宿の都庁付近。
荷待ちのトラックや休憩中のタクシーが路肩に停車している。
なんとなく物悲しい雰囲気がいいでしょ?
その効果を最大に発揮しているのが、ワシの下手すぎる撮影の技術(泣)
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