ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

粘り勝ちの永井砂防ダム

2019-07-24 08:46:00 | 長野(ダム/堰堤)
地図を見ていたら東筑摩郡筑北村に「永井砂防ダム」なるものを発見。ダム横あたりに来たものの、入口やそれらしきものは見当たらず。あるのは豊かに生い茂る草と、なぜか遊具。一体これらがここにある意味はなんなのでしょうか。



クルマのヘッドライトを別の角度で照らしてみると、わかりにくいですが「あずまや」が…。言うまでもなくここに照明などありません。真っ暗闇。とにかく不気味です。



そんななか、ライトに反射するのはこんな看板のみ。



そうだ、発想を変えてダム下のほうへ行ってみよう。地図を見たら細い道があるので注意しながら進みます。するとダムの壁を構成している打ちっ放しのコンクリートが見えました。ここも実際には真っ暗で、画質をかなり明るく編集しています。



しかしここが本当に永井砂防ダムという証拠はない…。いや〜困りましたね。何かないかな。暗闇の中をコンクリートの壁面を眺めていたら、



おおっ、壁面上部にダムを示すプレートを発見! 所々剥げた部分はあるものの「証拠」をゲット。竣工は1970年10月なんですね。

粘ってみるもんです。でも経験上言えるのは深追いはしないこと。たとえ粘ったからといって成果があがるとは限りません。むしろ何らかのリスクに遭遇する確率が上がると思っていて間違いありません。

では、どこまで粘るか。これはね、ケース・バイ・ケースで正解はありません。今回はたまたま上手くいっただけで、直感的に「これ以上は危ないな」と感じたらそれ以上は進まず、速やかに撤退するのがベストな判断だと思います。何しろ「敵」は暗闇ですからね。危険の宝庫ですもん。

(メモ)
30年ほど前に知り合った音楽家が亡くなったことを知りました。ちょっと逝くには早かったな。葬儀に出るか…いやぁ、それ以来会ってないし。ともかく、ご冥福を祈りたいと思います。
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