ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

神社の横から…永平寺ダム

2021-11-04 07:34:02 | 福井(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。いや〜、11月になると雪の降る地域にあるダムへの道が通行止めになることが多い。「はるばる訪ねて来たのに…」とガッカリしてもどーもにもならん。そこでダム巡りも今月からは南へシフトします。東海・近畿の皆さん、よろしくね〜!(…って、誰に言うてんねん!)

とか言いながら、しばらくは福井県、滋賀県、そして京都府のダムを巡っていきます。

今回訪れたのは福井県吉田郡永平寺町志比(えいへいじちょうしひ)にある九頭竜川水系永平寺ダム。まずはダム下から見た「ご尊顔」をご覧ください。



ダム下にある副ダムはこんな感じ。ゴツイです。



これを撮影した場所は副ダムのすぐ下流にかかる耕雲橋から。橋自体はフツーですが、ダム名が永平寺だからか知りませんが、その親柱も仏教風?





時を戻そう!(ぺこぱのギャグ。もう古いか…)

アクセスは国道364号からまず永平寺を目指します。ご存知の通り、永平寺は1244年に曹洞宗の開祖、道元(1200-1253)により開山されたことで有名ですね。ま、そんなことはどーでもいいんです。永平寺まで来たら、そこの近くにある「白山神社」を探してください。そう、ここがポイント。実はグーグル先生の地図ではこの白山神社付近までしかストリート・ビューで見ることができないんです。つまりここまで。



先生の地図だけ見ると当該ダムへの道が出ていて、どうやら神社の横の道を進んでいくらしい。ところが上の写真では見切れていますが、今年4月に行った際、この右側に小屋があって300円だか400円と書かれた看板を見て「なぬっ、通行料でも取るんかい!」と思い永平寺ダムへ行くのを断念したんです。ストリート・ビューの景色がここまでなのもこれを撮影するグーグルカーがワシと同じように思ったのでその先に行くのを止めたのだと思います。

たぶんですが、これは奥にある駐車場を利用する際に徴収する料金で、当該ダムへ行く人は関係なかったのかもしれません。いずれにしてもここから先はストリート・ビューでは未見の領域。ワシは優しいので(笑)、駐車場の先の情報を教えちゃおうと思います。

駐車場の奥はこんな景色。ダムへ行くにはガードレールのある道を行けば到着することができます。下の写真の左側にも小道のような道がある感じなのですが、それは間違い。とにかくガードレールのところを進んでください。情報といってもこれだけですけどね。ははは。



舗装はされているものの、一車線ちょいの幅の道を進んで行くとこれまた狭いトンネルが現われます。それを抜けて行くとようやく目的のダムの左岸に来ます。そこからダムを見るとこんな感じ。



ダム横の駐車場には永平寺ダム周辺案内図。



永平寺ダムと刻まれた石碑。2002年3月竣工だそうです。



永平寺ダムの諸元が記された案内板。今はなんとか読むことができますが、そろそろヤバいかも…。





ダム横の貯水側にあるこの建物が永平寺ダム監視所。





そのすぐ近くには「大佛湖(だいぶつこ)」と刻まれた石碑。貯水湖名です。湖名の由来はダムの東側にある大佛寺山(だいぶつじさん:標高 807.3m)から。



その石碑のあるところからダムを見るとこんな感じ。



これがダム上です。歩いてみましょう。



ダム本体に嵌め込まれたプレート。ん?よく見るとここには「永平寺川ダム」と記されています。「永平寺ダム」じゃないんかい!調べてみると当初は「永平寺川ダム」だったようですが、2002年3月20日の竣工式では「永平寺ダム」と改名したようです。その経緯は不明(参考)。



ダム上、中央から見た大佛湖の様子。朝焼けで少し赤みを帯びていますが、それもまた良し。



高さ55mから見下ろしたダムの真下はこんな感じ。まあまあのスリルです。



下流側の遠景。



対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。ダム上の道は未舗装なので少々歩きにくいです。



同、大佛湖側から見たダムの様子。



同、下流側からダムを見るとこんな感じです。



最初に記したようにこのダムはクルマでは行けないものと思っていましたが、実際に来てみれば「な〜んだ、フツーに来れるじゃん」ってな感じ。でも静かで良いところです。
コメント    この記事についてブログを書く
« 後沢ため池(再訪2021) | トップ | 教育的配慮のある…河内川ダム »

コメントを投稿

福井(ダム/堰堤)」カテゴリの最新記事