ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

広いなぁ…白川ダム

2021-08-29 08:31:57 | 山形(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は昨日の記事で書いた西高峰頭首工から県道4号をさらに登ったところにある最上川水系の白川ダムを訪れます。住所は山形県西置賜郡飯豊町(にしおきたまぐんいいでまち)高峰。ダム名はそこを流れる置賜白川に由来します。

なお、「飯豊」という地名は岩手県北上市、同県遠野市、福島県須賀川市、同県岩瀬郡天栄村、同県田村郡小野町にもあり、いずれも「いいとよ」もしくは「いいどよ」と読みますが、「いいで」と読むのはここだけです。また、飯豊は福島、新潟、山形の三県にまたがる飯豊山(標高2,105m)に由来し、一般には「いいでさん」と呼ばれるようですが、福島県会津地方では「いいとよさん」と呼ぶようです。いずれにしろ、その名称となったのは諸説あるようですが、ひとつには雪化粧をした山の様子が白米を豊かに盛ったように見えたためと言われています。

まあ、そんなわけで、まずは「白川ダム」のお姿をご覧ください。



あ、でも、県道からいきなりこれが見えるわけじゃありません。県道からダムへの入口には門のようなそうでないようなモノがあります。



そこから見えるのはこんな景色。



そして「白川ダム」と刻まれた石碑と概要説明が記された石碑があります。それによると当該ダムは置賜白川の洪水調節を主な目的とした多目的ダムで、1971年に工事に着手し、中央コア型フィルダムの建設省(当時)直轄第一号として1980年に完成したとあります。







ダムへの通路を挟んだ反対側には慰霊碑があります。4名の方がダム建設にあたり殉職されました。合掌。





通路を進むと見えてくるのが白川ダムの管理支所の建物。





その先には白川ダムの案内板があります。



ダム建設のきっかけは1967年8月末に発生した羽越豪雨だったようです。



その近くには水利使用標識。使用目的は水力発電なんですね。



その横から伸びている先にあるのが取水塔。



で、このあたりからようやくダム上。でも直線ではなく、クネクネしています。



それを進むと洪水吐があります。下流方向を見るとこんな感じ。訪れた前日に大雨が降っていたので水の色が濁っています。





「洪水吐ゾーン」を過ぎてもダム上はまだ続きます。



さらに進んで、貯水湖を見るとこんな感じ。広いのでパノラマで撮ってみました。



一方、下流側の景色です。



対岸(右岸)には独特な形をしたものが。「監査廊右岸口」と書かれています。





対岸から振り返って見るとこんな感じ。いや〜、長いわぁ。



対岸、下流側から見るとこんな景色です。



同、貯水側から見るとこんな感じ。



実は白川ダムに到着した時、まだ雨が降っていたんです。しかしながらクルマから降りようとしたら不思議なことに雨が止みました。つくづく自分が晴れ男だと実感しましたね。まぁ、偶然っちゃあ偶然なんでしょうけど。

はっはっはっ。
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