ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

桑原二沢(南沢)砂防堰堤

2021-07-05 06:58:52 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。昨日ご紹介した長野県諏訪市四賀にある天竜川水系の桑原二沢(北沢)砂防堰堤の近く、手前の一本隣の道を登って行くと、似たような砂防堰堤が出現します。まずは「ご尊顔」をご覧ください。



近寄ってみると看板がありました。「桑原二沢砂防堰堤」と書かれています。あれれ、昨日の砂防堰堤の看板と全く同じ!一体どういうこと? ただし、こちらのほうが昨日のより高さは2.0m高く、長さ(横幅)は6.0m短いですね。また、昨日のは2015年12月竣工でしたが、こちらは2015年3月竣工なので、少しお兄さんになります。



例によって堰堤の上を見ようと思ったのですが、ここは急斜面過ぎてよじ登れず。そう、ワシがいくらポンコツでも、さすがに無茶はしません。どうやら少し回り道になりますが堰堤の横にいく道路(途中から未舗装路)があるようなのでクルマで向かいます。

到着です。これが堰堤横から見た様子。ガードレールを跨げば堰堤の上に行けそうなので、よっこいしょ。



堰堤の中央に来ました。こんな感じです。



そこから上流方面を見るとこんな感じ。やはりというべきか水はほとんど溜まっていません。



同じ場所から下流を見ると…、まあまあの高さを感じます。



堰堤本体には見えにくいですが「桑原二沢(南沢)砂防堰堤」と記されたプレートが付されています。



ここで、名称の意味が理解できました。つまりはこういうことです。ここ四賀桑原という場所に2つの沢があって、昨日ご紹介したのが北側を流れる沢の砂防堰堤、すなわち「桑原二沢(北沢)砂防堰堤」、そして今日のが南側で流れる沢の砂防堰堤なので「桑原二沢(南沢)砂防堰堤」というわけなんですね。竣工年も同じなので、おそらく2つの砂防堰堤をセットで築造しようという計画だったのではないでしょうか。たぶん。

おまけというわけじゃありませんが、上流側から見た「後頭部」をご覧ください。こうなっているんですね。まあ、興味のない人が見たら「何がおもろいねん!」と思うでしょうけど…。



ここ、実は2年ほど前に夜中に来たことがあるんです。なので正確に言えば「再訪」になるんですが、その時は当然ながら真っ暗でほとんど見えませんでした。そりゃそうです、照明設備なんてないんですから。

そんなわけでその時は記事にしなかったのですが、今回全貌が掴めたのでご紹介したという次第。昨日の記事の砂防堰堤と合わせてみると、竣工年と規模からして、まるで双子の砂防堰堤という感じですね。
コメント