ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

霧雨の霧積ダム

2019-10-20 19:39:54 | 群馬(ダム/堰堤)
群馬県安中市松井田町の霧積(きりづみ)ダムに来ました。1976年3月に完成したこのダムは県営ダム第1号だそうです。アクセスは県道56号(北軽井沢松井田線)を走って来ると看板があるのでわかりやすいです。





貯水池の名称は霧積湖。この麦わら帽子にはどんな意味が…。



脇道を下るとすぐにダムです。



竣工記念碑



親柱なのか、単なる門なのか、はたまた…





概要図



訪れた日がたまたま霧がかかった雨の日だったのですが、まるでこのダムの名前と風景がベスト・マッチングだったので思わず心の中で「ナイス!」と叫んでいました。



では、ダム上をクルマで行ってみましょう。



表面取水設備。常に同質の水を流すための工夫です。よく考えられているなと感心しますね。



霧にむせぶダム下の景色。



貯水側の霧積湖。



対岸に来ました。このダム上は緩やかなアーチ状の弧を描いているんですね。



上流側



下流側。「秋」が色づいています。



対岸側のあれこれ。







管理所はこの対岸側にあります。下の写真がそうなんですが、管理所を示すプレートが見当たりません。管理所の周囲をウロウロしていたらそこの職員と遭遇。

「散策コースに行かれますか?」(そういう散歩道があるようです)
「いえいえ、この管理所のプレートはどこかなと探していたんです」
「プレートですか…う〜ん、ああ、管理所の名前が書いているやつ?」
「そうそう、それです」
「あ〜、あれねぇ、確か数年前まではあったんですが、外したみたいですよ」
「そうなんですか」
「それっきりで、新たに付けてませんねぇ」(いやいや、そんなんでええんかい!)




職員の方たちは台風の季節になると24時間体制でダムの管理を行なうそうです。交代制とはいえ、大変なお仕事だと思います。
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ノンビリ寛げそうな坂本ダム

2019-10-20 07:51:42 | 群馬(ダム/堰堤)
群馬県安中市松井田町の坂本ダムは国道18号から「碓氷湖」へ行くとあります。このダムは利根川水系の碓氷川に作られたもので、1958年に建設省(現在の国土交通省)の砂防ダムとして竣工。1981年に河川管理施設移管に伴い県営ダムになりました。そして1985年にダム本体の補強・整備が行われ、最終的には1994年10月竣工。

ダム管理所前にはオシャレなモニュメントがあります。





ダムの概要



ログハウスのような管理所





その管理所の脇を降りて行くと…



ド〜ン、堂々たる坂本ダムの登場!(よっ、大統領!)



貯水側の碓氷湖です。



ダム上を歩いてみましょう。



下流はこんな感じで、



上流側の碓氷湖。この日は霧が立ち込めていました。



対岸に来ました。煉瓦が敷き詰められた道もいいですね。



脇の高台からの景色。





管理所から少し歩くと寛ぎの場所があります。



そこには唱歌《紅葉》の詩碑が。なぜまた…



説明によると、この詩は作者の高野辰之が信越本線で碓氷峠を通った際に作られたものだそうです。リンク先にあるように、ちょっと前に彼の記念館を訪れたことを思うと、なんとなく感慨深いものがあります。



この広場は碓氷湖に面していますが、台風19号の影響はここにも残されていました。これを見ると、湖面は一時相当高いところまで上がったのがわかります。



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