ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

一茶に想いを馳せる

2019-07-14 09:19:03 | ドライブ関連
上水内郡信濃町の国道18号を流していた時のこと。国道沿いの民家が気になりました。近寄って見ると小林一茶(1763-1827)の有名な俳句

「痩せがえる まけるな一茶 是にあり」(1816)



あぁ、この地は一茶が生まれ、晩年に過ごした場所。最晩年の文政10年、この地を大火が襲い、焼け残ったこの土蔵で余生を過ごします。この土蔵は先ほどの民家の裏にあります。



土蔵の前に何やら説明の書かれたプレートがありますが、撮影しようとすると光ってほとんど読めません。とほほ。



ならば、少し離れたところにある「一茶記念館」へ向かってみることに。

まずはこんな建物がお出迎え。



記念館はその横にあります。





近くにはこんな句碑も。



一茶は52歳で結婚しますが、生涯に3人の妻を迎えました。驚きなのは3人とも今でいう年の差婚だったこと。28歳、38歳、32歳。

最初の妻(菊)との間には三男一女が生まれましたが、全員2歳になる頃には亡くなってしまいます。菊が37歳で亡くなったのち、次に迎えた飯山藩士の娘(雪)とは1824年6月に再婚しますが、同年8月には離婚。

そして1826年8月に3度目の結婚。その相手(やを)には2歳になる連れ子(倉吉)がいましたが、この時、一茶は64歳! そして翌年一茶は亡くなるのですが、没後女児(やた)が生まれます(やたは47歳まで生きました)。

ふと見かけた景色から今回は色々なことを学びました。
コメント