ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

袖ヶ浦海浜公園

2006-09-25 05:28:22 | ドライブ関連
少し前にネズミー島に突撃したが、今回はもう少し先の内房へ。とりあえず京葉道路の蘇我インターで降りてR16を左折する。そして片側二車線のまっすぐな道路をどんどん進む。

このあたりの海沿いは大手企業の化学工場がまさに防波堤のように並んでいる。そのため道路は海に近いところを通っているのに海を見ることはほとんどできない。まあ、深夜だからどっちにしても真っ暗なんだけど…。

それでも海の近くに何かないかなと走っていたら、あった。袖ヶ浦海浜公園である。R16を東京方面から行くと袖ヶ浦の手前である長浦を過ぎたところに「袖ヶ浦海浜公園」の表示があるので、それを右折する。そこから4キロほどのところが目的地だ。

  


午前1時半頃に到着。上記のサイトをご覧になればお分かりのように駐車スペースはかなりある。しかも無料なので時間を気にせずゆっくり散策できる。敷地は広いのでどれが入り口なのか知らないが、とりあえずアーチ形のものがあったのでこれを入り口に認定しよう(笑)

当然ではあるが、この時間は真っ暗。公園内には街灯が多少あるけれど、心臓が弱い人と度胸のない奴はたぶんコワくて入場できないと思う。でもここに何があるのかという興味のほうが勝り、ワシは勇者のごとく闇の中を進んだ。

しばらく歩くと、突然サイロのような円筒形の物体が出現。高さはビルの4階ほどあるだろうか。これは要するに展望台である。らせん階段を上ったところに現われるのは美しい東京湾の眺め。

もちろん昼間なら最高だろうが今は深夜。確かに夜景を楽しむこともできる。しかし暗い階段をひとりで上る恐怖のほうがどう考えても強い。その強さといったら、もう千代の富士か朝青龍レベル。いや、双葉山と大鵬レベルかもしれん…。とにかくその階段を上ったはいいが、また下りなければならない。《魔笛》における試練ですよ!これは!そんなわけで夜景を楽しむ余裕すらなく、恐怖でシビレっぱなし。

イヤな汗を流しながら展望台を下りてきたら、向こうの闇から突然オンナの笑い声が…。どうやらカップルで来たらしく、イチャイチャしているところだったらしい。真夜中のデートですか、そーですか。それは構わんのだが、ワシにとってはタイミングが悪すぎ。恐怖からようやく解放されてホッとしたと思いきや、突然「キャハハ!」ですぜ。ノドまでこみあげた心臓が気管で詰まりそうになったじゃないですか!

くだらない冗談はともかくとして、この公園にはほかに風力発電をする風車がある。プロペラの親父みたいなデカイ三枚羽がブンブン音を立てながら回っているのだ。出ている音はたぶん発電する際の音なのだろうが、それにしてもシーンと静まり返ったなかでこのブンブン音は違う意味でコワい。風の強さによって音の高さが刻々と変化するので、それだけ聴いているとまるで生きているかのよう。ひぃぃぃぃぃ。

本日の走行距離、230km。
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