ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

家電も家族の一員

2005-09-09 15:03:31 | 脳みその日常
今朝パソコンを立ち上げてみるとウンともスンとも言わない。一瞬たじろくが、どうってことはない。ヘソを曲げているパソコンのご機嫌を取ればいいのだから。

Macユーザーのワシは今のマシンを使い始めて6年半ほどになる。その間に見舞われたトラブルは数知れず。Macの場合、ちゃんとしたマニュアルがないのでその都度考えなければならない。初心者の頃なんて何度もパニックに陥りそうになった。

でも、今思えば限りないトラブルも良い経験だった。だんだんわかってきたのは、パソコンも所詮機械だってこと。理詰めでトラブル・シューティングすれば部品の破損といった致命的な原因でない限り復活する。

もちろん、近年は使用しているiMacが「高齢化」してきたため、トラブルが起きる前に予め「健康診断」つまりメンテナンスすることにしている。そうすればヘソを曲げることなく動いてくれるから。今日突然動かなくなったのは、ここしばらくメンテナンスを忘れていたからであろう。機械とはいえ、コイツは意外に「構って欲しいちゃん」なのである。な、なんて「ういやつ」…。そうしたところが人間臭くて好きだ。

モノというのは、基本的には大切に使えば長持ちする。もちろん部品の複合体である機械のことだから、場合によってはハズレに出会ってしまうこともある。それは仕方がない。でも「オマエはワシにとって大切なんだよ」と思って使っていれば、それを雑に扱うことはないのだから長持ちするのも当然なのだ。現にウチのエアコンや冷蔵庫などは25年経過しても「現役」として今でも第一線で活躍している。

つまりは日頃のメンテナンスがいかに重要なのかということ。人間関係だって気配りが大切であるように、機械にも愛情を注げばちゃんと応えてくれるのだ。壊れないから買い替えずに済むわけだし。「そんな発想は貧乏臭いよ」と言うなかれ。何でもすぐに買い替えれば良いという考えだと、相手が人間でもそういう発想になるから恐ろしい。

そういう人はたいがい相手のことを思い遣る気持ちが薄い。それどころか、こういう人は自分にとって相手が邪魔に思えたら、さっさと関係解消したりするので油断がならない。でもね、相手が機械なら文句は言わないけど、相手が人間だと感情があるから厄介な事になりかねないんだよ。

お気をつけあれ。
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