ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

才能のなせるワザ

2005-04-06 11:40:47 | 脳みその日常
プロ野球はオープン戦開始時に「始球式」を行なう。近年は客寄せの手段として「話題の人」に始球式をしてもらうことが多い。今年もあちこちの球場で「話題の人」が始球式を行なった。

昨日の横浜で始球式をしたのはハンマー投げの室伏広治。通常ゲストが投げる球の軌道は弓の形をしている。それに思いっきりスローボールなのが普通だ。ところが室伏は違った。な、なんと131km/hというプロ並みの速球を投げたのである。

彼は昨年も大阪で始球式を経験したそうだが、その時には129km/hだったそうな。そのスピードでも十分スゴイのだが、彼としては納得がいかなかったらしい。「クソーッ、130km/hいかなかったのか…」の心境だったそうで。

でも考えてみて欲しい。室伏はハンマー投げの選手であって野球選手じゃない。なのに、ちょっと投げ込みの練習をしただけで130km/hのボールが投げられるというのは、驚き以外の何ものでもない。よほど地肩が強くなければシロートではあり得ないスピードなのだ。もし彼がハンマー投げでなく野球を選んだとしても相当な成績を収めていただろう。いや、歴史に残る豪腕投手になっていたかもしれない。

才能のある奴というのは何をやらせてもスゴイということなのか…
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