ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

面倒くさいな

2004-08-18 20:38:29 | 脳みその日常
連日、金メダルが確定している。
いや、別にどんな色のメダルでもよい。
また、どこの国の人が入賞してもよい。
見ていて気分がよいのは、その笑顔だ。
心の底から溢れ出る喜び。
これこそ、本当の笑顔なのだろう。
それにしても、みんな、いい顔をしているよなー。

新企画の執筆者メンバーを決めた。
誰に何を書いてもらうのかはまだ未定だが、とりあえず原稿の承諾はもらえた。
やれやれ…
そのうち、クライアントとの顔合わせがあるだろう。
あとは、書いてもらう原稿の内容をワシが考えれば良いだけだ。
実は、それが一番面倒くさいことだったりして…

執筆者のひとりであるF君と話をしていたら、同業者のK君の話になった。
なんでも、K君はクライアントには「いい顔」をしているらしい。
そのくせ、同業者仲間にはクレームの嵐を浴びせるので困るのそうだ。
そりゃそーだろうな。
ワシもK君には、以前エライ目にあったし(苦笑)
F君も、これで懲りたことだろう。
しかしなあ、同業者から顰蹙を買ってまでクライアントにゴマをすってもねえ。
そのうち相手にされなくなるのは目に見えてるのに…
本当に可哀想な奴だわ。
ワシは、K君のそんな態度を正そうと説教したことがあった。
でも、「馬の耳に念仏」とはこのことで、どうにもならなかった。
むしろ、彼はワシのことを今では快く思っていないだろう。

自分の考えがすべて正しいと思い込むことは、何事においても危険なことである。
自らの価値観に凝り固まってしまうと、周りが見えなくなるものさ。
そうした思考回路が出来上がってしまうと、物事を柔軟に考えられなくなる。
他人の価値観を認めたり、他人の発言に耳を傾けることは、逆説的だが自分を大きくするものなのだ。
K君の思考回路が閉じてしまっているのは、学問的な方法論をすべてに適用しているからにほかならない。
つまり、自らが認識しないことは信じないという姿勢だな。
もっといえば、認識したとしても、自分がそれに同意できなければ認めないということでもある。
だが、世の中の価値観がひとつじゃないことぐらい、子供だって知っている。
大人でありながら、K君がそれを理解できないとしたら、それは社会的不適応者と言われても仕方がないな。
ま、こんな奴に何を言ってもダメだから放置しておくけど。
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