湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

9/1 毎年焦っているみたいだが…

2011-09-02 05:38:07 | 引きこもり
2011/09/01 記
--------------
入学面談に駆りだされて、昨日今日と振り回されていた。台風12号が接近しているとのことで、先に用事を済ませようとするが、先方が捕まらない。動物福祉推進協会の方は、センターの電話が鳴りっぱなしなので、被災地に出ているのかもしれない。メールでは用が足らないがメールを出した。

東部病院で健康診断の結果を聞きに行った帰り、茅ヶ崎サポセンに立ち寄る。湘南あすなろ会の**さんから連絡が入っていないか確認するが音信不通。県のしごとサポーター**さんと行き違う。21日に茅ヶ崎市勤労市民会館を会場に「かながわ障害者雇用フォーラム」の案内を置いていったとか。これは今日2日、相模大野のグリーンホールで開かれるものと同じ。「知的障害者雇用の現場から―心休まらない日々の記録」の著者安部省吾氏の講演とパネルディスカッションがある。さっそく申し込んだ。

相模原の美容室に寄ってからJR相模原の塾に回る予定が、午前中行ってきたばかりの相模大野校から、また呼び出しがかかった。湘南のある高校からの入学希望者が私を指名してきたのだった。名前を聞いてすぐにわかった。兄貴を私は教えていたのだ。ただ個別巡回は私は定年退職だそうで担当できないので、通学個人指導になる。ところが弟も問題を抱えて不登校をしていたので、あっさり「通学」と担当者が言い切れなかったらしい。ともあれ買い物の野菜をコインロッカーに入れて、相模大野に向かった。この件は、なんとか方針を出すことができたらからよかったものの、降ったり止んだりするゲリラ雨に祟られつつ、報告を済ませて、JR相模原に向かった。結局美容室には行けなかったのだが、店舗の場所の確認はしてきた。

もう一件、DVがらみの方と連絡を取る必要があったが、これも電話に出ない。ペットレスキューの活動に参加していた方なので、これも困っている。DVの可能性が捨てきれないからだ。最近、携帯・メール・FAXを使わない方との連絡が多くなったが、連絡の空転がなんとも気がかりでならない。

JR相模原の塾では、8月に気仙沼に行ってきたという話が出ていた。祖父が一ノ関の病院から疎開してきた気仙沼の方の案内で、塾生と講師有志が車中2泊の強行軍ドライブをしてきたらしい。見学してきただけと聞いて、勿体無いと私は口に出そうになって、言葉を飲み込んだ。私の自由になることではないから仕方が無いのだが、10月は陸前高田から石巻を通って帰りたい。ドライブの相手が見つからないので、どうしたものかと思っていた矢先だったからだ。継続した活動を作るという発想が、彼らにはないので仕方がないのだが、あの人は岩手という、連携できない空転の通じない悲しさに、気まぐれな雨空を見上げた。

コインロッカーの野菜はすっかり萎えてしまっていた。母には軽食を済ませておくようにと連絡を取っておいたが、案の定、食べたくないと言い出して、予定していた野菜スープが正解だった。冷蔵庫を漁って自分の食事をすませたが、毎年この9月はじめは、孤立感が漂う。ルーチンワークを済ませていくことと、撒いた種を畑を眺めて待つことが必要。相模原の保健師さんとも連絡を取る。仮設の見守りを後方支援から何ができるか、もっとピントを合わせるためだ。3・4日、台風に制限を受けそうな天候に、引き伸ばしの呪いがかかっているように感じて、焦るなと自分に言い聞かせて東海新報のバックナンバーの情報拾いを続けている。

訪問理容をしている被災地の方をつかんだが、FAX。応答が返って来ない。避難所から仮設に移った方で、仮店舗のFAXだから応答に時間がかかるのだと思うが、どうもせっかちになる。

県立鶴嶺高のボランティア塾に、鶴校生の冬期体験学習を提案できる可能性を高めるために、実費の助成金を当たっている。茅ヶ崎サポセンで赤十字のサポート募金の話をもらってきた。これから始めようという活動はなかなか助成金がつかない。活動実績を問われるからだ。見通しがたてば、学校に話を持ち出せるのだが。

専門職の活動に市民活動が連携することは難しい。しかし、日常生活支援に活動の質をシフトしたとき、仮設の見守り活動は不可欠だ。そんな折り、宮城の被災地では、消防団員が仮設巡回を行なっていると聞いた。一般論として、ボランティア同士や保健師さんとが、互いがカウンセリングを展開すると、ろくなことが起きないという経験則がある。

私の巡回活動や夜間傾聴にしても、似たことが起きた経験がある。そのとき活動の質の線引きというか役割をきちっと分けておくと効果がある。

例えば、魔の時間をともに過ごす夜間傾聴は、いのちの電話以外、夜間対応している活動が無い。私はそのカウンセリングの有資格者の活動の隙間を埋めるものとしてみているから、越境といえば越境だ。しかし必要が先立つ。緊急を要する場合は対策後、必ず報告を入れている。消防団の話には少し肩の力が抜けた思いがあるのだが、地元活動と連携しなくては目的が達成できない。この迂回路を焦ってみても仕方が無いのだが。

知人から勧められて「災害時の心のケア ~被災者・支援者の方へ~」をDLした。心理臨床の方はこういう語りが好きだが、私の性には会わなかった。関係の再構築がそこには見失われているからだし、語りがアプリオリだからだ。**さん、一応読みましたので。偏屈ですみません。

夜間傾聴:橋本2君(仮名)
     南大沢君(仮名)


(校正2回目済み)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8/30 急がばまわれということ... | トップ | 9/2 構想(妄想)は膨らんでいく »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

引きこもり」カテゴリの最新記事