湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

*君の今後について要請はあるものの/福祉PJのレポートメモ

2007-03-12 07:08:01 | 引きこもり
私のように複数のところから収入を得て生計を立てている者は、確定申告をしなくてはならない。親の分をあわせて、ためておいた領収書の山をPCの出納帳にまとめていく。これを基礎に青色申告の申請書を作り、3月15日までに提出する。ところが間際まで例年この作業を残しているものだから、今年のようにその時期に風邪を引くと地獄になる。ここで*君からの緊急招集がかかれば、俎上の鯛(そじょうのたい)のような状態になってしまう。

熱は37度台まで下がったものの、咳き込んで自分の話している話題すら忘れてしまう。PCに摘要区分を打ち込んでいるところで咳き込んで、隣人からうるさいとの抗議があった。*君の母親から、主治医のTさんと進めていることにクレームがついて、至急会いたいという連絡がNさん経由で繰り返されていた。脂汗がにじむ。

*君がこのまま、いつ暴発するかわからない不安を抱えつつ、*君を説得によっておとなしくさせようと考えることは、この間起きている物事を表層的に解決しようとすることであって、経過のからむ彼の病態像が見えていないことに等しい。次回主治医と*君が会うまでには数週の間があり、その期間どうしていいか親御さんは悩んでいる。しかし、*君を野獣のように扱うのは間違いだ。彼は自己解決の閉塞した状況があって、域を超えることで暴発している。彼のなした破壊行為は誤りであり、その責任は彼に返る。しかし、根源にある親子の歪みは関係の歪みである。その義や真理を主張することは、事態をもつれさせ、親という立場を虚しくさせるばかりだ。説教では解決がつかない。彼が自分の世界を広げ、踏み出していくことを根幹にすえない限りどうしようもないことなのだ。

私の夜間傾聴は善悪判断の旗を持たないし、良導の愚かさを持たない。だからそこに流れ去る言葉は命を持っている。しかしその言葉を受け止める気力が、萎えている。突然の睡魔に言葉は遮られてしまう。今夜も連絡してきた先方に謝った。夜間傾聴休み。部屋が暖まると咳は収まった。

やはり焦りが出てくる。生業休業中のそれであり、*君や伊勢原君・入谷君へのそれであり、自ら時間食いつぶした結果としての「わーく」の停滞だ。困ったなと思いつつ領収書の山を前に舟を漕いでいる。

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以下は、昼間に書き足したもの。メモのままである。


一昨日の福祉PJは、後半、今年度を振り返る場があった。あらゆる領域から具体的に提案してもらうことで、そこで問題になっていることを単純に知るばかりではなく、共通項をまさぐることが出来た。その中には、直接その活動と接点を持ち連携していくことも生まれてきた。しかし、福祉という世界はあまりにも広い…。

このような話をしたところで、前回の市社協の福祉実践計画の話の中で、地区社協の活発な活動例との連携が次回テーマとなり、この連携活動を膨らませることを考えるという話が提案された。確かにこの方がリアルであるが、福祉PJは他がやってこなかったのっぺりとした陳列主義もまた役割だろうと思っている。

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コミュニティビジネスとソーシャルファーム。
市民活動が解決力・展開力を持つためにビジネス手法を用いることと、地方自治体など行政(コミュニティ)の利権を得る企業の収益活動(ビジネス)が混用されてしまうと問題が大きい。「コミュニティビジネス」という言葉は、市民活動に化けた企業活動も許容してしまう。

生き難さを抱えているものがその解決のために、またはよりよい生活を得るために、自らがその解決力と展開力を得る活動をソーシャル・ファームと呼ぶ。

当事者性 誰の利害に基づくものかを明確にする。   自助活動の意義

アントレプレナーシップの対象活動には、市民に役に立つすばらしい活動がある。しかしそれが百万合ったとしても、それは活動の作り方としては落とし穴に落ちている。それは自分たち自身の活動としてたっていないからだ。そこでは市民は受益者でしかない。

「ソーシャル・ファームの定義」の資料配布。


以上

(校正1回済)
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