湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

後期の夏期講習が始まって

2007-08-27 08:08:26 | 引きこもり
後期の夏期講習が始まった。私のようなおっさんは裏方なのだが、それでもシビアな競り合いが起こる。例えば煙草。未成年だからいかんというのかという彼らの古典的迫り方は、実はもう古い。大概規則に「禁煙」としてあって、ここは禁煙だから吸うなという話となる。だから彼らは、今度は規則の根拠を問う形で論を張ってくる。私は全く関係ない。喫煙は健康を害する、前人類やめたほうがいい。こうなると、あとは余計なお世話論だけだ。私は周辺迷惑論もあえて言わない。迷惑をかけながら関わりあうのが、もともと人間だと思うからだ。だが、「煙いからやめろ」という論は他人を担ぎ出していない分、正論だと思う。

昨日は若い教員が私を呼びに来た。いわゆる喧嘩に強いタイプでは全く無い私を呼びに来る神経は、なんとも感覚擦り切れていると思うのだが、私がいくと事はとても荒立つ。全然解決しない。とってもむかつくらしいので、しばらく威嚇を聞いている。まあ座れと促して、足が悪いから腰掛けたり、胡坐(あぐら)をかく。相手は座らないことが大半だが、話が遠いので何人かは座ってくる。ときには、なにやらくつろいでくるのだが、世の中そうはうまくいかない。大半は罵声が飛ぶ。しかし立ち去る。この繰り返し。

実はこの子たちは在校生ではない。在校生のまわりに集まってきた子たちだ。ローカルな規則はだから通じない。中学生時代、彼とそっくりな顔の奴がいて、今それがどうなっているか知っているので、同じ人生を歩くなら、彼はあまり幸せな老後を送らない。なんで若いうちから野暮ったいおっさんをやってるのか、その意味でアホだと思う。

ともかく、今日はさっそく一組3人がもめて、立ち去った。巡回先の青年の体調が悪く、大丈夫だろうかと近くのコンビニで思案してると、目の前を3人組が通った。手を振ったら、ものすごい顔をして通り抜けた。あ、大丈夫だとわかった。

危険だからやめとけと上司は言う。はいと答えても、すべてはなりゆき。しょっちゅう「けり」やら「小突き」やら、やられているのだが、線越えてやってしまったことがないのだから、いいんじゃないかと思っている。注意するときは、彼らの前で名札をはずし、名前を名乗る。だから私を覚えているのもいる。

こんなことを書いたが、煙草話はそれほど頻繁にあるわけではない。彼女と立ち話をしていて、すっと路地に消えるのが多い。

もうひとつの「塾」の方は、管理臭がぷんぷんしている。年齢差がある青年があまりいないかわりに、在日2世がいる。だからどうということもないが、ときどき彼らが窓から外を眺めている場面に出会う。麦茶を持っていくのだが、すっと逃げてしまう。あとで「麦茶爺ぃ」の噂をきくこともある。追えば逃げる。これは鉄則。待っていても向こうからくることはないが、偶然同じ場に鉢合わせすることがある。そのとき先方が逃げ出さないから、まあいいかと思う。あまりあちこちに動かないで、先方が探したとき、「あそこ」か「ここ」というように、私の居場所がわかればいい。

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今日の授業は午後にある。終えて相模原から祖師ヶ谷大蔵に出るのが、ちょっと面倒。巡回の青年の様子がおかしいので、予定変更にならなければいいがと思う。親御さんと別居していて、健康管理があきらかに悪いのだ。


夜間傾聴:大森君(仮名/ 朝、講習あるので、中途で堪忍)

(校正2回目済み)
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