迎春ねぷた

2022-01-24 00:00:22 | 美術館・博物館・工芸品
寒川神社に初もうで。昨年も3~4週間後に参詣した気がする。人出は昨年と同じぐらいかな。何年か前に圏央道の寒川北インターができてから自宅から1時間以内に行けるようになったのだが、それまでは厚木インターから亀のようにノロノロ進むしかなかった。すぐ着くのはいいが、ありがたみが薄れたと思う人もいるだろうか。



ところで、寒川神社の初詣のイベントの一つが『迎春ねぷた』。今年が22年目ということ。13回目からは古事記、日本書紀から「神話」を題材にしているそうだ。

今年の題目は、『風神雷神~厄難消除~』ということ。



緑の方が風神、赤の方が雷神。風神は風を司る神様で、悪霊、疫病退散のパワーを持っているそうだ。また機嫌を損ねると台風のような風災害を引き起こすそうだ。雷神は雷=雨を司り、その結果、農業神とも言われるが、無論のこと機嫌が悪いと大洪水をもたらす。

基本的には、疫病と自然災害を日本国から吹き飛ばし隣の国へ送りつけようということだ。

ところが、現在の日本に降りかかるだろう厄災は、ミサイル、巨大地震、津波、火山爆発。どちらかというと、地面を司る神様のご機嫌取りが重要な気がする。